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ランスロット・フロンティア/C.C.
ピザ が ために

某食品会社が主催する、KMFによる競技大会。
優勝者には、レアもののマスコット人形と、
ピザ1年分が贈られるという。

偶然その情報を入手したC.C.は、
カレンを巻き込みつつ、大会に参加することに。

果たして彼女たちは、
優勝賞品を手に入れることが
できるのであろうか…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

カレン「はぁ~…。なんで、こんなところに来ちゃったのかしら…」
C.C.「なんだ今更?」「このKMFによる競技大会で優勝して、ピザ1年分と激レアなマスコット人形を手に入れるためだろうが」
カレン「目的を聞いてるんじゃない! なんで、あたしがここにいるのかってことよ!」
C.C.「ほう、理由が知りたかったのか? ほら…」
カレン「ちょっ!? その写真をこんなところで出さないでよ!」
C.C.「この、油断しきった寝顔。よく撮れてると思わないか?」
カレン「くっ…!」
C.C.「私としてはこの写真を売った代金で、ピザを買っても一向に構わんのだがな」
カレン「絶対にこの大会で優勝して、データを取り戻してやるんだから!」
C.C.「フフ…。期待しているよ」
〔歓声〕
C.C.「いよいよ、始まるようだな」
カレン「こんな場所にまで歓声が聞こえるなんて、どれだけ人が集まってるのよ
C.C.「あの食品会社が主催している大会だからな。もっと熱気があってもいいくらいだ」
カレン「はしゃぐのはいいけど、正体を隠して参加してるんだから、くれぐれもバレないようにしなさいよ?」
C.C.「わかっているさ。私たちが参加していると知られれば、ブリタニアの連中が来るだろうからな」「優勝賞品を必ず手に入れるためにも、そんなヘマをするわけにはいかん」
カレン「なら、いいけど」
〔歩み寄る足音〕
男(若者)「そろそろ試合になるので、準備をお願いします」
C.C.「うむ、了解した」「行くぞ、カレン。早くグラスゴーに乗れ」
カレン「はいはい…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(若者)「強い! 強すぎる! 『ピザお届け愛好会』チーム、またまた大勝利です!」
〔歓声〕
カレン「なんなのよ、このチーム名は…」
C.C.「名前などどうでもいいだろう。それよりも、このままいけば優勝は間違いないな」
カレン「所詮は、素人に毛が生えた程度の相手だから。あたしたちが負ける要素はないけど…」
C.C.「けど、なんだ?」
カレン「あたしたち、ちょっと目立ちすぎてない?」
男(若者)「このままどこまで勝ち進んでいくのか、注目せざるを得ません!」
C.C.「正体がバレたわけではないんだ。気にする必要もあるまい」
カレン「そうかもしれないけど。なんだか、嫌な感じがするのよね…」
C.C.「心配性だな、お前は。これでは、ルルーシュも苦労しそうだ」
カレン「な、なんでルルーシュの名前が出てくるのよ!」
C.C.「おいおい、私は…」
ブリタニア騎士「全員、その場を動くな!」
カレン「ブリタニア!」
男(若者)「お、おいちょっと! アンタたち!」
ブリタニア騎士「邪魔だ!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「ぐっ!?」
女(若者)「きゃあああああ!」
〔人の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕

ブリタニア騎士「大人しくしろ!」
ブリタニア騎士「ここにテロリストがいるとの通報があった。庇い立てするようなら、容赦はしない」
ブリタニア騎士「抵抗しようなどと、無駄なことは考えるな!」
C.C.「ブリタニア軍に包囲されたか…」
カレン「どうするのよ、これ…?」
C.C.「決まっているだろう…。優勝賞品を手に入れて、とっとと逃げるぞ」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

カレン「賞品を手に入れるってどうやって!?」
C.C.「カレンが奴らをかく乱し、その隙に私が優勝賞品を奪い取る」
カレン「随分と簡単に言ってくれるけど!」
ブリタニア騎士「いたぞ、テロリストだ!」
カレン「見つかった…!」
男(若者)「くそッ! なんでバレたんだ!? 俺たちはただピザが欲しかっただけなのに!」
ブリタニア騎士「黙れ! 貴様らテロリストに、発言する権利はない!」
カレン「あたしたちを捕まえにきたわけじゃない…?」
C.C.「とは言え、このまま無事にというわけにはいかないようだがな」
ブリタニア騎士「おい、そこのKMFのパイロット! さっさと降りてこい!」
カレン「ッ!?」
ブリタニア騎士「なにをしている、早くしろ!」
C.C.「腹を決めるしかないようだ。どうする、カレン?」
ブリタニア騎士「そうか、そんなに撃ち殺されたいのなら望み通り蜂の巣にしてくれる!」
カレン「あーもう! わかったわよ! やればいいんでしょ! やれば!」
C.C.「そうこなくてはな」
カレン「あたしの合図と同時に行って。しくじるんじゃないわよ」
C.C.「了解した」
ブリタニア騎士「全機、構えろ!」
カレン「まだよ。まだ、もう少し…」
ブリタニア騎士「撃てッ!」
カレン「今ッ! うおおおおおッ!」
〔KMFの走行音〕
ブリタニア騎士「なに!? コイツら抵抗するつもりか!」
C.C.「悪いが、このまま突破させてもらう」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カレン「まだなの、C.C.!?」
C.C.「奴らの邪魔が鬱陶しくてな。もうしばらく堪えてくれ」
カレン「こっちはグラスゴーなのよ! そう長くは…!」
C.C.「機体のせいにするとは、らしくもない」
カレン「だったら、代わりなさいよその機体と!」
C.C.「できるなら代わってやりたいところだが、連中がその隙を与えてくれなくてな」
カレン「ほんとに口の減らない女ね!」
C.C.「見えた! あれさえ手に入れれば…」
ブリタニア騎士「行かせるか!」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

C.C.「なっ!?」
ブリタニア騎士「チィ! 外したか…!」
C.C.「なんだと…」
カレン「なにかあったの、C.C.!」
C.C.「ピザが…」「レアなマスコットが…」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

カレン「なに? よく聞こえないんだけど!」
C.C.「全部…全部燃えてしまった…。優勝賞品が全部…」
カレン「はあ!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ブリタニア騎士「ようやく追い詰めたぞ。これで、お前たちも終わりだ」
カレン「くっ…!」
C.C.「………」
カレン「なに、ぼさっとしてんの! 目的の物が無くなっちゃったんだから、なんとか突破居して逃げるわよ!」
C.C.「………」
カレン「ちょっと聞いてるの、C.C.!」
C.C.「まだ駄目だ…」
カレン「なにがよ!」
C.C.「まだ逃げるワケにはいかない」
カレン「なに言ってんの!? そんな場合じゃないことくらい、あんたにだってわかるでしょ!」
C.C.「仇を取らなくては…」
ブリタニア騎士「これで終わり…」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ブリアニア騎士「な、に…!?」
C.C.「…ピザとマスコットの仇、とらせてもらうぞ」
ブリタニア騎士「な、なにを言ってるんだアイツは…」
ブリタニア騎士「ええい、怯むな! 攻撃を続けろ!」
C.C.「お前たち、ここから生きて帰れると思うなよ」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

C.C.「ピザ1年分とマスコットを破壊した罪、せいぜいあの世で悔いるのだな」
カレン「感傷に浸ってる場合じゃないでしょ!」「観客も出場者たちもいつの間にか逃げたみたいだし、あたしたちも行くわよ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カレン「なんとか、ブリアニアの連中を撒けたみたいね」
C.C.「………」
カレン「いつまで気落ちしてるのよ。らしくもない」
C.C.「仕方ないだろうが…。あれを手に入れるために、わざわざこんな場所にまで出向いたのだからな…」
カレン「たかだか、ピザくらいでオーバーな」
C.C.「されど、ピザとマスコット人形だ…」
カレン「あんたがそんなだと、こっちまで調子がおかしくなるのよね」
C.C.「それはすまないな。私のことは放っておいてくれ」
カレン「………」
C.C.「………」
カレン「はぁ~…。わかった、付き合うわよ…」
C.C.「なにも言っていないだろうが」
カレン「なにも言わずに、あたしが言い出すのを待ってたんでしょ?」
C.C.「………」「フッ…。よくわかっているじゃないか」
カレン「ただ、勘違いしないでよね。あんたに付き合うのは、データを返してもらうためなんだから」
C.C.「わかっているさ、ちゃんとな。では行くぞ、カレン」
カレン「行くってどこによ?」
C.C.「大会はあの会場だけではなく、別の場所でもやっていたな。うまくすればまだ間に合うかもしれん」
カレン「ほんと懲りないわね…」
C.C.「そんな感情、とうに忘れてしまったからな」
カレン「やっぱり魔女だわ、あんた」
C.C.「フフフ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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