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ガイアガンダム/ステラ・ルーシェ
人という名の兵器

コーディネイターに対抗するべく
ブルーコスモスが生み出した、
投薬や様々な手段で肉体を改造強化された
生きた兵器『エクステンデッド』。

ナタルの部下として配属されたステラもまた
そのひとりであった。

戦いの中でしか生きられない少女…
その彼女の下へデストロイに代わる
新たなモビルスーツが届けられる。

彼女を戦いへと駆り出す為に…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ステラ「これが私の新しい機体?」
ナタル「RGX-03ガイア。スティングたちのカオス、アビスと同じくザフトが開発した新型モビルスーツだ」「我々がアーモリーワンを強襲した際には、未配備だったために奪取できなかったが、先日別動隊が強奪に成功し、こちらに回された」
ステラ「デストロイは? もう使わないの?」
ナタル「あれは現在、修理中だ。しばらく出撃する事はできない」「デストロイでないのが不満か?」
ステラ「ううん。ステラ、あれ好きじゃない。乗ると嫌な気分になる」「だから乗らなくていいの、ちょっと嬉しい」
ナタル「…そうか」
ステラ「? ナタル、どうかした?」
ナタル「何でもない」「いつ上層部から任務が来るかわからん。今からシミュレーションをして機体に慣れておけ」
ステラ「うん、わかった」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ナタル「戦闘結果に問題はないようだが、デストロイと比べてどうだ?」
ステラ「デストロイみたいに嫌な気分にならないし、ステラ、こっちの方が好き」
ナタル「しばらくはこの機体に乗ってもらうことになる。これから少しずつ慣れていけ」「今日のところはひとまずこれでいい。部屋に戻って休め」
ステラ「うん。じゃあね、ナタル」
〔歩き去る足音〕
ナタル(初めて乗った機体をああも簡単に扱うとは…)(エクステンデッド、戦うために作られた存在か…)
〔歩み寄る足音〕
スティング「デストロイで散々酷使しておいて、今度は奪ってきたばかりの新型ね…」
ナタル「スティング」
スティング「ホントいいように使われてるぜ、俺たち」
ナタル「…上層部からの命令は絶対だ。不満があるのか?」
スティング「ねえよ。俺たちは戦うのが役目だからな」「ま、せいぜいうまく使ってくれよ。俺もステラも、死ぬのだけはごめんなんでな」
〔歩き去る足音〕
ナタル「………」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ナタル「先ほど上層部から正式に命令が下った。我々はこれより、密かに建造されたメガノイドの基地の制圧にあたる」「攻撃するのは我が隊のみだが、基地の規模はそれほど大きなものではない。充分に対処は可能だろう」
クロト「ふーん、面白そうじゃん」
オルガ「コーディネイターじゃないところが、気に入らねえけどな」
ステラ「ねえ、なんでステラだけ出撃しないの?」
ナタル「ステラはガイアに乗ってまだ日が浅い。機体に慣れていない状態では、隊の行動に支障をきたす可能性がある」「それに、先の戦いの影響もまだ残っているかもしれないからな」
ステラ「でも…」
シャニ「うっさいなぁ。足手まといがいるとうざいんだよ」
ステラ「ステラ、足手まといじゃない」
スティング「そんな奴らの言うことは気にするな。自分たちが劣ってるからひがんでるだけだ」
オルガ「…言ってくれるじゃねえか」
アウル「なんならアンタらも留守番しててもいいんだぜ。なにせ足手まといがいるとうざいんでね」
シャニ「殺す…」
ナタル「やめないか、お前たち! 早く出撃準備に迎え!」
オルガ「チッ…」
〔ハッチの開閉音〕
スティング「じゃあな、ステラ。ちゃんと留守番してろよ」
〔歩き去る足音〕
ステラ「みんな…」
ナタル「ステラは艦内待機だ。いいな?」
ステラ「うん…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

オルガ「ハッ! 歯ごたえのない奴らだぜ!」
アウル「これだけ叩けば充分だろ。さっさと帰ろうぜ」
スティング「そうだな」
〔軍の警報〕
スティング「! こいつは…?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

連合兵「基地内部に熱源反応を確認! 急激に上昇していきます!」
ナタル「奴ら、基地を自爆させるつもりか! モビルスーツ隊を撤退させろ!」
連合兵「すでに脱出しようとしているようですが、敵残存兵が退路を塞いている模様!」
ナタル「くっ…!」(このままではモビルスーツ隊は基地の爆発に巻き込まれる。何か手は…)
〔通信の開く音〕
ステラ「ナタル! 私、出る!」
ナタル「ステラ!? ガイアに乗っているのか!?」
ステラ「私、みんなを助けにいきたい!」
ナタル「なんだと!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ナタル「なにを考えている!? 基地はいつ爆発するかわからん! 行けば巻き込まれるかもしれないんだぞ!」
ステラ「でも、みんなが帰って来ないの、ステラ、嫌…!」
ナタル「ステラ…」
ステラ「ナタル、お願い!」
ナタル「…わかった、出撃を許可する。ただし…」「必ず全員で戻ってこい! いいな!」
ステラ「ありがとう、ナタル!」

クロト「くっそぉ! うじゃうじゃわきやがって!」
アウル「喋る暇があるなら、敵を落とせよ! 先輩!」
スティング「まずいぜ。このままじゃいずれ時間切れだ! どうにかしねえと・・」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

オルガ「あん?」
ステラ「うわああああああっ!」
〔バーニアの噴射音〕
スティング「ステラ!? どうして、ここに!?」
アウル「バカッ! お前、何しに来たんだよ!」
ステラ「怖いもの、全部なくす…」「怖いものは、消えろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

スティング「包囲に穴が開きやがった! よし、一気に抜けるぞっ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ナタル「あの爆発に巻き込まれずに全員良く帰還してくれた」
クロト「ひどい目にあったぜ。早く休ませてほしいね」
ナタル「ステラもよくやってくれたな」
ステラ「みんなを助けられて良かった」
アウル「けど、あの状況で普通来ないだろ。こいつ、本当にバカだな」
スティング「だが、今回はその生命知らずのバカと、上の奴らが押しつけたガイアに救われちまったってわけか…」「いくぞ、ステラ、アウル」
〔歩き去る足音〕
ステラ「うん」「またね、ナタル」
ナタル「ああ」
〔歩き去る足音〕
ナタル(上層部は彼女たちを兵器としてしか見ていない。たとえ戦いが無くなったとしても、彼女たちの未来は…)(…それでも生き続けてほしいと思う私は、甘いのかもしれんな…)
【シナリオエンドデモ終了】


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