ガウェイン／ゼロ
円卓上 の 共犯者
ブリタニアから奪取した、
新型ナイトメアフレーム・ガウェイン。
実験機に過ぎなかったこの機体だが
ラクシャータの手により改造を施され
完成をみていた。
そして、その性能を確かめるべく
起動実験を行おうとしていた…。
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
Ｃ．Ｃ．「起動実験をするのは構わんのだが、なぜ私が操縦しなければならないのだ…」
ラクシャータ「仕方ないだろ、システム周りが複雑なんだ。十全にこいつの能力を発揮しようとするなら、操縦とシステム管理を分けるしかないの」
ゼロ「そういう事だ」
Ｃ．Ｃ．「私はお前の共犯者であって御者ではない」
ゼロ「だからこそお前に操縦を頼んでいるのだ」「俺の命を本当の意味で預けられるのは、Ｃ．Ｃ．、お前だけだからな」
Ｃ．Ｃ．「調子のいい事を」
玉城「ラクシャータ、俺たちは本気で攻撃していいんだよな？」
ラクシャータ「もちろんさ。そうじゃないと実験にならないからね」「これにかこつけて、ゼロに溜めた不平不満を晴らしちゃえばいいんじゃな～い？」
玉城「へへ、そういう事なら」
朝比奈「手加減せずにやらせてもらいますかね」
藤堂「…お前たち。これは遊びではないのだぞ」
朝比奈「分かってますって。だからこそ本気でやらないと意味がないんじゃないですか」
藤堂「ならば良いのだが…」
Ｃ．Ｃ．「相当人望がないようだな。見てみろ奴らのやる気を」「今にも噛み付いてきそうな勢いじゃないか」
ゼロ「なら飼い主が誰であるのか今一度叩きこむ必要があるな」
ラクシャータ「それじゃあ、開始～」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
玉城「いけるぜ、これなら！」
朝比奈「少しばかりやりすぎちゃったかな？」
藤堂「気を抜くな。相手がどのような攻撃をしてくるのかまだ把握できていないのだからな」
玉城「どんな攻撃が来ようが、あんな動きだったら楽勝だぜ！」
杉山「さっさと終わらせてやろうぜ、玉城！」
玉城「おうよ！」
藤堂（足をすくわれなければいいが…）
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
ゼロ「どうした、Ｃ．Ｃ．。機体の動きが安定しないようだが」
Ｃ．Ｃ．「操縦が複雑なんだ…。動かせているだけでも充分だと褒めてもらいたいものだな」
ゼロ「前を見ろ！」
Ｃ．Ｃ．「ッ！？」
玉城「飛んでるから大丈夫だって油断してやがったな！ これでもくらいやがれ！」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼロ「ぐッ…！？」
ラクシャータ「あーあー。ロケット弾なんかモロにくらっちゃって」
ゼロ「出力が下がってるぞ。このまま落ちたりしないだろうな…？」
Ｃ．Ｃ．「文句があるのなら、席を代わってやってもいいんだぞ」
玉城「もう一発くらいやがれ…！」
Ｃ．Ｃ．「回避が間に合わん！ そちらで処理してくれ…！」
ゼロ「了解した」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
朝比奈「おいおい…。なんだよ今の攻撃は…」
ラクシャータ「ハドロン砲。荷粒子砲の一種さ」
玉城「あんな武器が付いてるなんて聞いてねえぞ！」
ラクシャータ「そりゃそうさ。説明しなかったからね」
玉城「そんなのありかよ！？」
ゼロ「やられたままで終わるつもりはあるまい」
Ｃ．Ｃ．「もちろんだ」
ゼロ「ならば見せてやろうではないか。我々の実力というものを…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ゼロ「フハハハハハ！ この火力、圧倒的ではないか！」
Ｃ．Ｃ．「ようやく操縦にも慣れてきた。これならば本来の機体性能が引き出せそうだ」
ゼロ「ならば殺さぬ程度に遊んでやるとしよう」
藤堂「来るぞ…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
千葉「的は大きいが、こうも飛び回られていると…」
卜部「ガウェインを開発したのがブリタニアだという事を考えるに」「ナイトメアフレームが空を飛ぶ時代もそう遠くないのかもしれん」
朝比奈「その時のために何か対策を考えておかないとですね」
玉城「ゆっくり話しこんでる場合かよ！ このままじゃ俺たち全員やられちまうぞ！」
朝比奈「全員？ 冗談はやめてくれよ」
仙波「不利な状況での戦いには慣れているのでな。これしきの事、動揺するに値せん」
藤堂「まずはあの機体を地上に落とす」
千葉「承知！」
ゼロ「さあ、どこからでも来るがいい。お前たちにガウェインの真価を見せてやろう！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ラクシャータ「そこまで～」
玉城「た、助かった…」
千葉「あと少し時間があれば倒せたというのに…！」
Ｃ．Ｃ．「もっといたぶってやれば良かったかな？」
ゼロ「いや充分だ。ガウェインの性能は十全に理解できた」「この機体ならば、白兜にも後れを取る事はあるまい」
藤堂「決戦の日は近いか…」
ゼロ「１日も早く、ブリタニアの手からトウキョウを取り戻さねばならんからな」
卜部「そのために我々は存在するのだ。その戦だけは負けるわけにはいかん」
ゼロ「この私の頭脳とガウェイン…。それにお前たちがいれば勝利も不可能ではない！」
Ｃ．Ｃ．「この国を救ったあとは…。忘れていないだろうな？」
ゼロ「もちろんだ。それがお前と俺の契約なのだからな」
Ｃ．Ｃ．「ならいい…」「私はその日を迎えるまで、お前の共犯者でいよう」
【シナリオエンドデモ終了】
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