紅蓮特式/紅月カレン
ランスロットsiN/枢木スザク
解放と罪のシンボル
光和2年。
悪逆皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが
討たれて早くも1年以上の月日が経ち、
世界は平和緒求める人々の意志と努力によって、
平穏を保たれていた…。
あの激動の日々を駆け抜けた彼女たちは今…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
カレン「ふう…特式のテストってこれで全部ですか? ラクシャータさん」
ラクシャータ「今ので全部。ご苦労様~」「やっぱりあんたに頼んで大正解。他の連中には、この紅蓮は荷が重すぎた。データのひとつもまともに取れやしないもの」
カレン「まあ…紅蓮は基本specが高い分、扱い方が難しいですから」「ただ手伝うのは今回限りですよ。今の私は一大学生なんですから」
ラクシャータ「あー、そうだったっけ。覚えておくわ」
カレン「…そういえばラクシャータさん、聖天八極式は解体したんですか?」
ラクシャータ「ええ、バラしたわよ。私の紅蓮をプリン伯爵があんなにいじるなんて…だからこの特式を作ったのよ。」「…な~に? あっちの方が良かったって言いたいのかしら?」
カレン「い、いえ、そういうわけじゃないですよ。ただ、ちょっと気になったっていうか…」
ラクシャータ「まあいいわ。昔の男が気になったみたいなものなんでしょうし」「正直な話、プリン伯爵の件を抜きにしても、前大戦であちこちにガタがきていたし、統合打撃装甲騎計画も進めないといけないしね」
カレン「この紅蓮特式はその統合打撃装甲騎計画の一環で造られたものって話でしたね」「資料を読ませてもらった感じだと、この状態に桑手、増加装甲や追加武装をつけられるみたいですけど…」
ラクシャータ「そ、ウチの可愛い妹が考えたフレームコートよ」「完全装備のフルコート状態なら、一KMFを拠点防衛ちゃ機動要塞としても運用できるようになる優れモノ」「今の時代に金のかかるナントギガフォートレスなんかをわざわざ造らせてもらえないからね」
カレン「コストダウンを求めた結果と…。とはいってもよく思いつきましたね」
ラクシャータ「本人曰く、着せ替え人形を見て思いついたって言ってたけどねー」
カレン「は、はあ…」
ラクシャータ「それはそうとあんた、最近どうなわけ?」
カレン「大学で海のこととか色々と勉強してますけど、それもあってか、最近釣りにはまっちゃって」「ラクシャータさんも、一緒にやってみませんか? 楽しいですよ、釣り」
ラクシャータ「私は遠慮しておくわ」「海と向き合うようりも、機械と向き合っていた方が性に合うもの」
カレン「あはは…」
ラクシャータ「けど…黒の騎士団のエースだったあんたが釣りねぇ…」「そういうのを見ると、本当に平和になったって感じよねぇ」
カレン「はい…本当に…」(この平和がいつまで続くのかはわからない。けど、叶うのならこれがずっと続けばいいと思う)(でなきゃ、ルルーシュが生命をかけてまでやったことが無駄になるから…)
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
シュナイゼル「やあ、邪魔するよ」
ゼロ「ラクシャータ、真母衣波の開発状況を確認させてもらいに来た」
ラクシャータ「ああ、今日来る約束だったわね」「おしかったわね。もう少しタイミングが違えば、面白い取り合わせになったかもしれないのに」
ゼロ「何の話だ?」
ラクシャータ「気にしなくてもいいわよ。こっちの話だから」「で、壱式だけど、事前にデータを送っておいた通り、9割方完成してるわ」
ゼロ「要望通り、零式に搭載していた機能を制限してくれているな。あとは…、そうだな。カラーリングも頼む」
ラクシャータ「ホント、注文の多いことで。イメージを良くしろだの。色が印象悪いだの。武装が平和の象徴にそぐわないだの」
ゼロ「すまない。私は必要ないと言っているのだが…」
シュナイゼル「世界は確実に平和へと邁進している。しかし、だからといって力を束成すのは別だよ。ゼロに何かあっては皆が困るからね」
ゼロ「……」
シュナイゼル「せっかくラクシャータが作ったアルビオンゼロを貴方が拒んだからですよ、ゼロ」
ゼロ「アルビオンゼロか…」「…そういえば、ランスロットの新型が開発されているという噂を耳にしたが、何か知っているか?」
ラクシャータ「はっ、あの機体なら私は関わってないわよ。どこかの誰かが、どこかの民間会社に投げて、どこぞの馬の骨に造らせてるらしいからね」
ゼロ(彼女の様子から見て、開発しているのはロイドさんの所か…)「…ランスロットは、悪逆皇帝ルルーシュが強いた圧政の象徴として民衆から忌避されている」「アルビオンゼロもそうだったが、わざわざそのような機体の開発を続けさせる必要があるのか…?」
シュナイゼル「ゼロ、あなたの気持ちは理解でき出来ます」「ですが、あれを嚮導兵器として見た場合、その性能は実に高く評価されている。それは開発に関わっていた私も保証します」
ゼロ「だから開発を続ける必要があると…?」
シュナイゼル「そのようぬい判断されているからこそ、進められているのでしょう」
ゼロ「………」
ラクシャータ「…あんたたちさぁ、ウチに来たのはそんな話をするためだったわけ?」「ほら、ゼロ。あんたには真母衣波の調整データを取らせてもらう約束だったわよね?」
ゼロ「…わかった。シミュレーターの方を準備してくれ」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ゼロ「ふぅ…」
スザク「予定よりも30分押し…少しシミュレーターをやりすぎてしまったか…」(黒の騎士団CEOとしての責務に自分で無意識に溜め込んでいたのかもしれないな…)(…今さら弱音か? ゼロ)(すでに覚悟はしていたはずだ…。これから先の人生…ゼロとして生きることをこの平和を守り続けるという意味を)(ならば、ゼロであり続けなければならない…)(それが俺の…)
【シナリオデモ終了】
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