ゲッター號/一文字號
ゲッター線を持たぬゲッター
橘博士が造り上げたゲッター
『ゲッター號』
他のゲッターと同様、
3つの形態に変形できるこの機体は
一文字號、橘翔、大道剴の3人が
パイロットとして選ばれた。
彼らはこれからの戦いに備えるため、
激戦の傷を癒やすべく基地で修理を受けていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
號「へへ、ゲッターか…。いつ見てもいい面構えだぜ」
剴「おい、號。手が空いてるなら整備の手伝いをしてくれよ!」
號「いいのかよ、剴? 俺が手伝ったらお前の『恋人』を壊しちまうかもしれないぜ?」
剴「そんな意識で戦うから、いつも傷だらけになるんだよ!」「もっと愛を持て、愛を! ゲッターは愛情を持って動かすものなんだ!」
號「そんなもんかね? ま、愛情役はお前に任せる」「その代わり、俺はお前の分まで戦ってやる! 戦いは全部俺に任せてくれ!」
〔歩み寄る足音〕
????(※翔)「フ…随分と大口をたたくじゃないか、號」
號「なんだと!?」
翔「まさか多少ゲッターを動かせたぐらいで、もう一人前になったつもりなのか?」
號「てめえ、翔…! いつにも増して挑発的じゃねえか! お前が女でもケンカなら買うぜ?」
剴「止めろ、ふたりとも。俺たち3人、同じゲッターチームじゃないか」
號「止めるな、剴! こいつは俺の腕を信用してねえんだよ!」
翔「今までの戦いを見て、信用しろという方が無理なんじゃないか?」
號「てめえ!」
翔「だがそこまで自信があるというなら、改めてお前の力を見せてもらうとしよう」
號「何…?」
翔「ここには模擬戦の為に造られたメカザウルスのコピーがある。そいつらと戦ってもらう」
剴「お、おい翔…! ありゃ実弾まで積んであるやばい代物だぜ!」「そりゃ本物程の力はないが、それだって当たり所が悪けりゃ、怪我じゃすまないぞ!」
翔「だからこそ、腕を試すには丁度いいんじゃないか」
號「フフフフ…。命懸けで俺の腕を見極めようってわけか!」「おもしれえ! 受けて立つぜ!」
剴「號!?」
號「しっかり見てろよ、翔! この一文字號の実力をな!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
號「はぁ…はぁ…! どんなもんだっ…!」
剴「さすがは號だ。あっという間に全部倒しちまいやがった…」
翔「フフ…。ダメだな…」
號「なんだと!?」
剴「待てよ、翔。確かに荒っぽいところはあるが、號は…」
翔「そう、パワーは確かに見事なものだ。だが、判断力や技術に関しては最低レベルだ」「この程度で一人前を名乗るつもりなのか、號?」
號「てめえ…好き勝手言いやがって!」「ならお前が認めるまで何度でもやってやるぜ! もっとメカザウルスを出せ!」
剴「熱くなり過ぎるな、號! お前、今の訓練で…」
〔通信の開く音〕
橘博士「みんな、訓練は中止だ! 街にメカザウルスの軍団が現れた!」
剴「メカザウルス!? 本物が現れたのか…!?」
橘博士「直ちに街へ向かってくれ! 頼んだぞ、ゲッターチーム!」
〔通信の閉じる音〕
翔「聞いての通りだ! 行くぞ、號、剴!」
號「ああ! だがさっきの言葉忘れんなよ!」
翔「なに?」
號「力を認めるかどうかだよ! 俺は実戦の方が燃えるタイプなんだ!」「奴らとの戦いで俺の力を証明してやるぜ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ガレリイ長官「ゴール様より授かったこの大軍勢。フフフ…まさに壮観だな」「これだけの数があれば街の制圧など容易い! すぐ我ら恐竜帝国の支配下に置いてくれるわ!」
號「寝言は寝てほざくんだな!」
ガレリイ長官「なにぃ?」
號「お前らのくだらねえ野望はこの一文字號とゲッターがぶっ潰してやるぜ!」
ガレリイ長官「現れたか、ゲッターの紛い物が!」「憎きゲッター線を使っていないその機体など、何度も後れをとりはせん!」
號「うるせえ! ゲッター線があろうがなかろうが関係ねえ!」「翔! 剴! このままゲッター1でやる! アイツらは俺が全部ぶっ倒す!」
剴「無茶だ、號! さっきの模擬戦でかなり体力を使っただろ!」
翔「いいだろう、やって見せろ、號」
剴「翔!?」
翔「ただし死ぬくらいのヤバい状況になった時は強制的に変形させる。いいな?」
號「そんなことになりゃしねえけどなあ!」「テメエらもついてねえな、恐竜帝国…! 今日の俺は気が立ってんだ! たっぷり憂さを晴らさせてもらうぜ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
號「へへへ…! なかなかの数を揃えてきてるじゃねえかよ!」
ガレリイ長官「フフフ…なかなか粘っているようだが、所詮は無駄なあがき。大人しくここで散るがいい!」
號「へへ…やられて、たまるか…よ」
剴「変形しろ、號! もうこれ以上は無理だ!」
號「…聞けねえな。言っただろ。俺が全部ぶっ倒すって…」
剴「バカ野郎! 意地になってんじゃねえ!」「翔! 號は見ての通りだ! 変形するぞ!」
翔「………」
剴「聞こえているだろ! 翔! 返事をしろ!」
翔「………」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
剴「なんで返事をしないんだ、翔! 今が本当にヤバいのはわかってるだろ!」「このままじゃ號も俺たちも全滅だ! 変形しろ、翔!」
翔「…変形は…しない…!」
剴「なっ! 翔!」
翔「奴もゲッターのパイロットだ…!」
剴「え…」
號「ゴチャゴチャうるせえぜ、剴…! 俺はまだ…」「戦えるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
〔機体の歩行音〕
ガレリイ長官「何!? まだ前に出るというのか!?」
號「この程度で弱音を吐いてちゃあ、こいつらを地獄に送ることなんてできやしねえ!」「そうだろ、翔、剴!」
翔「…フ」
剴「號…」(そうか…! 翔の奴、それで…!)「へっ! そうだったな! なら俺たちの生命、お前に預けるぜ! 號!」
號「おおおぉぉぉーっ…!」
ガレリイ長官「ええい! 死に損ない共が! やってしまえ、メカザウルス!」
號「こっからが本番だ! 俺たちの力、思い知らせてやるぜ! ガレリイ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ガレリイ長官「バカな…あれはゲッター線を使っていないロボットなんだぞ…?」
號「ゲッター線は関係ねえ! お前らの野望を叩きつぶすのが、ゲッターロボなんだよ!」
ガレリイ長官「おのれぇぇ…覚えておれ、ゲッターロボ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ終了】
剴「メカザウルス共は去って行ったか…。なんとか街を守ることができたみたいだな」
號「当たり前だろ! この一文字號とゲッターが負けるわけないからな!」
剴「はは! 調子の良い奴だぜ、お前は」
號「見たか、翔! ここまでやって半人前とは言わせねえぜ!」
翔「だが、この程度で苦戦するようではまだまだだ。私がやっていればもっと楽に勝っていたしな」
號「なにぃ!? まだ言うつもりか!」
翔「フ…」
剴(やれやれ、団結したと思ったらこれか。このふたりの間を取り持つのも楽じゃないな)(ま、こういう癖のある奴らじゃないと乗りこなせいのかもな。ゲッターってやつはよぉ…)
【シナリオエンドデモ終了】
● ユニットシナリオ「ゲッターロボ號」 へ戻る
● 強敵イベント「呼応する力」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。