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ゴトラタン/カテジナ・ルース
引き金を引く覚悟

北米に向かって進軍を続ける
ザンスカール帝国のモドラッド艦隊。

追撃してくるリガ・ミリティアを躱すため、
アドラステア級の戦艦から
モビルスーツ部隊が出撃する。

ザンスカール帝国のパイロットであり、
かつてはリガ・ミリティアに
身を寄せていたカテジナ・ルースは、
リガ・ミリティアのエースパイロットである
ウッソ・エヴィンと交戦することになるが…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

カテジナ「ガンダムもどき…! ウッソなのか!」
ウッソ「カテジナさん…! それに乗っているのはカテジナさんなんでしょ!」「なんでギロチンを使うような人たちと…!」
カテジナ「私はザンスカールが目指しているものを見たいのよ…!」「オールドタイプの古い人たちが創った世界が、変わっていくものを!」「それを邪魔するのならば!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ウッソ「無理矢理突っ込んできた…!?」「死ぬ気なんですか!」
カテジナ「私は…覚悟を持っている!」
ウッソ「このままじゃ落とされる…!」「このぉ!」
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕

カテジナ「きゃあぁぁぁぁ…!」
〔スパーク音〕
〔画面、フラッシュ〕

ウッソ「振りほどけない…一緒に落ちる!?」
〔システムダウンの音〕

カテジナ「メインスラスターがやられている…これ以上の戦闘行動は無理か」(救難信号を出し、待機するべきだろうが…このまま何の手柄もなくおめおめと帰っては、部下に舐められることになる…!)「ガンダムもどきも近くに落ちるのが見えた…ウッソのモビルスーツもまともに動かなくなっているかもしれない」(いざとなれば…情に訴えて隙を誘い出す)
〔歩み寄る足音〕
カテジナ「! あれは、ガンダムもどき…!」(…動いているようには見えない。やはり奴もマシントラブルか?)(ウッソの姿は見当たらないが、近くにはいるはず)「マリア主義のためにも、これ以上あのボウヤに邪魔はさせない…!」
〔銃を構える音〕
カテジナ「どうせ殺すのならば、この手で…」
〔銃を構える音〕
ウッソ「その銃を下ろしてください、カテジナさん!」
カテジナ「!」「…まんまと後ろを取られたというわけか」
ウッソ「…銃を下ろしてください、カテジナさん」「でないと、撃ちますよ…!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

カテジナ「私に銃を突きつけるとは…変わったね」
ウッソ「こんなことはしたくはないんです…! 戻って来てくださいよ、カテジナさん!」
カテジナ「私には戻る理由がない…!」「私はマリア女王の、母なる女性を中心にした世界を創るといった考えに共感している!」
ウッソ「街や人も関係なく押し潰すような、おかしい人たちばかりなんですよ!?」
カテジナ「地球に住む者は自分たちに都合の良い偽善ばかりを振りかざす!」「地球を腐らせないためには、元を断たなきゃいけないでしょ!」
ウッソ「だからって、ギロチンを使って処刑をしたり、バイクで人を押し潰すような真似…!」
カテジナ「なにより私は…」「クロノクルを、愛しているのよ」
ウッソ「!?」「愛って…あの愛?」
カテジナ「子供の言う愛とは違うのよ!」「伯爵がギロチンにかけられ、私自身も危うかった中で…クロノクルだけが私に優しくしてくれた」「私に愛情を求めるばかりで、何もしてくれなかったあんたとは違うのよ! ウッソ!!」
ウッソ「僕だって…」「僕だって! カテジナさんを助けようとしてました! 今だってこうして…!」
カテジナ「助けると言った口で、私に銃を向けているじゃないか!」
ウッソ「! ち、ちがっ…これは!」
カテジナ「違いはしない! あんたは本当は、私のことなんてどうでもいいのよ!」
ウッソ「こうでもしないと、カテジナさんは話を聞いてくれないから!」
カテジナ「そういう手段しか思いつかないのなら手足の一本や二本だろうと撃って、私を強引に連れて行けばいいでしょう」「非情になれる覚悟もなく、半端な手段しか取らないから子供だと言っている!」
ウッソ「思い出が銃口を鈍らせることだって…あるでしょう!?」
カテジナ「子供が知った風な口を…!」
〔銃を構える音〕
ウッソ「! 何で銃を構えて…!? こっちも狙っているんですよ!」
カテジナ「覚悟のない者が、生身の人間を撃てるものか!」
〔銃声〕
〔画面、発光〕

【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

ウッソ「本気で…本気で僕を撃とうとして…」
カテジナ「私のために…死んで! ウッソ!!」
ハロ(画面オフ)「ウッソキケン。ウッソキケン」
〔機体の歩行音〕
〔画面、フラッシュ〕

ウッソ「ハロ!」
カテジナ「ガンダムもどき…! オート操作にしていたのか…!?」(これ以上は…無理か!)「…覚悟がなければ、戦場で死ぬだけよ。よく覚えておきなさい、ウッソ」
〔走り去る足音〕
ウッソ「! 待ってください…待ってくださいよ!」「カテジナさあぁぁぁぁぁん!!」

クロノクル「どういうことだ…? 救難信号の場所にカテジナはいない、モビルスーツはもぬけの殻…」「この辺りにいるとは思うが…」
カテジナ「クロノクル!」
クロノクル「! そこにいたか、カテジナ!」
カテジナ「遅いぞ! 何をしていた!」
クロノクル「旗艦はすでに戦域を離脱した。両軍ともモビルスーツは後退し始めている」「お前こそ、救難信号の場所から離れて何を…」
カテジナ「説教ならば、艦に戻ってから聞く」
クロノクル(生身で戦場を歩き、気持ちが昂ぶっているのか?)(これだから女というものは…)「掴まれ。我々も艦に戻るぞ」
カテジナ「わかった」
〔バーニアの噴射音〕

ハロ(画面オフ)「テッキハッケン。テッキハッケン」
ウッソ「…カテジナさん」
ハロ(画面オフ)「ウタナイノカ、ウッソ。ウタナイノカ」
ウッソ「…あのモビルスーツにはカテジナさんも乗っている」「それに交戦意志のない機体を後ろから撃つなんて、出来ないだろ?」「撃つことなんて…出来ないんだ…」

〔バーニアの噴射音〕
カテジナ(私はもうウーイッグにいた女ではなく、ザンスカールに所属する女なのだ…)
クロノクル「カテジナ。そそろ艦に着くぞ」
カテジナ「ええ…」(昔とは違う…昔とは、違うのよ…)「もう私には…ここしか居場所がないのよ」
【シナリオデモ終了】


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