ハインヘルム強襲型(カタリーナ機)/カタリーナ・カンパーニ
ハインヘルム改強襲型(グーニラ機)/グーニラ・グレーナー
カワイイのはどっち!?
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
ハインヘルム、ハインヘルム改を開発した天才、
グーニラ・グレーナー。
彼女は自分が造った機動兵器を『娘』と呼び、
無限の愛を注ぎ続けていた。
一方、オリーヴに対して強い想いを抱く、
カタリーナ・カンパーニ。
このふたりがぶつかるのは、
当然の帰結であった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
グーニラ「カワイイ…。スゴくカワイイよ、ハインヘルム改…。君はなんてカワイイんだ、ハァハァ…」
〔歩み寄る足音〕
オリーヴ「おはようございます、グーニラ博士」
カタリーナ「どもー」
グーニラ「見てくれ、ふたりとも。このハインヘルムたちを!」
カタリーナ「いつも通りですね」
グーニラ「そう、いつも通り! いつも通りカワイイだろ!」
カタリーナ「可愛いと思いますか?」
オリーヴ「うーん、そう言われればそう見えなくも?」
グーニラ「もっとちゃんと見てくれ、私の娘たちを!」「この凛々しい顔! 繊細でいて力強いプロポーション! 効率性を重視した機能美の数々!」「まさに機動兵器という名の芸術品だよこれは!」
カタリーナ「またヘンタイの発作ですか?」
グーニラ「ヘンタイの発作!?」
カタリーナ「そうとしか表現しようがありませんよ。ね、オリーヴさん?」
オリーヴ「私はヘンタイだとは思わないですけど」
グーニラ「だよねだよね! やっぱり、オリーヴ君はよくわかってるよ!」
オリーヴ「でも、可愛いというか格好いいですかね」
グーニラ「ッ!? 彼女たちは女の子だぞ!」
カタリーナ「いや、機械でしょ」
グーニラ「それなのに、格好いいだなんて…! ヒドいじゃないか!」
カタリーナ「格好いい女の子だっているでしょ。あれは、機械ですけど」
グーニラ「君たちは駄目だ! 私の娘のカワイさがわかるまで、乗らせてあげない!」
オリーヴ「ええ~!?」
カタリーナ「それじゃあ訓練を始めるので、どいてもらえますかね?」
グーニラ「いまの私の話を聞いていたのか!? 私は乗らせないって言ったんだよ!?」
カタリーナ「ばりあー」
グーニラ「バリアー!?」
カタリーナ「このバリアーで、博士の言葉は無効化しました。というわけで、どいてください」
グーニラ「なにその勝手なルール!?」
カタリーナ「だいたいですね、博士は可愛いというのがどういうことかまったくわかっていませんよ」「いいですか? 可愛いとはつまり、オリーヴさんのことです」
オリーヴ「えっ? 私!?」
カタリーナ「いつも朗らかな笑顔。抱き心地の良さそうなプロポーション。効率性を重視した機能美の数々」「まさに、オリーヴさんという名の私の嫁ですよ」
オリーヴ「なにか色々とおかしいような…」
グーニラ「いやいや、わかっていないのは君の方だよ。私の娘こそ最カワに決まってるだろ」
カタリーナ「いやいやいや。オリーヴさんは私の嫁に決まっているじゃないですか」
グーニラ「だから、私の娘が極カワなんだって!」
カタリーナ「オリーヴさんは私のものです」
オリーヴ「あの…おふたりの話、噛み合ってないですよ?」
グーニラ「こうなったら仕方ないな…」
カタリーナ「ええ、そうですね…」
グーニラ「私の娘たちと、オリーヴ君で勝負だ!」
カタリーナ「どっちが優れているのか、見せつけてあげますよ」
オリーヴ「急に噛み合っちゃった!?」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
オリーヴ「…なんで私が、戦わないといけないんんでしょうか?」
カタリーナ「あの分からず屋に思い知らせるためです。さあ、ハインヘルムを倒してください」
オリーヴ「生身でですか!? 無理ですよ、無理無理!」
グーニラ「ふっふっふっ。どうやら娘の勝ちのようだね」
オリーヴ「グーニラ博士も冷静になってください…」
カタリーナ「まだまだ、勝負はこれからですよ」「さあ、感じるのです。オリーヴさんの絶妙な抱き心地を」
オリーヴ「わわわっ!? ちょ、ちょっとカタリーナさん!?」
カタリーナ「ああ、癒やされる…。これがオリーヴさんの真価ですよ」
グーニラ「どれどれ」
オリーヴ「グーニラ博士まで!?」
グーニラ「た、確かにこれは癒やされるな…。なんか、フニフニしてるし…」
オリーヴ「ふたりとも離れてください~!」
カタリーナ「こんな素晴らしさが、ハインヘルムにありますか? フニフニ」
グーニラ「ぐぬぬ…。確かにこの点においては、劣っていると言わざるを得ないだろう…。フニフニ」
オリーヴ「フニフニしないでください!」
グーニラ「しかし、まだ負けたわけではない! ハインヘルムはその時々の状況に応じて、3種類の装備に換装することが可能なのだ!」
カタリーナ「いまさらな説明ありがとうございます。ですが、それならオリーヴさんもできますよ?」
オリーヴ「ええ~!?」
カタリーナ「まずは、悪いオリーヴさん」
オリーヴ「わ、悪い!? えぇと…」「お、おう! ぶつぞ!」
カタリーナ「続きまして、セクシーなオリーヴさん」
オリーヴ「わわわっ!?」「あ、貴女、とっても可愛いわね」
カタリーナ「最後に、お嫁さんになったオリーヴさん」
オリーヴ「おかえりなさい」
カタリーナ「………」
グーニラ「………」
オリーヴ「うう…恥ずかしい…」
グーニラ「結構、良かったんじゃない? セクシーのやつとか」
カタリーナ「セクシー良かったですよね。オリーヴさんの意外な一面が見られた気がします」
オリーヴ「掘り返さないでください…」
カタリーナ「というわけで、オリーヴさんの勝ちですね」
グーニラ「完全に、娘の勝ちでしょ?」
カタリーナ「ほほう、まだ敗北を認めないと? どうやら徹底的にやるしかないようですね」
グーニラ「それはこちらのセリフだよ。君に敗北の味を教えてあげようじゃないか」
オリーヴ「私の負けでいいですから、もうやめておきましょう?」
カタリーナ「安心してください、オリーヴさん。絶対に勝ってみせますから」
オリーヴ「伝わってない!?」
グーニラ「さあ、オリーヴ君! 勝負の続きをしようじゃないか!」
オリーヴ「そんなこと、全然望んでないのに…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
グーニラ「ここまでの結果は、30勝30敗…。なかなかやるじゃないか」
カタリーナ「なにを言っているんですか。オリーヴさんの本気はここからですよ?」
オリーヴ「うう…もうお嫁にいけない…」
カタリーナ「安心してください。私がオリーヴさんをもらいますから」
オリーヴ「半分はカタリーナさんのせいなんですけど…」
グーニラ「…実はここまでの戦いを通して、ひとつ気づいたっことがあるんだ」
カタリーナ「ほほう。奇遇ですね、私もです」
グーニラ「なら、同時に発表するとしようか」
カタリーナ「ええ、構いませんよ」
グーニラ「いくぞ…!」
グーニラ「私の娘もオリーヴ君も…」
カタリーナ「どっちもアルティメット可愛い」
グーニラ「フッ…」
カタリーナ「ふふふっ」
グーニラ「まだまだ語り尽くせない想いがあってね。向こうで互いの愛の深さを語り合うというのは、いかがかな?」
カタリーナ「いいですね。でも、私にオリーヴさんを語らせたら、一晩じゃおわりませんよ?」
グーニラ「私は娘についてなら、3日はいけるね!」
カタリーナ「間違えました、5日はいけます」
グーニラ「私も10日はいけるのを、勘違いしていたよ」
カタリーナ「ただしくは、ひと月でした」
グーニラ「すまんすまん、1年だった」
カタリーナ「ちょっと博士、大人げなくないですか?」
グーニラ「その言葉、そっくりお返しするよ」
カタリーナ「なるほど、そういう態度ですか」
グーニラ「これはもう仕方ないな…」「再起不能になるまで戦ってやろうじゃないか!」
カタリーナ「望むところです。いきますよ、オリーヴさん」
オリーヴ「いい加減にしてください~!」
【シナリオデモ終了】
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