ハインヘルム強防型(アヤメ機)/アマノミヤ・アヤメ(水着2017夏)
ハインヘルム強防型(ベルタ機)/ベルタ・ベルンシュタイン(水着2017夏)
波間に漂う冥王
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
そのメンバーのひとり
ベルタ・ベルンシュタインには
泳げないという弱点があった。
完璧な冥王を目指す彼女はその克服のため、
アヤメの特訓を受けることになったのだが…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
ベルタ(※浜辺)「まったく、30分も柔軟運動をさせるとは…アヤメめ、我の運動神経を舐めているな」「だが泳ぎを覚え水陸両用冥王になるためだ。今だけは従ってやろう…今だけな。クゥ~クックックッ!」「さて、アヤメを呼びに…ん?」
男(※若者)「ねぇねぇ、君どこから来たの?この辺じゃ見かけない顔だよね」
男(※若者)「俺たちと一緒に遊ばない? 絶対楽しいから! ね、ね!」
アヤメ(※浜辺)「結構です、人を待っていますので」
男(※若者)「そんなこと言わないでさー。ね! 変なことしないから」
アヤメ(※浜辺)「ですから…」
〔歩み寄る足音〕
ベルタ(※若者)「おい、我の連れになんのようだ」
男(※若者)「ん? なんだこの子?」
アヤメ(※浜辺)「ベルタ、体操は終わったのですか?」
ベルタ(※浜辺)「人に柔軟やらせておいて全く見てなかったのか!? いいからとっとと泳ぎを教えろ!」
男(※若者)「あ、もしかして君! この子の妹ちゃん?」
ベルタ(※浜辺)「妹…だと?」
男(※若者)「そっか、お姉ちゃんと練習に来てたのか。でも、ごめんね。お姉ちゃんちょっと借りていくから」
男(※若者)「後でアイス買ってあげるから、ひとりでお留守番しててね」
ベルタ(※浜辺)「さっきから大人しく聞いていれば…この我のどこが妹だと言うのだ!」
男(※若者)「なっ! じゃあこっちが恩絵恵さん!?」
男(※若者)「姉妹でこうも違うとは…なんて残酷な遺伝子なんだ」
ベルタ(※浜辺)「貴様らぁぁぁぁ!!」
男(※若者)「あ、じゃあお姉さんも行きます? えぇと、アイス奢りますし」
アヤメ(※浜辺)「もう充分でしょう。お引き取りください」「それともなんですか…。私と、本気で遊びたいとでも…?」
男(※若者)「ひっ! お、俺のナンパ魂が怯えている!?」
男(※若者)「なんかマズいぞ、この人! い、行こうぜ!」
〔走り去る足音〕
アヤメ(※浜辺)「まったく、ああいう人には困ったものですね」
ベルタ(※浜辺)「全くだ!」「この冥王13柱がひとりベルタ・ベルンシュタインを子供扱いするとは、万死に値するぞ!」
アヤメ(※浜辺)「子ども扱いならいいじゃないですか。さっきみたいなこともないですし」
ベルタ(※浜辺)「…どういう意味だ?」
アヤメ(※浜辺)「どうって、男の人に声を掛けられなくていい…と」
ベルタ(※浜辺)「つまりあれか! 我が男の目にも関わらない哀れで惨めでどうしようもない女だと言いたいのか!?」
アヤメ(※浜辺)「曲解しすぎです。そういう意味ではなくて…」
ベルタ(※浜辺)「うるさい! 我だって本気を出せば男なんて一撃コロリなんだ!」「それを証明してやる! お前はそこで待ってろ!」
〔走り去る足音〕
アヤメ(※浜辺)「あ…ベルタ…。…本当に羨ましいと思っただけなのに」「仕方ありません。様子を見に行きますか…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ベルタ(※浜辺)「勢いで言ってみたものの、ナンパのされ方など全然わからんな…」「とはいえ、我の美貌を持ってすれば、立っているだけで充分だろう」
〔歩み寄る足音〕
男(※若者)「………」
ベルタ(※浜辺)「クゥ~クックックッ! 早速カモが来たか」「さあ、我を存分にナンパするがよい!」
〔歩き去る足音〕
ベルタ(※浜辺)「………」「え? 素通り?」「ま、まあいい。きっとあの男は調子が悪かったのだろう」「おっ、また来たな」
〔歩み寄る足音〕
男(※若者)「………」
ベルタ(※浜辺)「次こそはナンパしてくるに違いあるまい。そうだ、そのまま近づいて足を止めるが良い!」
〔歩み寄る足音〕
〔走り去る足音〕
ベルタ(※浜辺)「って、なぜそこで走る!?」「ええい! 今の男が急用があったのだ! 次こそ、次こそ必ず我に声を掛けるはず!」
〔歩み寄る足音〕
男(※若者)「………」
ベルタ(※浜辺)「よし! さあかかって…」
〔バーニアの噴射音〕
ベルタ(※浜辺)「ブースター!? 今のブースター!?」「なぜだ! なぜ誰も我に声を掛けんのだー!」
〔歩み寄る足音〕
アヤメ(※浜辺)「ベルタ…」
ベルタ(※浜辺)「お、お前見ていたのか…」
アヤメ(※浜辺)「もう充分です。これ以上続けたら、あなたの心が壊れてしまいます」
ベルタ(※浜辺)「そこまで重症なのか!?」
アヤメ(※浜辺)「重症というレベルではありません。もはやデッドです」
ベルタ(※浜辺)「死んでる!?」
アヤメ(※浜辺)「なむ…」
ベルタ(※浜辺)「ええい! うるさいうるさい! 我はナンパされるまでここを一歩も動かん!」
アヤメ(※浜辺)「意固地にならないで下さい。たとえナンパされなくても、ベルタには良いところがたくさんあるのですから」
ベルタ(※浜辺)「ふん! そんな言葉信用できるか!」
アヤメ(※浜辺)「嘘ではありません。何より、あなたは『可愛らしさ』があります」「それは私が欲しくても手に入れられないもの。正直、羨ましいです」
ベルタ(※浜辺)「そ、そんなこと言ってもダメだぞ! それに、冥王の我に可愛さなど必要ない!」「お前がいるとナンパの邪魔だ! さっさとどっか行けー!」
アヤメ(※浜辺)「はぁ…分かりました」「じゃあ私は出店回りをしてますから、気が済んだら来て下さいね」
ベルタ(※浜辺)「それだけ持ってて、まだ食べる気か! ええい、勝手にしろ!」
〔歩き去る足音〕
ベルタ(※浜辺)「ふ、ふん! 可愛いと言われても嬉しくもなんともないわ…」
〔歩み寄る足音〕
男(※若者)「………」
ベルタ(※浜辺)「むっ! 新手が来たか…」(ここが勝負所だ、ベルタ・ベルンシュタイン! 己の持つ覇王級の可愛さを全て解放するのだ!!)(冥王チャーム! ゼンッカイ!!)
〔歩み寄る足音〕
男(※若者)「君、ひとりなの?」
ベルタ(※浜辺)「なっ!?」(冥王チャーム炸裂!?)「ううう、うむであるぞよ。わ、我はひとり孤独のぼっちな迷王だ」
男(※若者)「そっか。じゃあ僕と一緒に行こうか」
ベルタ(※浜辺)「え…う、うむ」(おお! 我も、我もついにナンパされたー!)(これでアヤメに一泡吹かせられるわ! クゥ~クックックッ!)「で、どこに行くのだ?」
男(※若者)「安心して、迷子センターはすぐそこだから」
ベルタ(※浜辺)「なるほど、なかなか小洒落た所に…」「は?」
男(※若者)「すぐにお母さん見つけてあげるから、それまで頑張ろうね」
ベルタ(※浜辺)「待て! 手を引っ張るな! お、おい!」「放せー! 我は迷子ではなぁぁぁぁい!!」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ベルタ(※浜辺)「うぅ…エライ目にあった。我のどこが迷子だというのだ…」「なぜこんな目に遭わなければならん。我はただ、ナンパされたいだけなのに…」「ん…?」
男(※若者)「ウェイウェイウェーイ! ちょお姉さん、なに食べてる感じスか?」
アヤメ(※浜辺)「みへのとほりフランフフルフォでふ」
男(※若者)「ヤッベ、何言ってるか全然わかんねえけど、かなりそそるんですけど!」
男(※若者)「たかしぃー! マジわかる~!」
男(※若者)「って事でお姉さん、俺らと遊び行きません?」
アヤメ(※浜辺)「…ゴックン。いいえ、結構です」
〔走り寄る足音〕
ベルタ(※浜辺)「なぜだー!」
男(※若者)「うおっ!? なんだ、この子!?」
ベルタ(※浜辺)「なぜいつもこいつなんだ! 我のどこが悪いんだ! 言ってみろ!」
男(※若者)「ベ、ベーって! この子、マジベーって!」
男(※若者)「絡まれる前にソクサリするっきゃないっしょ!」
〔走り去る足音〕
ベルタ(※浜辺)「逃げるな―! 我もナンパしろー!」
アヤメ(※浜辺)「ありがとうございます、ベルタ。おかげで追っ払う手間が省けました」
ベルタ(※浜辺)「うう、そうじゃない。我は…我は…」「ええい、何故だ! なぜ常に何か食っているこんなヤツに男どもは群がるのだ!?」
アヤメ(※浜辺)「私に言われても…モグモグ…わかりまへんよ」
ベルタ(※浜辺)「食べながら喋るな! 行儀が悪いぞ!」「なぜこんなヤツばかり…ひとりくらい、我に声を掛けても…」
〔歩み寄る足音〕
????(※オリーヴ(※私服))「そこのお嬢さん、お暇なら一緒にお茶でもしませんか?」
ベルタ(※浜辺)「え…」「も、もしかして我のことか!?」
オリーヴ(※私服)「はい」
ベルタ(※浜辺)「なっ! オリーヴ!?」
アヤメ(※浜辺)「どうしてここに?」
オリーヴ(※私服)「ちょっとこっちに用事がありまして。そしたら偶然、おふたりの姿を見つけたので、思い切ってナンパしちゃいました」
ベルタ(※浜辺)「ナンパ…」「聞いたか! 今、ナンパと言ったぞ! デンパでもネンパでもテンパでもない! ナンパだ! 我をナンパしたんだぞ!」
アヤメ(※浜辺)「ええ。確かにオリーヴさんはナンパしました」(一応、私も含まれているようですが…聞かなかったことにしましょう)
オリーヴ(※私服)「もしかして、忙しい感じですか?」
ベルタ(※浜辺)「そんなことはない! 暇で暇でどうしようもなかったところだ!」「さあ、我をどこにでもエスコートするがいい!」
アヤメ(※浜辺)「私は用がありますので。ふたりで楽しんできて下さい」
オリーヴ(※私服)「わかりました。じゃあ行きましょうか、ベルタさん」
ベルタ(※浜辺)「うむ! オリーヴよ、冥府の果てまで付き合ってやるぞ!」
【シナリオデモ終了】
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