カグツチ/鴇羽舞衣
デュラン/玖我なつき
美袋命/美袋命
戦う君のために…
『Highly-advanced
Materializing
Equipment』
それは、別の世界から力を引き出し、
想念を物質化させることができる力
この力、そしてこの力を持つ者を
『HiME』と言う
ある日、HiMEに覚醒した鴇羽舞衣。
彼女は異形のモンスター『オーファン』との
戦いに巻き込まれる
HiMEの運命に戸惑い、翻弄されながらも、
舞衣は学園と生徒を守るために戦うのだった
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
命「舞衣ぃー!」
舞衣「もう! いきなりくっついてこないの! 急ぐと危ないんだからね」
命「舞衣、学校が終わったのに慌ててないんだな!」
舞衣「うん。今日はバイト無いからね」「巧海も友達と出かけるし、久々、暇になっちゃったなー」
命「そうか! なら、これからご飯食べに行こう!」
舞衣「あんたねぇ、夕飯食べられなくなるわよ?」
命「舞衣が作ったラーメンなら、いくらでも食べられるぞ!」
舞衣「はいはい…。でも、時間もあるし、せっかくだからあそこ行きたいなぁ」
なつき「お前ら…何を騒いでいる」
舞衣「あ、なつき! あたし、今日バイト休みなんだ。一緒にカラオケでも行かない?」
なつき「断る。私はHiMEだ。そんな時間はない」
舞衣「HiMEだからって、別にカラオケくらいいいでしょ」
なつき「オーファン以外にも、『一番地』がHiMEを集めて何か企んでいるんだ。それを突き止める必要がある」
舞衣「一生懸命なのはわかるけど、たまには息抜きぐらいしないともたないわよ」
なつき「くどい。オーファンだっていつ出るかもわからないだろ。行きたいのならお前たちだけで行け」
命「どうするんだ、舞衣?」
舞衣「…あ~あ、カラオケに行く前にランジェリーのお店へ行こうかと思ってたんだけどなー」
なつき「…!」
舞衣「結構色んな種類の下着あったっけ。そんなに知られてない、穴場のお店なんだけどなぁ~」
なつき「…店だけ教えろ」
舞衣「一緒に来ない人には教えませんよ~、だ! カラオケに付きあってくれたら、考えてもいいわよ?」
命「私はご飯が食べられればいいぞ!」
舞衣「はいはい、あんたはそうよね」「…で、結局どうするわけ? なつ…」
〔オーファンの鳴き声〕
舞衣「なに!?」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
命「がるるる…うああああッ!」
なつき「オーファンが出たのか!?」
舞衣「もう! あの子ってば、オーファンには見境無くなるんだから!」
なつき「…チッ。私たちも行くぞ!」
舞衣「え、ちょっと…待って!」
なつき「なんだ? オーファンを放っておけば、また学園中が混乱するんだぞ」
舞衣「それひゃ、わかってるけど…」
なつき「来たくないのなら…そこにいろ」
舞衣「っ! だって…しょうがないじゃない! あたしたち普通の学生なんだし、放課後くらい普通に遊んだって…!」
なつき「HiMEという力を手にした時点で、私たちはもう普通とは違う」
舞衣「…!」
なつき「私は自分のやるべき事は理解してるつもりだ。普通を捨ててでもな」
舞衣「………」
舞衣(どうしてそんな風に受け入れられるの? たまの休みにみんなと遊びたいって思っても、しょうがないじゃん)(でも、あたしがもし戦わなかったら…戦う力があるのに、何もしないなら…みんなが…)「ああもう! やってやるわよ!」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
〔撃破音〕
なつき「ふぅ…片付いたか」
舞衣「………」
命「舞衣…どうした? 暗い顔してるぞ…? どこか怪我したか?」
舞衣「あ、ううん。考え事してた! ありがとね、命…」
なつき「フン…考え事か。お気楽なものだ」
舞衣「あー、もう! なつき!」
なつき「な、なんだ。私は謝ったりしないぞ」
舞衣「いらないわよ、そんなの。あたしだって間違ってないし!」
なつき「フン…まだわかってないようだな」
舞衣「えーえー、わかりませんよ。学生らしいことして何が悪いわけ? だって、あたしたち学生じゃない!」「あたしは巧海のことも、HiMEのことも、学生生活のことだって、全部思い切りやる!」
なつき「…なら勝手にしろ」
舞衣「でもさ! そこには命だって…なつきだっていてくれなきゃ!」
なつき「…!」
舞衣「あたしの普通には、みんなが必要なのよ」
なつき「私を勝手に頭数に入れるな…」
舞衣「入れるよ。だってなつきも大切だから」
なつき「お前はすぐそうやって恥ずかしいことを…」
命「舞衣! 私は…私はどうだ!?」
舞衣「もう…あんたも大切に決まってるでしょ!」
命「私も、舞衣が大切だ!」
舞衣「こら…だからくっつかないの。しょうがないなぁ」
命「えへへっ」
舞衣「…ねぇ、なつき。あんたがやろうとしてること、すごく大変なことはわかるよ」「でも、それを思い切りやるんだったら、気分転換だって絶対必要でしょ? ずーっと怖い顔しっぱなしでさ」
なつき「…私が、か?」
舞衣「そうだよ。自分で気づいてないみたいだけど。続かないんだからね、そんなんじゃ」
なつき「………」
舞衣「ねぇ、だからさ、なつき。一緒にカラオケとか…どう?」
なつき「…相変わらず、強引だな。だが、カラオケには行かん」
舞衣「もう! どうしてそんな…」
なつき「ただ、まぁ…買い物くらいなら、付き合ってやらなくもない…」
舞衣「やった! じゃあ、決まり!」
命「うん! 舞衣、私は甘いものが食べたい! クレープがいい!」
舞衣「はいはい! じゃあ、皆で行きましょうか!」
【シナリオデモ終了】
● ユニットシナリオ「舞-HiME」 へ戻る
● イベント「HiMEと少女」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。