3式機龍乙型/碇シンジ
獣の生命より生み出されしモノ
いつもとは違う時間、違う世界…。
そこでは弱冠14歳の少年少女たちが、
エヴァンゲリオンと呼ばれる決戦兵器を駆り、
未知の巨大生命体『使徒』との戦いを
繰り広げていた。
その少年のひとり『碇シンジ』は、
搭乗機であるエヴァンゲリオン初号機を、
先の戦いの勝利の代償として
大破させてしまう。
束の間とはいえ、
戦いから解放された彼であったが、
作戦司令の葛城ミサトから、とある訓練を
命じられるのであった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
シンジ「3式…機龍…?」
ミサト「日本で開発された最新鋭の機動兵器よ。その内の1体が、ウチに試験供給されたの」「今日シンジ君には、その機体のシミュレーター訓練をやってもらうわ」
シンジ「…それって、僕がその3式機龍ってロボットに、乗るかもしれないってことですか?」「初号機は損傷がひどいから、しばらく使えないって言ってましたし…」
ミサト「勘違いしないでシンジ君。これはあくまで、3式機龍自体の性能評価の一貫に過ぎないわ」
リツコ「つまり色々とデータを取らせてもらうのよ。いいかしら、シンジ君?」
シンジ「…分かりました」
ミサト「シミュレーターの設定は、あとはシンジ君に合わせて微調整するだけよ。ひとまず初めてだし、そう気負わずにいきましょう」「大丈夫。あなたならちゃんとやれるわ、シンジ君」
シンジ「はい」(3式機龍…エヴァとは違うロボットか…)
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
リツコ「最初のターゲットは撃破できたけど、動きが固いわね」
ミサト「シミュレーターとはいえ、いきなりわけの分からないロボットで戦わされたら、無理もないでしょ」「しかも人型どころか、怪獣型だしね」
リツコ「形はさして重要じゃないのだけれど…。とはいえ、日本政府も面倒なモノお押しつけてくれたものだわ」
ミサト「日本に本部を置く以上、特生自衛隊と仲良くしておけって考えか、はたまた別の思惑があるのか…」「ま、今の私たちにできるのは、こうして性能評価のデータを取ることぐらいよね」
リツコ「そうね。その為にも、彼にはもう少し頑張ってもらいましょう」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
シンジ「ぐうっ…!」
ミサト「シンジ君、戦いの基本はエヴァと変わらないわ。敵との距離を詰めるのよ」
シンジ「距離を詰めるって…」(初めて乗ったロボットなのに、初号機みたいに動かせるはずないじゃないか…。ミサトさんだって分かってるはずなのに)
ミサト「来るわよ、シンジ君!」
シンジ「くっ…!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
シンジ「はぁ、はぁ、はぁ…」
リツコ「損傷率54%から84%に増大。切り札の3式絶対零度砲も、胸部装甲の大破によって使用不可能」「最終ターゲット群が残った状態でこれでは、さすがに難しいでしょうね。できれば最後までやりたかったところだけど…」
ミサト「まだ結論を出すのは早いんじゃない?」
リツコ「そうかしら?」
ミサト「ええ。確かにシンジ君は、まだ機龍自身の性能を引き出し切れていないわ」「でも、これまでシンジ君は、使徒との戦いを何度も切り抜けてきた。その経験はきっとあの子の糧になっているはずよ」
リツコ「糧、ね…」
ミサト「シンジ君、最終ターゲット群を出すわ」「それを倒せば全部終わりよ。やってみせて」
シンジ「………」
【シナリオエンドデモ終了】
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