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光武X/イヌイ・アサヒ
光武Ω(シャッテ機)/シャッテ・ジュードヴェステン
光武Ω(ホノカ機)/イヌイ・ホノカ
売店ヴギ

とある事故によって、
再び太正時代の帝都へと跳ばされたアサヒたち。

そこで彼らは元の世界へと戻るべく、
帝国華撃団のメンバーと共に
『負の想い』の解放を目指す。

そんな中、シャッテとホノカは、
自分たちになにかできることはないかと、
売店の手伝いをしようとしていた。

自分たちのコミュニケーション能力の低さを
すっかりと忘れて…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「はぁ…。紅蘭さんの実験、結構しんどいな…」「このままだと、死んじゃうんじゃないかな、俺…」
〔歩み寄る足音〕
シャッテ(着物)「こんなところで、なに暗くなってんのよ?」
アサヒ「シャッテ…?」
ホノカ(着物)「量産型の光武の実験は、もう終わったんですか?」
アサヒ「いや、今は休憩中なだけだけど…」「それより、どうしたんだその格好。さくらさんと同じ服を着たりなんかして…」
ホノカ(着物)「相変わらず、ダメですね兄さんは…」
アサヒ「なんでいきなりダメ出し!?」
シャッテ(着物)「格好のことを聞くより先に、それを着ている人に言うことがあるんじゃないの?」
アサヒ「言うこと? ああ、そうか!」「ふたりともよく似合ってるよ」
ホノカ(着物)「言われないと気付かないようでは、マイナス30点です」
シャッテ(着物)「でもまあ、許してあげましょうかね」
アサヒ「それで、その服はどうしたの?」
シャッテ(着物)「さくらさんから借りたのよ」
ホノカ(着物)「シャッテさんのは、さくらさんの替えのものを」「私のは、以前レニさんに着せるために送ってもらったものみたいです」
アサヒ「そうだったんだ。それを着て、ふたりで舞台にでも出るつもり?」
シャッテ(着物)「まさか。これから売店のお手伝いをしにいくのよ」
アサヒ「売店って、いまは舞台をやってないだろ。それなのに手伝いをするのか?」
ホノカ(着物)「兄さんはここでなにを見ていたのですか…?」「大帝国劇場の売店は、舞台がやっていない時でも常に開いているのですよ」
シャッテ(着物)「人気商品ばかりだから、いつもお客さんがたくさん来るんですって」
アサヒ「なるほどね。って、別にその格好をする必要はないような…?」
シャッテ(着物)「いつもの格好でするよりも、こっちの方が目立つからって由里さんがね」
アサヒ「なるほど。由里さんなら言いそうだね」
ホノカ(着物)「それでは私たちは行ってきますので、これで」
アサヒ「俺も休憩中だし、一緒に行こうかな」
シャッテ(着物)「別に構わないけど」
〔歩み寄る足音〕
紅蘭「こんな所におったんかいな、アサヒはん。準備が整ったんで行きましょうか」「今度の実験もスゴいで? 楽しみにしといてな」
アサヒ「あっ、はい…」「それじゃあふたりとも、売店のお手伝い頑張って」
シャッテ(着物)「アサヒの方こそね…」
ホノカ(着物)「兄さん、生きててください…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(画面オフ)「店員さん、こっちのプログラムを一部ください」
シャッテ「(着物)ひゃ、ひゃい!? こ、このハンカチですね!」
男(画面オフ)「いや、こっちのプログラムを…」
シャッテ(着物)「あわわ…すみません…! このプログラムですね?」
男(画面オフ)「いえ、こっちのです…」
シャッテ(着物)「ふぇっ!?」
ホノカ(着物)「…こちらのブロマイドでよろしいですね?」
女(画面オフ)「は、はい…」
ホノカ(着物)「…お包みしますので、少々お待ち下さい」
女(画面オフ)「あの…私、なにか怒らせるようなことをしましたでしょうか?」
ホノカ(着物)「…怒ってる? 私が怒ってるっていうんですか?」
女(画面オフ)「あ、いえ! なんでもないんです!」
椿「すみません、お客様! すぐにご用意させていただきますので、少々お待ち下さい!」(ここは私に任せて、おふたりは向こうで休んでいて下さい)
ホノカ(着物)「はい…」
シャッテ(着物)「はい…」
アサヒ「これはなかなか厳しそうだな…」
かえで「あら、アサヒくんじゃない? ふたりが心配で見に来たのかしら」
アサヒ「そんなところです」
かえで「ふふふ…。紅蘭の実験に付き合って大変でしょうに。キミもなかなか心配性ね」
アサヒ「いや、まあ…」
〔歩み寄る足音〕
ホノカ(着物)「あ、兄さん…」
シャッテ(着物)「うっ…! もしかして、いまの見てたの…?」
アサヒ「いや、まあ…」
シャッテ(着物)「あたしも頑張ればできると思ったのよ…。最近、人と話すのも慣れてきたし…」
ホノカ(着物)「同じくです。自分のコミュニケーション能力を、どうやら過信していたようです…」
かえで「ふたりとも、そんなに落ち込む必要は無いわ。誰だって初めはできなくて当然よ」
シャッテ(着物)「あたしたちでも、接客ができるようになるでしょうか?」
かえで「もちろんよ。ちゃんと練習をすればね」
ホノカ(着物)「私、やります! このままでは負けた感じがするので!」
アサヒ「いや、勝ちとか負けとかないから…」
ホノカ(着物)「…なにか言いましたか?」
アサヒ「いえ、なんでもないです…」
シャッテ(着物)「あたしも頑張ります!」
かえで「よろしい。では、頑張って練習しましょうね」
シャッテ(着物)「はい!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

椿「それじゃあ、接客の練習を始めますね」
さくら「椿ちゃんとあたしが、先生役を務めさせてもらいますね。おふたりとも一緒に頑張りましょう」
シャッテ(着物)「はい!」
ホノカ(着物)「よろしくお願いします」
椿「では、まずは笑顔の練習からしてみましょう」
ホノカ(着物)「笑顔の練習ですか?」
椿「硬い表情や暗い表情だと、お客様が警戒しちゃいますから」「笑顔でお迎えすることが大切なんです」
シャッテ(着物)「笑顔ですね、笑顔…」
さくら「では、おふたりもどうぞ」
シャッテ(着物)「ええと…」「こうかな…?」
ホノカ(着物)「えへへ…」
さうら「…なんだかもの凄く笑顔がひきつっちゃっていますね…」
椿「これだと、お客様がびっくりしちゃうと思います…」
シャッテ(着物)「笑顔もできないとか…」
さくら「もっと肩の力を抜いてやってみましょうか」
ホノカ(着物)「肩の力を抜く…。肩の力を抜く…」
椿「力を抜くことの集中し過ぎて、逆に力が入っちゃってますよ!」
ホノカ(着物)「む、難しいです…」
椿「いつもと同じ感じでいいんですよ。いつものように普通に笑顔になるだけで」
シャッテ(着物)「いつもと同じように…」
ホノカ(着物)「すみません…。あまり笑顔にならないもので…」
椿「ええと…」
さくら「だ、大丈夫ですよ! 練習すればちゃんとできるようになりますから!」
シャッテ(着物)「はい…」
アサヒ「………」
〔歩み寄る足音〕
紅蘭「なんで、こんな離れた所で見てるん?」
アサヒ「紅蘭さん」
紅蘭「ふたりが心配なんやったら、隠れてないで堂々と手伝ったらええのに」
アサヒ「俺が近くにいたら邪魔になりますから」
紅蘭「そないなことないと思うけどな」
アサヒ「俺が手伝わなくても、あのふたりなら大丈夫ですから」
紅蘭「信頼してるんやね」
アサヒ「それはもちろん」「実験の準備ができたんで俺のことを呼びに来たんですよね? だったら、早く行きましょうか」
紅蘭「なんや、随分とやる気やないの」
アサヒ「ふたりを見てたら、俺も頑張らないといけないなって」
紅蘭「せやね。それじゃあ、ウチらも頑張りましょか」
アサヒ「はい!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シャッテ(着物)「お買い上げ、ありがとうごじゃいました」
ホノカ(着物)「思い切り噛んでますよ…」
シャッテ(着物)「ふぇ!?」
ホノカ(着物)「もう少し、落ち着いてやってください」「お買い上げ、あじがとうごじゃいました」
シャッテ(着物)「あたしよりヒドいじゃない!」
ホノカ(着物)「…あれ?」
シャッテ(着物)「もう一度、頭からやってみましょう」
ホノカ(着物)「そうですね。できるまでチャレンジです!」
さくら「なかなか上手くいきませんね」
椿「おふたりとも一生懸命やっているのに、なにがいけないんでしょうか…」
かえで「もしかすると、お客様との距離の取り方を間違えているんじゃないかしら?」
シャッテ(着物)「距離の取り方、ですか?」
かえで「あなたたちが緊張してしまうのは、お客さまを見知らぬ他人だと思って接しているからのように見えるの」「でも、お客さまは他人ではなく、私たちを支えてくれる大切な存在よ」「だから、大切な人に接するように、接客をしてみたらどうかしら?」
ホノカ(着物)「大切な人…」
シャッテ(着物)「あたしの大切な人って…
かえで「ちゃんとイメージができたようね。椿ちゃん、お客さまの役をお願いできるかしら」
椿「わかりました!」
シャッテ(着物)「いらっしゃいませ」
椿「これとこれ。それから、この商品をいただけますか?」
ホノカ(着物)「この3つですね、かしこまりました。お包みいたしますので、少々お待ち下さい」
さくら「とてもいい感じじゃないですか」
かえで「どうやら、降下があったようね」
シャッテ(着物)「お買い上げありがとうございました」
ホノカ(着物)「またお越しください」
椿「おふたりとも、笑顔がとても素敵ですね」
シャッテ(着物)「ばっ、な、なに言ってんのよ!? そんなこと言われても嬉しくないんだから!」
椿「だ、ダメですよ! 商品を振り回したら!」
ホノカ(着物)「そういう恥ずかしいセリフは、他に誰もいない時にしてください…」
椿「お客さまになにを言ってるんですか!?」
さくら「おふたりとも、暴走しちゃってますね…」
かえで「あらあら。大切な人を思い浮かべすぎちゃったみたいね」
シャッテ(着物)「バカバカ! アサヒのバカ!」
ホノカ(着物)「もう一度言ってもらってもいいですか、兄さん…?」
椿「早く落ち着いてください~!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ホノカ(着物)「いよいよ、始まるのですね最終試験が…」
シャッテ(着物)「この結果によって、あたしたちの運命が決まるわ…」
アサヒ「いやいや、そんなに重くはないよね?」
ホノカ(着物)「なにを言ってるのです、兄さん。私たちは生命を懸けて接客業に挑んでいるのです」
シャッテ(着物)「そうよ! 生半可な気持ちでやってないわ!」
アサヒ「そうなんだ…。なんかゴメン…」
ホノカ(着物)「わかればいいです」
大神「そ、それで、俺たちはお客さんの役をやればいいんだよね?」
椿「はい。大神さんとアサヒさんを本当のお客さまに見立てて、実戦形式の最終試験を受けてもらいます」
大神「なんだか、随分と本格的なんだね」
さくら「おふたりともやる気に満ちていますので、どうせならこれくらいやった方がいいかなって」
かえで「大神くんもアサヒくんもふたりに遠慮はいらないわ」「しっかりとお客さまとして、評価をしてあげてちょうだいね」
アサヒ「わかりました」
椿「それでは、始めてください」
さくら「なんだか見ているこっちが、ハラハラしちゃいますね…」
かえで「安心なさい。たくさん練習したんですもの。あのふたりなら大丈夫よ」
シャッテ(着物)「こちらは、前回公演のプログラムでして、役者さんたちの裏話なんかも載っていますよ」
ホノカ(着物)「申し訳ございません。そちらの色は現在切らせておりまして、1週間ほどお待ちいただくことになります」
かえで「ほらね。心配する必要はないでしょ?」
さくら「はい、たくさん練習した甲斐がありましたね」
かえで「みんな、とても頑張ったものね」
大神「それじゃあ、これで会計をお願いします」
〔歩み寄る足音〕
由里「あれ、おふたりともブロマイドを買っていないようですけど?」
アサヒ「由里さん!?」
由里「とっても人気な商品で、お一人様一枚までのレアなアイテムですよ。買わないと損なんじゃないかな?」
大神「いや、その…」
さくら「………」
大神「今回はいいかな、なんて…」
由里「まあまあ、そう言わずに。ほら、シャッテさんとホノカさんのブロマイドも特別に作ったんですから」
シャッテ(着物)「いつの間に!?」
由里「練習してる時にこっそりとね」
椿「隠し撮りじゃないですか、それ…」
由里「細かいことは言いっこなしで」「それで、どちらをお買い求めになりますか?」
シャッテ(着物)「………」
さくら「………」
ホノカ(着物)「………」
大神「いや、なあ…アサヒ?」
アサヒ「そうですよね、大神さん…」
さくら「どちらになさるんですか、大神さん?」
シャッテ「はっきりと決めてくれるかしら?」
大神「ははは…」「そ、そうだ! これから見回りの時間なんだった!」
アサヒ「俺も紅蘭さんの実験の手伝いに行かないと!」
〔走り去る足音〕
さくら「逃がしませんよ、大神さん!」
ホノカ(着物)「待ってください、兄さん!」
シャッテ(着物)「ふたりとも、ちゃんと選びなさいよ~!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

紅蘭「お疲れさん。これで光武の実験はしまいや」
アサヒ「ありがとうございました」
紅蘭「礼を言うのはこっちの方や。あのふたりに負けんくらい、アサヒはんもよう頑張ったね」
アサヒ「そう言ってもらえると、今までの疲れも吹き飛びます」「それじゃあ俺は、あのふたりの様子を見てきますので」
紅蘭「ウチはもうちょいここに残るわ。ふたりによろしく言っといてな」
アサヒ「はい!」

大神「………」
〔歩み寄る足音〕
アサヒ「大神さん」
大神「アサヒか。ふたりの様子が気になって見に来たのかい?」
アサヒ「ええ、どうですかふたりの様子は」
大神「もう、すっかりと一人前だよ」
アサヒ「そうですか」
ホノカ(着物)「兄さん…? どうしたんですか、こんなところで?」
アサヒ「ちょっと、ホノカたちの仕事ぶりを見に来たんだ」
シャッテ(着物)「どう? 随分と様になってるでしょ?」
大神「ああ、これなら誰が見ても文句はないよ。もう売店を任せても大丈夫だね」
シャッテ(着物)「ふふふ。やったわね、ホノカ」
ホノカ(着物)「はい。頑張った甲斐がありました」
アサヒ「俺も接客の仕方をふたりに教えてもらおうかな」
シャッテ(着物)「教えてあげてもいいけど、あたしたちは厳しいわよ?」
ホノカ(着物)「はい、ビシビシと鍛えてあげます」
アサヒ「お手柔らかに頼むよ」
さくら「良かったですね、おふたりとも」
ホノカ(着物)「さくらさん」
シャッテ(着物)「さくらさんと椿さんのおかげです。本当にありがとうございました」
さくら「いえいえ、おふたりの努力の賜ですよ」「ところで、大神さん。ブロマイドのお話の続きですけど」
大神「いいっ!?」
ホノカ(着物)「そうですね。大切なことを忘れていました」
シャッテ(着物)「今度はもう逃がさないわよ?」
アサヒ「いや、それは…」
さくら「さあ、おふたりとも」
さくら&シャッテ(着物)&ホノカ(着物)「誰を選ぶんですか?」
大神「ははは…」
アサヒ「はぁ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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