ブラックサレナ／テンカワ・アキト
戻りえぬ日々
かつて起きた蜥蜴戦争において、
エステバリスのパイロットとして活躍した
テンカワ・アキト。
戦争終結後、Ａ級ジャンパーである彼は、
火星の後継者によって拉致され
身体とその人生を歪められてしまう。
その火星の後継者との戦いも
独立ナデシコ部隊の活躍により終結。
しかし、彼は仲間たちの元へは戻らなかった。
自分のような悲劇を二度と起こさないために、
ボソンジャンプを悪用しようとする者たちと
戦い続けるアキト。
そして今も、連合からハッキングした情報を元に
テロリストの極秘施設へと向かっていた…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
アキト「…ここは」
？？？？（※画面オフ）「アキト！」
アキト「ユリカ…？」
ユリカ（※画面オフ）「私はアキトとずぅ～っと一緒にいたいの！ ね、アキト？」
アキト「…すまない、ユリカ」「俺は…お前の元へは戻れない…」
ユリカ（※画面オフ）「アキト…？」
？？？？（※ラピス）「アキト…」
ラピス「起きて、アキト」
アキト「…ラピス」（夢、か）
ラピス「出撃の準備を。もうすぐ目的のポイントに到着する」
アキト「ああ。…警備の状況は？」
ラピス「周囲に機影なし。連合のデータ通り、防衛は無人の装置のみ」
アキト「堂々と守りはしないか。だが中にはそれなりに備えているはずだ」「奴らがボソンジャンプを悪用するテロリストなら…」
ラピス「………」
アキト「奴らが残したデータはすべて破壊する」「もう誰にも利用はさせない」
ラピス「アキト…」
アキト「…位置は？」
ラピス「目標のポイントに到着」
アキト「下がっていろ。俺ひとりでやる」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ラピス「目標施設の破壊を確認」
アキト「機体反応は？」
ラピス「反応なし。アキトがすべて破壊」
アキト「そうか…」
ラピス「何か気になる？」
アキト「…極秘施設とはいえ、防衛力が低く思えた」
ラピス「どうする？」
アキト「…長居は無用だ。ジャンプする」
ラピス「…できない。現在、ニュートリノ・バーストが発生中」「ゲドゥルトの影響下では、ボソンジャンプは不可能」
アキト「なら、通常航行で行く」
ラピス「了解」
〔レーダー反応〕
ラピス「機影を確認。こっちに来る」
アキト「…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
アキト「ラピス、どの機体か分かるか？」
ラピス「確認。軍所属モビルスーツのＧＮ－ＸIV」
アキト「…そういうことか」
ラピス「アキト？」
アキト「俺たちは嵌められた。ハッキングしたデータ自体、おびき寄せるための罠だ」「退くぞ。艦は俺とバッタで守る」
ラピス「了解。…機影、さらに増加」
アキト「………」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ラピス「敵機、さらに増加」
アキト「こちらの護衛機は？」
ラピス「全機出撃済み。うち４０％が撃破」
アキト「敵の新型は艦に狙いを集中させている。こうなって当然か…」
ラピス「アキト…」
アキト「…これしかないな」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
アキト「俺が敵を引きつける。お前はその隙に全力で後退しろ」
ラピス「アキトの回収は？」
アキト「必要ない」
ラピス「…いや」
アキト「ラピス」
ラピス「アキトを置いてはいけない。私はアキトの目、アキトの…」
アキト「お前がいては戦えない」
ラピス「…！」
アキト「艦を守りながら戦う余裕はない。ひとりで戦い続ければ生きる道もある」「行け」
ラピス「………」
〔バーニアの噴射音〕
アキト（さよならだ、ラピス）「行くぞ」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アキト「各部ブースター破損…エネルギーも…底をついたか…」「ここに流されては通信も…もう手は…ない…」「終わり…だな…ここで…」「………」
？？？？（※画面オフ）（アキト…）
アキト「………」
ユリカ（※画面オフ）「ずっと一緒だよ、アキト！」
アキト「…俺も」「もう一度…お前に…」
【シナリオエンドデモ終了】
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