ランスロット・アルビオン/枢木スザク
彼が 望む 明日
ある基地で起きたKMF部隊の反乱。
彼らは瞬く間に基地を占領すると、
そのままブリタニア本国との連絡を絶った。
この反乱を鎮圧する為、
枢木スザクに命令が下される。
彼は新型KMF
ランスロット・アルビオンを駆り、
戦場へと向かう…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
スザク「セシルさん、もうすぐ作戦エリアに到達します」
セシル「こちらでも確認しているわ、スザク君。今回のあなたの作戦は、その先の基地で反乱を起こしたKMF部隊を無力化することよ」「現在、近くの部隊ですぐに動けるのは私たちだけ。今回もひとりで戦ってもらうことになるけれど…」
スザク「それなら大丈夫です。ランスロット・アルビオンなら、かえってその方が戦いやすい」「それよりも、基地を占拠した部隊に何か動きは…?」
セシル「依然、沈黙を保ったままよ。基地を制圧した目的さえ不明」「これだけの事態を引き起こしておきながら、何も声明を出さないというのは不気味なものね」
スザク「今回の反乱の首謀者である方は、聡明な貴族であったと聞いたことがあります」「そんな方がなんの考えもなしに、反乱を起こすとはとても思えない」
ロイド「案外、感情的な理由なのかもしれないよ。ほら、例の貴族ってさ、名誉ブリタニア人に相当肩入れしてたって話も聞くしさ」
セシル「ロイドさん…!」「あの…スザク君…。今回、反乱を起こした部隊には…」
スザク「知っています。騎士の中には、名誉ブリタニア人も混じっているんですよね」
セシル「ええ…」
スザク「そのことなら問題ありません。自分はたとえ誰が相手でも戦う覚悟はあります」
セシル「スザク君…」
スザク「これより敵の警戒区域に入ります! サポートをお願いします!」
セシル「了解。気を付けてね、スザク君」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
セシル「基地内の抵抗勢力の無力化を確認。でも、これは…」
スザク「ええ、抵抗が少なすぎる…」
ロイド「敵の戦力も情報にあるものとは違うし…。どうやら、一足遅かったかな…?」
スザク「そうかもしれません…。サクラダイト貯蔵庫も丸ごと空になっていますから…」
セシル「ちょっと待って…! これは…!」
スザク「どうしたんですか、セシルさん!?」
セシル「今回の首謀者から、今、声明が出されたわ!」
スザク「なんだって…!?」
セシル「目的はナンバーズの地位向上とエリアの解放!」「それが受け入れられない場合は、サクラダイトを積んだ輸送機を、政庁にぶつけると…!」
ロイド「あちゃー、それはまた大胆な…」
スザク「セシルさん。その輸送機はどこにあるか分かりますか?」
セシル「ええ、声明を送った電波の発信源は特定できているから…。今、データを送るわ」
〔通信の開く音〕
スザク「…この位置、ランスロット・アルビオンなら追いつける!」
セシル「追うつもり…!?」
スザク「この基地にあったサクラダイトがすべて爆発すれば、どれ程の被害がでるか…」「絶対に止めてみせる! 僕の力で…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
スザク「見えた…! 彼らの本隊!」
セシル「該当の輸送機も確認。間違いないわね。でも、この数…」
ロイド「まさかとは思ってたけど、基地の部隊のほとんどが、この反乱に加担してたなんてね」「この事態を引き起こした首謀者は、よっぽどカリスマ性があるのかな?」
スザク「仕掛けます! もうあまり時間は残されていない!」
セシル「待って、スザク君! あの数をひとりで相手にするのは、さすがに…!」
ロイド「やらせてあげればいいんじゃない? ラウンズでも相手にしない限り、アルビオンはやられはしないよ」「いや、たとえラウンズだって…」
セシル「ロイドさん…!」
スザク「いえ、ロイドさんの言う通りです」
セシル「スザク君まで…!」
スザク「やれるはずだ! このランスロット・アルビオンなら…!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブリタニア騎士「なっ…! 敵は1機だというのに…! なんなんだ、あのKMFは…!」「これだけの数がいながら、足止めすらできない!」
ブリタニア騎士「じ、次元が違いすぎる…! あれがラウンズの実力だというのか!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ロイド「ね、言った通りでしょ?」
セシル「………」
スザク「力の差は分かったはずだ。これ以上の抵抗は無駄だ。武器を捨てて、大人しく投降するんだ」
ブリタニア騎士「さすがはあの枢木卿か…。見事な実力だ」「それでも、我々に投降の意志はない」
スザク「あなたが、この事件の首謀者…」
ブリタニア騎士「だが、我々は君と敵対するつもりもない」
スザク「どういう意味ですか?」
ブリタニア騎士「枢木卿…。君が名誉ブリタニア人であるのなら、我々の戦いに協力してもらいたい」
セシル「え…!?」
スザク「あなたは何を…!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
スザク「自分に裏切れというんですか?」
ブリタニア騎士「裏切りではない。君自身の正義に準じるべきだと言っている」
スザク「正義…?」
ブリタニア騎士「君が日本という自分の母国の為に、ブリタニアの騎士となったことは私も知っている」「何故なら、ここには君と志を同じくする者たちが多くいるからだ」
スザク「彼ら…。あなたと行動を共にしている名誉ブリタニア人たちか…」
ブリタニア騎士「そう、私は彼らの為に尽力してきた。ナンバーズなどというものから彼らを解放し、その名誉を取り戻させる為に…!」「だが、結果は何も変わらなかった。変えることができなかった! この無念、君ならば分かるはずだ!」
スザク「………」
ブリタニア騎士「過程に拘っていては、何も変えられない! 必要なのは結果だ!」
スザク「結果…」
ブリタニア騎士「今のやり方を続けても、世界は何も変わりはしない!」「だから、我々と共に世界を変えよう! 枢木卿…!」
スザク「確かにあなたの言う通りだ…。僕は手段に拘るあまり、何も変えることができなかった…」「今ならば、あなたの言うことも分かる…」
ブリタニア騎士「ならば、我らと共に…」
スザク「いや…それはできない…」
ブリタニア騎士「む…?」
スザク「今の自分の考えは…あなたとは違う…」「そう…必要なのは、手段でも結果でもない…。本当に世界を変える為に必要なもの…」「それは人の願いだと、今の自分は信じている…!」
ブリタニア騎士「願い…だと…? そんなものが…」
スザク「確かにそんなものなのかもしれない。でも、それこそが未来を創ると僕は信じている!」
ブリタニア騎士「…交渉は決裂だな」
スザク「どうしてもやるつもりですか?」
ブリタニア騎士「すでに賽は投げられた。今更、止まることはできん!」
スザク「ならば、全力で止めさせて頂きます!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
スザク「全てのKMFは破壊しました。ここまでです!」
ブリタニア騎士「そのようだな…。部下たちの脱出装置は全て作動したか」「殺さぬよう、手心を加えてくれたか…。だが、私たちはすでに…」
スザク「いえ、あなた方を無意味に殺させはしない。自分も騎士として、最善の取り計らいはするつもりです」
ブリタニア騎士「何故、そこまでする必要がある?」
スザク「あなた方はまだ生きるべき人たちだ。僕たちが変える世界の中で…」
ブリタニア騎士「枢木卿…」「ふ…我々の負けだな…」
スザク(みんな、足掻いているだけなんだ。自分たちの望む明日が欲しくて…)(だから、一刻も早く変えなくちゃいけないんだ。みんなが望んだ明日を迎える為に…。その為に、僕は…)
【シナリオエンドデモ終了】
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