ランチャーストライクガンダム／ムウ・ラ・フラガ
守るべきもの
辛くもアラスカ基地の自爆を逃れたものの、
戦闘を放棄した事により敵前逃亡艦として
連邦から追われる身となってしまった
アークエンジェル。
度重なる連邦軍の追撃を振り切りながら、
オーブを目指す彼らであったが、
その針路を阻むように更なる敵の部隊が
待ち受けていたのだった…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
マリュー「念のため、もう一度作戦を確認しておきます。本艦は現在、後方から敵の追撃を受けて予定の針路から大きく外れてしまいました」「恐らく正面には更なる部隊が待ちかまえており、そこに誘いだして私達を挟撃しようというのが敵の作戦かと思われます」「そこでこれを逆手に取り、敵を強襲。本艦のローエングリンを使って強行突破を試みるのが今回の作戦です」
ムウ「作戦は理解しているが…しかし、頼みのローエングリンの１基は故障中。おまけに護衛が俺だけとは…」「大胆というより、無謀だな、こいつは…」
マリュー「それでも私たちが生き残る術はこれしかないの…」「後方の部隊の足止めをキラ君が行う以上、本艦の護衛は少佐だけに頼るしかありません。大変な仕事になるでしょうが…」
ムウ「心配しなさんなって。この艦ぐらい俺ひとりでも守ってやるからよ」「それにお前さんと一緒に生命を懸けるってのも悪くない気もするしな」
マリュー「！？ 少佐…！ 作戦前に何を…！」
ムウ「ハハッ！ 冗談だよ、それぐらいの景気が欲しいのさ。こんな作戦には」
マリュー「………」
〔警報〕
ミリアリア「そろそろ作戦区域に入ります」
ムウ「さて、お仕事の時間といきますか」「こっちの狙いは外すつもりはない！ いくらでもかかってきやがれ！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
マリュー「左舷にも回り込まれたわ、少佐！」
ムウ「もうやってる…！」
〔ビームライフルの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
ムウ「ったく、数だけは大したものだよ！ だが、この艦はやらせはしないぜ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
ムウ「艦長ッ…！ 敵は充分に引き付けた！」
マリュー「ローエングリン！ 撃てェェェェェッ！」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミリアリア「敵、第１波の撃破を確認！」
ムウ「よし、いけるぜ！」
マリュー「続いて第２射、準備！」
サイ「りょうかっ…」
〔破裂音〕
〔画面、震動〕
サイ「！？ うわっ…！」
マリュー「何っ…！？ 今の爆発は…！」
サイ「右舷、ローエングリンの動力内で爆発…！ ローエングリン使用不能です！」
マリュー「そんなっ…！」
ムウ「だましだまし戦ってきたガタが、こんなところで来ちまったか…！」
ミリアリア「敵、モビルスーツ部隊多数接近！」
ムウ「！ くっ…やらせるかよ！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ムウ「ローエングリンが使えないんじゃ、作戦に成功は望めない…！」「何か手はないのか…何か…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
ムウ「敵の数が多過ぎる…！ これじゃ、こっちのバッテリーがもたねえ！」
マリュー「キラ君はまだ呼び戻せないの！？」
ムウ「さすがにあいつでも、あそこからじゃ間に合わねえだろう…」
ミリアリア「それじゃ打つ手が…」
ムウ「いや、ある！ 艦内にあった外部バッテリーをストライクに接続する…！」「そうすりゃアグニを連射できる！ ローエングリンとまではいかなくても、充分な突破力を期待できるだろ！」
マリュー「でも、そうなるとストライクを本艦に固定するしかなくなる！ 狙い撃ちになるわよ！？」
ムウ「生命を懸けるって言ったろ！」
マリュー「少佐…」
ムウ「ムウだ…」
マリュー「え…？」
ムウ「互いに生き延びたら、堅苦しい肩書は抜きにしようぜ」
マリュー「………」
ミリアリア「ストライク、外部バッテリー接続を完了しました！」
ムウ「ザフトに追われて、連邦に追われて。ここらで少しは良い事が無いとな！」「絶対に生き延びてやるさ！ なんてったって俺はァッ…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミリアリア「敵モビルスーツ部隊の撤退を確認！」
ムウ「ふ…アグニの砲身も限界…。間一髪ってところだったな…。軍なら勲章ものの撃墜数だぜ…」
サイ「後方の部隊も撤退していきます！」
ムウ「やれやれ、キラの方もうまくやってくれたみたいだな…」「なんとか生き延びられそうだぜ、艦長？」
マリュー「ええ、そうね…。あなたたちのおかげよ…」「ムウ…」
ムウ「マリュー…」「フ…勲章代わりにはちょうどいいか…」
【シナリオエンドデモ終了】
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