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ケンプファーアメイジング/メイジン・カワグチ
ウイングガンダムフェニーチェ/リカルド・フェリーニ
それぞれの戦い、それぞれの夜

リカルド・フェリーニ、メイジン・カワグチ…
内に熱い魂を秘めたふたりの男は、
ひとつの戦いを控え、
それぞれの夜を過ごしていた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

フェニーニ「………」
ミホシ「あ…」
フェニーニ「行っちまうのかい? キララちゃん」
ミホシ「はぁ…」「仕事終わりでノーメイクなの! スッピンなの。わかる? スッ・ピ・ン! 気づかないふりぐらいしなさいよね」
フェニーニ「ハハハ。俺がキララちゃんを見つけて無視できるはず無いだろう?」
ミホシ「気づかなかったことはあるくせに…」
フェニーニ「さあて、どうだったかな?」
ミホシ「ってかお酒くさっ! あんた、明日メイジン・カワグチと戦うんでしょ?」
フェニーニ「まあ、そうだな」
ミホシ「こんなとこで飲んだくれてて大丈夫なわけ?」
フェニーニ「大丈夫大丈夫っ! やれることはやり尽くしたから!」
ミホシ「メイジンはかなり準備してきてるって、こっちでも噂になってるわよ。本当に大丈夫なわけ?」
フェニーニ「おっと。キララちゃんは公平な立場じゃないとまずいんじゃないかい?」
ミホシ「それはそうだけど…」
フェニーニ「まあ、なるようになるさ」
ミホシ「あんた…手、震えてるわよ」
フェニーニ「!?」「あー、これは…その、アレだ! この国でいう、武者震いってやつだ!」
ミホシ「フェニーニ…」
フェニーニ「さてと。キララちゃんの言うことももっともだ。今日はもう休んじまおうかね」
〔歩き去る足音〕
ミホシ「応援して欲しかったくせに…。意地張ってバッカみたい」「頑張んなさいよ…フェニーニ」

フェニーニ(チッ…情けねえ。いまさらなにを恐れる…。あとはやるだけだろ。なぁ、相棒?)
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

〔ハッチの開閉音〕
アラン「ここにいるとは珍しいね、タツヤ」
メイジン「仕上げのイメージトレーニングだ、アラン」
アラン「明日の準備は万全のようだね」
メイジン「相手はあのフェニーニだ。準備をしすぎる、ということはない」
アラン「付き合いはそれなりに長いようだしね。ただリカルド・フェリーニとの対戦は過去にあまりないようだけど…」
メイジン「未知数だが、そんなことは関係ない。メイジンは相手を倒す…。ただそれだけだ」
アラン「君もようやく、メイジンとしての自覚が出てきたみたいだね」「一応ここに彼のデータがあるが、参考にしていくかい?」
メイジン「不要。彼のデータならすでに頭の中だ」
アラン「さすがだよ、タツヤ!」「それじゃあ僕は、これから最後の戦闘分析に入る。君も遅くならないようにな」
メイジン「無論だ」
アラン「明日はアメイジングな試合を期待しているよ!」
〔歩き去る足音〕
メイジン「………」「…?」「…! これは…!」(手に汗…? 緊張、しているというのか?)「…良いだろう。ならば私はそれを乗り越える!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

フェニーニ「よう」
メイジン「………」
フェニーニ「………」
メイジン「なんだ?」
フェニーニ「いや、向こうまで徒歩なのかと思ってよ」
メイジン「それはお互い様だろう」
フェニーニ「まあな。ここいらの景色を、目に焼き付けておこうと思ってな」
メイジン「感傷的だな」
フェニーニ「どうせお前も似たようなもんだろ?」
メイジン「さてな」
フェニーニ「そういや、その姿でこうやって喋るのは、あんまり無かったな」
メイジン「そうだな」
フェニーニ「なに笑ってるんだ?」
メイジン「いつも以上に饒舌だな。緊張しているのか?」
フェニーニ「ハッ…緊張して口数が減ってるのはどちらさんかね?」
メイジン「………」
フェニーニ「図星だろ?」
メイジン「…相変わらず食えない人だ」
フェニーニ「ハッ。お前さんも、余計なもん背負っちまったなあ」
メイジン「私には私の覚悟がありますから」
フェニーニ「なら、その覚悟とやら見せてもらおうじゃないの」
メイジン「そうですね。決着をつけましょう」「この境界線を越えたらこうやって話したことは忘れてください」
フェニーニ「ああ、もちろんだ。手心なんて加えたら承知しねえぞ」
メイジン「無論だよ」
フェニーニ「ハッ。エンジンかけてきやがったな…いいねえ…その気迫」「たまらねえなッ!」
メイジン「さあ、行こうか! 我々の戦場へ!」
【シナリオデモ終了】


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