ハインヘルム強防型(カタリーナ機)/カタリーナ・カンパニー(2019正月)
ハインヘルム改強火型(エーメル機)/エーメル・エルキン(2019正月)
私とボクとオリーヴさん
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
連邦軍がついに
火星奪還作戦を決行することになり、
ソリスもそれに合わせて宇宙に上がることに。
その日にちが迫る中、
相も変わらずカタリーナは口実を造り
オリーヴをデートに誘おうとする。
そこに同じも組敵のエーメルが現れ…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
カタリーナ「オリーヴさん、もう準備しましたか?」
オリーヴ「準備ってなんのですか?」
カタリーナ「宇宙に上がる準備ですよ。ほら、もうすぐまた上がるじゃないですか」
オリーヴ「ああ、それならバッチリです。いますぐにでも行けちゃいますよ」
カタリーナ「さすが、オリーヴさんですね」「私、まだ日用品を買ってなくて、良かったらこれから付き合ってくれませんか?」
オリーヴ「もちろん」
カタリーナ「ありがとうございます。楽しみですね、デート」
オリーヴ「…あれ、デートになってる?」
〔走り寄る足音〕
エーメル「オリーヴ先輩~! これから日用品の買い出し…あっ」
カタリーナ「どうも」
エーメル「これから、日用品の買い出しに行きませんか?」
カタリーナ「無視しましたよ、この人」
オリーヴ「ちょうどいま、カタリーナさんとお買い物に行こうって話してたところなんだ」「エーメルちゃんも一緒に行こうよ」
エーメル「3人はちょっと…」
オリーヴ「なんで!?」
カタリーナ「私も無理ですね」
オリーヴ「だから、なんで!?」
カタリーナ「そもそも、エーメルさんちょっと無神経過ぎませんかね?」
エーメル「なにがですか?」
カタリーナ「今度の火星調査。私たちはバックアップ要員になっちゃったんですよ」「あなたたちのせいで」
エーメル「そ、それは…」
カタリーナ「それなにの、これから火星に上がる直前で誘ってくるって、どうなんですかね?」
オリーヴ「いやいや、バックアップって言っても、ただ部隊をふたつに分けてるだけですよね?」
カタリーナ「あれ、そうでしたっけ?」
オリーヴ「それにカタリーナさん、後ろの方が楽でいいって言ってたじゃないですか」
カタリーナ「ほへ~?」
オリーヴ「だから、エーメルちゃん。気にしなくていいからね?」
エーメル「ありがとうございます」「ボク、宇宙に上がるの初めてなんで、オリーヴ先輩に色々教えて欲しいなって」「ダメですか?」
オリーヴ「全然、ダメじゃないよ。私に教えられることならなんでも聞いて」
エーメル「はい!」
オリーヴ「カタリーナさんも宇宙に行ったことがあるから、やっぱり3人でお買い物に行った方がいいと思うな」
カタリーナ「それはないですね」
エーメル「なにと思います」
オリーヴ「…なんでそうなっちゃうのかなぁ」
ニコラ「ふっふっふっ! 話は聞かせてもらったぞ!」
カタリーナ「あら、お偉いさんがどうしてここに?」
ニコラ「私はお前の父の友人のニコラだ!」
カタリーナ「あれ、そうでしたっけ? でも顔はお偉いさんにそっくりですよね?」
ニコラ「似てないだろ全然!」
エーメル「いや、かなり似てると思いますよ」
ニコラ「そこは似てないと言っておくべきだろうが!」
オリーヴ「なんで、ニコラさんがここに?」
ニコラ「君たちが立ち寄るコロニーで、物資の補給を手伝わせてもらうことになってね。その打ち合わせに…」
カタリーナ「話が長いのでもういいでーす」
ニコラ「相変わらず酷いな、お前は!」
カタリーナ「ああもういいですから、早く帰ってください」
ニコラ「そういうわけにはいかん。ソリスのスポンサーとして、君たちの争いを止めなくてはいけないからな」
カタリーナ「争いなんて起こっていませんよ。私とオリーヴさんがデートに出かけて、ハッピーエンドです」
エーメル「そうです。ボクとオリーヴ先輩がお出かけするだけですから」
ニコラ「こうも平行線になってしまっては仕方あるまい…」「オリーヴ君とのデート権を賭けて、ゲームで決着をつけるんだ!」
オリーヴ「…勝手にゲームにしないでもらえますか?」
カタリーナ「それしか方法はないようですね」
エーメル「望むところです!」
オリーヴ「あれ…。ふたりともなんでやる気に…」
ニコラ「よし! では、早速準備に取り掛かるぞ!」
オリーヴ「私は完全に置いてけぼりですね…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ニコラ「では、ルールの説明をしよう」「君たちにはこれから3つのゲームに挑戦してもらう」「そのゲームを制し、先に2ポイント先取した方が勝者だ」
エーメル(※巫女)「あの…」
ニコラ「どうかしたのかね、エーメル君?」
エーメル(※巫女)「なんでボクたちは、着替えさせられたんでしょうか…?」
ニコラ「いいだろう、その制服。今度、ウチのバイトの制服として使おうと思っていてね」
カタリーナ(※巫女)「それを私たちで試すの、やめてもらっていいですかね?」
ニコラ「そう固いこと言うんじゃないよ。ゲームが華やかになっていいじゃないか」
カタリーナ(※巫女)「あとでお金とりますからね、これ」
ニコラ「制服の件は置いておいて、最初のゲームを始めるとしよう」「ここに並べられた3つのオムライス、この中のひとつはオリーヴ君の作ったものだ。それがどれなのかを当ててもらおう」
カタリーナ(※巫女)「これはサービス問題ですね」
ニコラ「ほう、ずいぶんと自信があるようだな」
カタリーナ(※巫女)「それはそうですよ。オリーヴさんの手料理は何度も味わっていますからね」「もう、オリーヴさんを味わっちゃいたいくらいです」
エーメル(※巫女)「どさくさに紛れて、なにを言ってるんですか…」
カタリーナ(※巫女)「飾らない本音ってやつです」
エーメル(※巫女)「自重してください」
ニコラ「さあさあ、早く選ぶがいい!」
カタリーナ(※巫女)「なるほどなるほど。こういう感じですか」「私はもう決まりました」
エーメル(※巫女)「ボクもたぶん大丈夫です…」
ニコラ「では、番号をどうぞ!」
カタリーナ(※巫女)「1番です」
エーメル(※巫女)「2番!」
ニコラ「見事に分かれたな。では、正解をオリーヴ君から発表してもらおう」
オリーヴ「正解は…」「3番です」
カタリーナ(※巫女)「げろ~ん」
エーメル(※巫女)「あれ!?」
ニコラ「はっはっはっ! まんまと罠にひっかかったようだな!」「1番はベルタ君に、2番はフローリア君にそれぞれ、似せて作ってもらった物だったのだよ!」
カタリーナ(※巫女)「手間のかかることを…」
オリーヴ「ベルタさん、フローリアさん。巻き込んでしまってごめんなさい…」
ニコラ「というわけで、このゲームは引き分けだ!」
カタリーナ(※巫女)「はいはい、つぎつぎ」
エーメル(※巫女)「オリーヴ先輩、次は絶対に当てますからね!」
オリーヴ「うん…。けど、3人で行けば…」
グーニラ「次のゲームは、この私から説明させてもらおう!」
エーメル(※巫女)「博士?」
カタリーナ(※巫女)「忙しいんじゃなかったんですか?」
グーニラ「そりゃ忙しいよ、準備も終わってないし。けど、楽しそうなことやってるみたいだからさ、参加したくなるじゃん?」
カタリーナ(※巫女)「完全にダメな人ですね」
グーニラ「ダメなところも、私の愛嬌ってね!」
ニコラ「では、博士お願いします」
グーニラ「オーケーオーケー! 次のゲームは『オリーヴ君の声はどれだ!』だ」「これから3つの音声を聞いてもらうけど、本物のオリーヴ君の声はたったひとつだけ」「私が作った音声に騙されず、本物がどれかを当てるってわけさ」
エーメル(※巫女)「これは間違えられないですね」
カタリーナ(※巫女)「間違えるはずがないじゃないですか」「オリーヴさんには毎朝耳元で、愛してるって囁いて欲しいくらいなんですから」
エーメル(※巫女)「…だから、自重してください」
グーニラ「オリーヴ君の準備もできたし、始めるよ」「では、1番目の音声スタート!」
オリーヴ(※画面オフ)「皆さん、頑張ってくださいね!」
カタリーナ(※巫女)「ふむふむ」
グーニラ「2番の音声スタート!」
オリーヴ(※画面オフ)「エーメルちゃん。よく頑張ったね、えらいえらい」
エーメル(※巫女)「…!」
グーニラ「ラスト、3番スタート!」
カタリーナ(※画面オフ)「…愛してますよ、カタリーナさん」
カタリーナ(※巫女)「これは楽勝ですね」
グーニラ「では、回答をどうぞ!」
エーメル(※巫女)「2番!」
カタリーナ(※巫女)「3番です。間違いありません」
グーニラ「では、オリーヴ君。答えを!」
オリーヴ「正解は1番です」
グーニラ「残念、ふたりとも不正解!」
カタリーナ(※巫女)「でも、私を愛してるのは本当ですよね?」
オリーヴ「なんでそうなるんですか!?」
ニコラ「全然、正解しないじゃないか。もしかして君たち、そんなにオリーヴ君のことを好きじゃないのではないか?」
エーメル(※巫女)「はっ?」
カタリーナ(※巫女)「殺しますよ?」
ニコラ「怖ッ!?」
グーニラ「それにしても、残るゲームはあとひとつなんでしょ? これじゃ2ポイントは取れないね」
カタリーナ(※巫女)「なんとかしてください」
エーメル(※巫女)「お願いします」
ニコラ「お願いしてるフリして、高圧的に迫ってくるのやめてもらえる!? おじさん、なにかに目覚めちゃいそうだから!」
カタリーナ(※巫女)「さあさあ」
エーメル(※巫女)「早く早く」
ニコラ「わかった! 最後のゲームの勝者には、2万ポイント贈呈しよう!」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ニコラ「それでは、最後のゲームを始めよう」「最後がオリーヴ君の連想する言葉を当てるゲームだ」「はっきり言って、これサービス問題だから! ちゃんと当ててね!」
カタリーナ(※巫女)「さて、そろそろ本気を出しますかね」
エーメル(※巫女)「ハンデはもうあげませんよ?」
ニコラ「そういうのいいから! ちゃんとやって!」
カタリーナ(※巫女)「早く始めてください」
ニコラ「問題。頭に『そ』が付く、オリーヴ君の大切なものは?」「わかったら、そこにあるフリップに書くように」
カタリーナ(※巫女)「それは、ひとつしかないですね」
エーメル(※巫女)「2万ポイントはいただきです」
ニコラ「では、書けたようなので、カタリーナから発表をどうぞ」
カタリーナ(※巫女)「そっと奪いたくなるカタリーナの唇」
ニコラ「…では、エーメル君どうぞ」
エーメル(※巫女)「相当頑張ってるエーメル」
ニコラ「…では、オリーヴ君。正解の発表を」
オリーヴ「ソリスです」
ニコラ「終ー了ー!」
カタリーナ(※巫女)「そっちでしたか」
エーメル(※巫女)「裏をかかれた…」
ニコラ「君たち答える気あったの!? ねえ!」
グーニラ「全然ダメだったねぇ」
カタリーナ(※巫女)「そもそもゲームが悪いですよ。こんなの誰も当てられませんって」
エーメル(※巫女)「ボクもそう思います!」
グーニラ「そうかなぁ? 試しにニコラさんにやってもらう?」
カタリーナ(※巫女)「そうですね、それではっきりしますよ」
ニコラ「正解のオムライスは2番!」
オリーヴ「当たりです!」
ニコラ「正解の音声は、『それでは、はりきっていってみましょう』って言ってた、1番!」
オリーヴ「これも正解です!」
ニコラ「頭に『な』の付く、オリーヴ君のかけがえのないものは、仲間に違いない!」
オリーヴ「正解です!」
グーニラ「おめでとう! オリーヴ君とのデート権はニコラさんにプレゼント!」
カタリーナ(※巫女)「死死死死死死…」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
ニコラ「痛ッ!? 直接攻撃、反対!」
エーメル(※巫女)「ここまで正解するとか、ニコラさんってひょっとするとオリーヴ先輩のストージャーなんですか…?」
ニコラ「なんでそうなるんだ!?」
カタリーナ(※巫女)「こんなオッサンがオリーヴさんとデートするとか犯罪ですよ」
エーメル(※巫女)「…! すぐ、警察に電話しないと!」
ニコラ「しなくていいから!」
グーニラ「良かったねぇ、オリーヴ君。なにか美味しい物でも食べさせてもらっておいで」
オリーヴ「いや、えぇと…」
ニコラ「私がオリーヴ君とデートをしたら、ふたりに本気で殺されかねないので、この権利をかけてまた勝負の機会を作る」「それでいいだろう?」
カタリーナ(※巫女)「まあ、それなら」
エーメル(※巫女)「仕方ないですね」
オリーヴ「あの、私の意見は…?」
ニコラ「では、私はこれで失礼するよ。まだ準備が終わってないのでね!」
〔ハッチの開閉音〕
カタリーナ(※巫女)「まったく、無駄な時間でしたね」
エーメル(※巫女)「では、オリーヴ先輩。一緒にお買い物に行きましょう」
カタリーナ(※巫女)「なに言ってるんですか? オリーヴさんは私と出かけるんですよ」
エーメル(※巫女)「そういう冗談はいいですから」
カタリーナ(※巫女)「まだ、私とオリーヴさんがどれだけ愛し合っているのかを分かっていないようですね」
オリーヴ「また始まっちゃったし…」
グーニラ「しばらく終わらなそうだし、私と一緒に行こうか」
カタリーナ(※巫女)「博士?」
エーメル(※巫女)「抜け駆けは許しませんよ?」
グーニラ「ごめん…冗談だから…」
オリーヴ「はぁ…」
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