ガウェイン/C.C.(水着2016夏)
紅蓮弐式/紅月カレン(水着2016夏)
ゼーガペイン・アルティール/カミナギ・リョーコ(水着2016夏)
女 の 秘密
激しい戦いを続けながら、
世界中を旅するオケアノス一行…。
これは、そんな彼らに訪れた、
ささやかな日常の物語…。
とある日のこと…。
カミナギ・リョーコと紅月カレンは、
シマの下を訪れていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
シマ「よく来てくれたな、ふたりとも」
ラクシャータ「すまないねえ、急に呼び出したりして」
カミナギ「いえ、それは別に…。でも、キョウちゃんには絶対秘密でってどういうことですか?」
C.C.「まあ、あいつがいると色々と面倒なことになるからな」
カレン「っていうか、ラクシャータさんはともかくとして、なんであんたまでここにいるのよ?」
C.C.「愚問だな。それはお前たちが呼ばれたことに、私も無関係ではないからだ」
カレン「どういうこと…?」
シマ「順を追って説明しよう。現在、我々は量子サーバーとは別の、新たな仮想空間の研究を行っている」「もしこの研究が成功すれば、幻体データでない人間も仮想空間へ入ることができるようになる」
カミナギ「! すごい…! そんなことが…!」
シマ「だが、簡単にはいかない。この仮想空間に入る為には、アバターの作成が必要になるのだ」
ラクシャータ「そこであなたたちの出番ってわけ。そのアバターを作成する為に、ふたりのパーソナルデータを提供して欲しいのさ」
カレン「パーソナルデータ…?」
C.C.「察しの悪い奴だ。つまり私たちはこう言っている」「スリーサイズを測りたいから服を脱げ、と」
カミナギ「へ…?」
カレン「…唐突過ぎて、まったく意味が分からないんですけど」
C.C.「お前はバカか」「データの登録がされているカミナギはともかく、服を脱がずにどうやってお前のスリーサイズを測れと言うんだ」
カレン「そんなもん、自己申告でいいじゃないのよ!」
C.C.「ダメだ。お前が盛らないとも限らんしな」
カレン「そんなことしないわよ!」
C.C.「信用できんな」
カレン「嫌よ! いくら研究の為だからって、絶対に嫌!」
カミナギ「そうだよ。女の子には色々と秘密があるんだし」
C.C.「だから、こうして頼んでいるんだろう。あくまでも、お前たちからデータを提供したという形になるようにな」
カレン「いーやっ! そんなことを言われたら、尚更、断りたくなるわ!」
C.C.「そうか…。あくまで拒否するか。ならば…」
カレン「だからってどうしてこうなったのよ」
カミナギ「まあまあ、このシミュレーターでの勝負に勝てば、あきらめてくれるって言うんだし」
C.C.「そうだぞ。往生際が悪いぞ、カレン」
カレン「あんたが言うな!」「だいたいなんでアルティールはカミナギひとりなのよ! ソゴルはどうしたの!?」
シマ「以前から、ウィッチ単独での戦闘能力には興味があった」「ちょうどいい機会だ。ここでテストをさせてもらうことにする」
カレン「別にこのタイミングでなくたっていいじゃないですか!」
シマ「私は使える物はなんでも使う主義だ」
カレン「なんか汚くありません…?」
カミナギ「まあ、私は大丈夫だから…」
C.C.「そうだぞ。見苦しいぞ」
カレン「だから、あんたが言うな!」「もう! こうなったらヤケよ! さっさとあいつを倒して、こんな茶番終わりにしてやるわ!」
カミナギ(あーあ…。なんかうまく乗せられた気がするなあ…)
カレン「行くわよ、カミナギ!」
カミナギ「う、うん…!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カレン「やるじゃない、カミナギ! ひとりでもこれだけ戦えるなんて…!」
カミナギ「私もペインオブゼーガはやってたから。これぐらいはね」
シマ「ガンナー不在の状況でこのスコアか。本来であれば喜ばしいところだが、今だけはそうも言えんな」
C.C.「ふむ…」
カレン「さて、カミナギがハンデでもなると思ったんだろうけど、どうやら思惑は裏目に出たみたいだね!」「残るはあんたひとり! さっさと決着、付けさせてもらうよ!」
C.C.「ふ…ひとりか…。果たして、本当にそうかな…?」
カレン「え…?」
〔システムの起動音〕
〔画面、一瞬暗転〕
〔緊急シグナル〕
カレン「な、何よ、これ…!?」
カミナギ「ガウェインがいっぱい…!?」
C.C.「そちらがウィッチなら、こちらは魔女。そう簡単に、私に勝てるなどと思わんことだな」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
カミナギ「どうなってるの、これ…!?」
カレン「C.C.! あんた、まさかシステムにハッキングを…!?」
C.C.「ふ、違うな。間違っているぞ、カレン」
カレン「その口調やめて」
C.C.「お前がスリーサイズを教えるのを嫌がって、こうなることなど、読めていたからな」「昨日の内から、私が有利になるようにプログラムを書き換えておいたのさ」
カミナギ「こんなことの為にわざわざ…」
カエン「いちいちやることが汚いのよ、あんたは!」
C.C.「汚いとは心外だな…? こういうのを戦略と言うんだろう?」
カレン「くーっ…! いちいちムカツクぅー…!」
カミナギ「これいいんですか、生徒会長?」
シマ「実戦では不測の事態は付きもの。これぐらいのことでは中断できん」
カミナギ「ぶぅー…」
C.C.「さて、どうする? 大人しく裸になるというのなら、私はそれでも構わんが?」
カレン「それだけは絶対に嫌ッ!!」
カミナギ「ここまでされると、もう意地だよね」
C.C.「そう来なくては、昨晩の苦労が水の泡だ。せっかくここまで小細工をしたんだ。最後まで楽しませてもらうぞ?」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カレン「もう…! 倒しても倒しても湧いてくる…!」
カミナギ「これじゃいくら倒してもキリがないよ!」
C.C.「随分とあっけないな。これでは私の圧勝ではないか」
カレン「そんなことを言うなら、正々堂々とやりなさいよ!」
C.C.「バカな…。この私が貴様たちと同じ土俵で戦ってやる理由がどこにある?」
カレン「くっ…! こいつ…!」
カミナギ「こんなことまでして、人の秘密を暴こうなんて! 心が痛まないんですか!」
C.C.「当然だ。私は魔女だからな」
カミナギ「魔女…」
C.C.「さて、もう充分だろう。そろそろ決着を付けるとしようか」
カレン「やられる…!?」
カミナギ「カレン…!」
〔システムダウンの音〕
〔画面、フラッシュ〕
カレン「あれ…? やられて…ない…?」
C.C.「なんだ…!? 私のコピーしたガウェインが、全て消えただと…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
カレン「何をしたの、カミナギ?」
カミナギ「私もセレブラントだし、データの書き換えぐらいできるかなと思ったけど…」「できちゃった…」
カレン「できちゃったって…あんた…」
ラクシャータ「あるわよねー、あの子。ああいうところ…」
カミナギ「ま、ともかくもうこれでズルはなしですよ! やるなら、正々堂々ってことで!」
カレン「そう、正々堂々ってね!」
C.C.「ふ…」
ラクシャータ「勝負ありってとこかしらね」
カレン「さて! 散々好き勝手やってくれた礼は、たっぷりとさせてもらうよ、C.C.!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カレン「あたしたちの勝ちね!」
カミナギ「こうして、女の子の秘密は守られたのだった」
C.C.「さて、それはどうかな? これを見てみろ」
カレン(※水着)「ーーーー」
カミナギ(※水着)「ーーーー」
カミナギ「私たちの水着姿…!?」
ラクシャータ「この通り、あんたたちが戦っている間にアバターは作成させてもらったよ」
C.C.(※水着)「ーーーー」
C.C.「ほう、これが私のデータか。我ながら見事なプロポーションだ」
カレン「どういうことよ、これ!?」
カミナギ「まさか! さっきのシミュレーションの最中に!?」
シマ「しっかり測らせてもらった。使える物はなんでも使うのが主義なのでな」
カレン「ひどいっ…! 返して! そのデータ返して!」
C.C.「ああ、言い忘れていたが、仮想空間が完成した際のテストにはゼロも参加することになっている」
カレン「え…?」
C.C.「別に返してやってもいいが、私はゼロにアピールする絶好のチャンスだと思うぞ」
カレン「か、勘違いしないで…! あたしはそういう目でゼロを見ているんじゃないの!」
C.C.「そうか…。なら、これはいらないな」
カレン「! 待って…!」
C.C.「ん? どうした?」
カレン「…します…」
C.C.「聞こえんな…」
カレン「協力します…!」
C.C.「ふ…」
カミナギ「なんだ。結局、こうなるんだ」
ラクシャータ「ま、そうなるだろうね」
カミナギ「でも、ならこんなことしないで、ゼロさんも来るって言ってくれれば良かったのに!」
C.C.「愚問だな。それでは面白くあるまい?」
カミナギ「ああ…。魔女ってこういう…」
C.C.「ふ、そういうことだ…」
【シナリオエンドデモ終了】
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