ハインヘルム改強火型(ドルテ機)/ドルテ・ドリーゼン(水着2018夏)
ハインヘルム改強防型(グーニラ機)/グーニラ・グレーナー(水着2018夏)
ドルテ、大いに甘やかす
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
その組織に所属するグーニラは、昼夜を忘れ
ハインヘルムの改良に没頭していた。
全ては、愛しい娘のために。
しかし、いくら想っていても、
身体は刻々と限界に向かっているのであった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
グーニラ「違う…。こうじゃないんだよなぁ…」「もっと別のアプローチを…」
〔ハッチの開閉音〕
ドルテ「あら、まだお仕事していたんですか?」
グーニラ私は24時間営業中だよ」
ドルテ「最近、ずっとお仕事ですね。ちゃんとお休みをとらないと、隊長を崩しちゃいますよ?」
グーニラ「わかってはいるんだけどねぇ。どういも娘たちの改良案が上手く纏まらなくて」
ドルテ「まだ、ハインヘルムを改良するんですか?」
グーニラ「そりゃそうさ。私の思い描いている完成形には、まだまだ程遠いからね」「それで、ドルテ君は訓練の帰りかい?」
ドルテ「はい。今日は夜間訓練でしたから」
グーニラ「真面目にやっているようで、感心感心。ところで、私の娘は傷つけていないだろうね?」
ドルテ「私のは大丈夫かな」
グーニラ「私の『は』?」
ドルテ「えぇと…。エーメルちゃんの機体とちょっと派手に戦っちゃって…」
グーニラ「大事に扱うようにって、いつも言ってるよね!?」
ドルテ「大事にはしているんですよ?」「でも、エーメルちゃんが凄く頑張ってたから、私も本気で…」「でもでも、壊してはいないですから」
グーニラ「壊したら大問題だよ!」
ドルテ「そうですよね…」
グーニラ「はぁ…とりあえず様子を見に行かないと」
ドルテ「いまからですか?」
グーニラ「もちろんだよ。娘が痛い痛いって泣いてるかもしれないだろ」
ドルテ「ふふっ、泣いてたらホラーですね」
グーニラ「なんだって?」
ドルテ「…なんでもないです」
グーニラ「君たちは乱暴だからなぁ。そこら辺も色々と考慮しないと…あら?」
〔人の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ドルテ「博士!? 大丈夫ですか!」
グーニラ(…私は倒れたのか? こりゃ駄目だ、身体が動かない…)
ドルテ「博士! しっかりしてください、博士!」
グーニラ「………」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
グーニラ(※私服)「なにもしないっていうのは、どうしてこうも暇なのだろうか…。ああ、早く仕事がしたい…」
ドルテ(※私服)「駄目ですよ。はい、リンゴが剥けましたよ」
グーニラ(※私服)「もう大丈夫だって。ほら、健康そのものだろ? ん!? このリンゴ、美味しいね! ウマウマ!」
ドルテ(※私服)「倒れた原因は、寝不足と広いだってお医者さんが言ってたじゃないですか」「いい機会ですから、ゆっくりと休んでくださいね」
グーニラ(※私服)「もうゆっくりと休んだよ。倒れたのだって、二日も前のことだし」
ドルテ(※私服)「…私がどれだけ心配したと思っているんですか?」
グーニラ(※私服)「い、いや、それは悪かったよ…本当に…」
ドルテ(※私服)「本当に悪いと思っているなら、無理をしないでください」
グーニラ(※私服)「無理はしてないんだけどなぁ」
ドルテ(※私服)「だったら、無理をしているという自覚をしてください」
グーニラ(※私服)「…なかなか難しいことを言うね、ドルテ君は」
ドルテ(※私服)「そうですか? はい、あーん」
グーニラ(※私服)「うほ!?」
ドルテ(※私服)「どうしたんですか、変な声を出して?」
グーニラ(※私服)「いきなり、あーんなんてしてくるから…」
ドルテ(※私服)「博士は病人なんですから、普通ですよ」
グーニラ(※私服)「私は病人ではないし、そういうのは普通、恋人にするものだろ?」
ドルテ(※私服)「そんなことないですよ。ほら、あーん」
グーニラ(※私服)「う、うーん…。はむっ」
ドルテ(※私服)「まだまだ、ありますからね。いっぱい食べてください」
グーニラ(※私服)「自分で食べられるから…。それより、訓練の方はいいのかい?」
ドルテ(※私服)「しばらくお休みをもらいましたから、心配いりませんよ」
グーニラ(※私服)「お休み? なんでまた?」
ドルテ(※私服)「博士がお仕事をしないよう、見張るためです」
グーニラ(※私服)「いやいや、おかしいでしょその理由! ちゃんと訓練をしなよ!」
ドルテ(※私服)「教官が許可してくれましたよ? それは訓練よりも重要な仕事だって」
グーニラ(※私服)「ジギーめ…」
ドルテ(※私服)「だから、私にどんどん甘えてくださいね?」
グーニラ(※私服)「…甘えるって、私の方が年上なんだけど」
ドルテ(※私服)「病気の間くらい、いいじゃないですか」
グーニラ(※私服)「だから、病気じゃないってば」
ドルテ(※私服)「それじゃあ、まずは『お姉ちゃん』って呼んでみましょうか?」
グーニラ(※私服)「人の話を聞いていないな、ドルテ君!」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「なんだい、その期待に満ちた目は…」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「まさか、お姉ちゃんと呼ぶまで、無言を貫くつもりかい?」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「…わかったよ。私の負けだ」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「ド、ドルテお姉ちゃん…」
ドルテ(※私服)「よく言えたね、グーちゃん」
グーニラ(※私服)「グーちゃん…」
ドルテ(※私服)「まだ、リンゴ食べるでしょ? はい、あーん」
グーニラ(※私服)「ベルタ君の気持ちが少しわかった気がするよ…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
グーニラ(※私服)「なぁ、ドルテ君。私がここにいるようになってから、もう1週間だ」「そろそろ、仕事に復帰しても問題ないんじゃないだろうか?」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「聞いているのか、ドルテ君?」
ドルテ(※私服)「………」
グーニラ(※私服)「………」「…聞いているかな、ドルテお姉ちゃん?」
ドルテ(※私服)「仕事を始めるのは、お医者さんがいいって言ってからでしょ?」
グーニラ(※私服)「本当にもう大丈夫だって。ほら、元気100倍って感じだろ?」
ドルテ(※私服)「…お姉ちゃんの言うことが聞けないの?」
グーニラ(※私服)「怖いよ、お姉ちゃん!」
ドルテ(※私服)「もう少しの辛抱だから、我慢しましょうね」
グーニラ(※私服)「はぁ…」
〔通信の開く音〕
メカニック「ドルテ・ドリーセンさん。至急、格納庫までお越しください。繰り返します…」
ドルテ(※私服)「あら、なにかしら?」
グーニラ(※私服)「至急って言ってたし、早く行ってきた方がいいんじゃない?」
ドルテ(※私服)「でも…」
グーニラ(※私服)「大丈夫だって。ここで待ってるから。ね、ドルテお姉ちゃん」
ドルテ(※私服)「そうね。それじゃあ、ちょっと行ってきます」
グーニラ(※私服)「いってらっしゃいー」
〔ハッチの開閉音〕
グーニラ(※私服)
ふっふっふっ…。あの呼び出しが私の罠だとは気付かなかったようだね」「さてと、ドルテ君がいない間に、私はお仕事をさせてもらおうかなっと」
ドルテ(※私服)「ふーん、そういうことだったのね」
グーニラ(※私服)「ッ!? いま出て行ったはずじゃ!?」
ドルテ(※私服)「なんだか怪しかったから、戻ってきちゃった」
グーニラ(※私服)「戻ってきたって、入り口はそこしかないじゃないか…」
ドルテ(※私服)「お姉ちゃん忍法よ」
グーニラ(※私服)「なにそれ!?」
ドルテ(※私服)「それじゃあ、このパソコンはポイってしましょうね。ポイ」
〔結晶の砕ける音〕
グーニラ(※私服)「いま、ガシャンってすごい音したけど!? 壊れてないよね、私のパソコン!?」
ドルテ(※私服)「グーちゃんにはお姉ちゃんがいるでしょ? だから、大丈夫よ」
グーニラ(※私服)「お姉ちゃんじゃパソコンの代替には、ならないと思うんだけどなぁ…」
ドルテ(※私服)「そうかしら?」
グーニラ(※私服)「なんか、なにもしないって暇すぎるよ」
ドルテ(※私服)「グーちゃんは、もっと余暇を楽しめるようになれるといいわね」
グーニラ(※私服)「余暇ねぇ」
ドルテ(※私服)「頭の中が煮詰まったりした時、他のことをしていると解消されたりしない?」
グーニラ(※私服)「え、マジで? そういうもの?」
ドルテ(※私服)「お姉ちゃんは、そうだけどなぁ」
グーニラ(※私服)「なら、試してみようかな」
ドルテ(※私服)「だったら今度、お姉ちゃんと海に行きましょうか」
グーニラ(※私服)「そういや、エーメル君とフローリア君も海に行ったって言ってたね」
ドルテ(※私服)「もっと近場になるとは思うけどね」
グーニラ(※私服)「でも、海に行くなら、ベルタ君と一緒に行った方がいいんじゃないの?」
ドルテ(※私服)「ベルちゃんとは別の機会に行くから。それにいまは、グーちゃんのお姉ちゃんだしね」
グーニラ(※私服)「そうかい」
ドルテ(※私服)「さあ、汗をかいたでしょ? 身体を拭いちゃいましょうね」
グーニラ(※私服)「さすがにそれは自分でやるよ!」
ドルテ(※私服)「いいから、お姉ちゃんに任せておきなさい」
グーニラ(※私服)「あのさあ、ドルテお姉ちゃん。一から十まで全部やってもらってると、私はダメ人間になってしまいそうな気がするよ」
ドルテ(※私服)「なってもいいんじゃない? お世話のし甲斐があるし」
グーニラ(※私服)「いや、ダメでしょ…」
【シナリオデモ終了】
● ユニットシナリオ「オリジナル」 へ戻る
● イベント「お姉ちゃん忍法帖」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。