ノルス・レイ/セニア・グラニア・ビルセイア
超魔装機、そして兄妹
春秋戦争末期
寿命いくばくもなかったフェイルロードは
妹のセニアが開発した超魔装機、
デュラクシールを駆り、
ラ・ギアスの全土統一を目論んだ。
しかしその野望は、マサキたちに阻まれ、
フェイルロードはデュラクシールと
運命を共にしたのだった…
そして今、精霊界での修業を前に、
セニアの胸の内には、
ある願いが浮かびつつあった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
セニア「…イブン様。ちょっとよろしいでしょうか」
イブン「ん? どうされましたかな? 随分難しい顔をしていらっしゃるが」
セニア「精霊界での修業の件ですけど、向こうで少々お時間をいただけませんか?」
イブン「ふむ。時間ですか…向こうで会いたい人でも、いらっしゃるのですかな?」
セニア「…バレましたか。人の想いが集まる精霊界なら、死んだ人にも会えるんじゃないかなって…」
イブン「会うことはできるじゃろう。しかしそれは、生前の記憶やわしらの想いを再構築した姿じゃ」
セニア「本人が生き返るワケじゃない…そういうことですよね?」
イブン「うむ。それでも構いませんな?」
セニア「ええ。あたしは、それでも…」「それでも…兄さんに会いたい」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
セニア「ここが精霊界…? でも、どうしてこんな…」
フェイル「…久しぶりだな、セニア」
セニア「兄さん…!」
フェイル「わざわざ会いに来てくれるとはな」
セニア「…会えるものなら会いたいと、ずっと思っていたわ」「あの時は何もかも唐突だったから。兄さんの体のことを知ったのだって…」
フェイル「あの時はすまなかった。私はお前たちを騙し、野望の犠牲にしようとまでした」「それに、お前をモニカと間違えてしまったな。今際の際に間違えられるほど、残酷なこともなかったろうに」
セニア「…もういいの。それはもう、終わった話だから」
フェイル「いや、あの時だけで終わった話じゃない」「デュラクシールを、お前の負い目にしてしまった。だから、私はお前に…」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
セニア「な、何!?」
フェイル「…来たようだな。倒すべき敵が」
S・ヴォルクルス「グググ…ガアア…」
セニア「ヴォルクルス!? どうしてこんなところに…」
フェイル「精霊界はあらゆる想いが集う場所。ゆえに、負の想いも集まってくる」「だが、心配はいらにあ。お前が整備したノルス・レイと、このデュラクシールがあるのだからな」
セニア「兄さん…」
フェイル「さあ、行こう。共に戦い、デュラクシールのあるべき姿を見せる…」「それが、私がお前にできるせめてもの詫びだ」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
S・ヴォルクルス「グウウ…ウオオオオオッ…!」
〔画面、フラッシュ〕
〔撃破音〕
セニア「やった! ヴォルクルスを倒せた!」
フェイル「当然の結果だ。デュラクシールの初陣でも、ヴォルクルスを撃破してみせただろう?」
セニア「そうだったわね。でも、今にして思えば、兄さんがあれがきっかけで…」
フェイル「あの時乗っていなくても、遅かれ早かれ同じことになっていたさ」「それに、力そのものが問題なのではない。大切なのは、その力をどう用いるかだ」「私はそれを誤った。だが…」「セニアならきっと、デュラクシールでさえ、正しく扱えると信じているよ」
セニア「…うん! 任せといて!」「本当に力が必要になった、その時には、きっと…」
【シナリオデモ終了】
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