ハインヘルム(アヤメ機)/アマノミヤ・アヤメ(温泉)
ハインヘルム(ベルタ機)/ベルタ・ベルンシュタイン(温泉)
戦え僕らのハインヘルム
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
その組織の一員であるアヤメとベルタは、
突然与えられた休暇を利用して、
とある温泉宿を訪れていた。
そこで起こったとある事件…とは関係なく、
お酒の匂いに酔ってしまったアヤメは、
うなされて悪夢を見ているのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
アヤメ(※温泉)「うーん…うーん…」
ベルタ(※温泉)「延々とうなされおって…。うるさくて眠れんではないか…」「てか、他人が飲んでいた酒の匂いで酔うとか、どれだけ弱いのだ…」
アヤメ(※温泉)「ぐう…」
ベルタ(※温泉)「外がすっかりと明るくなってしまったな…。起きたら文句を言いまくってやる…」
アヤメ(※温泉)「来い出ろぉ! カムヒアボワゼ! ハインヘルムGOッ!」
ベルダ(※温泉)「なんだそれ!? 寝言か!?」「まったく、どんな夢を見てるのだ…?」
アヤメ(※温泉)「………」
???(※画面オフ)「ぎゃおおおん!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※温泉)「くっ…! なぜ、訓練機が旅館を襲って…!?」
???(※画面オフ)「ぎゃおおおおん!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※温泉)「理由を考えている場合ではなさそうですね…。なにか、戦うための武器を探さなくては」
????(※ベルタ(※温泉))「武器ならば、お前の中にある」
アヤメ(※温泉)「その声は…!?」
ベルタ(※温泉)「ヤツの名を呼べ!」
アヤメ(※温泉)「ベルタ!」
ベルタ(※温泉)「我はベルタではない!」
アヤメ(※温泉)「いや、あの…どう見てもベルタでは…?」
ベルタ(※温泉)「我は暗黒魔界温泉の妖精だ!」
アヤメ(※温泉)「え…?」
ベルタ(※温泉)「我は暗黒魔界温泉の妖精だ!」
アヤメ(※温泉)「…ちゃんと聞こえています。ただ、意味がよくわからなかっただけで…」
ベルタ(※温泉)「意味などどうでもいい! この暗黒魔界温泉を守れるのは、お前しかいないのだぞ!」
アヤメ(※温泉)「ここだったのですね、暗黒魔界温泉って…」
ベルタ(※温泉)「さあ、ヤツの名を呼べ!」
アヤメ(※温泉)「呼べと言われても、なにをどう呼んだら…」
ベルタ(※温泉)「クゥ~ックックックッ! その言葉ならお前の頭の中に既に浮かんでいるはずだ!」
〔ニュータイプの共振〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※温泉)「まさか、これが…?」
ベルタ(※温泉)「そうだ! さあ呼ぶがいい、冥王機ハインヘルムを!」
アヤメ(※温泉)「…よくわかりませんが、わかりました!」「来い出ろぉ! カムヒアボワゼ! ハインヘルムGOッ!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
ベルタ(※温泉)「ハインヘルムを呼び出したか。さあ、乗り込むがよい!」
アヤメ(※温泉)「あの、私、浴衣のままなのですが…?」
ベルタ(※温泉)「そんなことを気にしてる場合か!」
アヤメ(※温泉)「そうですね…。行きますよ、ハインヘルム!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ベルタ(※温泉)「ようやく静かになったか…。いまのうちに寝るとしよう」
アヤメ(※温泉)「ふんっ!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「がはっ!?」
アヤメ(※温泉)「すぅ…」
ベルタ(※温泉)「き、貴様…。我を攻撃しおったな…」
アヤメ(※温泉)「正義は我にあり!」
ベルタ(※温泉)「うるさい! 唐突に攻撃してくるヤツに、正義などあるものか!」
アヤメ(※温泉)「シュババ! シュババババ!」
ベルタ(※温泉)「うおっと!?」「なんだ、こいつ…。寝ながら攻撃している…」
アヤメ(※温泉)「てりゃあああ!」
ベルタ(※温泉)「…下着丸出しで暴れおって。寝相が悪いというレベルではないぞ…」
アヤメ(※温泉)「さあ、どこからでもかかってきなさい!」
ベルタ(※温泉)「まるで意味が分からん…。危険なので、離れて寝るとするか…」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
アヤメ(※温泉)「倒しても倒してもキリがない…。どうなっているのですか、コイツら…」
ベルタ(※温泉)「大変だ、アヤメ!」
アヤメ(※温泉)「どうしたのですか?」
ベルタ(※温泉)「いいか、落ち着いて聞け…」
アヤメ(※温泉)「いま余裕がないんです! 早く言ってください!」
ベルタ(※温泉)「…お前、下着丸見えだぞ!」
アヤメ(※温泉)「へっ?」
〔歓声〕
アヤメ(※温泉)「なんですか、この歓声は!?」
ベルタ(※温泉)「この戦いの模様は、冥王ネットワークを通じて、全銀河系に生中継されている」「いまのは、その視聴者の声だ」
アヤメ(※温泉)「なんでそんなことに!?」
ベルタ(※温泉)「暗黒魔界温泉の危機なのだぞ! それくらい当然だろうが!」
アヤメ(※温泉)「わかりません! 全然わかりませんから!」
ベルタ(※温泉)「とにかく、丸見えはいかん。放送コードに引っかかる」「光の反射やその辺にある物を利用して、うまく隠すんだ!」
アヤメ(※温泉)「知りませんよ、そんなこと!」
???(※画面オフ)「ぎゃおおおおん!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※温泉)「ぐうッ…!?」
ベルタ(※温泉)「どうした、アヤメ! 動きが鈍くなっているぞ!」
アヤメ(※温泉)「ベルタのせいでしょうが!」
ベルタ(※温泉)「我は暗黒魔界温泉の妖精だ!」
アヤメ(※温泉)「それはもういいですから!」(余計なことに気を取られながら戦って、勝てるような相手ではない…)(ならば、私がやるべきことはひとつ!)
ベルタ(※温泉)「まさか、お前!?」
アヤメ(※温泉)「肉を切らせて骨を断つ! 羞恥を捨てて、敵を斬ります!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ベルタ(※温泉)「すぅ…すぅ…」
〔人の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「ぐえっ!?」「な、なんだ…この胸にかかる圧迫感は…!? いったい、なにが…!」
アヤメ(※温泉)「むー…」
ベルタ(※温泉)「お前が乗っかってたのか、アヤメ! どけ、こら!」
アヤメ(※温泉)「むぎゅん…」
ベルタ(※温泉)「ぬうっ!」「はぁ…はぁ…。ヤツの下から這い出すだけで、とんでもない作業であった…」「それにしても、どうやってここまで移動してきたのか…。もしかして、起きているのではあるまいな?」
アヤメ(※温泉)「寝てます、むにゃむにゃ…」
ベルタ(※温泉)「起きてるだろ、絶対! さては、我を馬鹿にして楽しんでいるな!?」
アヤメ(※温泉)「そんなことないですむにゃ…」
ベルタ(※温泉)「そんな寝言があってたまるか!」
アヤメ(※温泉)「すぅ…すぅ…」
ベルタ(※温泉)「この冥王13柱がひとりである我を、コケにするとはいい度胸だな…!」「これでも喰らうがいい! 必殺! 龍星・滅却蹴! でいりゃあああああ!」
アヤメ(※温泉)「…!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「なに!? 寝ながら我が一撃を受け止めただと!?」
アヤメ(※温泉)「むにゃ…」
ベルダ(※温泉)「だが、龍星・滅却蹴は二段構えの技! これを受け止めることがお前にできるか!」「龍星・滅却蹴、逆巻き!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「ば、馬鹿な…。この技まで…」
アヤメ(※温泉)「甘いですよ、暗黒魔界温泉の妖精さん…」
ベルタ(※温泉)「誰それ!?」
アヤメ(※温泉)「すぴー」
ベルタ(※温泉)「フッ、フフフフ…。面白い…」「こうなったら、徹底的に相手をしてやるぞ、アヤメェェェ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
アヤメ「この宿は、絶対に破壊させません!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔歓声〕
????(※画面オフ)「ぎゃおおおおん!」
アヤメ(※温泉)「いくら数で攻めてこようが無駄です!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔歓声〕
アヤメ(※温泉)「この声…。どうにもやりにくいですね…」
ベルタ(※温泉)「頑張れ、アヤメ! 銀河中の人間が、お前を見ているぞ!」
アヤメ(※温泉)「だから、やりにくいのです!」
ベルタ(※温泉)「羞恥は捨てたのだろう! 下着のひとつやふたつ、ドーンと見せてやれ! ドーンと!」
アナメ(※温泉)「他人事だと思って…」「ですが、あとはあの一団のみ。ならばこのまま一気に!」
ベルタ(※温泉)「待て、アヤメ! あれを見ろ!」
アヤメ(※温泉)「あれは…!?」
???(※画面オフ)「ぎゃるるるるっ!」
〔エネルギーの充填音〕
アヤメ(※温泉)「今まで倒した訓練機たちが集まって、合体している…」
ベルタ(※温泉)「ヤツは、スーパー訓練機へと進化するつもりだ!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
???(※画面オフ)「スゥゥゥパァァァッ!」
アヤメ(※温泉)「お、大きい…」
ベルタ(※温泉)「ヤツが本気で暴れれば、この旅館は…いや、この世界は終わりだ…!」
アヤメ(※温泉)「そういうレベルの話なのですか!?」
ベルタ(※温泉)「そういうレベルの話なのだ!」
アヤメ(※温泉)「格好など気にしている場合ではないようですね…」
ベルタ(※温泉)「うむ! この世界の命運は、お前の双肩にかかっているぞ!」
〔歓声〕
アヤメ(※温泉)「…この声、聞こえなくはできないのですか?」
ベルタ(※温泉)「無理だ!」
アヤメ(※温泉)「そうですか…。ならば、このまま行きます!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ(※温泉)「でかしたぞ、アヤメ! 必殺技でヤツにとどめを刺せ!」
アヤメ(※温泉)「必殺技!?」
ベルタ(※温泉)「そうだ、それでしかヤツは倒せん!」
アヤメ(※温泉)「そんなことをいきなり言われましても…」
ベルタ(※温泉)「迷っている間にヤツは復活してしまうぞ! 早く放つんだ!」
アヤメ(※温泉)「ええい、ままです!」「スーパーギャラクティカブレイドォォォッ!」
〔斬撃音〕
〔画面、発光〕
???(※画面オフ)「ぎゃおおおおおん!?」
【戦闘マップ開始】
【シナリオエンドデモ開始】
ベルタ(※温泉)「寝てるクセにやるではないか、アヤメ…。我をここまで追い詰めたのは、お前が初めてだ…」
アヤメ(※温泉)「くかー…」
ベルタ(※温泉)「だが、これで終わらせてやる! 我が全生命力を込めた、この一撃で!」
アヤメ(※温泉)「すわっ!」
ベルタ(※温泉)「なにっ、開眼しただと!? だが、もう我を止めることはできん!」
アヤメ(※温泉)「スーパーギャラクティカブレイドォォォッ!」
ベルタ(※温泉)「なにその格好いい技!? って、反応が…!?」
〔打撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「ぐわああああああ!?」
〔人の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※温泉)「がふっ!」「………」
アヤメ(※温泉)「う、うーん…」「なにか、とんでもない夢を見ていたような…」「ううっ…頭が…。まさか、お酒の匂いだけでこうなるとは…」
ベルタ(※温泉)「むぎゅう…」
アヤメ(※温泉)「ベルタ…?」「…まったく。あなたはどこで寝ているのですか…。というか、よくここまで移動して来ましたね…」
ベルタ(※温泉)「むぅ…」
アヤメ(※温泉)「どうにも起きそうにありませんね。仕方がないのでこのまま寝かせておきましょう。起きたら、きっちりと注意しておかなければ」「ううっ…具合が…。私も、もう一眠りするとしますか…」「………」
ベルタ(※温泉)「うーん…」「…なぜ、旅館が訓練機に襲われているのだ?」
【シナリオエンドデモ終了】
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