キュベレイ/ハマーン・カーン
来たる日のために
ネオ・ジオンの摂政、ハマーン・カーンは、
地球圏でも活動を盤石なものとするべく、
次々に反地球連邦組織を配下に収めていた。
また、地球連邦への悪感情と、
彼女の持つ圧倒的なカリスマから、
自らネオ・ジオンの傘下に付く組織も
少なくはなかった。
そして、今日もまた
ハマーンは側近であるグレミーを連れ、
とあるパーティへと出席しているのであった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
グレミー「………」
ハマーン「こんなところにいたのか、グレミー」
グレミー「ハマーン様」
ハマーン「そこの壁はお前の相手をするには、相応しくないと思うが?」
グレミー「すみません、あまりこういう場は慣れていないもので…」
ハマーン「トト家のお前がそれを言うか」
グレミー「腹の探り合いはどうも苦手です」
ハマーン「私も得意なわけではないさ」「とはいえ地球圏での基盤を築くためには、奴らの協力は必要不可欠だ」「となれば、苦手とも言っていられまい」
グレミー「軟弱なことを言って、申しわけありませんでした」
ハマーン「肩の力を抜け、グレミー。そう硬くなっていては誰も寄り付かんぞ」
グレミー「…善処します」
ハマーン「フッ、慣れるのは、まだしばらくかかりそうだな」
〔通信のコール音〕
グレミー「通信…?」
ハマーン「構わん、出ろ」
グレミー「どうした?「なに…基地が? わかった、すぐハマーン様にお伝えする」
ハマーン「なにがあった?」
グレミー「近くの基地が、地球連邦軍の急襲を受けたようです」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ハマーン「どこぞの俗物が功を焦ったか…」
グレミー「すぐに部隊を率い、応援に向かいます。ハマーン様はこのままお残りください」
ハマーン「いや、私も行こう」
グレミー「ですが、この場を抜けられては…」
ハマーン「私の顔に泥を塗られたのだ。このままにしておくわけにもいくまい」「それに、パーティにも飽きてきていたところだ」グレミー「わかりました。すぐに準備を進めます」
ハマーン「ああ、宜しく頼む」
〔歩き去る足音〕
男(※中年)「なにか問題ですかな?」
ハマーン「我々の基地が襲撃を受けました」
男(※中年)「それは大変だ! すぐにこちらの部隊を向かわせましょう!」
ハマーン「いえ、お気持ちだけで結構。それよりも、協力の件、是非お考え下さい」
男(※中年)「わかりました。ご武運を祈っております」
〔歩み寄る足音〕
グレミー「ハマーン様、準備が整いました」
ハマーン「では、これで」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ハマーン「状況は悪いかと思っていたが、基地をよく守れている」
グレミー「我々の練度は、地球連邦のそれに劣るものではありません」
ハマーン「そうだな」「では、後片付けをするとしよう」
グレミー「はっ!」
〔撃破音〕
ハマーン「呆気ないものだな」「グレミー、状況を報せろ」
グレミー「敵の全滅を確認。また、基地の損傷はそれほどでもなく、軍事行動には問題ないとのことです」
ハマーン「そうか。あとで、褒美をやらねばならんな」
グレミー「皆の士気が上がります」
ハマーン「ただ、奴らが報復行動にでるとも限らん。周囲の基地に警備を強化するよう、伝えておけ」
グレミー「かしこまりました」
ハマーン「今回の件で、奴らと充分に戦えることは証明された」「また、反地球連邦組織が、我々に協力してくるのも時間の問題だろう」
グレミー「地盤は着々と固まっていますね」
ハマーン「あとは、奴らから抵抗する気力を奪い取るだけ。もう一押しというところだな」
グレミー「では、例の作戦を?」
ハマーン「ああ。これから忙しくなるぞ、グレミー」
【シナリオデモ終了】
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