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ラーヴァナ/獅子堂高嶺
影に立つ者

巨大な権力と財力を持つ『獅子堂財閥』。

その獅子堂家の次女である獅子堂高嶺は、
総帥である長女の風音からある任務を受け、
調査に向かおうとしていた。

理知的な才女の裏に隠し持つ、もうひとつの顔。

果たして、彼女が受けた任務とは…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

秋葉「珍しいよね、あたしと高嶺お姉ちゃんがこうやって、一緒に歩いてるなんてさ」
高嶺「そうね。いつも出掛ける時間が違うから」「それで、秋葉最近どうなの?」
秋葉「どうって?」
高嶺「学校でとか、どうしてるのかなって」
秋葉「普通だよ、普通。お友達とお喋るして、勉強をして。ね、普通でしょ?」
高嶺「普通、か」
秋葉「そりゃ、高嶺お姉ちゃんたちに比べたら、普通じゃないかもしれないけどさ…」
高嶺「ん?」
秋葉「いいよね、高嶺お姉ちゃんたちは。出来がよくってさ」
高嶺「風音姉さんとか、桜はそうかもしれないけど、私はそんなことないわよ?」
秋葉「全然だよ!」
高嶺「そうかしら?」
秋葉「全然だよ…私と比べたら…」
高嶺「秋葉はやりたいこと、なにかないの?」
秋葉「…うん。なにかやらなきゃって思ってるんだけど」
高嶺「焦らなくても大丈夫よ。きっと、秋葉にも見つかるから」
秋葉「見つかるかな?」
高嶺「ええ、絶対に見つかるわ」
秋葉「ありがとう、高嶺お姉ちゃん」「それじゃあ、イモちゃんと待ち合わせてるから、先に行くね!」
高嶺「気を付けてね」
秋葉「はーい!」
〔走り去る足音〕
高嶺「それじゃあ、私も行くとしようかしら」「…自分のやるべきことを、やりに」

男(若者)「よお、姉ちゃん! こんなところにひとりで乗り込んでくるたぁ、いい度胸じゃねえか?」
男(若者)「ひひひっ、いったいなんの用があるってんだ?」
高嶺「少し聞きたいことがあって」
男(若者)「聞きたいことねぇ」「このASを見てもそんな口が利けるなんざ、さすがは獅子堂家のご令嬢ってところか?」
高嶺「あら、私のこと知っているの?」「ということは、あの噂は本当だったってことね」
男(若者)「噂だぁ?」
高嶺「ええ、あなたたちが、獅子堂に対して良からぬことを企んでいるっていうね」
男(若者)「なっ!?」
高嶺「その反応、どうやら本当だったようね。それじゃあ、ついでになにを企んでいるのか、教えてもらおうかしら?」
男(若者)「な、なめやがって…! ここから無事に出られると思うなよ!」
高嶺「穏便に済ませたかったんだけど、仕方が無いわね」「無理矢理、聞かせてもらうわ」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(若者)「ぐぅ…」
男(若者)「い、痛てぇ…」
高嶺「無事にここから出られなかったのは、あなたたちのようね」
男(若者)「こんなことしやがって、ただで済むと思ってんのか、ええ!?」
高嶺「そうね、ちゃんと私の質問に答えてくれないと、ただじゃ済まないかもしれないわね」
男(若者)「ふ、ふざけんなッ! 誰がテメエなんかに話すもんかよ!」
高嶺「二度は聞かないわ。その意味、ちゃんとわかるわよね?」
男(若者)「ッ!?」
高嶺「さあ、教えてくれるかしら?」
男(若者)「ひ、ひぃぃぃ!?」
男(若者)「や、やべぇぞ、こいつ!?」
高嶺「どうなのかしら? 教えてくれるの? くれないの?」
男(若者)「言います! すぐに言います!」
男(若者)「俺たちの狙いは、獅子堂の三女を誘拐することです!」
高嶺「秋葉を!?」
男(若者)「嘘じゃないんで見逃してください!」
茜「秋葉は確か、イモちゃんと出かけるって言ってたわね…。すぐに追いかけないと」
男(若者)「あ、あの、俺たちは…?」
高嶺「ふふふっ。獅子堂にケンカを売っておいて、ただで済むと思って?」
男(若者)「ひぃぃぃぃ!? た、助けてくれぇぇぇ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

イモちゃん「すっごく気になってるお店があるんですけど、行ってみてもいいですか?」
秋葉「うん、イモちゃんが気になってるなら、あたしも見てみたいな。案内してよ」
イモちゃん「わかりました。こっちです~」
男(若者)「ターゲットは、あのガキか」
男(若者)「しかし、ガキひとり攫うのに、ASまで持ち出す必要があったのか?」
男(若者)「なんでも、化け物が現れたんで、用心のためにってことらしいぞ」
男(若者)「化け物だと? なんだそりゃ?」
????(高嶺)「もしかして、その化け物って私のことかしら?」
男(若者)「なっ!?」
男(若者)「ど、どこから湧いて出やがった!?」
高嶺「隙だらけだったから、こっそりとね」「さてと、良からぬことを企んでいるようだから、しばらくの間、眠っていてもらおうかしら」
男(若者)「わけのわからねえことを、言ってんじゃねえ!」
男(若者)「この女から先にやっちまうぞ!」
高嶺「街中でこんなモノを使おうなんて、随分と無茶をするのね」「いいわ、少しきつめにお灸を据えてあげる」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

男(若者)「ま、待て…待ってくれ! 降参だ!」
高嶺「獅子堂家に手を出したのが運の尽きだったわね」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「ぎゃああああ!?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ騎士】

秋葉「いま、なんかおっきな音が聞こえなかった?」
イモちゃん「そうですか? イモは気付きませんでしたけど」
秋葉「うーん、気のせいかな?」
イモちゃん「それよりも、今度はあっちの店を見てみませんか?」
秋葉「うん、そうしよっか」
高嶺「どうにもまだ、この街のどこかに連中の仲間が潜んでいそうね」「もうしばらくの間、秋葉たちを見守っていようかしら」「それにしても…」
秋葉「あははは!」
イモちゃん「ウフフ」
高嶺「本当に幸せそうな顔をして」「………」「あの子たちはなんとしても、こちら側に巻き込まないようにしないと」「こんなことをするのは、私と風音姉さんだけで充分だから…」
????(いつき)「あの…」
高嶺(…! 後ろ!?)
いつき「突然お声がけして、すみません。私はICP特殊怪奇事例専従捜査課所属、神凪いつきと申します」
高嶺「お、おまわりさん?」
いつき「先程、この周辺で事件があったと聞きまして、2、3質問をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
高嶺「………」
ウル「いつき、とんでもなく警戒をされてるぞ。エマージェンシー」
いつき「あ、いえ! あなたを疑っているわけではありません! ただの事情聴取ですので!」
高嶺「あの、ちょっと急いでいるので…」
いつき「そこをなんとかお願いします!」
高嶺「えぇと…」
秋葉「イモちゃん、次はあっちに行ってみようよ!」
イモちゃん「は~い」
いつき「どうか、よろしくお願いします!」
高嶺「はぁ、困ったわね…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

いつき「本当に少しだけでいいので」
高嶺「協力したいのはやまやまなんだけど、本当に急いでいて」
いつき「お手間を取らせないと約束します!」
ウル「もう充分に手間を取らせていると思うが」
いつき「あっ! そうですね! では、すぐに質問を」
高嶺「あの、まだ答えるって言っていないので…」
いつき「ダメなのですか?」
ウル「なぜ、この女性にそんなに拘るんだ、お前は」
いつき「ニーナが言っていたんです。初志貫徹を大切にしろと」「私はこの人に話を聞こうと思いました。ですから、初志を貫徹します」
ウル「あいつのことだ、絶対に適当を言ってると思うぞ」
高嶺(秋葉たちがどんどん行ってしまうわ…)(仕方ないわね、適当に答えてすぐにおいかけましょう)
男(若者)「………」
高嶺(あの男…! 写真で見た、誘拐犯たちのリーダーだわ)
秋葉「楽しいね、イモちゃん」
イモちゃん「はい! お嬢様とご一緒できて、イモはとっても楽しいです!」
男(若者)「くくくっ…」
高嶺「マズいわ、秋葉を狙って…」
いつき「どうかしましたか?」
高嶺「ごめんなさいね、おまわりさん。急ぎの用事が出来たので行かせてもらうわ」
いつき「えっ…?」
高嶺「ラーヴァナ」
〔バーニアの噴射音〕
ウル「なに、QTアームズだと!?」
いつき「ウル、あっちを見てください! 街中にASが!」
〔機体の起動音〕
ウル「おいおい、いったいなにが、どうなってやがるんだ…」
高嶺「頭を潰せば、秋葉を狙うこともなくなるはず」「これで、終わりにするわ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

男(若者)「ク、クソッ…。ここまでかよ…」
高嶺「とりあえず、これで一安心ね。早く風音姉さんに連絡しに行かないと」
いつき「待ってください!」
高嶺「あら、おまわりさん」
いつき「あなたはいったい、何者なのですか!」
高嶺「通りすがりの一般人よ。それじゃ、あとの処理は任せたわね」
いつき「ま、待って!」
〔バーニアの噴射音〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

秋葉「いっぱい歩いて、もうヘトヘトだよ」
イモちゃん「早く戻って、ゆっくりしましょうね」
秋葉「あっ、高嶺お姉ちゃん!」
高嶺「あら、秋葉にイモちゃん。偶然ね、いま帰り?」
イモちゃん「はい」
高嶺「今日のお出かけはどうだったの?」
イモちゃん「秋葉お嬢様と色々な場所を見て、すっごく楽しかったです」
高嶺「そう、それは良かったわね」
秋葉「でも、なんか変なことがあったんだよね」
高嶺「変なこと?」
秋葉「誰かに見られてるような気がしたり、街でどかーんっておっきな音がしたり」
高嶺「なにか事故でもあったのかしら?」
秋葉「それがよくわからないんだよね。誰も気にしてる様子もなかったしさ」
高嶺「だったら、秋葉の勘違いなんじゃない?」
秋葉「そうなのかな~?」
高嶺「特になにがあったわけでもないんでしょ? 気にしなくていいんじゃないかしら?」
イモちゃん「そうですよ、お嬢様。楽しいことだけ覚えていればいいんです」
秋葉「そうだね。うん、気にしないことにする」
高嶺「それじゃあ、帰りましょうか。そろそろお夕飯の時間よ」
秋葉「はーい」
高嶺「ふふふっ」
【シナリオエンドデモ終了】


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