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シンカリオンE5はやぶさMkⅡ/速杉ハヤト
ブラックシンカリオン紅/セイリュウ
回想!ハヤトとセイリュウ

新幹線超進化研究所とは、
『漆黒の新幹線』が生み出す巨大怪物体から
日本の平和と安全を守るため、
『新幹線変形ロボシンカリオン』の
研究開発を行う組織である。

シンカリオンの運転士は
期待と高い適合率を持つ子供たちで、
彼らは研究所員たちと力を合わせて
キトラルザスと戦う。

キトラルザスの目的は当初不明だったが、
その正体は、はるか昔から地球の内部で
独自の進化を遂げた存在だった。

彼らは環境の変化によって進化が止まり、
自らの滅亡を回避しようとして
地上を侵略し始める。

シンカリオンの運転士である速杉ハヤトは
そんなキトラルザスのエージェントの1人、
セイリュウと心を通わせて仲間となり、
キトラルザスを束ねるカイレンを討ち倒した。

そんなことがあった数日後のある日…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

〔歩み寄る足音〕
ハヤト「ハァ、ハァハァハァ…。も、もう駄目だ…歩けない…」「セイリュウ…大丈夫?」
〔歩み寄る足音〕
セイリュウ「あ、ああ…大丈夫だ…」
ハヤト「上田アズサは…?」
セイリュウ「俺たちにはもう任せられないと言って、ひとりで動画のつづきを撮りに行ってしまった…」
ハヤト「一日中歩いてるっていうのに何て体力なんだ…まるで東京と博多間の1000Kmを超えて走る、のぞみ並みの体力だよ…」
セイリュウ「なるほど…のぞみはそんな長距離を走るのか…」
ハヤト「そうだよ。それぐらいの長距離を走る新幹線は日本にはほとんど無いんだ」「あとは1000Kmには満たないけど、在来線の寝台特急『サンライズ出雲』くらいじゃないかな…」
シャショット「それにしても、何故アズサさんはあっちに行ったり、こっちに行ったりしているのでございましょう?」
ハヤト「確か今回の動画の内容が、『JSが人生振り返ってみた』だからじゃない? 上田アズサゆかりの場所に行っているみたいだよ」
セイリュウ「そもそも10年そこらしか生きていないのに過去を振り返るというのはどうなんだ?」
ハヤト「新幹線だって10年経てば出せる速度が100Km違うことだってあるし…振り返ったとしてもおかしくないよ!」
セイリュウ「なるほど…新幹線はそんな短い時間で進化を遂げてきたんだな! 覚えておかなくては…!」
シャショット「ツッコミ不在でありまーす」
ハヤト「それに、10年なんて時間が経たなくても俺たちはこの1年で、色々あったじゃないか」
セイリュウ「………」
シャショット「確かに、濃密な1年だったでありまーす」
ハヤト「まずは超進化研究所に初めて来た時のこと…とかね」
セイリュウ「ハヤトはどうやってシンカリオンの運転士になったんだ?」
ハヤト「新幹線に乗っている最中に巨大怪物体が現れて、お父さんに呼び出されて、それでお父さんの忘れ物を届けに行ったら…」
シャショット「わたくしと遭遇したのでありまーす!」
ハヤト「シャショットに適合率が高いって言われて、あれよあれとという間に…」「ただ、最後は自分の意思でシンカリオンに乗ったんだ!」
セイリュウ「そんなことがあったのか…」
ハヤト「うん、ビックリの連続だったよ。特にあのことはね…」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ハヤト「お父さんが、まさか超進化研究所の職員で、シンカリオンの指導長だったなんてね…」「そうだ、セイリュウの話を聞かせてよ! セイリュウはどうやってブラックシンカリオンに選ばれたの?」
セイリュウ「俺は選ばれたというよりは、シンカリオンと戦いたくて…いや、ハヤトたちを知りたくて乗ったんだ」
ハヤト「そっか。初め、セイリュウたちって、俺たち人間のことを調べてたんだもんね」
セイリュウ「ああ、俺たちはヒトと違う進化を遂げた」「そして、ルクスヴェテ(黒い粒子)で様々な物を進化させ、ヒトを調べるために戦わせたが…」
シャショット「ハヤト君たちは、巨大怪物体を何度も撃破し、試練を乗り越えたでございまーす」
ハヤト「………」
セイリュウ「だが、何度も戦ったことやビャッコやゲンブのおかげで…俺は自分の気持ちに気がつくことができた」「シンカリオンの中でハヤトと話せたあの時…」
〔画面、発光〕

セイリュウ「何故だ…何故ゲンブの命を奪った!」
ハヤト「…! ごめん、俺は…セイリュウにわかってもらえる説明はできない…」「でもこれだけは信じてほしい。俺たちはゲンブの敵じゃない!」
セイリュウ「じゃあなんだ!」
ハヤト「仲間だ!」「お互いシンカリオン好きで、新幹線が好きな…」
セイリュウ「ゲンブがシンカリオン好き…?」「…その好きとは…何だ?」
ハヤト「好きって…その人を表すものかな…」
セイリュウ「表わす…」
ハヤト「みんなにも好きな物があって、それがあるからみんなの違いがわかるし、良さもわかる」「好きって言うのはその人のことをわかりやすく教えてくれるものなんだと思う」「ゲンブは俺と同じでシンカリオンも新幹線も大好きみたいだった。あと、アキタの家のケーキも」
セイリュウ「………」
ハヤト「セイリュウ、教えてよ。君の好きな物は…なに?」「それがわかれば、もしかしたら俺たちは、戦わないですむかもしれない」
セイリュウ「戦わずにすむ。シンカリオンと…」
〔画面、発光〕

セイリュウ「俺も、シンカリオンが好きだ、とようやく気づいたんだ…」
ハヤト「俺も、シンカリオンと新幹線好きの仲間が増えて嬉しいよ!」
シャショット「あれが、セイリュウ君とハヤト君を繋げるきっかけだったのかもしれないでありまーす」
ハヤト「繋げると言えば…シャショットがセイリュウとブラックシンカリオンに乗ったから、帰ってくる事ができたんだよね」
シャショット「そうでございまーす! もう一度ハヤト君に出会えて、わたくし感無量でありまーす!」
セイリュウ「ブラックシンカリオンが紅に進化できたのにシャショットがいたからだ…一体、シャショットとはなんなんだ…?」
ハヤト「E5をサポートするロボットらしいけど、それ以外は…」E5はやぶさもMkⅡになって、まだわからないことが多いし…」
セイリュウ「そういえばあの3人はMkⅡに対して何と言ってたんだ?」
ハヤト「え!? あ、いや…あの…」
セイリュウ「…?」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ハヤト「アキタ…ツラヌキ、シノブは…何て言ってたかな…?」
セイリュウ「カイレンとの戦いが終わってすぐに3人とも故郷? と言う場所に帰ってしまったからな」
ハヤト「故郷って、場所じゃないけどね。あと、シノブは故郷というか沖縄に移住して…」「あ、沖縄といえばモノレールだよね! モノレールもいいよねえ! なんていったって…」
セイリュウ「………」

ハヤト「2018年には鉄軌道計画で新幹線の…」「ケホッケホッ…!?」
シャショット「ハヤト君、大丈夫でありますか? 先程から喋りすぎでありまーす!」
ハヤト「う、うん…そうかも…」「ちょっと飲み物買ってくる!」
〔走り去る足音〕
セイリュウ「…シャショット。俺はヒトの感情というものに疎い。だが、ハヤトがおかしいのはなんとなくわかる」
シャショット「セイリュウ君…」
セイリュウ「あのハヤトの感情は…俺が、スザクを失いたくないと想った時の感情に似ているのではないだろうか?」「今日、家を出る時、アズサに言われたんだ。「ハヤトを頼む」と」
シャショット「アズサさんが、でありますか?」
セイリュウ「初めは言っている意味がわからなかった。だが、今日のハヤトの様子を見て、アズサがそう言っていた理由がわかった気がする」
シャショット「セイリュウ君…段々、人間の感情というものがわかるようになったのでございますね」「きっと、ハヤト君は寂しいのであります…」
セイリュウ「寂しい…そうか、あの感情は寂しいというのか…」
シャショット「ただでさえ、ハヤト君のお父さんの速杉指導長は現在、京都市bにいるのでありますから…」「セイリュウ君とわたくしで、ハヤト君を支えてあげるでありまーす」
セイリュウ「…ああ、できる限り、俺がハヤトを支えよう」
〔走り寄る足音〕
ハヤト「ふたりともお持たせー!」
セイリュウ「ハヤト、アズサが戻ってくる気配も無い。これからは俺たちで自由に行動しよう」「どこか行きたい所はないか?」
ハヤト「え!? ホント!? そうしたら、ここから近い王子駅に行こう! 絶景の新幹線スポットがあるんだ!」
シャショット「早速出発進行でございまーす!」
【シナリオデモ終了】


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