蜃気楼/ゼロ
兄 と 妹
黒の騎士団を率いて、
世界中で戦いを続ける仮面の英雄『ゼロ』。
その正体であるルルーシュ・ランペルージ。
ある大きな戦いを終わりに導いた彼は、
ひとときの休息を取る為に友人と妹がいる、
アッシュフォード学園を訪れていた…。
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
ミレイ「みんな、お茶が入ったわよ」
リヴァル「待ってましたー!」
ナナリー「いい匂いですね」
リヴァル「お前も早くこっちへ来いよ。何、ぼーっとしてんだよ、ルルーシュ」
ルルーシュ「ああ…こうしていると久しぶりに日本に帰って来たんだと実感するな」
シャーリー「久しぶり…?」
ルルーシュ「いや…なんでもない…。今のはその…なんでもないんだ…」
シャーリー「変なルル…」
リヴァル「そうそう、ここ最近、変なところが多いんだよ、ルルーシュの奴」「この前だって、あり得ない人数の女の子とデートの約束を取り付けたりしてさ」
シャーリー「そうそう! あれは本当にひどいよ、ルル!」
ルルーシュ「いや、あれはその…」(咲世子の奴め。俺の影武者を演じる際、あれほど普通の学園生活を送れと釘を刺したというのに…)
ミレイ「ルルーシュだって思春期だもんねぇ」
ルルーシュ「会長…!」
ナナリー「ふふふ…」
ルルーシュ「ナ、ナナリーまで…」
ナナリー「違います。お兄様が、いつもより楽しそうだからつい嬉しくなってしまって…」
ルルーシュ「ナナリー…」
シャーリー「ナナちゃんはルルが大好きだもんね」
ナナリー「はい」
シャーリー「まあ、今回のことはナナリーに免じて許してあげるわ」
リヴァル「でも、あんまり呑気にしてるなよ。最近はやっと落ち着いてきたけど、この辺りはまだ物騒なんだからよ…」「この間だって、黒の騎士団がさ…」
〔爆発音〕
〔画面、震動〕
リヴァル「なんだ、今の音…!?」
ルルーシュ「今のは…!」
シャーリー「見て、あれ…! 外で戦ってるの、ブリタニア軍と黒の騎士団じゃない!?」
ルルーシュ「なんだと…!?」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
黒の騎士団員「くそっ…! ブリタニアの奴らめ! まさかこのアジトを嗅ぎ付けていたとは…!」
黒の騎士団員「ゼロもカレンもいないんだ! みんなが逃げ切るまで、なんとか俺たちで持ち堪えてみせるぞ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、震動〕
ミレイ「全然、音が止む気配がない。学園の方まで来なければいいんだけど…」
リヴァル「そうだよな…。ナナリーもいるから、俺たちもここから離れられないし…」
ミレイ「リヴァル…!」
リヴァル「あ、違う…! 今のはそういう意味じゃ…!」
ナナリー「皆さん、私のことはいいですから、先に皆さんだけでも避難を…!」
シャーリー「そんなことできるわけないでしょ!」
ミレイ「大丈夫、みんな一緒にいるわ!」
リヴァル「そうだよ! それにこんなのすぐ終わるから!」
ルルーシュ(いや、状況から考えて恐らく戦闘は今、膠着状態にある)(両者は規模は大したものではないが、このまま戦闘が長引けば市街地への被害は免れん…)
ナナリー「お兄様…」
ルルーシュ「心配するな、ナナリー。みんなの言う通り、すぐに終わるよ…」
ナナリー「ええ…」
ルルーシュ(隠してある蜃気楼を出すか…? だが、ナナリーを置いて、ここを離れるわけには…)(どうすればいい! どうすれば…!)
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、震動〕
シャーリー「なんか…音が近づいてる気がする…」
リヴァル「き、気のせいだよ…。気のせい…」
ルルーシュ(どうする…。もう時間は残されていない…)
ナナリー(お兄様…。少しお話をよろしいですか?)
ルルーシュ(どうした、ナナリー?)
ナナリー(お兄様は何か迷っていらっしゃいませんか?)
ルルーシュ(いや、そんなことは…)
ナナリー(嘘をついても分かります…。お兄様は今、自分にできることがあると、お考えなのですよね?)(ですが、私のことを気にしていらっしゃる…)
ルルーシュ(………)
ナナリー(行ってください、お兄様。お兄様が何をしようとしているのか、それは分かりません…)(ですが、今できることがあるのなら、それを為すべきです)
ルルーシュ(ナナリー…。お前は強い子だな…)
ナナリー(お兄様…)
ルルーシュ(すぐに戻る。それまでみんなと一緒にいるんだぞ)
ナナリー(はい、生徒会の皆さんには私からお話ししておきます)
ルルーシュ(頼む…)「行ってくるよ、ナナリー…」
ナナリー「行ってらっしゃい、お兄様…」
〔ドアノブを回す音〕
シャーリー「! ルル!? ちょっと、どこに行くの!?」
ルルーシュ(いつの間にか、少しずつ成長しているんだな)「ナナリー、お前は必ず守る。守ってみせる!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
黒の騎士団員「他の奴らはうまく逃げ出せたのか…?」
黒の騎士団員「まだだ…! どうやらあちこち囲まれちまってるらしい!」
黒の騎士団員「ちっ…! こんな小さなアジトを相手に、ご丁寧なことだな…!」
ブリタニア騎士「いつまで抵抗を続けるつもりだ! 大人しく投降しろ!」「頼みのゼロも、今はここを離れていることは調査済みだ! いくら粘っても助けは来ないぞ!」
黒の騎士団員「くっ…! アイツら、そこまで…!」
????(※ゼロ)「フ、助けは来ないか…。果たしてそうかな?」
ブリタニア騎士「何っ…!?」
黒の騎士団員「お、おい! あの黒いKMFは…!」
ゼロ「そう、私はゼロ! 奇跡を起こす男だ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ブリタニア騎士「ゼ、ゼロ…。なぜここに…」
ブリタニア騎士「ゼロだと…!? 馬鹿な、奴が今、ここにいるはずは…!」
ブリタニア騎士「だが、今、現に目の前に…」
ゼロ「フ、愚問だな。助けを求める声があれば、私はどこにでも現れる」
黒の騎士団員「ゼロ…!」
ゼロ「これより私が指揮を執る! 君たちはこの作戦の通りに行動しろ!」「まずは敵の包囲を崩し、その先で奴らを一網打尽にするのだ!」
黒の騎士団員「了解!」
ゼロ(そう、まずは戦場を移すのが最優先だ。これ以上、ここで戦闘を行わせる訳にはいかない!)「ブリタニアの騎士よ! 自らの民を戦禍に晒すことさえ辞さない、愚かな者たち!」「お前たちに正義の鉄槌をくれてやろう!」(絶対に守ってみせる…! みんなは…ナナリーは…この俺が…!)
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ゼロ「戦闘終了…。黒の騎士団も、無事に撤退したか…」「だが…」
リヴァル「終わったみたいだな…」
ミレイ「一時はどうなるかと思ったけど、結果的にはゼロに助けられたのかな…」
シャーリー「でも、ルルはいったいどこに…。無事だといいけど…」
ナナリー「………」
ゼロ「俺がここに現れた以上、すぐにブリタニアの手が回るはずだ」「もう、あそこに戻るわけにはいかないな…。あとは咲世子に任せるとしよう」(だが、全てが終わった時に俺は必ず帰る)(ナナリーが笑って暮らせる世界を創り上げたその時に…)
【シナリオエンドデモ終了】
● ユニットシナリオ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」 へ戻る
● 強敵イベント「第3回スパクロフェスティバル」 へ戻る
イベント「赤と白」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。