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スターシルフ/獅子堂秋葉
想いの力

巨大な権力と財力を持つ獅子堂財団、獅子堂家。

その三女である獅子堂秋葉は、
優れた姉妹との差にコンプレックスを感じ、
「自分にしかできないなにか」を求めていた。

そんな彼女は偶然出会ったブレインコロニー、
レオパルドの自己実現をなし崩し的に
手伝うことになる。

彼女が求める、
「自分にしかできないなにか」は、
この広い宇宙のどこにあるのだろうか…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

秋葉「あーもう! ホント腹立つ、あのバカパルドのやつ!」
イモちゃん「お嬢様の言う通りです! あの人はもっと常識を覚えた方がいいです!」
ほのか「ふたりは、なにをそんなに怒ってる?」
秋葉「ほのかちゃんは、頭にこないの?」
ほのか「私には、よくわからない」
秋葉「わからないって…。だって、アイツこう言ったんだよ!」

レオパルド「お前たちに命令を下す! 僕の自己実現を達成するため、この場所へ赴きパーツを探してこい!」
秋葉「やーよ。なんであたしたちが、そんなことしなきゃいけないのよ」
レオパルド「なんだと!? お前たちは、この僕のしもべだろうが!」
秋葉「はあっ!? あんたのしもべなんかに、いつなったって言うのよ!」
レオパルド「僕のコロニーに乗った瞬間からだ! わかったから、さっさと行ってこい枯れ葉!」
秋葉「誰が枯れ葉ですって!? このバカパルド!」
レオパルド「バカ!? 優秀な人工知能であるこの僕に向ってバカだと!」
秋葉「バカにバカって言って、なにが悪いのよ!」
イモちゃん「お嬢様、もう行きましょう。こんな人の相手をしてても時間の無駄です」
秋葉「そうだね。行こう、イモちゃん」
ほのか「待って」
秋葉「ほのかちゃん…?」
ほのか「レオパルドには秋葉が必要」
秋葉「必要って言われても…」
ほのか「それに、パーツのある場所は、レオパルドが頑張って探してた」
レオパルド「っ!?」
秋葉「そうなの?」
レオパルド「な、なにを言っているのか全然わからないな。僕はたまたま見つけただけだ」
秋葉「ふーん、そうなんだ」
レオパルド「…なんだ、その顔は?」
秋葉「行ってきて欲しいなら、素直にそうお願いすればいいのに」
レオパルド「ふ、ふ、ふ、ふざけるなあああっ!」「なぜこの僕がしもべに、頼みごとをしなくてはいかんのだ! とっとと行ってこい、木っ端枯れ葉っ!」
秋葉「なんですって!? もう絶対に行かないだから!」
〔画面、発光〕

秋葉「あいつ、あたしたちのこと、しもべだって言ったんだよ!?」「そんんあヤツの言うことを、なんで聞かないといけないのよ」
ほのか「でも、秋葉はこうやって来ている」
秋葉「それはまぁ…。なし崩し的にって言うか?」
イモちゃん「お嬢様はお優しいですから」
ほのか「レオパルドのパーツの回収は、秋葉にしかできない」
秋葉「なんで、あたしにしかできないのよ?」
ほのか「それは、秋葉が宇宙をかける少女だから」
秋葉「また、それ? そんなこと言われてもよくわからないんだけど…」
イモちゃん「お嬢様、目的地が見えてきましたよ」
秋葉「あれが目的地…。なんだかボロボロの工場みたいに見えるけど…」
ほのか「随分前に廃棄された、兵器の生産工場」
秋葉「げぇ…。なんか出そうな雰囲気じゃない…?」
イモちゃん「お嬢様、怖いです…」
ほのか「大丈夫」
秋葉「大丈夫ってなにが?」
ほのか「もう出た」
〔回転音〕
秋葉「な、なにあれ!? 大きな円盤がこっちに向ってくるけど!?」
イモちゃん「お嬢様! あれはバグという無人兵器ですよ!」
秋葉「無人平気!? なんでそんなのがこっちに来るのよ!」
ほのか「不法侵入で、警備装置が作動した」
秋葉「えええ~!? どうするの、これ!?」
ほのか「パーツは建物の中。だから、ここを突破する」
秋葉「もー! なんでこうなるのよー!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

秋葉「はぁ…はぁ…。なんとか中に入れた…」
秋葉「私は大丈夫。イモちゃんもケガはしてない?」
イモちゃん「はい、かすり傷ひとつありません」
秋葉「そっか、よかった」「それで、私たちはどこに向かえばいいのかな?」
ほのか「わからない」
秋葉「へっ…?」
ほのか「この場所はレオパルドが見つけた。だから、私もよくわからない」
イモちゃん「あの人から、なにか聞いていないんですか?」
ほのか「うーん…。右の方?」
秋葉「ものすごくアバウトだね…」
イモちゃん「ここでじっとしていても仕方ありません。とにかく探してみましょう」
秋葉「うん、そうしようか」
〔画面、震動〕
秋葉「な、なんなのこの揺れ!? 地震!?」
イモちゃん「でも、宇宙ですよここ!?」
秋葉「そ、そっか! じゃあ、なんなのこれ!?」
ほのか「地面が揺れているんじゃない」
秋葉「えっ…?」
ほのか「上からなにか来る」
秋葉「上っ!?」
〔破裂音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔回転音〕

秋葉「で、でたあ~!」
イモちゃん「またバグですよ!」
ほのか「中でも守っていたのか。しつこい」
秋葉「ど、ど、どうするの、ほのかちゃん!」
ほのか「移動する、ついてきて」
秋葉「う、うん!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

秋葉「もー! どこまで追いかけてくるのよ!」
イモちゃん「危ない、お嬢様!」
秋葉「わわわっ!?」
〔回転音〕
秋葉「セーフ…」
イモちゃん「間一髪でしたね…」
ほのか「気を付けて、秋葉。あれに追いつかれたら、真っ二つ」
秋葉「ひぇ~…」
イモちゃん「でも、このままじゃ逃げ切れませんよ」
ほのか「狭い場所では小回りの利く向こうが有利。だから、広い場所に出る」
秋葉「広い場所って、どこにあるのかわかるの?」
ほのか「…たぶん?」
秋葉「………」
イモちゃん「お嬢様、この先に広い場所があるみたいです! ここの地図を検索したので、間違いありません!」
秋葉「さすが、イモちゃん!」「そこに逃げ込むってことで、いいよね?」
ほのか「わかった」
秋葉「それじゃあ、ダッシュで行くよ!」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、発光〕


ほのか「この場所なら広さは充分。ここでヤツらを迎え討つ」
秋葉「うん、あたしも頑張るね」
イモちゃん「イモもお嬢様のお手伝いをします!」
秋葉「さあ、どこからでもかかって来い!」
〔回転音〕
秋葉「あ、あれ…?」
イモちゃん「お嬢様…」
秋葉「なんか、入り口以外からいっぱい出てきたんだけど…?」
ほのか「なして?」
秋葉「これってもしかして、追い詰められちゃったんじゃ…?」
イモちゃん「私もそう思います…」
ほのか「とにかく戦うしかない」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

秋葉「…いったい、どれだけ倒せば終わってくれるの」
ほのか「おかしい…。明らかに数が多すぎる」
イモちゃん「どういうことですか?」
ほのか「ここが生産工場だったとはいえ、これだけの数が動いているわけがない」
秋葉「でも、実際に動いてるよ?」
ほのか「だから、おかしい。…これは罠?」
秋葉「これも全部、レオパルドのせいじゃない! なんて場所に私たちを来させてるのよ!」「帰ったら、絶対に文句を言ってやるんだから!」
〔回転音〕
ほのか「このままじゃ、ふたりともやられる。だから、私が囮になる」
秋葉「えっ…?」
ほのか「その隙に秋葉は逃げて」
秋葉「ダメだよ、そんなの!」
ほのか「でも、それしか手はない」
秋葉「それでもダメ! ほのかちゃんを犠牲にするなんて、そんなことできるわけないじゃん!」
イモちゃん「そうですよ! みんなで帰る方法を考えましょう!」
ほのか「残念だけど、考えた結果出たのが、いまの答え」
秋葉「だったら、もっと考えるの!」
ほのか「でも、もう時間がない。このままなにもしなければ、全滅する」
秋葉「絶対にみんなで帰るんだから…」
〔回転音〕
秋葉「絶対にみんなで…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

秋葉「はぁ…はぁ…」(ここまで頑張ったけど、やっぱり、あたしには無理なのかな…?)(あたしは他の姉妹たちとは違う。あたしにはなにも…)
イモちゃん「お嬢様、前!」
秋葉「えっ…?」
〔回転音〕
ほのか「秋葉はやらせない!」
〔回転音〕
〔画面、フラッシュ〕

ほのか「ううっ!?」
〔期待の倒れる音〕
秋葉「ほのかちゃん!」
ほのか「に…逃げて、秋葉…」
秋葉「そんなこと…」
ほのか「レオパルドには、秋葉が必要…。ここでやられるわけには…うっ!?」
〔回転音〕
イモちゃん「お嬢様、バグがこっちに…」
秋葉(どうすればいいの…。こんな状況であたしに、なにができるっていうの…?)
ほのか「秋葉…」
秋葉「わかんない…」「わかんないよ!」
イモちゃん「お嬢様…?」
秋葉「なにができるのかなんて、わかんない!」「でも、ここであたしが逃げたら、誰が、ほのかちゃんを助けるの!?」「だから、あたしは絶対に逃げたりなんかしない!」
ほのか「………」
イモちゃん「そうですよ、お嬢様! ほのかさんを見捨てるなんてできません!」
秋葉「ごめんね、イモちゃん。あたしのワガママに付き合わせちゃって」
イモちゃん「なにを言ってるんですか。イモはお嬢様とずっと一緒です!」
秋葉「ありがとう、イモちゃん。それじゃあいくよ!」
イモちゃん「はい!」
〔画面、震動〕
秋葉「また地震!?」
ほのか「違う、これは…」
レオパルド「フハハハハハッ!」「あまりにも帰りが遅いので、僕自ら迎えに来てやったぞ、枯れ葉。光栄に思うのだな!」
秋葉「レオパルド!?」「まさか助けに来てくれたの?」
レオパルド「違う! 迎えに来たと言ってるだろうが!」
秋葉「まったく、素直じゃないんだから」
レオパルド「う、うるさい!」「そんなことよりも、折角僕がチャンスを作ってやったんだ。有効に使え!」
イモちゃん「お嬢様、今の衝撃でバグの動きがおかしくなってますよ」
秋葉「ホントだ…」「やろう、イモちゃん。あたしたちでほのかちゃんを助けよう!」
イモちゃん「はい!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

イモちゃん「お嬢様、アレでおしまいです!」
秋葉「えええいっ!」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

秋葉「結局、ここにパーツはなかったね。なんのために頑張ったんだか…」
レオパルド「ぼ、僕のせいではないぞ! そう! これは僕をはめるための罠だったのだ!」
秋葉「罠って…。誰があんたなんか罠にはめるのよ。ね、ほのかちゃん?」
ほのか「………」
秋葉「ほのかちゃん…?」
イモちゃん「お嬢様~」
秋葉「イモちゃん!」「もうどこに行ってたのよ。心配してたんだから」
イモちゃん「ごめんなさい。ちょっと施設の中を調べに」
秋葉「もー、まだ危険があるかもしれないんだから。気を付けないと」
イモちゃん「それよりも、すごいものを見つけたんです!」
秋葉「すごいもの?」
イモちゃん「こっちです、来てください」
秋葉「ちょっと待ってよ、イモちゃん!」「ほのかちゃんも一緒にいこ?」
ほのか「私はいい」
秋葉「そんなこと言わないで、ほらほら」
ほのか「なして?」

秋葉「わあ! 露天風呂!」
イモちゃん「エッヘン、どうですかお嬢様!」
秋葉「すごいよ、イモちゃん。こんなの見つけちゃうなんて」「…でも、なんでこんなところに、露天風呂があるんだろ?」
イモちゃん「工場内で発生した熱をりようして、お湯を沸かしているみたいですけど、癒やしが欲しかったんですかね?」
秋葉「まあ、なんでもいいや。ちょうど汗もかいたことだし、入っていこうか」
イモちゃん「わーい! 私も入りまーす!」
ほのか「私は…」
秋葉「ほらほら、ほのかちゃんも一緒に」
ほのか「…まだなにも言ってない」
レオパルド「おい、なに勝手なことをしてるんだ! ひとりにされたら僕が暇だろうが!」
秋葉「そんなの知らないわよ。…てか、覗かないでよ?」
レオパルド「誰が覗くかあああああッ!」
〔通信の閉じる音〕
秋葉「それじゃあ、みんなで温泉に突撃ー!」
イモちゃん「おー!」
ほのか「…秋葉、さっきは助けてくれてありがとう」
秋葉「えっ?」
ほのか「行こう、温泉」
秋葉「うん!」
【シナリオエンドデモ終了】


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