テムジン707/上条当麻
バル・ルルーン/インデックス
ライデン“judge lgniters”/御坂美琴
>フェイ・イェン・ザ・ナイト“judge lgniters”/白井黒子
スペシネフ“Rusty Blood”/一方通行
とある学園都市の人々
東京西部の大部分を占める『学園都市』
ここの住む住人たちは特殊なカリキュラムを
受けており、多くの物が超能力を有していた。
その学園都市では今、
現実の街並みを巨大なバーチャロイドで
失踪する機動戦『電脳戦機バーチャロン』が
大流行していた。
しかし、この街に住む少年、上条当麻は
そんな世の流行に乗る暇もなく、
今日も補習を受けていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
小萌「では先生はこっちなので、おうちに帰ったらちゃんと復習するのですよ」
上条「あ、あの小萌先生。もうちょい補習なんとかなりませんでしょうか? こうも連日続くと頭が…」
小萌「その頭に知識を詰め込むのが学生の本分であり、その手助けをするのが先生の役目なのです」「ただでさえ遅れている上条ちゃんが、しっかりとした一人前になるためだったら、先生は鬼にでも悪魔にでもなります!」
上条「いや、そういう無理に詰め込むやり方、俺には…」
小萌「上条ちゃん…」
上条「ま、待ってくれ先生! こんな所で泣かれると俺が色々とまずい!」「わかった! 補習でもなんでもするから! 堪えてくれ、先生!」
小萌「それでこそ上条ちゃん。先生は良い生徒をもって幸せです!」
上条「はぁ…不幸だ…」
〔走り寄る足音〕
インデックス「とうまー!」
上条「インデックス!? お前、どうしてここに!?」
インデックス「どうしてはこっちの台詞なんだよ。約束の時間になっても帰ってこないし」「とうま、もしかして私とバーチャロンすること忘れてない?」
上条「いや、忘れたわけじゃないんだが、補習が思ったより長引いて…」
小萌「シスターちゃん、ゲームもいいけど上条ちゃんは学生として…」
インデックス「こもえの話は後! はい、とうまはすぐゴーグル付けて!」
上条「お、おい! 無理矢理付けるな! それくらい自分で…」
上条「はぁ、結局流されてしまった…」
〔通信の開く音〕
リリナ「お早い戻りですね、当麻サマ。もう帰宅されたんですか?」
上条「いや、色々わけあって外で戦うことになった…。しかもかなり人通りの多い場所で」
リリナ「では端から見た当麻サマは、家に帰るまで我慢することが出来ないほどゲームに熱中している中毒寸前のゲーマーってことですね」
上条「…俺のリリナはどうしてこんな子になってしまったんだ…」
〔通信の開く音〕
インデックス「早く勝負しよう、とうま! バル・ルルーンが待っているんだよ!」
上条「なあインデックス、戦うのはいいが、家に帰ってからにしないか? わざわざこんな街中で…」
インデックス「私は別に構わないんだよ。どこであろうと、戦えれば」「けど、どうしても帰りたかったら私を倒せばいいよ。そしたら、大人しく帰ってあげる」
上条「…その言葉、本当だな?」
インデックス「私に二言はないんだよ、とうま」
上条「…リリナ」「サポートを頼む! 俺は今からあのゲーム中毒はらぺこシスターをコテンパンに打ちのめす!」「そしてみんなで家に帰るんだ! 周りから白い目で見られる前に!」
リリナ「かなり後ろ向きで情けない動機ですが、了解しました!」
上条「行くぞテムジン! お前の力を貸してくれ!」
上条「…勝った。俺は価値ある1勝を手に入れた…」「100回近く負けた気がするが、そんな小さなことは記憶の海に沈めよう…」
インデックス「うう…まさかとうまに負けるなんて…」「もう1回! すぐ勝負だよ、とうま!」
上条「ちょ、ちょっと待てインデックス! 俺がどうして勝ちに拘ったか忘れてないか!?」
小萌「上条ちゃん…」
上条「先生!? 帰ったんじゃ…」
小萌「復習してって言ったのに、当てつけみたいにゲームして…」「先生は…先生は…」
上条「わー! 待ってくれ! 俺は精一杯努力したんだ! 努力したんだぞ!」
インデックス「早く勝負! とうま!」
小萌「上条ちゃん…」
上条「あー! 不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
御坂「くっ! 食蜂のヤツ、相変わらずねちねちと…!」
食蜂「あらあらあらすっごいじゃない、御坂さん」「ライデンのそのぶっとい足で、私の攻撃をこうも避けるなんてぇ~もう尊敬しちゃう」
御坂「よく言う! わざと外してるくせに…!」
白井「お姉様、熱くなってはいけませんわ!」
御坂「そうは言うけどね、黒子! こんな練習試合で手こずってちゃ、今度の大会で優勝なんて夢のまた夢!」
ヨーコ「あらかた片付け終わったわね。これならもう少しであの子たちを…」「なによりあいつには負けたくない! 一気に決めるわよ!」
白井「お、お姉様! お待ちに…」
御坂「うおおおおおおおおおおお!!!」
〔バーチャロイドの走行音〕
食蜂「…!」
御坂「この距離なら! もらった!」
食蜂「ざぁんねん」「そこぉ、私のテリトリー☆」
御坂「…!」
〔撃破音〕
〔画面、発光〕
白井「…というわけで、私たちの完敗でしたの」
初春「気合い入れるために、コスチュームまで着たのに…残念でしたね」
佐天「まあ、気持ちを切り替えていきましょうよ。あくまで練習試合だしね」
御坂「その言い訳はしたくない、練習も本番も同じ。練習で出来ないことは本番でも出来ないから」
初春「御坂さん…」
白井「完全にスイッチが入ってしまいましたわね…」
佐天「…けど、御坂さん。肝心なこと、忘れてます」
御坂「え…?」
佐天「勝ち負けは確かに大事だし、勝ちたいって気持ちもすごくわかる」「だけど、バーチャロンはあくまでゲーム。ゲームで一番大事なのって、楽しむことじゃないんですか?」
御坂「あ…」
佐天「楽しめないゲームなんて、ストレスがたまるだけですよ。まずはそこに戻ってみませんか?」
御坂「…うん、そうだね。そうだった…私、周りが見えなくなって」「みんなごめん、ちょっと嵌まりすぎてたかも。ありがとう、佐天さん」
佐天「いえいえ。むしろすみません、生意気なこと言っちゃって」
御坂「そういう遠慮はなし。私たち、友達でしょ」
佐天「御坂さん…」
御坂「けどね、やっぱり負けたのは悔しい! だから楽しみながらも強くならなくちゃね!」「黒子! 今から特訓するわよ! 大会の日までずっとね!」
白井「ずっと!? それはつまり…」「24時間365日! お姉様の隣に居て良いという許可ですわね! 入浴はもちろん、ベッドの中で…」
〔スパーク音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
白井「かは…」
〔人の倒れる音〕
御坂「お風呂や寝てる時にどうやってゲームすんのよ」
初春「懲りないですね、白井さん…」
佐天「けど、いまから特訓っていうなら、私たち、なにか買ってきますよ。腹が減っては戦はできぬってね」
御坂「あ、それなら一緒に…」
佐天「いいからいいから。行こ、初春」
初春「うん」
〔走り去る足音〕
御坂「…強くならなくちゃね、絶対」「さあ、いつまで寝てんの黒子。特訓、始めるわよ」
〔スパーク音〕
御坂「えっ、なに? デバイスが勝手に…」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
〔歩み寄る足音〕
一方通行「………」
男(※若者)「おいおい、どこ行こうってんだ、兄ちゃん?」
一方通行「…なンだオマエら?」
男(※若者)「ここは俺らの縄張りだ。通りたかったら、それなりのもん置いていってもらわねえとなぁ」
一方通行「………」「わりいなァ、さっきコンビニで爆買いしちまってよォ、財布ン中、からっつけなんだ」「マジで謝ンねェとなァ。オマエらみたいな哀れな野郎どもに恵みのひとつもやれねェンだからよォ」
男(※若者)「んだと、てめえ!」
〔走り寄る足音〕
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔転移音〕
男(※若者)「ぎゃああああああああ! 腕がぁぁ! 腕がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男(※若者)「なんだ!? パンチが当たったと思ったら…」「ま、まさかあいつ…!」
一方通行「次はオマエか? あァ?」
男(※若者)「に、逃げるぞ! こいつが例の一方通行だ!」
〔走り去る足音〕
一方通行「チッ! うぜェ…」
〔歩み寄る足音〕
土御門「あまり弱い者いじめはするなよ…」
一方通行「…見てたろ、俺は絡まれただけだけだ」
土御門「目立つ行動は控えろと言っているんだ。力の向きを変換するお前の能力は、普通の人間には危険すぎるからな」
一方通行「こンな道歩くのもダメだとはねェ…」
土御門「…ある男から伝言を受けている」
一方通行「あァン?」
土御門「バーチャロンに気をつけろ。おそらく、お前も巻き込まれる」
一方通行「なンだそれ? はしょり過ぎてっわわかンねェ」
土御門「そう言われても困る。俺は伝言役を頼まれただけだからな」「じゃあ俺は他に用があるんで…」
〔歩き去る足音〕
一方通行「………」
〔電話のベル〕
一方通行「なンだ…次から次へと」
〔ボタンを押す音〕
????(※画面オフ)「もしも~し! ってミサカはミサカは電話でありがちな挨拶を言ってみたり」
一方通行「…ラストオーダー」
ラストオーダー(※画面オフ)「まだ帰って来ないの? 新しいリップグロス、早く塗りたいな~」「ってミサカはミサカは期待と催促を両方アピールしてみる」
一方通行「…ねェよ」
ラストオーダー(※画面オフ)「え?」
一方通行「オマエに頼まれたもンは買ってねェ。つーかそンなもン、コンビニが種類豊富に揃えてるわけねェだろ」
ラストオーダー(※画面オフ)「えー! ってミサカはミサカは…」
〔ボタンを押す音〕
一方通行「チッ…」「………」「はァ…少し寄り道するか…」
〔スパーク音〕
一方通行「あン?」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
一方通行(※画面オフ)「クッ!? ンだよ、これ!? 身体が…」「ラスト…オ…」
〔発光、収束〕
【シナリオデモ終了】
● ユニットシナリオ「とある魔術の電脳戦機」 へ戻る
● 進撃イベント「幻想の中へ」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。