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ランスロット・トライアル/マリーベル・メル・ブリタニア
血を分けた皇女

神聖ブリタニア帝国の第88皇位継承者にして
グリンダ騎士団の団長
『マリーベル・メル・ブリタニア』

幼い頃、テロによって母と妹を失い、
「この世のテロリズムは決して許さない」
と誓った彼女は、グリンダ騎士団を率いて
多くの暴動を鎮圧してきた。

それでも止むことのない暴動に対処するため、
彼女はブリタニアの工場へとおもむき、
自ら量産試作機へと乗り込む。

その性能を見極め、より強い力を得るために…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

マリーベル「ランスロットの量産試作タイプ、ランスロット・トライアル…」「さすがに性能は、オリジナルから抑えられているけれど、それでも従来のKMFの比じゃないわね」
オルドリン「…ねえ、マリー。なにもあなたが性能評価しなくても…」
マリーベル「あら? この機体はグリンダ騎士団に配備されることも検討されている」「であれば、その性能を見極めるのは、騎士団の当然の義務だと思うけれど?」
オルドリン「それはそうかもしれないけど…」
マリーベル「それとも私じゃトライアルとはいえ、ランスロットは扱えないと見られているのかしら?」「ランスロット・グレイルのパイロット、オルドリン・ジヴォン卿?」
オルドリン「マリー!」
マリーベル「ごめんなさい、冗談よ。オルドリンがあまりにも意固地だから、イジワルしたくなっただけよ」
オルドリン「もう…」
マリーベル「…けどその様子だと、お願いするのは難しそうね」
オルドリン「お願い?」
〔歩み寄る足音〕
ユーフェミア「やtっと見つけました! マリーベルお姉様!」
オルドリン「!? ユーフェミア皇女殿下!?」
マリーベル「ユーフェミア…あなたの視察は明日だと聞いていたけれど?」
ユーフェミア「マリーベルお姉様が来られると聞いて、予定を早めちゃいました…」「その…久しぶりに会いたくて」
マリーベル「仕える主の行き過ぎた行動をたしなめるのも、専属騎士の役目ではなかったかしら? 枢木卿」
スザク「返す言葉もありません」
オルドリン(お互いに苦労するわね、スザク…)
ユーフェミア「…あの、お姉様。もしかしてお邪魔でしたでしょうか?」
マリーベル「まさか。母は違っても、血を分けた妹ですもの。顔が見られて嬉しいわ」
ユーフェミア「お姉様…」
マリーエル「ただ、もう少し皇女に相応しい、立ち振る舞いを身につけた方がいいわね」
ユーフェミア「ごめんなさい…」
オルドリン(今まさにKMFに乗ろうとしてるマリーが、それを言う?)
マリーベル「さて、悪いけれどユーフェミア。私はまだやらなければならないことがあって…」「…いえ、やっぱり少し残ってもらってもいいかしら? ひとつお願いしたいことがあるの」
ユーフェミア「? なんでしょう?」
マリーベル「そこにいる枢木卿と、KMFでの手合わせをさせてほしいの」
スザク「…!?」
オルドリン「えっ、ちょ…マリー!?」
マリーベル「………」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

〔KMFの走行音×2〕
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

スザク「くっ!」
マリーベル「その程度なのですか、枢木卿! 本気で来なさい!」
スザク「ですが…!」
マリーベル「私が皇女であることは忘れなさい! 今はあなたと同じブリタニアを守る剣!」「何よりユーフェミアの騎士を名乗るのなら、その力を示し、主の名誉を守るのです!」
スザク「はっ…!」
〔KMFの走行音×2〕
ユーフェミア「マリーベルお姉様…あんなにもお強いなんて…」
オルドリン「コーネリア様とは違い、今は艦橋での指揮が主ですが、マリーベル様の操縦技術は軍学校でも優秀でしたから」
ユーフェミア「…でも、あの強さ。技術だけなのでしょうか?」
オルドリン「え…」
ユーフェミア「たぶん、あの出来事がお姉様を…」
オルドリン「ユーフェミア様…」「…はい。ご存じの通り、マリーベル皇女殿下は幼い頃のテロで多くを失っています」「だからテロを許せない。それを抑える力がほしい。平和を、大切なものを失わないために…」
ユーフェミア「平和のための力…」
マリーベル(強い…。枢木スザク、おそらくラウンズに値するほどの実力者…)(けれど、たとえそうであっても乗り越えてみせる…! でなければ!)
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

〔コックピットの開閉音〕
マリーベル「ふぅ…」
スザク「大変貴重な経験をさせていただきました。マリーベル皇女殿下」
マリーベル「それを言うなら私の方です。急な願いに応えてくれたこと、感謝します」「ユーフェミアは良き騎士を迎えたわね」
オルドリン「勝敗は引き分け…もし互いにエナジー切れを起こしていなければ、勝利していたのはどっちらだったのでしょうか?」
マリーベル「勝敗がどうかなんてどうでもいいことよ。枢木卿という頼もしい存在を知ることができたのだから」「彼はユーフェミアにはもちろん、ブリタニアにとっても大きな力となってくれるはずよ」
ユーフェミア「力、ですか…」
オルドリン「…マリーベル皇女殿下。お願いがございます」
マリーベル「わかってる。枢木卿と手合わせしたいのでしょう?」
オルドリン「え…どうして?」
マリーベル「顔に書いてあるもの。もっと強くなりたいって」「ということでお願いできますか、枢木卿?」
スザク「自分は構いません。許可いただけますか、ユーフェミア様?」
ユーフェミア「え、ええ…スザクが良いのなら」
オルドリン「感謝します。では行きましょう、枢木卿」
スザク「はい」
〔歩き去る足音〕
マリーベル「…さてと」「どうしたの、ユーフェミア。元気がないようだけれど?」
ユーフェミア「…マリーベルお姉様、ひとつ聞いてもいいでしょうか?」
マリーベル「ん?」
ユーフェミア「平和のために、強大な力は必要なのでしょうか?」
マリーベル「………」「必要よ」
ユーフェミア「ですが…!」
マリーベル「大切なものを守るためには力がいる。力を持たなければ、何も守れはしない」「そして一番強い力を持つのは、私たち、ブリタニアでなければならない」
ユーフェミア「お姉様…」
マリーベル「…やっぱり優しいのね、あなたは」「だから血を浴びるのは私たちでいい。あなたのドレスに血は似合わないから」「共に平和な世界を創りましょう、ユーフェミア」
ユーフェミア「………」
マリーベル(そう、創らなければならない。大切なものを失わない世界を…!)(そのために、必要なのは…)
【シナリオデモ終了】


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