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トリスタン・ディバイダー/ジノ・ヴァインベルグ
思い出 の 友

神聖ブリタニア帝国の
新たな皇帝となったルルーシュ。

そのブリタニアに反旗を翻す、
シュナイゼル陣営と黒の騎士団。

世界の覇権をかけ、
最終決戦がいま始まろうとしている。

ナイトオブラウンズでありながらも
黒の騎士団に付くことを決めたジノ。

来るべき時を前に、ジノはその胸中で
かつての戦友に想いを馳せるのだった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ジノ(あのダモクレスを目指し皇帝ルルーシュが来る…これがきっと、最後の戦いのなるだろう)(黒の騎士団と共にルルーシュ達を迎え撃つ。その決意に揺らぎはない)(スザク…本当にルルーシュに付くのか…?)(共にラウンズとして戦い、学校にも通ったお前と、敵同士になるなんてな…)
〔画面、発光〕

ジノ「おーいスザク、ちょっといいか?」「…って、何やってんだ?」
スザク「学校の課題だよ、ジノ。ずいぶん溜めちゃっていたから」
ジノ「相変わらず真面目な奴だなあ。わざわざ画工の制服まで着るなんて」
アーニャ「…ジノが不真面目すぎるだけ」
コノ「おーっと、アーニャか。いつの間に来てたんだ?」
アーニャ「ドア開けっぱなし。声、廊下まで聞こえてた」
スザク「すまない、気を付けるよ」
ジノ「そうだ、アーニャ。こないだ、アッシュフォード学園でやったスザクの歓迎会の写真だけど」「たしかブログ用に撮ったよな? 私にもデータもらえないか、記念にさ
アーニャ「…構わない」
ジノ「あのイベント、盛り上がったよな~。KMFで巨大ピザとかさ、庶民の学校って面白いことを考えるものだ」「! 私もトリスタンで何か作ってみようかな」
アーニャ「たとえば?」
ジノ「う~ん、そうだな~。ピザと来たらドリンクもいるよな…」「オレンジやリンゴのコンテナに武器を突っ込み、高速回転させてジュースを作るとか?」
アーニャ「…不衛生、常識的に」
ジノ「わかっている。言ってみただけさ」
スザク「………」
ジノ「…ん? スザク? どうかしたか?」
スザク「いや、ふたりとも、学園生活が楽しそうだなって」
ジノ「なんだよ、他人事みたいに。お前だってアッシュフォードの生徒だろ?」
アーニャ「…スザク、学園行ってないでしょ。ここ最近、ずっと」
ジノ「そうなのか?」
スザク「ああ…うん、軍の任務が忙しくて…」
ジノ「そういうところが真面目なんだって」「お前も息抜きしろよ。肩の力抜いて、たまにはさ」
スザク「助言を受け取っておくよ」
アーニャ「………」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ジノ「なぁ、スザク。お前、今日も学園に来てなかったな」
スザク「ああ、うん。今日は溜まっていた仕事があって…」
アーニャ「スザク…これ、今週の課題 リヴァルから預かってきた」
スザク「ありがとう、アーニャ。時間みつけて手を付けるよ」
ジノ「そんなに真面目にこなすくらいならさ、ちゃんと通学したらどうだ?」「私なんて課題もほとんどやらないのに、できるだけ通ってるぞ!」
アーニャ「いばれるようなことじゃない…」
ノネット「揃って楽しそうだな、お前たち」
スザク「エニアグラク卿…」
ノネット「何の話をしていたんだ?」
アーニャ「ジノが学校の課題をやらないこと」
ジノ「いや、違うだろ!」
ノネト「ほう? 不真面目な生徒を放置しては、ラウンズの品格を落としかねんな」
ジノ「いえ! そうではなく、実はスザクのことで…」
アーニャ「…スザク、あまり学校に行ってない」
ノネット「学校? ああ、アッシュフォード学園のことか」
スザク「ラウンズに課せられた仕事を優先しているだけです」
ジノ「初めから行くつもりないのに課題はやっていたのか?」
スザク「ああ、せめてもと思ってね」
ノネット「枢木、お前の行動を決めるのはお前だ。それに私も異論をはさむつもりはない」「…だが、学生でいられる時間は有限だ。それだけは頭に留めておくといい」
ジノ「卿の言う通りだぞ、スザク。平和であることを実感し、満喫できる…。学園生活、最高だぞ」
アーニャ「…生徒会のメンバーも、スザクを待ってる。やること、溜まってるって」
ノネット「理由ができたようだな、枢木 腰が重ければ、それを口実にしてみてはどうだ?」
スザク「…そうですね」「はい、考えておきます」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ジノ「アーニャ、お待たせ」
アーニャ「ジノ、遅い」
女子生徒「ジノ、またね! お仕事頑張ってね!」
ジノ「ありがとう。今日はごめんよ、また今夜メールする」
女子生徒「ほんと? 絶対だよ! じゃあねー!」
アーニャ「…だれ? 今の人」
ジノ「今日の放課後、デートする予定だった子。軍の呼び出しで緊急早退って言ったら、せめて見送りに…とな」
アーニャ「ふうん」
ジノ「羨ましいかい?」
アーニャ「別に」
ジノ「クールだなあ」「…お?」
スザク「やあ、二人とも」
アーニャ「スザク?」
ジノ「やっと来たんだな!」
スザク「うん、今日は時間ができたから、今からだと遅刻にはなるけど」
ジノ「それでも充分だと思うぞ。私お嬉しく思う」
スザク「うん…」「それに、あの人の約束でもあるから…学校に行ってね、って」
ジノ「ん? 何か言ったか?」
スザク「…何でもないよ」「ほら、君たちはこれから任務なんだろ? 急いだほうがいいんじゃないか」
ジノ「あ、まずい! 時間!」
アーニャ「…そうだ スザクとジノに伝言」
ジノ「伝言?」
アーニャ「うん、ミレイが…」
〔通信の開く音〕
ミレイ「二人とも~? 先週の小テストサボったから、特別課題よ!」
スザク「会長!?」
ミレイ「久しぶりのところ悪いけど、提出期限は明日だからヨ・ロ・シ・ク~」
スザク「え? 困ったな、明日は基地の視察が…」
ミレイ「ちなみに未提出の場合は、罰として学園の裏庭の草むしりをしてもらうわ! …以上!」
〔通信の閉じる音〕
ジノ「これは…どうやら本気のようだな。だが明日、登校できる保証はない…」「それに学園の裏庭って、かなり広いんじゃないのか…?」
アーニャ「トリスタンでやればすぐ。KMFで楽しいことしたいって言ってた」
ジノ「いや、楽しいことっていうのは…」
スザク「………」
ジノ「スザク? お前、変な顔してなかったか?」
スザク「ん? そうだったかな?」
アーニャ「貴重。レア。記録しておくべきだった」
スザク「ジノ、僕も手伝うよ。一緒にやれば、きっとすぐに終わるから」
ジノ「どっちのことを言ってるんだ、スザク! 私は草むしりはゴメンだぞ!」
〔画面、発光〕

ジノ「………」「スザク、私は今でもあのときのことを思い出す。共に通った学園での日々を…」「だが――」「人々を暴力と恐怖で縛ろうとする悪逆皇帝ルルーシュに与するのであれば、必ず討つ…!」「たとえそれが、友だとしても…」
【シナリオデモ終了】


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