ニルヴァーシュtypeZEROspec3/レントン・サーストン
リターン・トゥ・ホーム
様々な戦いを乗り越え、
お互いのことを大切に想うようになった
レントンとエウレカ。
絆と愛を深めていったふたりは
再び月光号に戻って来たのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
レントン(月光号…たくさんの仲間がいて、たくさんの事を経験させてくれた俺の居場所…)(ニルヴァーシュ…。俺たち、またここに帰ってこれたんだな)
〔歩み寄る足音〕
エウレカ「何してるの、レントン?」
レントン「エウレカ…」「ちょっとね。今更だけど、ここに戻ってこれたことを不思議に思ってたんだ」
エウレカ「うん、わかるよ。色々なことがあったもんね」「だけど私たち、戻って来たんだよ。前と同じように、ここに…」
レントン「違うよ」
エウレカ「え?」
レントン「前とは違うよ。キミのことをたくさん知って、前よりずっと…大好きになった」
エウレカ「レントン…」
レントン「まだ世界は平和とは言えないけれど、きっとどんなことでも乗り越えられる」「エウレカ、キミと一緒なら…」
エウレカ「うん、私もレントンとなら…」
〔軍の警報〕
レントン「警報!? 何が!?」
〔通信の開く音〕
ホランド「レントン! 敵が襲撃してきやがった! 先に出られるか!?」
レントン「問題ない! すぐ出るよ!」
エウレカ「レントン!」
レントン「行こう、エウレカ! 俺たちの居場所を守るために!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ホランド「敵のほとんどを無力化か…。俺たちが出るまでもなかったな」
マシュー「レントンの奴、成長しちまいやがって。ゲロ吐いてた頃が懐かしいぜ」
タルホ「ええ。頼もしくなったわね…」
レントン「さあ、月光号に帰ろうエウレカ」
エウレカ「うん!」
レントン(傍にエウレカがいてくれる…。それだけで、何でもできるように思えてくる)(今の俺に怖いものなんて…)「ゴホ…」
エウレカ「…? どうかした、レントン?」
レントン「いや、なんでもな…ゴホッ!」「ゴホッ! ゴホッ!」
エウレカ「その咳…。もしかして、風邪なんじゃない?」
レントン「風邪?」「…ううん、少し咳が出ただけだよ。心配することないさ」
エウレカ「ならいいけど…」
レントン(そうさ、今まで病気知らずでたくさんの戦いをくぐり抜けてきたんだ)(今更風邪を引くことなんてないよな。きっと…)
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ミーシャ「今日で3日目ね。どう、調子は?」
レントン「まだ頭が痛くて…身体がだるいです…」
ミーシャ「典型的な風邪の症状ね。薬置いとくから後で飲みなさい」
レントン「はい…」
〔扉の開閉音〕
エウレカ「入るね、レントン」
レントン「エウ…レカ…」
ミーシャ「じゃあ私は行くから。後はお願いね、エウレカ」
エウレカ「うん、ありがとうミーシャ」
〔扉の開閉音〕
エウレカ「まだ熱が下がらないみたいね。大丈夫?」
レントン「…ごめん」
エウレカ「え?」
レントン「キミを守るとか、心配ないとか、散々言ったのに風邪ひとつでこの様…」「俺、情けないよな…」
エウレカ「仕方ないよ、風邪なんだから」「それにホランドが言ってたよ。今まで無理し過ぎたのが原因じゃないかって。だからゆっくり休んでいいんだよ」
レントン「そうかもしれないけど…」(こんなかっこ悪い姿…やっぱり見せたくなかったな…)
〔軍の警報〕
レントン「この音は…!」
エウレカ「警報!? 敵が来たの?」
レントン「行かな…きゃ…」「あ…」
〔人の倒れる音〕
エウレカ「レントン!」
レントン「うう…」
エウレカ「無理しちゃ駄目! 歩くのだって辛いんでしょ!?」
レントン「でも…」
エウレカ「戦うのはホランドや他の人がやってくれる。レントンは休んでていいの!」
レントン「…うん、わかったよ」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔震動音〕
〔画面、震動〕
レントン(今の震動…まだ戦闘中なんだ…。なのに俺は…)「ねえ、エウレカ…」
エウレカ「駄目!」
レントン「え…」
エウレカ「みんなと一緒に戦いたいって言うんでしょ? そんな身体で無理しちゃ駄目!」
レントン「だけど…」
エウレカ「…それにミーシャが言ってた。風邪でも悪化すれば、死んじゃうことがあるって…」「もしレントンがそうなったら、私…」
レントン「エウレカ…」
レントン「………」「ねえ、エウレカ。少しわがまま言ってもいいかな?」
エウレカ「え…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
エウレカ「レントン、わがままって?」
レントン「俺たちの周りには頼りになる仲間がたくさんいる。俺は戦いに必要ないのかもしれない」「でも、キミが…エウレカがいる場所だけは俺が守りたいんだ…」「「他の誰でもない、俺が…」
エウレカ「レントン…」
レントン「こんなかっこ悪い姿で、こんなこと言っても説得力ないかもしれない」「それでも俺は、キミのことを…」
エウレカ「変わってないね、そういうところ…」
レントン「え…?」
エウレカ「レントンはいつもそう…。無茶なこと言って、無茶なことをやろうとする。私のために…」「それなら私も、そんなレントンを支えられる人になりたい…」
レントン「エウレカ…」
エウレカ「行こう、レントン! 一緒にニルヴァーシュの所に!」
レントン「ああ!」(ありがとう、エウレカ! キミがいてくれるだけで、俺はなんだってできるんだ!)
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レントン「ふう…なんとか戻ってこれたな」
エウレカ「掴まって、レントン。すぐ部屋まで連れて行くから」
レントン「それがさ、エウレカ。もう大丈夫みたいなんだ」
エウレカ「え?」
レントン「戦闘で汗かいたせいかな? 今はすごくすっきりした気分なんだ」「だから寝なくても大丈夫! ううん、この調子なら休んでた分もすぐに取り戻せ…」
エウレカ「懲りてないの、レントン?」
レントン「エ、エウレカ?」「…ごめん。だけど無理してでも俺…」
〔歩み寄る足音〕
マシュー「か~! わかってないねぇ。ダメダメそんなんじゃあ!」
レントン「みんな…」
タルホ「レントン。あんたが守ろうとしているものはね、私たちみんなの居場所でもあるの」「だから…もっと頼ってもいいのよ」
レントン「え…」
マシュー「そうだぜ! ここにいる全員、ゲッコーステイトの仲間なんだからな!」
ホランド「要は全部背負おうとすんなってことだ」
エウレカ「みんな…」
レントン「うん、ごめん。俺、大切なこと見落としていた」「守っていこう、みんなの居場所を。みんなと一緒に!」
【シナリオエンドデモ終了】
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