ヴァイサーガ／ラミア・ラヴレス
ヴァイサーガ／ラミア・ラヴレス（水着２０１８夏）
姉と妹
地球圏に訪れた新たな危機。
鋼龍戦隊は彼らとの戦いを続ける中、
一度、補給の為にアビアノ基地へと停泊。
戦士たちは戦いの中に訪れた
一時の休息を楽しんでいた…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
ショウコ「うーん…」
コウタ「どうした、ショウコ？」
ショウコ「Ｇサンダーゲートに次の作戦のデータをＤコンから入力してるんだけど、量が多くて手間取っちゃって…」
コウタ「そんなもん、後でやりゃいいんでえ。せっかくの休みが終わっちまうぞ」
ショウコ「そうもいかないわよ。こういうのは先にやっておかないと」
コウタ「ったっく、お前は真面目だな」
ラミア「ショウコ、Ｄコンを私に」
〔通信の開く音〕
ラミア「完了した」
コウタ「早え！」
ショウコ「いったい、どうやって…」
ラミア「端的に説明すれば、高速圧縮通信だ」
コウタ「つまり……何でえ？」
ショウコ「ええっと…ものすごい早口言葉ってことですか？」
ラミア「そういう認識でもいいだろう」
コウタ「よくわからねえが、てえしたもんだ」
ショウコ「うん。頼りになるし、奇麗だし」「そういえば最近きたアシェンさんって、少尉のお姉さんなんですよね？」「やっぱり、おんなじように何でも出来ちゃう感じなんですか？」
ラミア「…ある意味、私以上かも知れん」
コウタ「マジか？ そうは思えねえけどな」
アシェン「聞き捨てならんな」
コウタ「おわっ、いたのかよ！」
アシェン「私とこの緑のムダ肉のどちらが優れているかなど、わかりきっている」「それは、私だ」
コウタ「てやんでえ」
アシェン「疑っているのか、伊達学ラン」
コウタ「俺は学生だっての！」
ラミア「私は姉様の意見に異論はございやせん」
アシェン「…いや、この機会にはっきりさせておこう」
ショウコ「はっきりって…」
アシェン「私と勝負するのだ、ダメダメ１７」
ラミア「了解でありんす」
コウタ「待て待て！ お前らがやり合ったら、周りがぶっ壊れちまわあ！」
ショウコ「そうですよ！ ラミアさんも気安く受けないで下さい！」
エクセレン「あららん、何か面白い話になってるじゃない？」
ラミア「エクセ姉様…」
エクセレン「そういうことなら、ふたりの勝負…私に預けてもらえるかしらん？」
【シナリオデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
コウタ「…って、何でえ、この勝負は」
エクセレン「見ての通り、トランプのピラミッドよん」
ショウコ「ですから、どうしてこんな…」
エクセレン「ふたりで戦闘能力を競い合うと騒ぎになるでしょ」「だから、平和的に集中力と手先の器用さで勝負ってわけ」「ああいう細かい作業をこなすのって、テクが必要とされるのよん」「パーソナルトルーパーなんかでもマニピュレーターの開発は大変で、試行錯誤を繰り返しているんだから」
ショウコ「なるほど…」
コウタ「それにしても、積み上げたもんだな」
ショウコ「うん…もう人の背丈を超えてる」
アシェン「…そろそろ諦めてもいいのだぞ、小鉄人」
ラミア「それで姉様の気が済むのでしたら、構いませんが」
アシェン「生意気な。続けろ」
ラミア「了解」
ショウコ「黙々と積み上げていってる…。これじゃ、決着がつかないんじゃ…」
エクセレン「さてさて、どうかしらね」
アシェン「………」
ラミア「………」
アラド「わわっ、何やってんスか！？」
アシェン「近寄るな、空気の流れが…！」
〔画面、フラッシュ〕
ショウコ「ああっ、アシェンさんのトランプが！」
エクセレン「勝負あり！ ラミアちゃんの勝ちー！」
アラド「えっ！？ もしかして、おれのせい！？」
コウタ「いや、むしろいいタイミングだったぜ」
ラミア「姉様…」
アシェン「まあいい。一戦目はお前の勝ちということにしておいてやる」
ショウコ「一戦目？」
アシェン「さあ、次の勝負は何だ？」
コウタ「おいおい、勝つまでやる気かよ…」
【シナリオデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
ショウコ「…さっきので何回目の勝負でしたっけ？」
エクセレン「２０は超えてるわね」
コウタ「全部引き分け。マジできりがねえ」
エクセレン「じゃあ、次は…」
コウタ「待った。次の勝負は俺が仕込んどいた」
ショウコ「えっ、何なの？」
コウタ「もう来る頃でえ」
クスハ「あ、いたいた。コウタ君。頼まれてた物、持ってきたわよ」
コウタ「すまねえな」
クスハ「リクエストされることなんて滅多にないから、張り切って作っちゃった」「はい、特製栄養ドリンク」
エクセレン「コ、コウタ君…！」
ショウコ「お、お兄ちゃん…！」
コウタ「これでしめえだ。２人共、栄養ドリンクを飲んでくれ」
ラミア「その結果で勝敗を決めるということか」
コウタ「ああ。さ、ぐいっとやれよ、ぐいっと」
アシェン「怪しいな。まずお前が飲んでみろ、ドッジボール審判」
コウタ「何だ？ 怖じ気ついたのかよ？」
クスハ「大丈夫です。ちょっと苦いけど、元気になりますから」
ラミア（…その間のプロセスが省略されているがな）
コウタ「飲まねえなら、勝負は引き分けて終わりだ」
アシェン「ふざけるな。飲んでやる。いいな、不肖の妹よ」
ラミア「了…解
アシェン「では、飲むぞ」
クスハ「はい、どうぞ」
〔殴打音〕
ラミア「ぐっ…！」
エクセレン「ああ、ラミアちゃん！」
ラミア「………」
アシェン「こ、これは…」
〔殴打音〕
アシェン「ぐっ…！」「うっ…うううう…！」
コウタ「耐えてやがる！？」
アシェン「か、身体が…！」「身体が熱いぃぃ！」「パワー！ アァァァップ！！」
ラミア「アシェン姉様…！」
アシェン「んんー、たぎる！ みなぎるぅ！」
コウタ「コードＤＴＤで乗り切りやがった…！」
アシェン「ボクの勝ちだね！ ブイッ！！」
【シナリオデモ終了】
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