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ヴァルシオーネR/リューネ・ゾルダーク
リューネの想い

新西暦と呼ばれる時代。

地球人類は、地球外知的生命体や並行世界からの

来訪者達との戦争を幾度も経験し、それらを
乗り越えてきた。

だが、平穏は続かず、フューリーやガディソード
と呼ばれる異星人達との戦争が勃発。地底世界
ラ・ギアスから地上へ来たマサキやリューネ達は
地球連邦軍第1独立特殊戦隊「鋼龍戦隊」に
合流し、事態を収拾すべく奮戦した。

その結果、戦争は終結へと導かれ、マサキや
リューネ達は連邦軍に属せず独自の行動を取る
万能戦闘母艦クロガネに身を寄せることと
なった。

そして、クロガネはイティイティ島の秘密基地へ
帰還。別世界とつながり易い地帯の調査任務を
遂行するため、艦や搭載機体の整備が行なわれて
いた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

リューネ「それで…あたしを呼び出した理由って?」
レーツェル「ああ、君に頼みたいことがあってな」
リューネ「何なのさ?」
レーツェル「先程、民間輸送船からの救助要請通信を傍受してな…」「どうやら、所属不明機に襲撃されているようなのだ」
リューネ「きな臭い話だね。大きな戦争が終わって、間もないってのに」
アクセル「…情勢がまだ安定していない証拠だ、これがな」
リューネ「あら? あんたがここにいるのって、珍しくない?」
アクセル「レーツェルと今後についての話をしていた。その最中に騒ぎが起きたのさ」
レーツェル「輸送船の位置は、このイティイティ島から割と近い。ここから出れば、連邦軍よりも早く現場に到達できる」
リューネ「でも、助けを求めてる相手は軍なんでしょ? お節介になんない?」「もちろん、見過ごすのは良くないって思ってるけどさ」
レーツェル「所属不明機が気になる。地球の物なのか、あるいは異星人の物か…」「クロスゲートが破壊されたとは言え、色々な意味で境界線は不安定なままだからな」
リューネ「それで、いち早く情報を得たいってわけね」
レーツェル「その通りだが、クロガネは整備中で動けん」
アクセル「そして、おれ達の機体もオーバーホール中で使えん」
リューネ「なるほど…。あたし達ラ・ギアス組は終盤の参戦だったから、機体を念入りにメンテする必要がないしね」「でも、シュウとアーマラは用事があるって言って自分達のアジトに行っちゃったし…」「サイバスターはイミテイション・リチュアル・コンバーターのこともあって、迂闊に動かせない」「それで、あたしにお鉢が回ってきたってわけか」
アクセル「…ペルゼイン・リヒカイトも出せるが、アルフィミィが外出中でな」
リューネ「ふ~ん、どこへ出かけたの?」
レーツェル「私の使いで、トウマとカーラがルスランの所へ行っていてな。それにハーケンとアシェン、アルフィミィが同行を申し出たのだ」
リューネ「…オッケー、事情はわかったよ。すぐにヴァルシオーネRで出る」
〔ハッチの開閉音〕
マサキ「…待ちな」
リューネ「マサキ…どうしてここに?」
マサキ「ブリッジに呼び出されたお前が気になってな。案の定、きな臭い話じゃねえか。俺も行くぜ」
レーツェル「サイバスターの出撃は許可できん。シラカワ博士の言いつけを忘れたのか」
マサキ「船を襲ってんのは、正体不明の連中なんだろ。リューネだけじゃ、心配だ」
リューネ(えっ…)
マサキ「機動力が物を言う任務なら、サイバスターだって適任だぜ。2機いりゃ、不測の事態にも対処し易いしよ」
レーツェル「………」「…いいだろう、マサキ。君にも行ってもらおう。ただし、くれぐれも無理をしないでくれたまえ」
マサキ「ああ、わかってるぜ」
アクセル「ぬかるなよ、マサキ、リューネ」
リューネ「うん…じゃあ、行ってくるよ」

マサキ「見えてきたぜ! あれが救援要請を出した輸送船だ!」
リューネ「良かった…! まだ無事だね!」
〔通信の開く音〕
マサキ「そこの民間船、聞こえるか!?」
男(若者)「た、助けが来てくれた! いきなり奴らに襲われて…!」
マサキ「ああ、だいたいの事情はわかってる! あんたらは逃げろ!」
男(若者)「すまない! 感謝する!」
〔通信の閉じる音〕
マサキ「さて、後はあの所属不明機を…」
クロ「あれ…ゾヴォークやフューリー、ガディソードの機体とは感じが違うニャ」
シロ「もしかして、バルマーかニャ?」
リューネ「マサキ…一応、警告を出す? 人間が乗ってるかどうか、わかんないけどさ」
マサキ「そうだな…」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

リューネ「攻撃してきた!」
マサキ「問答無用ってわけか! だったら!」
リューネ「あたしたちに喧嘩を売ったこと、後悔させてやるよ!」
クロ「ヴァルシオーネRはともかく、今のサイバスターで戦うのは避けた方がいいニャ!」「稼働時間に限界があるんだから!」
マサキ「心配すんな! あんな連中を倒すのにさほど時間も手間も掛からねえぜ!」
クロ「そんニャこと…! 相手の能力もよくわからニャいのに!」
マサキ「いいから、いくぜ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

リューネ「…全部片付いたね」
マサキ「どうだ、クロ。大したことなかったろうが」
クロ「そうだけど…今はチャージがままニャなニャいんだから、自重して欲しいニャ」
シロ「結局、さっきの奴ら…どこのどいつニャ?」
マサキ「さあな。とりあえず、クロガネに報告するぜ。おっつけ、調査を担当する奴が来るだろうよ」
〔レーダー反応〕
クロ「あっ、待って! 海の中から、何か近づいてくるニャ!」
マサキ「何!?」「あいつら、まだいやがったのか! しかも、さっきより数が多いぜ!」
リューネ「ここはあたしが行くよ!」
マサキ「リューネ!」
リューネ「今のサイバスターに無理をさせるのは禁物! あたしに任せて!」「まとめてくらいな! サイコブラスタァァァァッ!!」
〔サイコブラスターの発動音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

シロ「やったニャ!」
リューネ「どんなもんだい!」
〔レーダー反応〕
リューネ「えっ!? またレーダーに反応!?」
シロ「ど、どんどん数が増えてくニャ!」
リューネ「くっ! どうなってるのさ、これは!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

リューネ「どうやら、あたし達を大人しく返してくれる気はないみたいだね…!」
シロ「ど、どうするニャ! サイコブラスターはさっき撃ったばかりだし…」「ここでサイフラッシュを使ったら、サイバスターが動かニャくニャるかもしれニャいニャ!」
マサキ「…こうなったら、仕方がねえ。お前は逃げろ、リューネ」
リューネ「え…!?」
マサキ「このままじゃ、二人ともやられる! だが、お前一人を逃がすぐらいなら、今のサイバスターだって…」
リューネ「ふざけんじゃないよ!」
マサキ「リューネ…!」
リューネ「このあたしが、そう言われてあっさり帰るとでも思ってんの!?」「あんたがそんなつもりなら、なおさらここで退くわけにはいかないね!」
マサキ「お前…」
リューネ「生きて帰るよ、マサキ…! 今までと同じようにね!」
マサキ「…そうだな。なら、とことんまで付き合ってもらうぜ、リューネ」
リューネ「そうこなくちゃね! 行くよ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

リューネ「でやあぁぁぁぁぁっ!!」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕

マサキ「はぁ、はぁ…だいぶ…数が減ってきたな」
リューネ「うん…これなら何とかなりそうだね…」
〔レーダー反応〕
シロ「マサキ、リューネ! 海中から巨大ニャエネルギー反応が!」
リューネ「さっきまでの奴らとは違うっての!?」
マサキ「な、何だ、あいつは!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
リューネ「どうやら、親玉のお出ましみたいだね…!」
マサキ「該当するデータはねえ…! いったい、何者なんだ…!?」
リューネ「さあね……! でも、倒してみればわかるんじゃない?」
マサキ「そうだな…! 行くぞ、クロ、シロ!」
〔システムダウンの音〕
〔画面、黒にフラッシュ〕

マサキ「何だ!? サイバスターの動きが…! 出力が落ちていきやがる!」
クロ「そ、そんニャ! イミテイション・リチュアル・コンバーターに異常はニャいのに!」
シロ「マ、マサキ、下から来るニャ!」
マサキ「くそっ、避けられねえ!!」
リューネ「マサキッ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

マサキ「リュ、リューネ…!」
リューネ「マサキには指一本触れさせないよ!」「あんた達の相手はあたしがする! さあ、どっからでもかかってきな!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

リューネ「これでどうだぁぁぁーっ!」
〔撃破音〕
マサキ「あいつ、やりやがった!」
リューネ「成敗! 今度こそ、あたしの勝ちだよ!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「お前一人であいつを倒しちまうとはな…」
リューネ「あんなの、あたしが本気になれば、軽い軽い」
マサキ「今回ばかりはお前がいなかったら、どうなってたかわからねえ」「本当に助かったぜ。ありがとな、リューネ」
リューネ「た…大したことじゃないよ」「そ、それに…ほら…あんたの背中を守るのは、あたしの役目っていうかさ…」「そ、その…惚れた男ぐらいは、さ…」
マサキ「リューネ…俺もだぜ」
リューネ「え…?」
マサキ「俺もお前のことを…」
リューネ「マ、マサキ…!」

〔ノックの音〕
マサキ「おい、リューネ! リューネ!」

リューネ「ん、んん? あれ、今のは…夢…?」「そっか…夢かぁ…」
〔ノックの音〕
マサキ「リューネ、聞こえねえのかよ」
リューネ「マサキ…」
〔ハッチの開閉音〕

リューネ「そ、それで…どうしたの、マサキ?」
マサキ「どうしたもこうしたも…トウマやカーラ達が帰ってきたら、声を掛けてくれって言ってたろうが」「土産を頼んだからって…あ、さてはお前、寝てやがったな」
リューネ「えっ、わかるの?」
マサキ「ああ、長い付き合いだからな。その様子じゃ、結構いい夢を見てたんじゃねえのか?」
リューネ「そ、そうだけど…」
マサキ「何だよ?」
リューネ「………」「…あのさ、マサキ…。あたし…」
マサキ「だから、何なんだ?」
リューネ「…やっぱり、いいや。さ、食堂に行くよ、マサキ!」
マサキ「? あ、ああ」
リューネ(あれは夢だった…夢だったかも知れないけど…)(いつか、ホントに言ってくれる日が来るって、信じてもいいよね…マサキ?)
【シナリオエンドデモ終了】


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