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ヴァンレイズ/イヌイ・アサヒ&シャッテ・ジュードヴェスティン&イヌイ・ホノカ
ふたりの距離感

互いに理解し合った、
アサヒ、シャッテ、ホノカの想いを受け、
ヴァンアインとヴァンアウスは合体、
『ヴァンレイズ』へと進化を果たす。

その力を以て、オルブロとの戦いに、
一旦の決着をつけたのだった。

それから、しばらく…

戦いの僅かな合間に
街へと買い出しに来た3人。

しかし、シャッテとホノカは、
とある事情から、
互いの距離感を掴めずにいるのだった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「こうやって、のんびり過ごすのも久しぶりな気がするよ。今日はとことん、羽を伸ばさないとな」
ホノカ「兄さん、これは買い出しだということを、忘れないでください」
アサヒ「わかってるって。だけど、休日を満喫するのは構わないだろ。なぁ、シャッテ?」
シャッテ「う、うん…」
アサヒ「それじゃあ、まずはあそこの店から…」
シャッテ「………」
ホノカ「………」
シャッテ(き、気まずい…。よりによって、なんで妹さんと一緒なのよ…)(アサヒのやつ、ちょっとは気を遣いなさいよね…)
ホノカ「私の顔になにかついていますか?」
シャッテ「う、ううん! なんでもないから、気にしないで!」
ホノカ「そうですか」
シャッテ(彼女に嫌われてるのかな、あたし…)(でも、そりゃそうよね…。妹さんもアサヒのことが好きって言ってたし、あたしも勢いであんなおと言っちゃったし…)
〔画面、発光〕

フェール「私は…私は…」
アサヒ「………」
フェール「…あたしはずっと、あなたと一緒にいたい」
〔画面、発光〕
シャッテ(うわああああっ! いまのなしなしなし! 恥ずかしさで死んじゃうから!)
アサヒ「どうしたんだ、急に頭抱えて!? 具合でも悪いのか!?」
シャッテ「大丈夫、大丈夫だから…」
アサヒ「大丈夫って、そんな無理しなくても…。ほら、おぶっていってあげるから」
シャッテ「…!」「あんたがそういうことするからでしょうが、このバカー!」
アサヒ「ええ、俺のせい!?」
ホノカ「………」
シャッテ(ああ、妹さんがすごい見てる…)(あたしに敵意はないんだけどな。どちらかといえば、仲良くしたいし…。それに妹が出来たら、ちょっと嬉しいし…)(…! って、なに考えてるのよ、あたし!?)(彼女があたしの妹になるとか、それって、アサヒとけ、け、け、結婚…!?)
アサヒ「また頭抱えてる!? だから、無理しなくていいってば」
シャッテ「全部、あんたのせいでしょうが!」
アサヒ「なんで!?」
ホノカ「…あの、この調子だと、買い出しが終わらないと思うのですが」
シャッテ「ご、ごめんなさい! さっさと買い出しを終わらせちゃいましょ」
ホノカ「はい」
シャッテ(うーん…。困ったなぁ…)
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ホノカ(…非常に気まずいですね)
シャッテ「………」
ホノカ(ずっとチラチラと確認されていますし、やはり私は邪魔だということでしょうか…)(…冷静に考えれば邪魔に決まっていますよね。そもそも3人だと知っていれば、私は辞退したのですが…)
アサヒ「ホノカ、疲れてないか?」
ホノカ「私は大丈夫です」
アサヒ「そっか。これだけ買ったら終わりだから、もう少し頑張ってくれよな」
ホノカ(…なんで兄さんは、こんなにダメダメなのでしょうか)(疲れてないかどうか私ではなく、シャッテさんに聞くべきでしょうが)(兄さんがちゃんとしないから、ほら…)
シャッテ「………」
ホノカ(お前のせいだぞという目で、私を見ているではないですか…)
シャッテ(妹さん、本当に休まなくて大丈夫かしら? もう大丈夫だとは聞いているけど、あまり無理をしない方が…)(でも、あたしが余計なことを言ったら、ますます嫌われちゃうかな…?)
ホノカ(どうにかこの関係性を改善したのですが、こんな状況では絶望的ですかね)(こういう時、自分の社交性の低さが恨めしいです…)
アサヒ「この3人で出掛けるのって初めてだけどさ、凄く楽しいよな」
ホノカ「…兄さん。脳ミソが腐ってるんじゃないですか?」
シャッテ「…どこに目を付けてるのよ」
アサヒ「あ、あれ?」
シャッテ「だいたい、なんで誘ってくれた時に、3人だって言ってくれなかったの?」(…デートかと思って、ちょっと期待しちゃったじゃない…)
アサヒ「だって、3人って言ったら、ふたりとも来てくれなかっただろ?」
シャッテ「当然でしょ」
ホノカ「当然です」
アサヒ「だから、言わなかったんだよ」
ホノカ「そういう善意の押し売りは、本当にウザいのでやめてください」(折角、シャッテさんがふたりきりになれるチャンスを、私が潰してしまったではないですか…)
シャッテ「アサヒは本当にいっつも、考えなしなんだから」(そのせいで、妹さんがふたりりになれるチャンスを、あたしが潰しちゃったじゃない…)
アサヒ「ふたりの意見はよくわかった」「だから、最後にもう一件行こう!」
シャッテ「アサヒがなにを言ってるのか、あたしにはさっぱりわからないんだけど…」
ホノカ「そもそも、買い出しは、たったいま終わりましたよね? これ以上、どこに行くつもりですか」
アサヒ「いいから、いいから。行けばわかるから」
シャッテ「ちょっと!? なにドサクサに紛れて手を掴んでるのよ!?」
ホノカ「離してください! 恥ずかしいですから!」
アサヒ「わかった、わかった。それじゃあ、レッツゴー!」
ホノカ「全然わかってないじゃないですか!」
シャッテ「ちょっとは人の話を聞きなさいよー!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「到着!」
ホノカ「………」
シャッテ「…なんで、中華料理屋?」
アサヒ「なんでって、そりゃご飯を食べるためだけど?」
シャッテ「そうじゃなくて、なんでここに来たのかって聞いてるのよ」
アサヒ「やっぱりさ、みんなでご飯を食べないとダメなんじゃないかと思ったんだよ」
シャッテ「………」「…アサヒの言ってることが、まったくわからないんだけど…。あたし、バカになったのかしら?」
ホノカ「大丈夫です。私もなにを言っているのかわかりませんから」
アサヒ「俺の勘違いかもしれないんだけど、シャッテとホノカってさ、互いに壁をつくっちゃってるだろ?」「これをどうにかしたいなって、ずっと考えてたんだ」
シャッテ「………」
ホノカ「………」
アサヒ「それでたどり着いた答えが、これだったってわけ」「美味しいもの食べる時って、みんな笑顔になって会話も弾むだろ? そうしたら、壁なんてなくなるんじゃないかって」
シャッテ「あたしたちのこと、ちゃんと気付いてくれてたんだ」
ホノカ「…意外でした」
アサヒ「当たり前だろ? シャッテもホノカも、俺にとって一番大切なんだ」「いつだって気にしてるよ」
シャッテ「はぁ…」
アサヒ「あれ、なんで溜め息?」
シャッテ「そりゃ溜め息もつきたくなるわよ。ふたりに向かって『一番』だなんて、調子のいいこと言ってるのを聞いたらね」
ホノカ「まったくの同感です」
アサヒ「調子がいいとかじゃなくて、本気でそう思ってるんだって」
シャッテ「…そういえば、こういうヤツだったわね、アサヒって」「苦労するでしょ、こういうお兄さんを持ったら?」
ホノカ「それは、シャッテさんの方が詳しいと思います。こんな人と組まされているんですから」
シャッテ「お互い大変ね」
ホノカ「まったくです」
アサヒ「ようやく、ふたりとも笑顔になった。作戦、大成功かな?」
シャッテ「いや、それはまったく関係ないから」
ホノカ「調子に乗らないでください」
アサヒ「厳しいな、ふたりとも…」
シャッテ「でも、まあ丁度お腹が空いてたところだし、食事にしましょうか」
ホノカ「そうですね。全部、兄さんの奢りのようですし」
アサヒ「もちろん! じゃんじゃん注文しちゃってくれよ!」
ホノカ「…その前にシャッテさん」
シャッテ「ん、どうしたの?」
ホノカ「…これから、よろしくお願いします」
シャッテ「…! う、うん! こちらこそ、よろしくお願いね」
アサヒ「それじゃあ、みんなでご飯にしよう」
【シナリオエンドデモ終了】


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