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ウィガール/河合ほのか
思い出の味

レオパルドコロニーで秋葉が出会った少女、
『河合ほのか』

感情の起伏が乏しく、
レオパルドのパーツ集めを第一に考える彼女は
自らの事を多く語らない。

そんなパーツ集めをしていたある日、
イモちゃんはランチをごちそうするため、
いつきとほのかを獅子堂家に招待した…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

秋葉「うん、うん…わかった。そんなに謝らなくていいよ。頑張ってね」
〔通信の閉じる音〕
秋葉「いつきちゃん、急に仕事が入ったから一緒にご飯食べられないって。すっごく謝られちゃった」
ほのか「そうか」
イモちゃん「では次の機会ですね。その分秋葉お嬢様とほのかさんが感想を聞かせてください!」「今回のナポリタンはイモの自信作です! 冷めないうちに、さあどうぞ!」
秋葉「うわ~、さっすがイモちゃん! すっごく美味しそう!」
ほのか「ナポリタンか。じゃあ…」
秋葉「あ、ほのかちゃんって、最初からチーズやコショウ掛けるん…」「って! ええ!? ちょっとストップストップ! 掛け過ぎだってば!」
ほのか「なして?」
秋葉「いやいや、こっちがなしてだって!」
イモちゃん「ナポリタンなのに真っ白になっちゃいましたね」
ほのか「私はいつもこうやってた。こっちの方が美味しくなる」
秋葉「えっ? そうなの? じゃあ一口もらって…」「うっ!?」
イモちゃん「ほ、ほのかさんは…こういう味が好みなんですか?」
ほのか「………」
秋葉「そういうわけじゃないみたいだね」
ほのか「おかしい。こうすると美味しくなると聞いてたのに…」
秋葉「これで美味しくなるって…ねえ、こんなやり方誰から聞いたの?」
ほのか「それは…」「………」
秋葉「あれ? ほのかちゃん…?」
ほのか「………」

〔走り寄る足音〕
〔ドアノブを回す音〕

????(神楽)「ごめんね、ほのか! 少し話が長引いちゃって」
ほのか「大丈夫、まだナポリタンは冷めてない」「早く食べよう、神楽!」
神楽「ええ」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

神楽「うん! やっぱりここのナポリタンはとんでもなく不味いわね!」「だからぁ~」
ほのか「ケホッ! ケホッ! 神楽、コショウとチーズが…」
神楽「知ってるでしょ? これくらい掛けなきゃ美味しくならないって」「よし、これくらいでいいかな。さあ食べてみて、ほのか」
ほのか「ありがとう、神楽」「…うん、すごく美味しい!」
神楽「当然でしょ。ここの味は熟知しているんだから」「というか、最初からこの味で出せばいいのに。こっちの手間も考えてほしいわね」
ほのか「私はこのままでいい。神楽がこの味にしてくれるから」
神楽「もう、甘えん坊なんだから」
ほのか「美味しかった。ごちそう様、神楽」
神楽「…ええ」「じゃあ、本題に入りましょうか」
ほのか「…うん」
神楽「賀統たちの調査のおかげで、ネルヴァルの潜伏している宙域がわかったわ。このチャンスを逃すわけにはいかない」「準備ができ次第、ここに攻め入る予定よ。おそらく、今までになく激しい戦闘になるわ」
ほのか「覚悟は出来ている。それが私の役目だから」「一緒にネルヴァルを倒そう、神楽」
神楽「………」「そんなに気を張っちゃダメでしょ。あなたは笑顔の方が似合うんだから」
ほのか「え…」
神楽「大丈夫、私たちが力を合わせれば、きっと勝てるから」「そしたらまた、コレを作ってあげる。祝福パーティーの一品としてね」
ほのか「神楽…」「うん! 楽しみにしてる!」

ほのか(画面オフ)(…だけど、その時は来なかった。あの戦いで、神楽は…)(………)(あのナポリタン、また食べたかった…神楽…)
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ほのか「………」
秋葉「ほのかちゃん! ねえ、ほのかちゃんってば!」
ほのか「ん? どうした、秋葉?」
秋葉「どうしたはこっちの台詞だよ。急にボーッとしちゃって」「もしかして私、変なこと聞いちゃった?」
ほのか「そんなことはない、悪かった」(今更あんな事を思い出すなんて。もう神楽はいないのに…)
イモちゃん「出来ましたよー! ほのかさんの新しいナポリタンです!」
秋葉「さすがイモちゃん! あっという間だね」「ねえ、ほのかちゃん。今度はこのまま食べてみよ」
ほのか「いや、もういい。そこまでお腹も…」
秋葉「そんなこと言わずにさ。せっかくイモちゃんが作り直してくれたんだから、ね?」
ほのか「…わかった。じゃあ…」「………」
イモちゃん「ど、どうですか、ほのかさん?」
ほのか「なして?」「すごく美味しい…何も掛けてないのに…」
イモちゃん「ほのかさん…」
秋葉「当然じゃん。イモちゃんが作った料理なんだから!」「前に食べたナポリタンがどういう味だったか知らないけどさ、このナポリタンもなかなかのもんでしょ?」
ほのか「これも…ナポリタン…」
〔通信の開く音〕
レオパルド「おいっ! 何をのんびる飯を食っているんだ、枯れ葉!」
秋葉「何ってなによ! お昼だからに決まってるでしょ!」
レオパルド「言葉の意図を読めと言っているんだ! まったく、やっと僕のパーツの在処がわかったというのに…」「すぐに僕のコロニーに来い! すぐにだぞ! いいな!」
〔通信の閉じる音〕
秋葉「なんなのよ、あいつ! こっちの事情もお構いなしで!」
ほのか「行こう、秋葉。レオパルドが呼んでる」
秋葉「あーもう! なら直接文句言ってやる!」
イモちゃん「じゃあこの残ったナポリタン、後で私が…」
ほのか「イモ…」「それは取っておいてくれ。また…食べたいから」
イモちゃん「ほのかさん…はいっ!」
秋葉「良かったね。ほのかちゃんが気に入ってくれて」「じゃあ残りを食べるためにも、さっさと片付けちゃおっか」
ほのか「ああ」(神楽、あのナポリタンはもう食べられないかもしれない…)(だけど、これも悪くない。秋葉たちと食べる、この味も…)
【シナリオデモ終了】


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