TOP PAGEへ

ヨーコMタンク/ヨーコ
頑張れよ、男の子!

この世界とは違う、荒廃した世界…。

ある事件をきっかけに、
自分たちが住んでいた地から、
遠く離れた場所へと転移してしまった
大グレン団…。

彼らは帰る手段が見つかるまで、
ディーバに協力することになり、
堕天翅族との戦いを続けていた…。

そんな中、堕天翅族が
市街地を襲撃しているとの報せが入り、
大グレン団は迎撃へ向かう。

だが…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

〔機体の歩行音〕
少女「う…うぅ…!」
少年「おい、泣くなよ…! 泣いていたら、奴らに見つかるだろ…!」
〔機体の歩行音〕
少女「で、でもお兄ちゃん…! 近づいてくるよ…!」
少年「静かにしろ…! 黙ってたら見つからないんだよ…!」
〔機体の歩行音〕
少女「だって…だって…」
少年「こうなったのだって、お前がぬいぐるみなんか取りに戻ったからだろ!」
少女「お、お兄ちゃん…! 声…!」
少年「あ…!」
〔機体の歩行音〕
少年「で、でたぁ!?」
少女「きゃああああああ…!」
????(ヨーコ)「見つけたわよ、あなた達!」
少年「え…?」
少女「ヨーコお姉ちゃん!」
ヨーコ「駄目じゃない、こんな所にいたら。あなたたちのお母さんが心配してたわよ」
少女「ごめんなさい…」
ヨーコ「…悪いことしたって、分かってればいいわ。それじゃあ、ちょっと待っててね。すぐにアイツらを片付けるから!」「そうしたらあなたたちを、無事にお母さんの元に連れて帰るから! それまで、ここを動かないでちょうだい!」
少女「うん! わかった!」
ヨーコ「いい返事ね!」
〔バーニアの噴射音〕
少女「よかったぁ…ヨーコお姉ちゃんが来てくれて…。もう安心だね、お兄ちゃん!」
少年「フン…。何がヨーコお姉ちゃん、だよ…」
少女「お兄ちゃん…? どうしたの?」
少年「うるさい! もうお前なんか知らないよ!」
〔走り去る足音〕
少女「お、お兄ちゃん、どこ行くの…!? ヨーコお姉ちゃんが動いちゃダメだって…」
少年「ついて来るなよ!」
〔走り去る足音〕
少女「お、お兄ちゃん…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

少年(なんだよ、もう…! あいつを助けるために、わざわざ戻って来てやったってのに…!)「…俺の助けがいらねーってんならいいよ! だったら、俺ひとりでシェルターに戻ってやる!)
〔歩み寄る足音〕
????(シベ鉄隊員)「おやおやぁ、ぼくぅ。こんな所をいとりで歩いてどうしたんだい? 迷子にでもなったのかなぁ?」
少年「な…! なんだよ、おまえら!?」
シベ鉄隊員「学校で習わなかったのかな? こんな時にひとりで出歩いちゃいけないってさあ!」
〔空を舞う音〕
少年「や、やめっ…! 離せよ! なにすんだよ! このぉ!」
シベ鉄隊員「こら! 暴れるな、このガキ!」
シベ鉄隊員「しっかり捕まえとけよ。アジトまで連れ込めば、こっちのもんだからよ」
〔歩き去る足音〕
少女「ど、どうしよう…!」「お兄ちゃんが、連れてかれちゃった…!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ヨーコ「あらかた片付け終わったわね。これならもう少しであの子たちを…」
少女「うぅ…うぅ…! お姉ちゃぁん…! ヨーコお姉ちゃぁぁん…!」
ヨーコ「え…!? どうしたあの子が…!?」「ちょっとあなた! 出て来ちゃダメじゃない!」
少女「でも…お兄ちゃんが…お兄ちゃんが…」
ヨーコ「お兄ちゃんがどうしたの…? 一緒じゃないの?」
少女「お兄ちゃんが、シベ鉄の人たちに…連れてかれちゃったぁ…!」
ヨーコ「シベ鉄…!?」「そういえば最近、そんな名前のゴロ付きが悪さをしていると聞いたけど…まさか、そいつらが…」
少女「ヨーコお姉ちゃん…」
ヨーコ「とりあえず、このガンメンに乗って。そんな所にいたら、あなたも危ないわ」
少女「うん…」「ヨーコお姉ちゃん…」
ヨーコ「大丈夫よ。お兄ちゃんのことなら、安心して。あたしが必ず助け出してあげるわ!」
少女「ほんとう…?」
ヨーコ「本当よ! いい女ってのは、約束を破らないものなんだから!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シベ鉄隊員「それにしても儲けもんだぜ。火事場泥棒のつもりで街に残ってたら、ガキまでさろうことができちまうなんてよ」
シベ鉄隊員「まったくだ。このガキを人質にすりゃ、金も食料もたんまり頂けるってもんだ」
少年「うぅ…! お前ら! さっさとこの縄をほどきやがれ!」
シベ鉄隊員「なんだぁ!? その口の利き方はよぉっ…! 痛い目に合わなくちゃわかんねえか!?」
少年「ひっ…!」
シベ鉄隊員「へへ、ビビッてやがるぜ」
シベ鉄隊員「お前、子供相手だと強く出れるんだな」
少年「うっ…うぅ…」
シベ鉄隊員「おいおい、泣くんじゃねえよ。泣こうが喚こうが、助けなんて来ねえんだからよ」
少年「…すけて…」
シベ鉄隊員「あぁ?」
少年「助けて…!」
シベ鉄隊員「頭の悪いガキだなぁ!? 助けは来ないって言ってんだろ!」
少年「助けて! ヨーコお姉ちゃん!!」
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

シベ鉄隊員「うわああぁぁぁーっ…!」
シベ鉄隊員「ゲホッ…! ゲホッ…! い、いったい何が起こった…」
????(ヨーコ)「アンタたち、子供をさらうなんて随分と汚い真似をしてくれるじゃない」
少年「この声、まさか…!」
シベ鉄隊員「な、なんだ、お前は…!?」
????(ヨーコ)「一度しか言わないから、そのシワひとつなさそうな脳みそに、よーく刻んでおきなさい!」
ヨーコ「あたしの名前は、大グレン団のヨーコよ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
少年「助けに来てくれたの…!?」
ヨーコ「言ったでしょう? 無事に連れて帰るって」
シベ鉄隊員「あのシルエットマシンみたいな機体で突っ込んで来やがったのか!?」
シベ鉄隊員「なんて無茶な女だ…!」
ヨーコ「そ、無茶は大グレン団の得意技! だから、こんなことも平気でできるの!」
シベ鉄隊員「! なんだよ! あのバカデカいライフルは!?」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

シベ鉄隊員「わ、わ、わ!? やばいやばいやばい! 遮蔽物! 遮蔽物ッ!!」
〔走り去る足音〕
シベ鉄隊員「お、おい! 待ってくれ! 俺も!」
〔走り去る足音〕
ヨーコ「この子は返してもらうわよ!」
少年「ごめんなさい! ヨーコお姉ちゃん…!」
ヨーコ「そんなことはいいから、あなたは早くガンメンに!」
少年「うん!」
〔走り去る足音〕
シベ鉄隊員「ああ、くそ…! ガキが奪われた…!」
シベ鉄隊員「あの女…! そもそも、どうしてこの場所が分かったんだ!?」
ヨーコ「アンタたち、馬鹿でしょ。外にオーバーマンなんて置いてあったら、分かるに決まってるじゃない」
シベ鉄隊員「な!? し、しまった!」
ヨーコ「本当ならもう少し懲らしめてやりたいけど、大人しくしてるなら見逃してあげるわ!」「痛い目にあいたくなければ、さっさとこの街から出て行くことね!」
〔走り去る足音〕
〔バーニアの噴射音〕

シベ鉄隊員「ちっ、逃げられた…! お、おい! ど、どうするよ!?」
シベ鉄隊員「何を慌ててやがる! こうなったら外の仲間を呼び集めて、あの女ごととっ捕まえりゃいいんだよ!」「こちとら腐ってもシベ鉄よ!」
シベ鉄隊員「そ、そうだ! 腐ってもシベ鉄だ!」「見てろよ、あの女…!」

〔レーダー反応〕
少女「お姉ちゃん…! シベ鉄の奴らが追ってくるよ!」
ヨーコ「フン、子供たちもいるから見逃してあげようと思ったのに、ホントにバカな奴らだったみたいね」
少年「どうするの、お姉ちゃん!?」
ヨーコ「ふたりとも、しっかりつかまってて!」「今からアイツらをたっぷりと懲らしめてやるから!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

シベ鉄隊員「ひぃ…! もうダメだっ…!」
シベ鉄隊員「大人しく立ち去れば良かったぁぁぁ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ヨーコ「まったく…だから忠告しげあげたのに」
少年(ヨーコお姉ちゃん…)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

女(中年)「本当にこの度は、子供たちがご迷惑をお掛けしました!」
ヨーコ「そんな迷惑だなんて…」
女(中年)「ヨーコさんに助けてもらわなければどうなっていたことか…!」「ホラ! あんたたちも、ちゃんとお礼を言いなさい!」
少女「ヨーコお姉ちゃん! 助けてくれてありがとう!」
ヨーコ「約束したからね、当然よ」
少年「あのさ…ヨーコ…お姉ちゃん…。その…」「ありがとう…。それと…ごめんなさい」
ヨーコ「…無事だから良かったけど、今度からは言うことを聞いてちょうだいね?」「それと、お兄ちゃんなんだし、妹を大切にしなくちゃダメよ」
少年「うん! わかった!」
女(中年)「あら…この子が大人しく人の言うことを聞くなんて…」
少年「ねえ、ヨーコお姉ちゃん…」
ヨーコ「うん?」
少年「俺、決めたよ!」「大人になったら、ヨーコお姉ちゃんみたいな、カッコイイ大人になる! 絶対になってみせる…!」
ヨーコ「ふふ、そう…。それは楽しみね」「なら、しっかり前に進みなさい。頑張れよ、男の子!」
【シナリオエンドデモ終了】


● ユニットシナリオ「劇場版天元突破グレンラガン 紅蓮篇」 へ戻る


◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。