ゼーガペイン・ガルダ／マオ・ルーシェン
彼方の彼
『幻体』であることを受け入れ、
ガルズオルムと戦うことを決意したキョウ。
だが、これまでの彼の振るまいから。
オケアノスの一部のメンバーからは
未だ信頼を得られずにいた…。
そんな中、新たに出現した
デフテラ領域の拡大を阻止するため、
シマはキョウとルーシェンたちに
出撃命令を下すのだった…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
メイイェン「はあ、今のソゴル・キョウのリアシートに乗るなんて…」
マオ「シズノは別の任務に出ている。仕方がないだろう」
メイウー「そう言えるのは、ルーシェンがガンナーだから。ウィザードの身にもなってよ」
メイイェン「ＱＬざんりょを気にしない戦い方、荒っぽい操縦…私、うまくやれるかなぁ…」
メイウー「あんな戦い方、以前なら絶対にしなかったのにね」
マオ「以前のキョウ…か…」
〔歩み寄る足音〕
キョウ「お！ なんだよ、お前ら。こんなところで作戦会議か？」
マオ「何でもない。たまたま集まっていただけだ」
メイウー「ソゴル・キョウ！ 今日はメイイェンが乗るんだから、無理させるんじゃないわよ！」
キョウ「わかってるって！ 今日はよろしく頼むぜ、メイイェン！」
メイイェン「う、うん」
キョウ「って言ってもそこまで気張ることもないか。デフテラ領域はまだ小さいらしいし…」「さっさとコア壊して、さっさと帰って来ようぜ！ じゃ、先行ってるからな」
〔歩き去る足音〕
メイウー「何なのあの言い方！ まだゲーム感覚なんじゃないの？」
マオ（…たしかに以前の彼と比べれば、粗雑な部分が目に付く…）（今のソゴル・キョウ…彼は信頼に足る人物なのか…？）
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キョウ「外側にいる奴らは倒したぜ！」
マオ「…妙だな。敵の数が少なすぎる」
メイウー「うん。いくら規模が小さくても、さすがにこれは…」
キョウ「何か裏があるってことか…」「けど、俺たちの目的は変わらねえ！ 続いてくれ、ルーシェン！」
メイイェン「ちょっと！ ソゴル・キョウ！？ きゃあ！」
〔バーニアの噴射音〕
メイウー「あいつ！ 勝手に先行して！」
マオ「迷っている暇はないか。俺たちもデフテラ領域に入るぞ」
〔バーニアの噴射音〕
メイウー「「くっ…デフテラ領域…突入…成功！」「えっ！？」
マオ「そういうことか…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
メイウー「何なの！？ この敵の数は！？」
マオ「デフテラ領域内での待ち伏せ…。こちらの守りを固めていたということか」
キョウ「ルーシェン！ コアがあるのはこの奥だ！ 奴らの中を突っ切るしかねえ！」
メイウー「無理よ！ この数相手に私たちだけで突破するなんて！」
キョウ「俺はそうは思わねえ！ 俺たちだけでもやれるはずだ！」
マオ「…やってからでは手遅れになることもある。残念だが、撤退だ」
キョウ「そんなことできっかよ！ メイイェン！ ホロニックランチャー！」
メイイェン「え？ でも…」
マオ「ソゴル・キョウ！」
キョウ「俺が先行する！ サポート頼んだぜ、ルーシェン！」
〔バーニアの噴射音〕
メイウー「あいつ、また…！」
マオ「くっ…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
マオ「いい加減にしろ、ソゴル・キョウ！ このまま行けば、戻ることもできなくなるぞ！」
メイウー「あなたの操縦の荒さはよく知ってる！ このまま行ってもＱＬ切れになるのがオチよ！」
キョウ「…そんなことはもうしねえ」
メイウー「え…？」
メイイェン（あれ？ 思っていたより、ＱＬの消費が…）
マオ「ソゴル・キョウ！ 俺の言葉を信じろ！ このままでは…」
キョウ「信じてる！ 俺は、ルーシェンの力を！」
マオ「！」
キョウ「だから俺も信じてくれ！ 出来るはずだ！ 俺たちなら！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
マオ「ソゴル・キョウ…」
キョウ「アルティールのＱＬは抑えてある！ 省エネのガルダならなおさらのこと、最低限の敵だけ狙えばコアまでたどり着ける！」「あと必要なのは突破力だけだ！ 協力してくれ、ルーシェン！」
メイウー「あのソゴル・キョウが…ＱＬを抑えてる？」
メイイェン「本当よ、お姉ちゃん！ 確かにガルダと協力すれば、ＱＬはギリギリ間に合うかも知れない！」
マオ（上海でＱＬ切れした失敗を教訓にしているというのか…）
キョウ「ルーシェン！」
マオ「…フ、いいだろう」
メイウー「ルーシェン！？」
マオ「粗雑だと思っていた彼がここまで考え、覚悟を持って作戦を実行させようとしている…」「なら乗らない手はない！ そうだろ、キョウ？」
キョウ「ああ！ やろうぜ、ルーシェン！」
マオ（彼は前の彼とは違う。だが…）（信じてみよう！ 過去のキョウではなく、今のキョウを！）
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キョウ「ふぅ、なんとか戻ることが出来たな」
メイウー「なにが『ふぅ』よ！ 結局ＱＬ切れしてたじゃない！」
メイイェン「お姉ちゃんの言う通り、やっぱりあのリアシートはヒヤヒヤする…」
マオ「だが結果的にコアを破壊することに成功し、全員で帰還することができた」「それができたのは、キョウの判断が正しかったということだ」
キョウ「聞いたか？ ルーシェンはああ言ってるぜ」
メイウー「ま、まあルーシェンがそういうなら…」
マオ（今の彼はかつての彼とは違う…）（だが、頼りになるという店では以前と同じ…いや、それ以上かもしれないな…）
メイイェン「でもＱＬにはもっと気を遣って！ オケアノスがすぐに転送してくれなかったら、帰ってこれなかったんだから！」
キョウ「俺なりに計算してたんだけどなぁ。ま、水泳の時みたいなペース配分じゃ駄目ってことか」
メイウー「水泳って…あんた、そんな感覚でやってたの！？」
マオ「………」
キョウ「負けられないって意味では一緒だろ？ 水泳もゼーガもな！」「よし、任務も無事終えたことだし、帰って水泳部員の勧誘に行くか！ じゃあな！」
〔歩き去る足音〕
メイイェン「…やっぱり違うね、前の彼とは」
マオ「…かもな」
【シナリオエンドデモ終了】
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