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ゼーガペイン・アルティール/ミサキ・シズノ(和服)
進むモノ、残されるモノ

この世界とは違う、荒廃した世界…。
そこでは謎の組織『ガルズオルム』の
地球侵攻に対し、抵抗組織『セレブラム』が
人型兵器『ゼーガペイン』を用いて
人類を守るための戦いを続けていた…。

彼らはいつ終わるとも知れない、
永い戦いを繰り返す中で
また新しい冬を迎えようとしていた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

カミナギ「わぁー! 街の景色もすっかり冬だね、キョウちゃん!」
キョウ「そうか…。こんなことになったせいで忘れちまってたけど、もう正月前だもんな」「あー! 俺も年越し蕎麦や白い餅が食いてえ!」
シズノ「キョウ…」
カミナギ「もうキョウちゃんったら! あんまり呑気な事を言うから、シズノ先輩呆れてるよ!」
キョウ「わ、わりぃ…」
シズノ「あ…! 気にしなくていいわ。そういう事ではないから」
カミナギ「! シズノ先輩…?」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕

シズノ「これは…!」
リチェルカ「各セレブラントに通達! 本艦に接近する複数の機影を確認! 恐らく敵対勢力のものと思われます!」
キョウ「ちっ…! アイツらには年越しも正月も関係ねえってか!」
シズノ「今回は私の番だったわね。カミナギさん、少しキョウを借りるわよ?」
カミナギ「はい! 頑張ってください、ふたりとも!」
シズノ「ええ…!」「さあ! 行くわよ、キョウ!」
キョウ「おう、任せとけ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キョウ「ひとまず第一陣はこれで終わりか。まったく年越し前に、騒がしい奴らだ」
シズノ「カミナギさんとじゃなくてやりづらくなかった?」
キョウ「気にしねーよ、そんなの」「さて、帰ろうぜ。せっかくだし、門松の飾り付けでもやるか?」
シズノ「なら、私も振袖でも着てみようかしら?」
キョウ「シズノ先輩が…?」
シズノ「おかしかったかしら?」
キョウ「いや、おかしいというか、先輩が冗談言うなんて、珍しいからよ」
シズノ「割と本気で言ったのよ? 日本の正月はそうやって過ごすものだって、あなたが教えてくれたのよ、キョウ?」
キョウ「俺が…?」
シズノ「…覚えていないのなら、いいわ」
キョウ「悪い…」
シズノ「いいのよ。アレはまだ、私がここに来て間もない頃の話だったから…」「変な事を言ったわね…」
キョウ「シズノ先輩…」
〔軍の警報〕
キョウ「新手か…!? QLを補充する暇もねえか! このままいくぜ、先輩!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

シズノ「敵の数が多い…! さっきのは偵察だったようね!」
キョウ「だから、なんだ! いつものように返り討ちにしてやるぜ!」
シズノ「QLを消耗している状態だという事を忘れないでね、キョウ!」
キョウ「余裕だッ!」
シズノ(キョウはああ言ってくれてはいるけれど、カミナギさんの時に比べて、スペックが落ちているのは間違いない…)(なんとか、私でも彼女と同等以上のフォローをしてみせないと…)
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キョウ「おらぁッ! どうだぁぁぁ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

シズノ「まだよ…! 次は左から…!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

キョウ「ぐっ…! ランチャー展開遅いぞ、カミナギ!」
シズノ「…!」
キョウ「あ…わ、わりぃ…」
シズノ「気にする必要はないわ…。それよりも今は戦闘に集中して」
キョウ「お、おう…」
シズノ(カミナギ…か…。そうね…やっぱりここはもう…私の場所ではなくなってしまったのね)
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

キョウ「くっ…! ちょこまかと動き回りやがって…!」
シズノ(やっぱりキョウには…)(いけない…今は余計なことを考えている場合では…)
キョウ「シズノ先輩! シールドっ…!」
シズノ「え…!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

シズノ「きゃあああーっ…!」
キョウ「ぐっ…! モロに食らっちまったぜ…!」
シズノ「ごめんなさい、キョウ…。私が…」
キョウ「シズノ先輩…」「あのさ…俺、余計なことを言っちまうし前のこともあんま覚えてねえから、それで先輩に負担掛けちまってると思うんだ」
シズノ「………」
キョウ「でもさ…」「それでも…俺は今、先輩を必要としてる!」
シズノ「キョウ…」
キョウ「俺が言いたいのはそれだけ! 以上…!」
シズノ「…ふ。そういうところは昔と同じなのね…」
キョウ「………」
シズノ「私としたことが余計な気を遣わせたわね! 行きましょう、キョウ! もう一度!」
キョウ「ああ、そうこなくっちゃな!」
シズノ「さっきのダメージのせいで、QL残量は限界に近い」「最小限の動きで敵を倒す必要があるけど、できるわね?」
キョウ「上等だ!」「いくぜ! さっさとお前ら倒して、気持ちよく新年を迎えさせてもらうぜ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カミナギ「シズノ先輩、少し着替えて来るって言ってたけど、遅いね」
キョウ「そうだな…」
シズノ(和服)「待たせてしまったわね」
カミナギ「わぁー!」
シズノ(和服)「あんまりこういう格好はしないから…。その…変じゃないかしら?」
カミナギ「そんな事ないです! すごく綺麗ですよ、シズノ先輩!」「ね、キョウちゃんもそう思うでしょ!?」
キョウ「お、おう…」
カミナギ「もうキョウちゃんったら! こういう時は綺麗とは可愛いとか言うものでしょ!」「! あ…! こうしちゃいられない! カメラ持って来ないと…!」
〔走り去る足音〕
シズノ(和服)「やっぱり変だったかしら…?」
キョウ「いや…変っていうか…その…なんだ…」「似合ってる…と思うよ…」
シズノ(和服)「ふふ、ありがとう…。嬉しいわ、キョウ…」(あなたは昔と同じ…。前だけを向いて進んでいる…)(そんな、あなたが羨ましい…。私は変わる事ができないから…)
【シナリオエンドデモ終了】


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