ゼーガペイン・ジャターユ(シズノ機)/ミサキ・シズノ
ゼーガタンク(カミナギ機)/カミナギ・リョーコ
彼の為に…
量子サーバー内に作られた仮想世界の舞浜…。
幻体の人々が生きるその街で、
夏が終わりにさしかかろうとしていた。
夏の終わり…。
それを迎える為に、
シマはある決断を下すのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
キョウ「本日の哨戒任務も無事完了。今日もガルズオルムの奴らは出て来なかったな…」
カミナギ「ここのところずっとだよね。そりゃ戦いがないのに越したことはないけどさ」
キョウ「アークが倒した奴らも、あれっきり出てこねぇ…」「まさか怖じ気づいたなんてことがあるとも思えねえしな…」
カミナギ「何もないといいんだけど…」
キョウ「ま、分からねえことを考えてもしょうがねえな。ひとまず舞浜にもどろうぜ、カミナギ!」
カミナギ「あ! ごめん、キョウちゃん! 今日は先に戻ってて!」「私、副会長から呼ばれてるんだ」
キョウ「副会長から? 俺も残った方がいいか?」
カミナギ「大丈夫。それにキョウちゃんはカワグチ君たちと約束があるんでしょ?」
キョウ「あっちが一方的に呼び出してきただけだぜ?」
カミナギ「わざわざ呼び出すってことは何か大事な話かもしれないじゃん」「さ、私のことはいいから、行った行った」
〔コックピットの開く音〕
キョウ「分かったよ。じゃあ、また向こうでな」
カミナギ「うん。またね、キョウちゃん」
〔転移音〕
カミナギ「さて、私も副会長の所に…」
〔歩み寄る足音〕
ミナト「お帰りなさい、カミナギさん。彼はもう戻ったみたいね」
カミナギ「あ! 副会長…と、シズノ先輩?」
シズノ「私も彼女に呼ばれたのよ」
カミナギ「先輩も…?」「いったい話ってなんなんですか?」
ミナト「そうね。早速だけど本題に入らせてもらうわ」「カミナギさん。あなた、ガンナーとして戦ってみるつもりはない?」
カミナギ「私が…ガンナーを…?」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ミナト「いきなりで驚かせてしまったかしら」
カミナギ「いえ…」「でも、私ガンナーをやったらもうキョウちゃんと一緒に戦えなくなっちゃうんじゃ…」
ミナト「それなら大丈夫よ。ガンナーをやると言っても、非常時に備えてのものだから」「シマ司令はもしもの時の為に、ウィザードだけでも戦えるようにしておきたいと考えられているの」
カミナギ「ああ、そういうことなら」
シズノ「でも、ウィッチであろうとガンナーの適性があるかは別よ。それでもやるつもり?」
カミナギ「大丈夫…だと思います」
シズノ「そう、分かったわ」「なら、私も今回のテストを受けることにするわ」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ミナト「あなたの意志も変わらないみたいね、シズノ」
シズノ「ええ…」
カミナギ「シズノ先輩もテストを?」
シズノ「あなたと同じよ」
カミナギ「え?」
シズノ「自分にできることはやっておきたいの。ただ見ているだけじゃ嫌だもの」
カミナギ「先輩…」
ミナト「…ふたりの意志は確認したわ。司令には私から報告しておきます」
シズノ「ええ、頼むわ」
ミナト「日程はたぶん…サーバーのリセットが行なわれる日になると思うわ…」
カミナギ「サーバーのリセット…?」
ミナト「それは…」
シズノ「…いいわ。彼女には私から説明しておくから」
ミナト「ごめんなさい…」
〔歩き去る足音〕
カミナギ「先輩、サーバーのリセットって?」
シズノ「サーバーを安定させる為に、舞浜内の時間は5ヶ月に一度リセットされるの」「私たちセレブラント以外の人たちの記憶はすべてリセットされる。この5ヶ月はなかったことになるのよ」
カミナギ「そんな…。キョウちゃんはそのことを…?」
シズノ「…キョウには司令から直接話すことになっている。あなたが気にする必要はないわ」
カミナギ「そう…ですか…」
シズノ「私たちはできることをやりましょう。彼の為を思うならそれが一番よ」
カミナギ「…分かりました」
シズノ(そう、今他にできることはない。私は受け止めてみせるわ、今度こそ…。その為に…)
カミナギ(キョウちゃん。私、みんながキョウちゃんのこと忘れても、この5ヶ月のことちゃんと覚えてるからね)(ずっと隣にいるから。キョウちゃんが全部受け入れられるように、だから私が…)
【シナリオエンドデモ終了】
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