ズワァース／黒騎士
黒騎士の執念
海と大地の狭間に存在する異世界、
『バイストン・ウェル』で。
バイストン・ウェルに現れた地上人と手を組み、
世界制覇を狙うドレイク・ルフトの元に、
新たな騎士が加わる。
彼の名は黒騎士…。
ナの国に協力する聖戦士、
ショウ・ザマを怨む、謎に包まれた聖戦士。
オーラマシンによる戦乱が拡大するこの世界に、
新たな火種が蒔かれ始めようとしていた…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
黒騎士「お館様、お呼びでしょうか」
ドレイク「我が国で新しく開発したオーラバトラー、ズワァース…。あのオーラマシンをお前にやろう」
黒騎士「ズワァースを私に…ですか？」
ドレイク「それだけの力を、お前はすでに示している」
黒騎士「感謝いたします、お館様…」「出自を明かさぬ私を拾ってくださったばかりか、そのようなモノまで与えてくださるとは…」
ドライク「ただし、ひとつ頼みがある…」「ズワァースをやるための、条件という奴だ…」
黒騎士「それはいったい…」
〔歩み寄る足音〕
ミスター・ブシドー「お初にお目にかかる。バイストン・ウェルの騎士よ」
黒騎士「見慣れぬ衣装姿…地上人か」
ドレイク「先日転移してきた地上人の軍勢…アロウズと我が方が手を組んだことは、お前の耳にも入ったはずだ」「この地上人は、モビルスーツやらのマシンの、調整相手を探しているらしい」
ミスター・ブシドー「しかし、相手が誰でもいいというわけではない。並の相手では、我がスサノオの調子を確かめる前に終わってしまう」
黒騎士「腕にずいぶんと、自信があると見えるな、地上人よ」
ミスター・ブシドー「今のアロウズにおいて、私の横に並び立つ者なし」
ドレイク「という事だ…。そこまで言うならと、お前をここに呼んだ」
黒騎士「ズワァースの試運転も兼ねて、この者の相手をせよ…と」
ドレイク「この男が一番の強さを誇るのであれば、アロウズの力とやらも自ずと分かる…」
黒騎士「ハッ！ お館様の望みとあれば、どのような願いも聞きましょう！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
黒騎士「はぁぁッ！」
ミスター・ブシドー「せぇぇい！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
黒騎士「この男…！」
ミスター・ブシドー「強い…！ 交えた剣から、力が伝わる…！」
黒騎士「並のオーラバトラーであれば、一撃でやられていたか…！」
ミスター・ブシドー「面白い…！ バイストン・ウェルにも、かようなモノノフがいたとはッ！！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
黒騎士「ぐぅっ…！ 全力を出さねばやられる…！ 気を抜く暇などこの男相手には…ない！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
黒騎士「私は今、お館様の期待を背負って戦っている…！ 無様に負けを晒せば、一から築き上げた私の信頼も、地に落ちよう…！」「負けるわけには、いかぬのだッ！！」
ミスター・ブシドー「む…！」
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミスター・ブシドー「この一撃…！ 本気で殺意を込めたと見た！ 御前であってもお構いなしとは、なんと大胆な！」「しかしその剛胆さ…気に入った！ 君の本気、私もしかと受け止めようッ！！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
黒騎士「ぐっ…！ 更に力が上がった…！？ 奴もそのつもりという事か…！ ならば…！」
ミスター・ブシドー「これは最早、模擬戦ではない…戦士の矜持を懸けた、真剣勝負！」
黒騎士「斬らせてもうらう！ 地上人！」
ミスター・ブシドー「斬り捨て、ごめぇぇぇぇんッ！！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
黒騎士「うおおおおおおおお！！」
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミスター・ブシドー「技のキレとその気迫や良し…！ しかし…！」
黒騎士「むっ…！？」
ミスター・ブシドー「君はまだ、極めの境地へと至っていない！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
黒騎士「ぐうぅッ…！」「ま、まさか…！ この男、私以上の力を持っているというのか…！」
ミスター・ブシドー「君の剣では、私に届くことはない…」
黒騎士「なんだと…！？」
ミスター・ブシドー「何故ならば、私はすでに人を捨て、極へ至った！ 如何に腕を磨こうと、人を捨てられぬ者が、私に届く道理は無し！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
黒騎士「馬鹿な…！ 私は…私はショウ・ザマに復讐する為に、名を捨て…顔すらも捨てた…」「それでも足りぬと…？ また、私は負けるというのか…？」
ミスター・ブシドー「…終わりは見えた。この戦いも、終いとしよう」「覚悟ッ…！」
黒騎士「私が人を捨て切れていない…？」「否…！ 私は負けん…！」
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミスター・ブシドー「ぐっ…！？」
黒騎士「私はすでに人であることなど捨てた…！ この怨念に身を任せることによって…！」「この怨念こそ、我が力…！ 力が足りぬと言うのであれば…！ 私は、更なる憎しみの炎に身を委ねるッ！！」
〔オーラ力の発光音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
ミスター・ブシドー「私の身体が震えている…？ あの男を危険だと感じ取ったのか！？」
黒騎士「そうか、分かったぞ…！ この憎しみ…！ これこそが、貴様の言う境地とやらか！」
ミスター・ブシドー「面白い…それが君の見つけた極か！」「ならば、出し惜しみはしない！ 私の全てを、君にぶつける！」
黒騎士「私はこの怨念で手に入れてみせる…！ 力と、狡猾さを！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
黒騎士「この一撃に、我が怨念の全てを…！」
〔オーラ力の発光音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
ミスター・ブシドー「とくと見るがいい…我がスサノオの奥義！ トランザム！」
〔トランザムの発動音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
ミスター・ブシドー「…さあ、決着をつけよう！」
黒騎士「はぁぁぁぁぁぁ…！」
ドレイク「そこまでッ！」
ミスター・ブシドー「！」
ドレイク「そこまでだ。黒騎士に地上人よ、剣を収めよ」
黒騎士「お館様…」
ミスター・ブシドー「どうやら…熱くなりすぎたか」
ドレイク「双方、よき戦いであった。お前達の強さ、頼もしく思う」
黒騎士「ハッ…！ ありがたきお言葉…！」
ドレイク「うむ…出撃の報を待つがよい。その時には、お前達にも出てもらう」
〔歩き去る足音〕
ミスター・ブシドー「私と立ち会ってくれて感謝する…黒衣の騎士よ。久しぶりに、私の血も滾った」「剣を鍛えようにも、仲間内では私に付いてこれる者がいなくてな」
黒騎士「分かる話だ…並の者では、お前と打ち合うことすらも叶わないだろう。私も執念がなければ、危ういところだった…」
ミスター・ブシドー「執念…それが君を修羅へと導いたモノか」
黒騎士「お前の剣からは、私と同種のモノを感じた…。お前ならば、分かるはずだ」
ミスター・ブシドー「ああ…分かるとも。宿敵との決着のみが、この渇望を癒やしてくれる…！」
黒騎士「そして、その時は近い…！ 待っていろ！ ショウ・ザマ！」
【シナリオエンドデモ終了】
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