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第57話
巨烈燃ゆ

サブタイトル
「巨烈燃ゆ」

【シナリオデモ１開始】
ホワイトベース　ブリッジ
ブライト「補給と整備の状況は？」
リュウ「機体の整備、補給はほぼ完了した。第１陣はいつでも出撃できるぞ」
ブライト「なんとか間に合ったようだな…」
まなぶ「補給中に敵の攻撃がなくて助かりました」
クワトロ「しかし…なぜ急に敵がおとなしくなったのかわからんな…」
ジーク「あのレジアーネの事だ…。何かの意図があるのは間違いない…」
マイヨ「単なる時間稼ぎか…それとも…」
ゲイル「いずれにせよ、相手は巨大要塞だ。消耗戦になると、こっちが苦しい」
隼人「ジーク、あの要塞を陥とせばガディソードへの道は開けるんだな？」
ジーク「ああ…前衛要塞を押さえればガディソードの本拠地は丸腰も同然だ」「ヘルルーガにプレッシャーをかけて交渉に持ち込むためにも、この要塞は陥としておきたい」
フェアリ「ですが、気になるのはサリーを救出した際に発見した複製装置の存在です」
プラート博士「確かに…気がかりじゃな…」
フェアリ「どうやら、ヘルルーガはあらゆる勢力の兵器を大量に複製可能な巨大プラントを開発したようです」
光珠「早いうちにやっつけないとどんどん勢力が大きくなっちゃうって事？」
フェアリ「ええ、そうです…」
ミライ「本当にそんな事が…」
プラート博士「疑う余地はない。目の前の敵がなによりの証拠じゃろう」
フェアリ「おそらく、あの要塞にあるのは複製プラントのプロトタイプ…」「あの装置を奪取して詳しく分析すればシステムの弱点をつかめるかもしれません」
隼人「なるほど…是が非でもこの要塞は陥とさねばならんようだな」
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕
オスカ「要塞の敵部隊、動きだしました！」
ブライト「よし、攻撃を再開する！　各員、出撃態勢に入ってくれ！」
シロー「了解！」
【シナリオデモ１終了】

【戦闘マップ１開始】
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
ブライト「これより再攻勢をかけ、一気に要塞を制圧する！」
ミライ「突入を開始します！」
レジアーネ「ホワイトベース隊の諸君、戦いの準備が整ったかい？」「ククク…やる気満々のようだねえ…」
〔敵ユニット出現〕
ヴォート「目標を捕捉。ガディソードの障害は排除する」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「さあ、第２幕の始まりだ。連中がどう動くか…楽しみだねえ」
フェアリ「艦長、敵の中心はヴォートの機体『オーダイ』です。まずはあれを！」
ブライト「了解した」「全機、オーダイに攻撃を集中！　一気に敵の防衛戦を突破するぞ！」
＜戦闘開始＞

＜光珠vsヴォート＞
ヴォート「フェアリ・ファイアフライ…今度こそ貴様を抹殺する…」
フェアリ「ヴォート…」
光珠「フェアリさん、本当にオーダイを倒していいの？」
フェアリ「ええ…」
光珠「本当にいいの！？　もしかしたらこの先、あの人を救うチャンスがあるかもしれないのよ！？」
フェアリ「構いません…！　私とヴォートの事で、みなさんの行動を制限するわけにはいきません！」「それにもう、ヴォートの意識が戻る事は…」
光珠「…そう、わかった」「でも、無理して一人で抱え込まないでね、フェアリさん」「フェアリさんには私やジークやサリー、それにホワイトベース隊のみんながいるんだからね！」
フェアリ「ありがとうございます…光珠様」

＜ジークvsヴォート＞
ジーク「今度こそ、あんたを解放してみせる…！　ヘルルーガの呪縛からな！」

＜ヴォート撃破・敵増援１出現＞
〔ヴォートにスパーク〕
光珠「やったぁ！　オーダイをやっつけたわよ！」
フェアリ「まだです！　機体の心臓部を残したままではすぐに自己修復してしまいます！」
光珠「やっかいなシステムね…どうすれば機能を停止させられるの？」
フェアリ「…ザン・ガイオーの時と同様です。コックピット周囲を一気に消滅させるしか方法はありません」「あの機体はヘルルーガの設計です。おそらくパイロットも生体パーツとしてコアに直結されているはず」
光珠「そうとは限らないでしょ？　他に方法が…」
フェアリ「あそこに乗っているのは生体兵器…すでに人ではありません！」「これ以上ためらえば、回復の時間を与える事になります。それでは敵の思う壺です！」「光珠様、トリガーを私に！　あの機体には私がとどめを刺します！」
光珠「でも、それじゃ…！」
フェアリ「迷いを断ち切るには必要な事なんです！」
光珠「わかった…」「頼むわ、フェアリさん！」
〔光珠、ヴォートへ接近〕
ヴォート「フェアリ…何をする…。やめるんだ…」
フェアリ「私の愛したヴォートは…あなたではない！」
〔光珠、ヴォートへ隣接〕
フェアリ「消えなさい！」
〔光珠、ヴォートへ攻撃〕
〔ヴォートに爆発〕
〔画面、振動〕
ヴォート「ぐおおおおおおおお！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
フェアリ「…………」
レジアーネ「やってくれたね…フェアリ…！」
フェアリ「レジアーネ！？」
レジアーネ「だが、無駄なあがきだよ！　お前達はここで宇宙の塵になる運命なんだからね…！」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「さあ、今度はあたしが相手だ！」
光珠「やっと出てきたわね！　もう逃がさないわよ！」
レジアーネ「フフフ…いいねえ。もっと熱くなっておくれよ」「もっと戦いを盛り上げないと楽しめないんだよ！」
〔敵ユニット出現〕
剣人「次から次へと出てきやがる…」
エイジ「いったい、この要塞にはどれだけの戦力が温存されているんだ…？」
號「へっ！　いくらでも来やがれっ！　相手になってやるぜ！」
レジアーネ「フフフフフフ…どこまで持ちこたえられるかねえ…」

＜光珠vsレジアーネ＞
フェアリ「よくも…よくもヴォートを…」「レジアーネ！　私はあなたを絶対に許しはしない！」
レジアーネ「奴はあたしの顔に傷をつける重罪を犯したんだ。あれでもまだ軽いくらいさね」
光珠「だからって…だからってあんな事するなんて！　それが人間のやる事なの！」
レジアーネ「嬢ちゃんは綺麗な顔してるからそんな甘っちょろい事が言えるのさ！」
光珠「けど！」
レジアーネ「黙りな！　おしゃべりもここまでさ！」「あんた達もヴォートの後を追わせてあげるよ！」
フェアリ「ヘルルーガの野望を阻止するためにも、ヴォートから託されたこの機体を失うわけにはいきません！」
光珠「行こう、フェアリさん！　ヴォートさんの仇は私達がとりましょう！」

＜ジークvsレジアーネ＞
レジアーネ「今度はお前を捕らえて、複製人を作るとしようかねぇ」「お前が母体なら、サリーより上等な複製人ができあがるだろうよ！」
ジーク「今の内に笑っていろ、レジアーネ！　どうせ最後に笑うのは俺達なんだからな！」

＜レジアーネ撃破orＨＰ３０％以下・敵増援２出現＞
〔レジアーネにスパーク〕
レジアーネ「くっ！　やってくれるじゃないか！」
〔レジアーネ、後退〕
光珠「待ちなさい！」
ジーク「この先にガディソードの本拠地がある！　奴を追撃し、このまま突っ込むぞ！」
〔光珠＆ジーク、レジアーネへ接近〕
〔敵ユニット出現〕
ジーク「むっ！」
アムロ「光珠さん、ジークさん！　深追いは危険です！」
ジーク「しかし…ここを突破しなければヘルルーガには届かないぞ！」
レジアーネ「フフフ…！　ハーッハッハッハッハッハ！」
ジーク「何がおかしい！」
レジアーネ「普段クールを気取ってるお前があまりに必死なんでね…ククク…」「笑いが止まらないのさ！」
ジーク「なにぃ！」
レジアーネ「アハハハハ…バカだねえ…。この先にはもう何もありはしないんだよ」
ジーク「な、なんだと？」
レジアーネ「ククク…ヘルルーガ様は『ＸＥＮＯＮ』の力を我が物となさった」「ガディソードの都市要塞は一足先に地球へ向かったよ！」「今頃、地球はジャーク帝国と我がガディソードの複製部隊によって総攻撃を受けているだろうさ！」
フェアリ「なんですって！？」
光珠「地球が…攻撃を受けている…？」
レジアーネ「アーッハッハッハ！　ヘルルーガ様は、すべてお見通しなのさ！」
光珠「なんて事…！」
ブライト「今の話…本当なのか？」
フェアリ「ガディソードの本拠地は自力で移動できる都市要塞です」「おそらく…『ＸＥＮＯＮドライブ』を使って地球圏へ向かったのでしょう…」
クワトロ「我々は、この宇宙に誘い込まれたのか…」
葉月博士「ブライト艦長、周囲のガス雲に妙なエネルギー反応を観測した！」「もうじき、この空間は超密度のガス雲に飲み込まれる！」
ブライト「なんですって！」
隼人「なるほど…奴ら、はじめからこの要塞を俺達と心中させるつもりだったらしいな…」
プラート博士「ここにあるのは無人の要塞だけだったというわけか…」
キッド「…という事らしいですよ。ボウィーさん？」
ボウィー「やってらんね！　こんな宙域とは早いとこおさらばしようぜ！」
レジアーネ「バカだねえ…。あんた達はこの宇宙から逃げ出す事はできないよ！」「高圧ガスの嵐に押しつぶされるか…この要塞で生産される複製部隊に食い殺されるか…２つに１つだよ！」
ジーク「レジアーネ、貴様も心中するつもりか！？」
レジアーネ「バカ言ってんじゃないよ！　あたしは失礼させてもらうよ。この先に楽しみが待ってるんだ！」
〔異次元ゲート展開〕
〔敵ユニット出現〕
〔ギルガザムネ＆デスグロームII＆ジャークライジンオー、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ギルガザムネ＆デスグロームII＆ジャークライジンオー、前進〕
フェアリ「異次元ゲート…！」
レジアーネ「フフ…ヘルルーガ様はたかだか一個艦隊のあんた達を処刑するために要塞イズベルガを生贄にしたんだ！」「光栄に思うんだね！　アーッハッハッハッハッハ！」
光珠「待ちなさい！　レジアーネ！」
レジアーネ「じゃあね、お嬢ちゃん。あんた達をこの手で始末できなかったのだけが心残りだよ！
〔敵ユニット離脱〕
〔異次元ゲート消失〕
ジーク「くそっ！」「レジアーネッ！」
〔敵ユニット出現〕
リンダ「要塞から機動兵器が次々と出てきます！」
シロー「く…複製部隊って奴か…」
〔敵ユニット出現〕
勉「だ、だめです…！　とても防ぎきれません！」
マリア「諦めちゃだめよ！　勉くん！」
勉「ですが、これまでのデータから計算すると、あの要塞が部隊を送り出す速度は我々の迎撃ペースを上回っています！」
きらら「それって…どういう事？」
まなぶ「いくら戦っても敵の数は増える一方って事です」
仁「いくら倒しても無駄だってのかよ！」
飛鳥「それに時間がたてば、この空間はガス雲に巻き込まれる…」
吼児「うう…どうすれば…」
隼人「複製部隊を相手にしている場合ではない。一刻も早くこの宙域を脱出し、地球に向かうんだ！」
葉月博士「脱出するには異次元ゲートを開くしかない…」「しかし、異次元ゲートを開く際、艦隊はほとんど無防備になる…」
ダバ「こう攻め立てられては機動兵器を収容する余裕もない…」
レッシィ「そうね…最低でも部隊の半数を残して艦隊の脱出を支援する必要があるわ…」
ブライト「なんて事だ…」
スレッガー「話はそこまでだ。敵さんは待っちゃくれないぜ」
〔ギルガザムネ隊＆デスグロームII隊＆ジャークライジンオー隊、前進〕
クワトロ「迎撃だ！　敵を艦に近づけさせるな！　母艦をやられたら終わりだぞ！」
光珠「了解！」

＜敵増援２出現の次ＰＰ・味方援軍１出現＞
ダバ「くっ！　作戦の目的がなきゃ、組織戦は無理だ！」
シロー「それは艦長達が考えている！　今は母艦を死守するしかない！」
ディーゴ「いかんな…味方に焦りが出始めている…」
シュテッケン「ああ…だが、手を考える前に戦わざるを得んようだな！」
ディーゴ「むう…テストはまだだが、もう１機のバクシンガーを使うしかあるまい！」
シュテッケン「そうか、その手があったな！」
士郎「じゃあ、すぐに艦に、戻りましょう！」
〔士郎、ブライトor葉月博士へ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ１終了】

【シナリオデモ開始】
スリーＪ「あーもう！　せっかくバクシンガーをもひとつ用意したのに、使わない手はないでやしょう！」
ディーゴ「その通りだな。早速、使わせてもらうぞ、スリーＪ！」
スリーＪ「ドン・コンドール！」
ディーゴ「スリーＪ…私に万が一の事があった場合、シュテッケンに届けて欲しい物がある」
スリーＪ「な、何を言い出すんでぇ！」
ディーゴ「頼むぞ、スリーＪ…」
スリーＪ「ドン・コンドール…あんた…」
【シナリオデモ２終了】

【戦闘マップ２開始】
〔戦闘マップ１から継続〕
〔味方ユニット出現〕
〔ディーゴ、気力上昇〕
シュテッケン「ディーゴ、いけそうか？」
ディーゴ「上々だ！　このまま要塞の中央に突っ込むぜ！　お前達は援護に回ってくれ！」
シュテッケン「要塞に突っ込むだと？　どうするつもりなんだ。ディーゴ！」
士郎「シュテッケン、ディーゴには何か考えがあるのでしょう」
シュテッケン「わかったぜ、ディーゴ！　あんたに賭ける！」「みんな、聞いてくれ！　これからディーゴが要塞の中央部に斬り込む！」
士郎「みなさん、お願いです！　ディーゴを援護してください！」
ブライト「待ってください、ディーゴさん！　何をするつもりなんです！？」
ディーゴ「説明をしてる暇はない！　俺を信じてくれ！」
號「おう！　おっさんの言う事なら信じるぜ！」
忍「どうせ、このままでもラチがあかねえんだ！　俺もあんたに賭けるぜ！」
〔カーソル、目的エリアを指定〕

＜敵全滅orディーゴが目的エリアへ到達・勝利条件達成＞
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
〔ディーゴ、目的エリアへ移動〕
〔機体の拘束音〕
〔画面、振動〕〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※
ディーゴ「よし！　全機、要塞中央部に取り付いた！」「みんな、援護してくれて礼を言うぜ。あとは俺に任せてくれ！」
シュテッケン「ディーゴ、何をする気だ！？」
ディーゴ「これから要塞の中央部を吹き飛ばす！」「全機、撤退だ！　要塞から少しでも離れてくれ！」
シュテッケン「なんだと！？　どういうつもりだ、ディーゴ！」
ディーゴ「この要塞は俺が止める！　お前達は地球に行くんだ！」
シュテッケン「お前だけ残るってのか？　たった１機で何ができる！」
士郎「…ドン・コンドールはバクシンガーを自爆させるつもりです！」
剣人「なんでだよ！　そんな事しなくたって全員の力を合わせりゃ…」
剣人「要塞をぶっ壊すってんだろ？　みんなでやれば、できない事じゃないぜ！」
ディーゴ「バカ野郎！　そんな時間はねえ！」もたもたしてると全員あの世行きだ！」「俺達がここで全滅したら誰が宇宙の平和を守る！」
シュテッケン「く…ディーゴ…！」
ディーゴ「もう、これしかねえ！　こうするしかねえんだよ！」
〔ディーゴ、発光〕
〔ディーゴ、回復〕
ディーゴ「銀河烈風！　バクシンガー！」「参る！」
クワトロ「全機…要塞から離脱だ」
甲児「お、おい、待てよ！」
シュテッケン「…みんな、頼む…。ディーゴに…花道を作ってやってくれ…」
カミーユ「く…」
セイラ「…………」
アムロ「ディーゴさん…」
〔ブライトor葉月博士、後退〕
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕
勉「ああっ！　また敵の増援が…」
〔全敵機、ディーゴへ接近〕
光珠「ああ…敵が…バクシンガーに集まって…」
フェアリ「バクシンガーの放つ高エネルギーを要塞の自動防衛システムが脅威と判断したのでしょう…」
ブライト「この期に乗じて撤退する！　異次元ゲートを開く準備を急げ！」
ディーゴ「シュテッケン、あとは頼んだぞ！」
シュテッケン「ディーゴ！」
〔敵ユニット出現〕
〔全敵機、ディーゴへ接近〕
〔ギルガザムネ、ディーゴへ攻撃〕
[イベント戦闘「ディーゴvsギルガザムネ」]
〔ディーゴに爆発〕
〔画面、振動〕
ディーゴ「うおおおおおお！」「俺は…俺は死んでも…」「烈は不滅だっ！」「ぬわあああああああ！」
〔味方ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
〔画面、発光〕
シュテッケン「ディーゴーォォォォオ！」
光珠「こんな…こんな事って…」
ジーク「悲しむな、光珠…。奴は俺達に未来を託したんだ」
シュテッケン「ディーゴ、見ててくれ！　あんたの意志は俺達が継ぐ！」
フェアリ「『ＸＥＮＯＮドライブ』臨界点を突破！　異次元ゲート、開きます！」
〔異次元ゲート展開〕
ブライト「ホワイトベース隊、地球に向けて転移スタート！」
〔味方戦艦離脱〕
〔異次元ゲート消失〕
〔前衛要塞イズベルガに爆発〕
〔画面、振動〕
【戦闘マップ２終了】

【シナリオエンドデモ開始】
ホワイトベース　ブリッジ
ミライ「現在、ホワイトベース隊は異次元空間を航行中です！」
ブライト「船体の被害状況は？」
オスカ「応急修理した箇所で数箇所空気漏れがありましたが、すでに対処済みです」
フラウ「重要なブロックには異常ありません」
葉月博士「機関部も問題ない。なんとか無事に地球に戻れそうだ」
アール博士「何の因果か…地球が最後の決戦場になりそうですな…」
隼人「永かった…。だが、これで決着が付く！」
ガスコン「ドン・コンドール殿の犠牲を無駄にはできん。この戦、必ず勝つ！」
剣人「おおっ！　あったりめえよ！」

ホワイトベース　食堂
スリーＪ「ううう…ドン・コンドール…」
士郎「…………」
ライラ「…………」
シュテッケン「みんな、いつまで泣いていても始まらねえ！」「ドン・コンドールが俺達に残してくれた最後のビデオだ。良く見ておけ」
〔モニターの開く音〕
ディーゴ「このテープでみんなと会っている時にはおそらく俺はこの世にいねえんだろう」「だが俺は死に急いだわけじゃねえ。『烈』の意地を次につぐためだ」「シュテッケン、お前と一緒に銀河烈風を作り上げ、『烈』の夢に賭けた…」「嬉しいぜ…。俺はお前やみんなと戦い抜いてきた事を誇りに思う！」「シュテッケン、銀河烈風の未来は、お前に託す」「お前なら充分、俺の望む『烈』をやり遂げてくれるだろう…」「時代の流れは勝つか負けるか…どちらか一方しか与えてくれんのだ」「俺は死しても『烈』の魂に生き続けるさ」「士郎、ライラ、佐馬、そして烈風隊士！　心を合わせてシュテッケンを盛り立ててくれ」「シュテッケンの中に俺もいるぜ」「涙は『烈』には似合わねえ。俺を送るなら笑って送ってくれ。俺も笑って死んでいく…頼むぞ」
〔モニターの閉じる音〕
士郎「ドン・コンドール…」
シュテッケン「さあ、行こう…！　最後の戦いの準備だ！」
佐馬「ああ！」
ライラ「行きましょう！」

ホワイトベース　デッキ
ミト王子「銀河烈風の人達、大丈夫かな…？」
スケード「王子が心配する事はありません。彼らは大丈夫です」
アイザック「ドン・コンドールの意志が彼らの心の奥に届いた…。銀河烈風は強くなる…」
カークス「王子、我らも同じですぞ！　ドン・コンドールの心意気が我らに勇気を与えてくれました」
ミト王子「そうだね…！」
ブルース「さあ、行きましょう。地球へ！」

防衛隊日本支部
〔警報〕
〔画面、点滅〕
イゴール長官「何事だ！？」
連邦兵「地球の各方面に謎の軍団が大量に降下してきたそうです！」
イゴール長官「バカな！　なぜ軌道上の警戒網にひっかからんのだ！」
連邦兵「突然、軌道付近に敵が現れたとの事です！　宇宙艦隊では迎撃できません！」
足立長官「そんなバカな…！」
連邦兵「一気に戦域が広がっています！」
イゴール長官「むうう…これほどの大部隊を一度に送り込んで来るとは…！」
連邦兵「観測ステーションより入電！　刻印の効果に変化はないそうです！」
武田長官「くっ…！　いったい宇宙では何が起こっているんだ！」
足立長官「いかん…各方面の足並みがバラバラだ。これでは防衛力を維持できんぞ！」
イゴール長官「うろたえてはならん！　各方面に徹底抗戦を呼びかけるんだ！」
連邦兵「了解！」
イゴール長官「ホワイトベース隊…早く戻って来てくれ！」

ジャーク帝国要塞
ベルゼブ「ワルーサ様…！　ガディソードによる地球への総攻撃が始まりました」
皇帝ワルーサ「うむ…これより我がジャーク帝国も３次元へ総攻撃をかける！」
ベルゼブ「はい！」
皇帝ワルーサ「ベルゼブ、わかっておろうな…？　もはや失敗は許されぬぞ！」
ベルゼブ「はっ！　このベルゼブ、戦士としての誇りに賭け、必ずや勝利して見せます！」
ワルーサ「うむ…では貴様に今一度、我が力を授けよう！」
ベルゼブ「ははーっ！」
皇帝ワルーサ「ジャークサタンよ！　我がジャークパワーを受けよ！」
〔光線の放射音〕
〔画面、発光〕
ベルゼブ「おお…すばらしい…！」
皇帝ワルーサ「よいか…これが貴様らに与える最後の武器だ」「命を捨てても勝利し、３次元宇宙を我が手に差し出すのだ！」
ベルゼブ「ははっ！」
【シナリオエンドデモ終了】


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