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No.48
夜明けの鐘

【シナリオデモ1開始】
宇宙空間

  ~プトレマイオス ブリーフィングルーム~
クロウ「…まあそんなこんなで、激戦を制した俺達は地球に向かっている」
トライア「まずは、ご苦労さん。それだけの戦いだって事はかなりのデータが取れただろうね」
クロウ「データの前に、まずは俺の方の心配をするのが筋ってもんじゃねえの?」
トライア「わかってますって。お父さんが頑張ってくれてるから、ウチはやってけんだから」
クロウ「すまないな、母さん。苦労ばっかりかけて…」「って、いつから俺がお父さん役だよ…!」
トライア「あたしだって、あんたの奥さん役は真っ平御免だよ」
クロウ「そんな可愛いもんかよ。チーフにお似合いなのは鬼嫁役だぜ」
トライア「そんじゃ、それに相応しく、旦那の稼ぎに文句を言わせてもらおうか」
クロウ「来るか、恒例の…」
トライア「お待ちかねの査定タイムだ」
〔トライアングルの音〕
クロウ「いきなりお通夜ムードかよ…!」
エスター「ごめんよ…。今回のあたしの稼ぎじゃ、トライアングルを買うのが精一杯だったんだ…」「悔しいよ…。クロウがこんなに頑張ってくれてるのに…あたしはトライアングルかよ…!」「くそっ…! くそぉぉぉぉっ!!」
〔トライアングルの音×3〕
クロウ「い、いや、嬉しい! 感謝する!」
エスター「にゃ!?」
クロウ「カスタネットやタンバリンじゃなくトライアングルってのが最高だ!」
エスター「本当か!?」
クロウ「いや~…普通じゃないぜ、このセンスは。さすがはエスターだ」
エスター「うん…! うん!」
〔トライアングルの音×3〕
クロウ「わかった…! もうわかったから!」
トライア「そんじゃ! 今回の査定、いくよ!」
〔トライアングルの音〕
〔ドラムロール〕
〔ドラの音〕
〔レジを叩く音〕
〔トレイの取出音〕

トライア「今回の報酬額は50万G。残り借金額は60万Gだよ」
クロウ「おっしゃあ! インペリウムを倒せば、全額返済もいけそうだぜ!」
エスター「やったね、クロウ!」
クロウ「おっと、祝いの言葉は返済完了の時だ。それまでは気を引き締めていくぜ」
トライア「頑張っておくれよ、クロウ。このスコート・ラボと世界の平和のためにね」
〔通信の開閉音〕
クロウ「よぉし…よしよし…。ゴールが見えてきたぜ」
ロックオン「そのゴールってのは世界平和か? それとも借金返済か?」
クロウ「聞いてたのかよ…!?」
ロックオン「言っておくが、俺だけじゃないぜ」
シェリル「何だか随分とセコい男ね」
ランカ「あの…色々と大変みたいですけど、頑張って下さいね」
刹那「………」
クロウ「あのよ…刹那…こういう時は逆に無言の方がプレッシャーなんだが…」
刹那「俺からお前に言う事はない」
クロウ「…見限られたみたいだな、俺」
刹那「お前への評価は会った時から変わっていない」
クロウ「最初っから論外ってわけね…」
シェリル「ヘコんでるなら、余所でやってくれる? あたし、グレイスに連絡取らなきゃならないんだから」
ランカ「私もエルモさんに無事だって知らせないと」
クロウ「なるほどね。歌姫ちゃん達は、ジャーマネさんへ通信を送るってわけか」「で、刹那は?」
刹那「俺もメールを送りたい相手がいる」
刹那「もしかして、彼女か?」
刹那「………」
クロウ「じゃあ、彼氏か?」
刹那「………」
クロウ「…悪かった」
ロックオン「お前の下らない冗談は刹那には通用しねえよ」
クロウ「ティエリアとキリコとゼロと藤堂の旦那とヒイロとトロワと五飛にもな」
ロックオン「付き合ってやってる俺や青山達の存在がどれだけ貴重かわかったろ?」「ま…これも貧乏クジ役の務めだな」
クロウ「歌姫ちゃん達のガイド役は約得だと思うがな」「お前自身は連絡を取りたい相手はいないのか?」
ロックオン「取りたくても取れない所にいるんでな」
クロウ「そっか…」「だが、届くだろうぜ。世界が平和になればよ」
ロックオン「お前…たまにいい事、言うな」
クロウ「フ…これからの課題は打率を上げる事だ」
ロックオン「無理するな。たまのバカ当たりの方が周りへのインパクトも大きいぜ」
クロウ「無理って言えば、そっちはどうなんだよ?」
ロックオン「何がだ?」
クロウ「ゲインやミシェルが心配してるぜ。片目での戦闘…ましてや精密射撃は負担がデカ過ぎるってな」
ロックオン「その事か…」
クロウ「お前の事だ。周囲が何を言っても、戦いを止めやしないだろうがな」
ロックオン「その通りだ。そういうわけなんで、この話はここまでだ」
クロウ「了解だ。だが、最後に一言だけ言わせろ」「無理すんなよ」
ロックオン「ああ…。俺のやるべき事は、まだ終わってないからな」
クロウ「んじゃ、俺達もクォーターへ行くとすっか」
ロックオン「そうだな。とりあえずの祝勝会を楽しもうぜ」

  ~マクロス・クォーター ブリーフィングルーム~
赤木「バジュラの脅威も去ったし、ギシン星人の地球侵攻も食い止めた」
闘志也「あとはインペリウムを倒せば、地球も静かになるな」
エイジ「そのインペリウムも国連軍の前には苦戦してるだろうさ」
琉菜「そうね。国連軍のGN-Xってモビルスーツ、すごい強いみたいだし」
ティエリア(ソレスタルビーイングからの離反者…。ここまでは疑似太陽炉搭載機を人類共通の利益に使っているようだが…)
アレルヤ(私利私欲のために国連軍を組織したというのは僕達の杞憂だったのだろうか…)
シモン「あのグレート・アクシオンとガイオウを倒せば、インペリウムは壊滅する」
ヨーコ「狙うは天辺にいる奴のみね」
ロシウ「ですが、あのガイオウとまともに戦って勝てるかどうか…」
竜馬「勝てるかどうかじゃねえ。勝つんだ」
甲児「そのために俺達は、今日まで自分を鍛えてきたんだ」
タケル「だから、絶対にやってみせる」
ワッ太「大丈夫だよ、ロシウさん。俺達も強くなってるし、ZEUTHのみんなもいるんだから」
桂「そういう事だ。自分達の力を信じようぜ、オデコ君」
ロシウ「オデコ君って…」
キラ「次元獣を始めとするインペリウムの戦力は、確かに侮れない…」
アスラン「だが、国連軍を始めとする全世界の戦力と俺達の力を合わせれば、きっと勝てる」
シン「いや…勝たなきゃならないんだ」
葵「ZEUTHのみんなも、やる気満々ね」
万丈「今の僕達はZEUTHじゃない。ZEXISだよ」
ワッ太「元の世界に帰るのを諦めちゃったの?」
アムロ「そういうわけじゃない」「だけど、多元世界に生きている以上、こういう事態は心のどこかで覚悟はしていたさ」
カミーユ「だから、俺達はこの世界の人間として、平和のために全力で戦うつもりだ」
忍「俺達、獣戦機隊も同じだ。どこの世界だろうと俺達のやることは変わらねえよ」
沙羅「そうそう。いつでもどこでも、やってやるぜ! …ってね」
忍「人の決め台詞を取るなよ!」
朔哉「わかるぜ、センパイ。その悔しさ…」
勝平「言っとくけど、俺達だって帰りたくないってわけじゃねえ」「だから、アイムの野郎は絶対に逃がさねえからな」
いぶき「アイム・ライアード…あの男の持つ時空震動の力だけが帰還のための手段だものね」
勝平「そういう事。インペリウムを倒すついでにあいつをとっ捕まえてやるさ」
ワッ太「でもさ、勝平…。元の世界に帰っちゃったら、もう二度と会えないんだよな…」
勝平「それは…」
宇宙太「実際、そうなるだろうな」
恵子「それはちょっと寂しいわね…」
勝平「でも、だからって、父ちゃんや母ちゃんやアキ達にこのままずっと会えないってのも、嫌だし…」
アムロ「今は、その事は考えなくていい。まずはアイム・ライアードとインペリウムを倒す事だけに集中するんだ」
勝平「了解だ、アムロの兄ちゃん」
ワッ太「あ~あ…アイムの奴が、俺達の世界と勝平達の世界を自由に行き来が出来るようにしてくれればいいのにな」
レントン「………」
ガロード「ホランドの事が気になるのか?」
レントン「うん…。時空振動を望むホランドもアイムと手を組んでいるようだから…」
エウレカ「レントン…」
レントン「月光号のみんなと過ごした時間は長くないし、正直、あんまりいい思い出はないけど…」「それでも俺も、あの部隊の一員で一緒に戦ってきたから…」
ゲイナー「インペリウムとの戦いの中できっとホランドも出てくるだろうね」
ガロード「全てはその時だ。今から気が滅入ってちゃ、やってられないぜ」
レントン「うん…」
アデット「そうと決まったら、盛り上がっていこうじゃないのさ」
ロラン「そうですね。向こうでは何かステージを始まるみたいですし」
レントン「ステージ?」
シェリル「ありがとう、ZEXIS! あたしの歌を聴けぇっ!」
〔BGM「What’bout my Star?」〕
木下「うひょ~! シェリル・ノームの生ライブだ!」
大山「シェリルとランカの間を行ったり来たり…。木下んさんって本当に節操ないのね」
郁絵「ふふ…確かに。でも、この迫力…やっぱり、すごいです」
木下「そうですよ! ファンとしては黙っていられません! パーッといきましょう、パーッと!」
谷川「うんうん! わかる…わかるよ、木下さん!」
柿小路「あ~…君達、盛り上がるのはいいですが…」
大杉「あまり羽目を外し過ぎないように頼みますよ」
ジョニー「いいんですか、アルト? シェリル…まだ体調が完全ではないようですが」
アルト「あいつなりの感謝お気持ちなんだとさ。俺がどうこう言う事じゃないさ」
エイーダ「シェリルさん…ステキ…」
ミシェル「こうして改めて聴くと、やっぱりイカしてるな、シェリルは」
オズマ「なかなかのもんだ。俺はファイアーボンバーの方が好みだがな」
アポロ「何だよ、そのファイアーボンバーってのは?」
オズマ「マイ・フェイバリットだ」
ルカ「ファイアーボンバーはフロンティア船団とは別の船団のロックバンドでその存在は伝説になっています」
シルヴィア「伝説って? 何だか、すごそうじゃない」
クラン「彼等については様々な逸話が残っているが、とてもじゃないが一言で語れるものではない」「何より彼等を伝説の存在としているのはある日、突然活動を停止してしまった事だ」
オズマ「だが、奴等のスピロットは俺をいつまでも熱くしてくれる」
ルカ「隊長はフォーメーション名に彼等の曲名を使う程のファンなんですよ」
キャシー「…相変わらずなのね、ファイアーボンバー好きは…」
ピエール「相変わらず? 聞き捨てならないですね、キャシー中尉」
キャシー「し、失言よ! 忘れて!」
麗花(キャシー中尉には婚約者がいるようだけど…)
つぐみ(何だか怪しい雲行きですね)
忍「へえ…そこまで少佐が推すんなら今度、聴いてみるかな」
シモン「ランカさんは歌わないの?」
ランカ「シェリルさんの次に歌わせてもらいます」
シモン「頑張ってね。俺…応援してるから」
ランカ「ありがとう、シモン君」
ニア「私もあなたの歌…とても好きです」
ランカ「あ、あの…ニアさん…この間、歌ってくれた歌ですけど…」
ニア「ア~イモ、ア~イモの歌ですか?」
ランカ「あの歌…あなたのお父様が歌っていたって聞いたんですけど」
ニア「はい」
ヨーコ「ニアのお父さんって事は…!?」
シモン「螺旋王が…!」
キタン「信じられねえな。あのド迫力野郎がランカちゃんのファンだったとは」
キノン「そうじゃないわよ、お兄ちゃん!」
キヨウ「螺旋王はランカちゃんがデビューする前からその歌を知ってた事になるうのよ!」
キタン「何だってーっ!?」
キヤル「驚くの遅過ぎだぜ!」
ニア「お父様は私が子供の頃、あの歌をよく歌ってくれました」
ランカ「お父さんは、どこでその歌を!?」
ニア「さあ…そこまでは」
ランカ「そうですか…」
シモン「がっかりしないで、ランカさん。俺達…戦いが終わったら、暗黒大陸や獣人の事、調べるつもりだから」
リーロン「さっきの歌の事についても何かわかったら、教えてあげるわよ」
ランカ「ありがとうございます!」
アルト「ほら、ランカ…。もうすぐシェリルの歌が終わるぜ」
ランカ「ニアさん、よかったら、私と一緒に歌いませんか?」
ニア「喜んで!」
ヨーコ「せっかくだから、みんなで歌おうか」
サラ「そうだね。あの歌なら、覚えやすいし」
ソシエ「ZEXISのみんなで合唱といきましょうか」
レントン「でも、パーティーで歌うにしてはちょっと盛り上がりに欠けるような…」
シモン「そこらは気合を込めれば、どうにでもなるさ」
ティファ「エウレカ…あなたも一緒に」
エウレカ「でも、私…歌なんて…」
リーナ「歌は単なる音じゃない…。時を越え、場所を越え、あらゆる魂を震わせるもの…」「だから、あなたの想いを乗せればいいの」
エウレカ「私の…想い…」「わかったわ」
ランカ「じゃあ、みんな! 抱きしめて、銀河の果てまで!」
〔BGM「アイモ」〕
カトル「…盛り上がってるね」
五飛「フン…もう全てが終わったつもりか」
デュオ「そう言うなって。とりあえずのゴールは見えてきたんだからよ」
カレン「デュオ達はインペリウムを倒したらどうするつもり?」
デュオ「どうするもこうするもないさ。俺達はコロニー独立のために戦うだろうぜ」「もっとも、前みたいにゲリラ的な仕掛けとは別の方法になるかも知れないがな」
ロックオン「エルガン代表の仲介でコロニーの代表者とコロニー宗主連合が会談をするってのはどうなってるんだ?」
カトル「そちらの話も進んでいるそうです。僕のコロニーの方も、その準備に動いています」
アレルヤ「エルガン代表もやる事はやってるってわけだね」
五飛「あの男は油断ならんが、平和的解決に向けて話が動いている以上、それを静観するしかない」
カレン「でも、その会談が決裂する事になったら…」
トロワ「その時は俺達に新たな任務がの指示が下るだろう」
カトル「そんな事になるのは考えたくないけどね」
デュオ「黒の騎士団の方はどうするんだよ?」
ゼロ「愚問だな。世界規模の戦いが終結すれば、我々は日本解放のための戦いに戻るまでだ」「ソレスタルビーイングの諸君は、我々を戦争を幇助する者として武力介入するかな?」
アレルヤ「さて…どうなるだろうね」
イアン「紆余曲折はあったが、俺達の計画は、ほぼ達成しそうなんでな」
ゼロ「世界全体の脅威に対する人類の意思統一…。やはり、狙いはそれか?」
ティエリア「その問いに答える事は出来ない」
ゼロ「そうか…。だが、紛争根絶を達成するにはそれが最も現実的な方法だろうな」
ラッセ「…正直、俺は紛争根絶が出来るなんて思っちゃいねえ」
刹那「ラッセ・アイオン…」
ラッセ「だがな、世界の敵になるっていう俺達の馬鹿げた行ないは良きにしろ、悪しきにしろ、人々の心に刻まれた」
アレルヤ「その役はインペリウムに取って代わられたけどね」
ラッセ「だが、俺達の存在は無駄じゃなかったさ。…今になって思う」「ソレスタルビーイングは…俺達は存在する事に意義がいるんじゃねえかってな」
刹那「存在する事…」
ラッセ「人間は経験した事でしか本当の意味で理解しないという事さ」
ロックオン「ラッセの言う通りだな。そんなわけで、俺達は活動を続けるさ」「それが武力介入ってやり方かどうかは問題じゃねえさ」
ティエリア「ロックオン・ストラトス…」
ロックオン「でも、俺は信じてるぜ。世界中の人間が、このZEXISのようにやれれば…」「ちっとはマシな世界になるってな」
カレン「ZEXISのようにって…」
カトル「立場を越えて、みんなが目的のために心を一つに出来れば…という事ですね」
ゼロ「理想論だな」
C.C.「水を注すのが好きな男だ…」
ゼロ「だが、理想を追わないような人間は無駄に生命を消費しているだけだ」「何もしない人生など…ただ生きているだけの生命など穏やかな死と同じだ」
カレン「ゼロ…」
スメラギ「結局、最後まで素顔は見せてくれないのね。ざ~んねん」
ゼロ「随分と飲んでいるようだな、ミス・スメラギ」
スメラギ「前祝いの祝杯よ。どう、付き合わない?」「さっきまで扇君と玉城君もお相手してくれてたけど、潰れちゃったのよね」
ゼロ「せっかくだが、遠慮しよう」
スメラギ「やっぱり未成年じゃ、お酒は付き合えないか…」
カレン「ゼロが未成年…!?」
ゼロ「…酔ったふりでカマをかけてきたか。食えない人だ、ミス・スメラギ」
スメラギ「…バレてたみたいね」「でも、あなたとお酒を飲みたいのは本音よ。いつか、お互いの目的が果たされたら、その時は付き合ってね」
ゼロ「了解した。その日を迎えられるように尽力しよう」「そして、出来るのならば、あなた達と戦うような事は避けたいな」
ロックオン「同感だ」「スメラギさんとあんたの知恵比べに付き合わされる事になったら、前線の俺達やカレンはたまらないからな」
カレン「そうだね」(それに顔を知っている人と戦うのは嫌なものだから…)
刹那「………」
ヒイロ「メールの送り主はマリナ・イスマイールか?」
刹那「…お前はリリーナ・ドーリアンに伝えたい事はないのか?」
ヒイイロ「あの女と俺は生きている世界が違う」
刹那「では、菊。お前は戦いの先に何を見ている?」「それはリリーナ・ドーリアンの求める平和とは違うのか?」
ヒイロ「…わからん」
刹那「わからないのなら考えろ」
ヒイロ「………」
刹那「………」
ロックオン「そこまでにしとけ、刹那」
クロウ「そうそう。せっかくのパーティーなんだから笑顔でいこうぜ」
デュオ「こいつらにそれを求めるのは最高精度のミッションだがな」
ヒイロ「………」
デュオ「そう睨むなって。笑えとは言わないけどよ」
クロウ「さっきの刹那の言葉の答えはゆっくり考えればいいさ」
ヒイロ「余計なお世話だ」
デュオ「ま…世話を焼くのは俺達の性分みたいなもんだからな」
刹那「………」
ロックオン「言うようになったじゃないか、刹那」
刹那「ヒイロを見ていると、時々昔の自分を見ているような気になる」「KPSAにいた頃のな」
ロックオン「だが、今のお前は違う。平和という目的のためにお前は戦っている」
刹那「ロックオン…」
ロックオン「これからだ、刹那。ソレスタルビーイングの…俺達の戦いはな」
刹那「ああ…」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「夜明けの鐘」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
ジェフリー「もうすぐ地球か…」
ボビー「月があんなに近くに見えるわ」
ミーナ「並んだ二つの月…。この世界の特徴の一つね」
ラム「陰月の方は周辺の次元境界線が歪んでいて、未だに未踏の地なんですよね」
モニカ「でも、獣人達の暗黒大陸も時空震動の影響で行き来が出来るようになったのだから…」「あの陰月だって、そうならないとは限らないわ」
ボビー「人間の侵入を拒み、ひっそりと淡い光を放つ陰の月…。何だかロマンチックね」
ジェフリー「我々の任務は、その月に照らされる地球に平和をもたらす事だ」「そして、その戦いの終わりはもうすぐ…」
キャシー「艦長…! 暗礁から、こちらに向かってくる部隊があります!」
ジェフリー「待ち伏せだと…!?」
ボビー「このタイミングでインペリウムが!?」
モニカ「いえ…! これは!」
〔敵ユニット出現〕
スメラギ「国連軍…!?」
セルゲイ「こちらは国連の平和維持理事会直属部隊のセルゲイ・スミルノフ中佐だ」「特別国際救助隊ZEXISに告ぐ。国際テロリストに協力した容疑で諸君等を拘束する」
ラッセ「何だと!?」
リヒティ「何を言ってるんスか、あの人達は…!」
スメラギ「クリス! 各機を発進させて!」
クリス「でも…!」
スメラギ「急いで! 彼等の背後には、きっとあの男がいるわ!」「ソレスタルビーイングを裏切った男が!」
クリス「は、はい!」
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
オズマ「国連軍が俺達に仕掛けてくるのか…!」
葵「どうなってるのよ、これって!」
ゼロ「くっ…! 国連軍が何者かの意図の下に動いているのはわかってはいたが…」「インペリウムよりも我々の排除を優先するとは…!」
クワトロ(トレーズ・クシュリナーダ…。これがお前の選択か…!)
ロジャー「彼等を指揮する人間が我々を亡き者にしようとしている以上、話し合いも無駄か…!」
ピーリス「………」
セルゲイ「不服か、少尉?」
ピーリス「いえ…。私は軍人として命令に従います」
セルゲイ「そうか…」
パトリック「ソレスタルビーイングとツルんでる連中だ。遠慮は要らないぜ!」
ジェレミア「ゼロ…ゼロ…嗚呼、ゼロよ! やっと会う事が出来ました!」
スザク「ゼロ…僕はお前を許さない…!」
ゼクス「ZEXIS…こういう形で雌雄を決する事になったか…」
スメラグ「各機へ、こうなった以上、戦闘は避けられないわ」「各機は速やかに国連軍を退けて…! その上で今回の件を改めてエルガン代表に問い詰めるわ!」
竜馬「俺達を使うだけ使っておいて、この仕打ちかよ…!」
アレルヤ「だけど、あまりにもタイミングが良過ぎる…!」
ティエリア「やはり、裏で糸を引いていたのはエルガン・ローディックなのか…!」
ロックオン「考えるのは後だ…! 今はこの場を切り抜けるのを考えろ!」
スザク「ZEXIS…」
甲児「スザク…! お前もいるのか!?」
アルト「これはどういう事だ!? 説明しろ、スザク!!」
スザク「………」
シン「スザク…! 本気で俺達と戦うのかよ…!」
アムロ「インペリウムに対抗するはずの戦力が潰し合う事になるとは…!」
刹那「これが俺の守ろうとした世界の…」
ロックオン「刹那!」
刹那「!」
ロックオン「余計な事を考えるな! 世界が歪んでいるなら、それを討つのが俺達の役目だ!」
刹那「…了解だ!」
スメラギ「各機、攻撃開始…! 今は戦いに集中して!」
<戦闘開始>

<ゼクスと戦闘>

ゼクス「特別国際救助隊ZEXIS…その功績は目覚しいものがある」「だが、それ故にこのような結果となった…! 君達に恨みはないが、統一世界の人柱となってもらう!」

<ノイン撃破>
ノイン(ウミを出すためとはいえ、このような戦いをしなくてはならないとは…)(新たな世界を迎えるための通過儀礼…。そうだとしても、私は…!)

<パトリックと戦闘>
パトリック「後方では愛しのマネキン大佐が指揮を執ってくれている!」「見ててくださいよ、大佐! AEUのエース、パトリック・コーラサワーが必ず戦果を挙げます!」

<セルゲイと戦闘>
セルゲイ(世界の脅威に対して、この国連軍は結成された。だが、その裏には何者かの私的な意思が感じられる…)(軍人は任務に忠実であるべきだ。だが、この作戦は…)

<ダリルと戦闘>
ダリル「ZEXISにはソレスタルビーイングもいる…!」「待っていろ、ハワード! 俺がお前の仇を討つ!!」

<スザクと戦闘>
スザク「こんな戦いが世界のためにならないとわかっていても…!」「だけど、僕はゼロと戦わずにはいられない…! ユフィの心を踏みにじったあの男だけは絶対に許せないんだ!」

<ジェレミアと戦闘>
ジェレミア「ゼロ…ああ、ゼロ…ゼロ!」「私はあなたを求める…! そう…それが私の生きる意味なのです!」

<アムロvsゼクス>
アムロ「答えろ、ゼクス特尉! 俺達がこんな所で争う事に何の意味がある!?」
ゼクス「私は軍人として与えられた任務をこなすだけだ!」
アムロ「詭弁を! この戦いが無意味であると知りながら、戦う意味は何だ!?」
ゼクス「私の戦う意味…! それはあなたのような戦士と戦う事だ!」
アムロ「ゼクス・マーキス! そんな個人の感情が許される状況かさえ、わからない男だとはな!」
ゼクス「何とでも言われるがいい! この仮面をつけている以上、私はOZのライトニングバロンでしかないのだ!」

<クワトロvsゼクス>
クワトロ「OZのゼクス特尉か…!」
ゼクス「どうした、クワトロ大尉! 攻撃に迷いが見えるぞ!」
クワトロ「迷いか…。確かに、トレーズ・クシュリナーダの存在は私に迷いを与えた…」「自らの信じる理想のためにこのような作戦を決行できる覚悟は私にはないものだ」
ゼクス「そのような話を聞くつもりはない…! 私は戦士として、あなたと戦いたいのだ!」
クワトロ「その仮面で心を隠してか」
ゼクス「!」
クワトロ「忠告する、ゼクス特尉…! その仮面を捨てない限り、君の心は偽りのままだ!」
ゼクス「そうだとしても、今の私はゼクス・マーキスでしかないのだ…! 行くぞ!」

<ヒイロvsゼクス>
ヒイロ「このモビルスーツ、OZのゼクス・マーキスか…!」
ゼクス「コロニーのガンダム…! お前達の戦いの意味を問う事はここではしない…!」「だが、私の中の戦士の血がお前との戦いを望んでいるのだ!」
ヒイロ「俺はここで死ぬつもりはない。まだ俺の任務は終わっていない…!」「ターゲット、確認。攻撃目標、ゼクス・マーキス…!」
ゼクス「それでいい、ガンダム! 今は使命も立場も忘れ、私と戦え!」

≪まだセルゲイ健在でピーリス撃破前≫
<アレルヤvsピーリス>

ピーリス「被検体E-57! お前が超人機関の出身である事の調べはついている!」
アレルヤ「あのパイロットが相手でも頭痛がしない…!」
ハレルヤ(脳量子波は俺が遮断してやったぜ)
アレルヤ「ハレルヤ…!」
ハレルヤ(これで邪魔は入らねえ…! ぶち殺せよ、アレルヤぁ!)
ピーリス「私の脳量子波を遮断したか!」「だが、私は完全体の超兵だ! お前のような出来損ないに負けるわけにはいかない!」

<アレルヤvsピーリス(戦闘後)>
アレルヤ「このパイロット、強い…!」
ハレルヤ「だったら引っ込んでな、アレルヤ!」
アレルヤ「ハレルヤ!」
ハレルヤ「生死の境で何も出来ないてめえには用はねえ!」「俺は生きる…! 他人の生き血をすすってでもな!」
アレルヤ「僕も生きる」
ハレルヤ「何っ!?」
アレルヤ「僕はまだ世界の答えを聞いていない。この戦いの意味すら…」「そして、ソレスタルビーイングとして、ZEXISとして、この世界の未来を見たい!」
ハレルヤ「お前…」
アレルヤ「それを知るまで、僕は死ねない!」
ハレルヤ「ハッ! ようやくその気になりやがったか。なら、あの女に見せ付けてやろうぜ! 本物の超兵ってやつをな!」
アレルヤ「ああっ!」
〔アレルヤ、出力上昇〕
ピーリス「こいつ…! 動きが変わった!」
ハレルヤ「今までのようにはいかねえ!」「そうだろ、ハレルヤ!」
ピーリス「何故だ…! 私は完璧な超兵のはずだ!」
ハレルヤ「わかってねえなぁ、女!」
ピーリス「何っ!?」
ハレルヤ「お前は完璧な超兵なんかじゃねえ!」「脳量子波で得た超反射能力…。だが、てめえはその速度域に思考が追いついてねえんだよ!」「動物みてえに本能で動いているだけだ!」
ピーリス「そんな事!」
ハレルヤ「だから、動きも読まれる!」
ピーリス「!」
アレルヤ「反射と思考の融合…!」「それこそが超兵のあるべき姿だ!」「これから、それをお前にたっぷりと教えてやるぜ!」

<ゼロvsスザク>
スザク「ゼロ! お前だけは…! お前だけは許さない!」
ゼロ「見損なったぞ、枢木スザク! 何者かの策略に踊らされ、このような愚かな戦いに加担するとは!」
スザク「黙れ! ユフィのためにもお前だけは、この手で!!」
ゼロ(この気迫…! スザクはゼロがユーフェミアを陥れた事を確信しているとしか思えない…!)(だが、誰がそれをスザクに教えた…? そいつはギアスの存在を知っているとでも言うのか…!?)

<ゼロvsジェレミア>
ジェレミア「オール・ハイル・ブリターニア! おや? あなた様はゼロ! 何たる僥倖! 宿命! 数奇!」
ゼロ「まさか、オレンジか!」
ジェレミア「お…おおおおおお願いです! 死んでいただけますか!」
ゼロ「こいつ…! 感情が暴走しているのか!?」
ジェレミア「ゼロ、私は…帝国臣民の敵を排除せよ! そう、ならばこそ…オール・ハイル・ブリターニア!!」

<カレンvsスザク>
スザク「そこをどけ、カレン! ゼロを守るというなら、君が相手でも容赦はしない!」
カレン「元から情けをかけてもらうつもりはない! こんな戦いに出てくるなんてあんたの底も知れたもんだよ!」
スザク「それでも僕は…! ゼロを討たなくてはならないんだ!!」
カレン「だったら、あたしはゼロを守るために戦う! ゼロはあたし達の希望なんだ!!」

<ゼクス撃破>
〔ゼクスに爆発〕
ゼクス(トレーズ…世界を変えるためとはいえ、私はこのようなやり方は認めたくない)(私は君の友人にはなれない…!)
〔敵ユニット離脱〕
※※まだノイン健在の場合、セリフ追加※※
ノイン(ゼクス…まだ迷っているのですね)(だが、これでトレーズ閣下への義理は果たしただろう)
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アムロ「ゼクス・マーキス…。トレーズの盟友とも言える彼までもがこの作戦に参加しているとは…」

<ノイン撃破>
〔ノインに爆発〕
ノイン(これでトレーズ閣下への義理は果たした…)「ルクレツィア・ノイン、後退する」
〔敵ユニット離脱〕
※※まだゼクス健在の場合、セリフ追加※※
ゼクス(すまない、ノイン。このような茶番に君までも巻き込む事になって…)(だが、私の中の戦士がこの戦いに血を湧き立たせている…。ならば、それが満ち足りるまで戦うのみ…!)


<ダリル撃破>
〔ダリルに爆発〕
ダリル「ハワード…俺もここまでだ…」「グラハム大尉…! 後は頼みます!」
〔敵ユニット撃破〕

<パトリック撃破>
〔パトリックに爆発〕
パトリック「た、大佐! 申し訳ありませーんっ!!」
〔敵ユニット撃破〕

<セルゲイ撃破>
〔セルゲイに爆発〕
セルゲイ「くうっ! ここかまでか!」
ピーリス「中佐!!」
〔ピーリス、セルゲイへ隣接〕
セルゲイ「何をしている、少尉! 私に構わず、戦え!」
ピーリス「出来ません!」
セルゲイ「!?」
ピーリス「中佐がいなくなったら、私は…一人になってしまう…」
セルゲイ「大丈夫だ、少尉。私は死なん」
ピーリス「本当ですね! 約束してくれますね!」
セルゲイ「約束する」
ピーリス「わかりました、中佐。ソーマ・ピーリス少尉、戦闘を続行します」
〔ピーリス、回復〕
〔ピーリス、精神コマンド「集中」「不屈」を使用〕

ピーリス「中佐…必ず勝利の美酒をお届けします!」
セルゲイ「頼むぞ、少尉。だが、くれぐれも無理はするな」
〔敵ユニット離脱〕

≪セルゲイ離脱後≫
<アレルヤvsピーリス>

ピーリス「私が…押されているだと…!?」
アレルヤ「もう戦いをやめろ! 僕は君を殺したくはない!」「僕は…僕はもう…! 自分と同じ境遇の仲間を殺したくないんだ!」
ピーリス「黙れ! 超人機関を脱走した後、何をしていたか知らないが、お前は私の敵だ!」
アレルヤ「どうしても戦いをやめないのなら…! 僕は!」

<ピーリス撃破>

〔ピーリスに爆発〕
※※既にセルゲイ撃破の場合、セリフ追加※※
ピーリス「くっ! これ以上は…!」
アレルヤ「コックピットハッチが開いている!」「!」
ピーリス「ソレスタルビーイングめ! よくも!」
アレルヤ「あれは…マリー…! 何故…何故、君が…」
ピーリス「申し訳ありません、中佐…! 後退します!」
〔敵ユニット離脱〕
アレルヤ「そんな…! ソーマ・ピーリスが、幼い頃に一緒だったあのマリーだったなんて…」「知っていたのか、ハレルヤ!」
ハレルヤ(知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ)
アレルヤ「く…」
ハレルヤ(あの女は帰ったか。だったら、もうこの戦場に興味はねえな)
アレルヤ「マリー…僕のたった一人の友達…。僕は…君と戦っていたのか…」
※※まだセルゲイ健在の場合、セリフ追加※※
ピーリス「くうっ!」
セルゲイ「次の攻撃が来る! 動きを止めるな、少尉!!」
〔セルゲイ、ピーリスへ隣接〕
〔セルゲイに爆発〕

セルゲイ「くうっ!」
ピーリス「中佐!」
セルゲイ「しっかりしろ、少尉! まだ機体は動くはずだ!」
ピーリス「中佐…私をかばって…」
セルゲイ「上官が部下の命を守るのは当然の事だ」
ピーリス「中佐…中佐…」
セルゲイ「何をしている、少尉! 私に構わず、戦え!」
ピイーリス「出来ません!」
セルゲイ「!?」
ピーリス「中佐がいなくなったら、私は…一人になってしまう…」
セルゲイ「大丈夫だ、少尉。私は死なん」
ピーリス「本当ですね! 約束してくれますね!」
セルゲイ「約束する」
ピーリス「わかりました、中佐。ソーマ・ピーリス少尉、戦闘を続行します」
〔ピーリス、回復〕
〔ピーリス、精神コマンド「集中」「不屈」を使用〕

ピーリス「中佐…必ず勝利の美酒をお届けします!」
セルゲイ「頼むぞ、少尉。だが、くれぐれも無理はするな」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


<スザク撃破>
〔スザクに爆発〕
アルト「もうやめろ、スザク!」
シン「いったい何がお前をそうさせる! 答えろ、スザク!」
スザク「僕はユフィの仇を討つ事も出来ないのか…!」
ゼロ「スザク…」
スザク「ゼロ! 俺はお前を絶対に許さない!!」
〔敵ユニット離脱〕
ゼロ「………」
C.C.「あの男…お前への怒りと憎しみで戦っていたな」
ゼロ「スザクはユーフェミアの騎士だった男だ。当然と言えば、当然だろう」(スザク…お前は心の中でゼロの正体が俺であると疑いを持ち始めているようだな…)(だがな、スザク…。俺はもう戻れない所まで来ているんだよ。たとえ、相手がお前でもな)

<ジェレミア撃破>
〔ジェレミアに爆発〕
ジェレミア「うおおおおおっ! ゼェェェロォォォォォ!!」
〔敵ユニット離脱〕
カレン「あれ…ジェレミア卿だよね…」
ゼロ「地獄からよみがえった亡者か…。哀れなものだな」

<敵全滅・勝利条件達成>
シン「何とか退けたか……」
カミーユ「だが、国連軍が保有している太陽炉は30基のはずだ」
カトル「これまでに疑似太陽炉搭載型の機体は19機しか確認されていない…」
デュオ「って事は、増援が来るかも知れないって事かよ」
〔敵ユニット出現〕
サーシェス「ご名答だ!」
刹那「ガンダムスローネ! アリー・アル・サーシェスか!」
サーシェス「プレゼントだ! ソレスタル何たら!!」
〔サーシェス、スメラギへ隣接〕
〔スメラギに爆発〕

ロックオン「奴の狙いはトレミーか!」
スメラギ「クリス! 被害状況の報告を!」
クリス「き、機関部に直撃! このままでは……」
リヒティ「駄目っス! コントロールが効きません!」
〔味方戦艦離脱〕
アレルヤ「いけない! トレミーは制御を失っている!」
刹那「アリー・アル・サーシェス!!」
サーシェス「ハハハ、クルジスのガキ! 俺に構ってる余裕があんのか?」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「くっ! ここで増援か!!」
サーシェス「じゃあな、ZEXIS。俺は獲物にとどめを刺してくるぜ」
〔敵ユニット離脱〕
ティエリア「奴はプトレマイオスを…!」
ロックオン「刹那、アレルヤ、ティエリア! 奴を追うぞ!!」
クロウ「ロックオン…!」
ロックオン「悪いが、こっちは任せる…! 俺達はトレミーとスメラギさん達を失うわけにはいかないんだ!」
刹那「アリー・アル・サーシェス! お前の隙にはさせない!」
〔味方ユニット離脱〕
ジェフリー「各機は増援を迎撃しろ! ここを突破して、ソレスタルビーイングの支援に向かうぞ!」
アルト「了解!」
クロウ(待ってろよ、刹那、ロックオン、アレルヤ、ティエリア…!)
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

スメラギ「みんな…!」
アレルヤ「無事なんですね、スメラギさん」
ロックオン「どうやら、間に合ったようだな」
サーシェス「そりゃそうさ」
〔敵ユニット出現〕
サーシェス「ガンダム! お前達を待ってたんだよ!!」
刹那「アリー・アル・サーシェス!」
サーシェス「俺の雇い主はお前等の事がどうにも目障りらしくてな」「ZEXISより何よりお前等を潰す事を優先しろってんだ」
ティエリア「奴はソレスタルビーイングの離反者に直接、雇われているのか…!」
ロックオン「国連軍を動かしたのは、俺達を潰すためかよ…!」
サーシェス「そうさ! ZEXISの連中は、後でどうにでも丸め込めるだろうしな!」「そういうわけだ! 行くぜ、ソレスタル何たら!」
ラッセ「まずいぜ、スメラギさん! トレミーはまともに動けねえ!」
スメラギ「各ガンダムはトレミーを防衛! 敵戦力の中枢となるガンダムスローネを優先的に狙って!」
ハレルヤ(あの野郎からはヤバげな匂いが、ぷんぷんしてやがる。手を貸してやるぜ、アレルヤ)
アレルヤ「行こう、ハレルヤ…! 僕達の戦いは、まだ終わりじゃない!」
ティエリア「イオリア・シュヘンベルグの計画を歪める者に屈するわけにはいかない!」
ロックオン「戦争屋! お前はここで叩く!」
刹那「戦争を生み出す者と俺達は戦う! 俺達は…」
サーシェス「御託はもういいんだよ! 楽しもうぜ、ガンダム!!」
<戦闘開始>

<サーシェス撃破orアレルヤ&ティエリア撃破or4PP・味方援軍1出現>

※※サーシェス撃破の場合、セリフ追加※※
〔サーシェスに爆発〕
刹那「終わりだ、アリー・アル・サーシェス!」
サーシェス「や、やられた…! この俺が!」「ところがぎっちょん!」
〔サーシェス、回復〕
刹那「何っ!?」
サーシェス「甘いんだよ、クルジスのガキ!」
〔サーシェス、刹那へ隣接〕
ロックオン「下がってろ、刹那!」
〔ロックオン、サーシェスへ隣接〕
サーシェス「お邪魔虫がよ! 右側に死角があるようだな!」
ロックオン「てめえだけは!!」
〔サーシェス、ロックオンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ロックオンvsサーシェス」]
〔ロックオン&サーシェスに爆発〕
サーシェス「馬鹿…な…」
〔敵ユニット撃破〕
刹那「ロックオン!」
ロックオン「大丈夫だ、刹那…。俺は…家族の仇を討ったまでだ…」(父さん、母さん、エイミィ…これで一つ思い残しが減ったよ…)
〔味方ユニット離脱〕
ティエリア「ロックオン・ストラトス!」
ラッセ「あいつ、意識を…!」
フェルト「ロックオン!!」

クリス「この宙域に接近する機体を確認!」
スメラギ「増援!?」
〔敵ユニット出現〕
※※サーシェス撃破の場合のセリフ※※
アレハンドロ「ほう…この状況でアリー・アル・サーシェスを退けたか」
※※サーシェス撃破以外の場合のセリフ※※
ロックオン「何だ、あれは…!」

クリス「反応を確認! あの金色のモビルアーマーは複数の疑似太陽炉を搭載しています!」
アレルヤ「国連に渡された30基と別に疑似太陽炉を所有している者…!」
スメラギ「では、あれが…!」
ティエリア「イオリア・シュヘンベルグの計画を歪めた者…!」
アレハンドロ「ハハハハハハハ! ソレスタルビーイング…イオリア・シュヘンベルグの亡霊共め!」「この私…アレハンドロ・コーナーが貴様等を新世界への手向けにしてやろう!」
リヒティ「アレハンドロ・コーナー…」
クリス「データを確認しました! 国連の外務折衝大使です!」
スメラギ「国連の大使…! では、あの男が国連軍を裏から操って…!」
※※サーシェス撃破の場合、セリフ追加※※
フェルト「ロックオン…! 応答して、ロックオン!!」
スメラギ「フェルト! 今は目の前の敵に集中して!」

アレハンドロ「無様だな、ソレスタルビーイング」
刹那「何っ!?」
アレハンドロ「最初で最後の勧告だ。武装を放棄し、私の指示に従え」
スメラギ「私達を自分の配下に置くつもり?」
アレハンドロ「その通りだよ、スメラギ・李・ノリエガ。君達にとっても、それが本望だろう」「この私がイオリア・シュヘンベルグの意志を継ぐ者なのだから」
ティエリア「貴様っ…!」
アレハンドロ「それとも君達だけでイオリアの計画を遂行できるとでも思っているのか?」「現実を見るがいい。今、世界を掌握しているのは、この私だ!」
刹那「………」
アレハンドロ「インペリウムに抗する力は私の下にある。私こそが人類の意思を統一する存在なのだよ!」「世界に追われ、世界の敵である君達では出来ない事が私には出来るのだ!」
刹那「違う…!」
アレハンドロ「何が違うものか…! その何よりの証拠が、この圧倒的な戦力だ!」「君達では勝てない! インペリウムに! 私に! つまりは、この世界に!!」
刹那「違う!!」
アレハンドロ「認めるんだ、ソレスタルビーイング! 私こそが…」
クロウ「ごちゃごちゃとうるせえよ」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ティエリア「ZEXIS…!」
アレハンドロ「馬鹿な…! あれだけの部隊を、もう突破してきたのか!」
ゼロ「認識が甘いのだよ、アレハンドロ・コーナー」
デュオ「さっきから聞いてれば、勝手な事ばかり言ってよ」
カトル「平和を求めて戦っているのは、ソレスタルビーイングだけではありません!」
葵「王様気取りは、ここまでだよ! あたし達は刹那達と一緒に戦う!」
アレハンドロ「お前達はソレスタルビーイングを肯定するつもりか!」
甲児「そのやり方を認める気はなくても…!」
赤木「あいつらの戦いは、俺達を同じだ! 平和を求めてのものだ!」
キラ「そして、あの人達はその平和のために自分達の戦いを変えた…!」
シン「だから、俺達はソレスタルビーイングを信じる!」
ヒロ「だから、共に戦う…!」
スメラガイ「みんな…」
アレハンドロ「残念だよ、ZEXIS。邪魔な部分をそぎ落とした後、君達は国連軍に編入してあげるつもりだったのに」
※※サーシェス撃破の場合、セリフ追加※※
クロウ「スメラギさん! ロックオンは!?」
スメラギ「…今は目の前の敵を…! あれを倒さなければ、彼の救出も出来ない!」

刹那「アレハンドロ・コーナー! ソレスタルビーイングは…ZEXISはお前を討つ!」
アレハンドロ「来るがいい、ZEXIS…! そして、ソレスタルビーイング!」「新世界の指導者である私が君達の最期を看取ってやろう! 君達は世界に不要な存在なのだよ!」

<アレハンドロと戦闘>
アレハンドロ「このアルヴァトーレは私の力の象徴…7基の擬似太陽炉が生み出すパワーはガンダムを凌駕する」「今日の勝利を以って、この私が新たな世界の指導者として人々を未来へ導こう!」

<クロウvsアレハンドロ>
クロウ「金ピカの機体とは反吐が出そうな成金趣味だぜ」
アレハンドロ「ZEXISにもそのような機体があるはずだが?」
クロウ「実力に裏打ちされたうちのグラサン大尉達とてめえを同じだと思うんじゃねえよ…!」「覚悟しやがれよ、裏切りの横取り野郎…! 世の中、そんな簡単な儲け話なんてねえのを骨身に教えてやるぜ!」「ついでだ! その機体の外装かっぱいで借金の足しにしてやるぜ!」

<アムロvsアレハンドロ>
アムロ「この男のエゴによって今また世界が歪められようとしている…!」
アレハンドロ「私を旧世界の独裁者と同じだと考えてもらっては困るな 」「世界は私の指導によってより良き方向へと変革していく。言わば、私は時代の救世主だよ」
アムロ「それが出来るのならば、何故このような姑息な手を使う…!」「インペリウムという脅威を放置して保身のために行動したお前に世界を導く資格があるものか!」

<カミーユvsアレハンドロ>
カミーユ「裏から手を回して、全てを手に入れようとする者が世界の指導者に相応しいものか!」
アレハンドロ「だから、最後の仕上げを私自身の手でするために、こうしてここにいるのだよ」
カミーユ「お前は卑怯なだけでなく、不用意な人間のようだな…!」
アレハンドロ「何っ!?」
カミーユ「俺達はお前に負けはしない…! ここでその野望を止めてみせる!」

<ヒイロvsアレハンドロ>
アレハンドロ「コロニーのガンダム、君達の戦いも無駄にはしないよ」
ヒイロ「………」
アレハンドロ「地球もコロニーも私の手によって正しき未来に導いてやろう!」
ヒイロ「お前の語る未来は、俺やあの女の望むものではない」「ターゲット、確認。攻撃目標、アレハンドロ・コーナー…!」

<ガロードvsアレハンドロ>
アレハンドロ「ZEUTHのガンダムか。その名に相応しい力を持っているか、私が直々に試してやろう」
ガロード「最後の最後に出てきてどこまでも偉そうな奴だぜ!」「そんな臆病者に世界を導いていく力なんてあるかよ!」
アレハンドロ「身の程を知らぬ小僧が…! 自分の非礼をあの世でわびるがいい!」
ガロード「そんな悪党台詞が似合うような奴に負けてたまるかよ!!」

<ロランvsアレハンドロ>
ロラン「あなたが国連軍の指揮官ならば戦いをやめさせて下さい!」「今は力を合わせて、インペリウムと戦うべきです!」
アレハンドロ「君のような一兵士が私に意見する事は許されない」「世界の行く末を決めるのは選ばれた人間だけに許された特権なんだよ」
ロラン「あなたは生命を見ていない…! そんな人に指導者の資格はありませんよ!」「生命を大事に出来ない人が誰かを幸せにする事なんて出来ないんです!」

<キラvsアレハンドロ>
キラ「国連軍と僕達が力を合わせれば、インペリウムと戦う事だって出来るはずなのに!」
アレハンドロ「世界を救うのは私の指揮する国連軍だよ。後の憂いとなる君達にはここで消えてもらう」
キラ「あなたは…何も状況が見えていない!」「そんな人間に世界を渡すわけにはいかない! あなたのような人を世界も人々も求めてないんだ!」

<シンvsアレハンドロ>
シン「こんな無意味な戦いを仕掛けるなんて何を考えている!」
アレハンドロ「この作戦は世界に夜明けの鐘を鳴らすためのものだよ。君達という反乱分子を鎮圧してね」
シン「お前のやろうとしている事は世界に戦いを広げるだけだ!」
アレハンドロ「ソレスタルビーイングのような事を言ってくれるな、君は」
シン「俺もあいつらも平和のために戦ってきた…! だから、お前は俺の敵だ!」「戦いを生む元凶! ここで俺がお前を止める!!」

<刹那vsサーシェス>
サーシェス「お前とも随分と長い付き合いになったな、クルジスのガキ!」
刹那「アリー・アル・サーシェス! 戦いを広げる者…! この世界の歪み!」
サーシェス「言ってくれるぜ! お前達、ソレスタルビーイングこそ、この世界を歪ませた張本人だろうが!」
刹那「俺達は平和を求めて戦ってきた…! その結果が世界を歪ませてきたのなら、俺達は自らの手で責任を取る!」「このガンダムで!」
サーシェス「笑わせるんじゃねえ! お前の戦いはここで終わりなんだよ! 俺の手によってな!!」

<刹那vsアレハンドロ>
アレハンドロ「ガンダムエクシア、確かマイスターのコードネームは刹那・F・セイエイ」
刹那「やはり、お前が裏切り者か!」
アレハンドロ「そうではない。私がイオリア・シュヘンベルグの計画を時代にそった形に修正したのだ」
刹那「お前にその権利があるのか!」
アレハンドロ「あるのだよ。それはコーナー家200年の悲願なのだから」
刹那「こんな戦いを起こしたお前と俺は戦う!」「ソレスタルビーイングとして、そして、ZEXISとして!」
アレハンドロ「足掻くがいい! 時代に取り残されたガンダムよ!」
刹那「エクシア! 刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する!」

<ロックオンvsサーシェス>
ロックオン「アリー・アル・サーシェス! KPSAの首謀者!」
サーシェス「へっ! クルジスのガキに聞いたか!」
ロックオン「アイルランドで自爆テロを指示したのはお前か! 何故あんな事を!」
サーシェス「俺は傭兵だぜ! それにな! AEUの軌道エレベーター建設に中東が反発すんのは当たり前じゃねえか!」
ロックオン「関係ない人間まで巻き込んで!」
サーシェス「てめえだって同類じゃねえか! 紛争根絶を掲げるテロリストさんよ!」
ロックオン「咎(とが)は受けるさ…! お前を倒した後でな!」
サーシェス「わめいてろ! 同じ穴のムジナがよ!」
ロックオン「絶対許さねえ! てめえは戦いを生み出す権化だ!」

<スメラギvsアレハンドロ>
アレハンドロ「今日までご苦労だったよ、ソレスタルビーイング」「君達の存在をきっかけとして、この国連軍は誕生した。その働きをねぎらおう」
スメラギ「世界の統一はイオリア・シュヘンベルグの計画だった」「だけど、あなたはそれを歪め、世界をその手に掴もうとした」
アレハンドロ「それが人類にとってもっとも幸福な道だと判断したまでだよ」
スメラギ「それを決めるのは一人の人間ではない! 世界のはずよ!」「アレハンドロ・コーナー! あなたのような人間に私達のやってきた戦いを歪めさせはしないわ!」

<ゼロvsアレハンドロ>
アレハンドロ「黒の騎士団のゼロか。君の望み通り、エリア11は私が解放してやろう」
ゼロ「貴様のような俗物にその言葉を言う資格はない」
アレハンドロ「何?」
ゼロ「貴様のやろうとしている事は私利私欲にまみれた支配でしかない…!」「そのような男を私は否定する!」「黒の騎士団総帥、ゼロが命じる! アレハンドロ・コーナーよ! 世界から…そして、時代から消えよ!」

<サーシェス撃破>
〔サーシェスに爆発〕
刹那「終わりだ、アリー・アル・サーシェス!」
サーシェス「や、やられた…! この俺が!」「ところがぎっちょん!」
〔サーシェス、回復〕
刹那「何っ!?」
サーシェス「甘いんだよ、クルジスのガキ!」
〔サーシェス、刹那へ隣接〕
ロックオン「下がってろ、刹那!」
〔ロックオン、サーシェスへ隣接〕
サーシェス「お邪魔虫がよ! 右側に死角があるようだな!」
ロックオン「てめえだけは!!」
〔サーシェス、ロックオンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ロックオンvsサーシェス」]
〔ロックオン&サーシェスに爆発〕
サーシェス「馬鹿…な…」
〔敵ユニット撃破〕
アレハンドロ「アリー・アル・サーシェス、役立たずめ…!」
刹那「ロックオン!」
ロックオン「大丈夫だ、刹那…。俺は…家族の仇を討ったまでだ…」(父さん、母さん、エイミィ…これで一つ思い残しが減ったよ…)
〔味方ユニット離脱〕
ティエリア「ロックオン・ストラトス!」
ラッセ「あいつ、意識を…!」
フェルト「ロックオン!!」
スメラギ「フェルト! 今は目の前に敵に集中して!」
フェルト「は、はい…!」
クロウ(待ってろよ、ロックオン。あの金ピカをとっとと倒して、迎えにいくからよ)

<アレハンドロ撃破・勝利条件達成>
〔アレハンドロに爆発〕
アレハンドロ「さすがはZEXISだ…! 連戦で消耗した状態でありながら、ここまで私を苦しめるとは!」
刹那「貴様か! イオリアの計画を歪めたのは!」
アレハンドロ「計画通りさ!」「ただ主役が私になっただけの事…。そうさ…主役は、このアレハンドロ・コーナーだ!」
刹那「何が望みだ!」
アレハンドロ「破壊と再生だ!」
刹那「何っ!?」
アレハンドロ「ソレスタルビーイングの武力介入で世界を滅ぼすはずだった」「その役目はインペリウムを引き継ぎ、統一という再生が始まった。そして、私はその世界を私色に染め上げる!」
刹那「支配しようというのか!」
アレハンドロ「正しく導くと言った! だが、その新しい世界に君達の居場所はない!」
ゼロ「それが国連軍を組織して、我々を泣き者としようとした理由か!」
カレン「ここであたし達が潰し合ったら、インペリウムはどうする気なのさ!?」
アレハンドロ「それは君達が知る必要がない事だ!」「ヴェーダを掌握した私は、既にあらゆる面で世界をリードする存在だ! ここでの敗北など幾らでも取り戻せるのだよ!」
〔アレハンドロ、後退〕
ティエリア「まだ動けるのか!」
※※既にサーシェス撃破の場合のセリフ※※
キラ「駄目だ! ここからじゃ追いつけない!」
〔味方ユニット出現〕
ティエリア「デュナメス! ロックオンか!!」
ロックオン「諦めるんじゃねえ!」
※※まだサーシェス健在の場合のセリフ※※
アレハンドロ「ハハハハハハ! 残念だったな、イオリア・シュヘンベルグ!」「世界を統合し、誘うのは、この私…今を生きる人間だ!」
刹那「貴様は!!」」
〔刹那、アレハンドロへ接近〕
ヒイロ「刹那…!」
サーシェス「うざってえんだよ! クルジスのガキが!!」
〔サーシェス、刹那へ隣接〕
刹那「!」
ロックオン「刹那っ!!」
〔ロックオン、サーシェスへ隣接〕
サーシェス「お邪魔虫がよ! 右側に死角があるようだな!」
ロックオン「てめえだけは!!」
〔サーシェス、ロックオンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ロックオンvsサーシェス」]
〔ロックオン&サーシェスに爆発〕
サーシェス「馬鹿…な…」
〔敵ユニット撃破〕
アレハンドロ「アリー・アル・サーシェス、役立たずめ…!」
ロックオン「逃がすか!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔ロックオン、アレハンドロへ攻撃〕
〔アレハンドロに爆発〕

アレハンドロ「ぐっ! 太陽炉に直撃だと!」
〔刹那、アレハンドロへ接近〕
刹那「貴様は!!」
アレハンドロ「ちいっ!」
〔敵ユニット離脱〕
刹那「ロックオン!」
ロックオン「俺の事はいい! 早く奴を追え!」
刹那「しかし…!」
ロックオン「お前のエクシアは対ガンダム戦を想定している…!」「刹那! お前が俺達の切り札だ!」
刹那「…わかった」
〔味方ユニット離脱〕
ロックオン「…頼むぜ…刹那…」
クリス「国連軍の増援…ないようです」
スメラギ「アレハンドロ・コーナーが後退した以上、この作戦はこれまでのようね」
フェルト「ロックオン! 応答して、ロックオン!」
ロックオン「俺は…大丈夫だ…。みんなは刹那の所へ…」
クロウ「お前…」
ロックオン「急げよ。あの金ピカの護衛が、まだいるかも知れねえんだ…」「刹那独りだけじゃ、まだまだ心配だ…」
ティエリア「ロックオン…」
ロックオン「あいつを失うわけにはいかねえ…。行ってくれ…」「なあに、こっちにはハロもいる。心配は要らねえさ…」
スメラギ「わかったわ。待っているわよ、ロックオン」
ロックオン「了解だ」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

ロックオン「ふう…」「ハロ…落ち着いたら、デュナメスをトレミーに戻せ」
ハロ「ロックオン! ロックオン!」
ロックオン「命令だ…」
ハロ「ロックオン! ロックオン!」
ロックオン「悪いな…。ここで俺はリタイアだ」
ハロ「ロックオン! ロックオン! ロックオン! ロックオン! ロックオン! ロックオン!」
ロックオン「ハ…あいつらにこんなシーンを見せるわけにゃいかないのさ」「太陽炉を頼むぜ…。あばよ、相棒…」
ハロ「ロックオン!」
〔味方ユニット離脱〕
ロックオン「…やるべき事はやったさ…」「精一杯戦った…。みんなの仇も取った…」「罰を受ける時が…来たんだ…。地球が見えるここで死ぬのなら…悪くない…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

ロックオン「父さん…母さん…エイミィ…」「わかってるさ…。俺達の戦いじゃ何も変えられないかも知れない…何も元に戻らないって…」「それでも、これからは…明日は…ライルの生きる未来は…」「綺麗だな、地球は…。ここからじゃ戦火も見えねえし…」「よお…お前等…満足か、こんな世界で…」「俺は…嫌だね…
〔画面、発光〕
【シナリデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔敵ユニット出現〕
アレハンドロ「ZEXISめ…! よくも、この私に恥をかかせてくれたな!」「だが、いい…。護衛部隊が時間を稼いでいる間に離脱し、態勢を立て直せば、あのような者達など…」
〔味方ユニット出現〕
刹那「見つけたぞ、世界の歪みを!」
アレハンドロ「ガンダムエクシアか!」
刹那「お前が、その元凶だ!」
アレハンドロ「たった一機で私を追ってきたか…! つくづく愚かだな、君は!」「再生は既に始まっている! まだ破壊を続けるか!」
刹那「…わかっている、ロックオン。俺は戦う事しか出来ない破壊者…」「だから、戦う! 争いを生む者を倒すために! この歪みを破壊する!」
〔刹那、アレハンドロへ隣接〕
〔アレハンドロに爆発〕
〔アレハンドロ、後退〕

刹那「やったか…!」
アレハンドロ「これで終わりだと思うな!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

刹那「モビルスーツが格納されていただと…!」
アレハンドロ「まさか、このアルヴァアロンまで使う事になるとはな…!」「ZEXISは私の護衛部隊が足止めしている」「ここまでだ、エクシア…! 君を葬り、私は行かせてもらう!」
刹那「そんな事は!」
アレハンドロ「たった一機で何が出来る! 自らの無力さを思い知るがいい!」
<戦闘開始>

<刹那vsアレハンドロ>

アレハンドロ「無駄だよ! このアルヴァアロンにもアルヴァトーレと同等のGNフィールドがある!」
刹那「ロックオン…! お前が俺に託した意味が今、わかった!」「俺は戦う…この世界の歪みと! ガンダムとなって!!」

<アレハンドロ撃破・勝利条件達成>
〔アレハンドロに爆発〕
アレハンドロ「ば、馬鹿な! たった一機のガンダムに!」
刹那「うおおおっ!」
〔刹那、アレハンドロへ隣接〕
〔刹那、アレハンドロへ攻撃〕

[イベント戦闘「刹那vsアレハンドロ」]
アレハンドロ「い、いかん! これではっ!!」
リボンズ「アレハンドロ・コーナー…」
アレハンドロ「リ、リボンズ!」
リボンズ「あなたはいい道化でしたよ」
アレハンドロ「何っ!?」
リボンズ「これはイオリア・シュヘンベルグの計画ではなく、僕の計画になっていたのさ」
アレハンドロ「リボンズ、貴様…!」
リボンズ「統一された世界の行く末は僕に任せてもらうよ」
アレハンドロ「貴様…! コーナー一族の悲願を!」
リボンズ「そういう物言いだから、器量が小さいのさ」
アレハンドロ「リボンズゥッ!!」
〔敵ユニット撃破〕
刹那「終わった…のか…」
〔味方戦艦出現〕
スメラギ「刹那…!」
デュオ「あの金ピカは!」
刹那「俺が…エクシアが倒した」
アレルヤ「エクシアにはGNフィールドに対抗するために実体剣を装備されている」
ティエリア「万一、計画が歪められて対ガンダム戦になった時、エクシアが切り札となる…」「ロックオンが刹那を送り出した意味はそこにあった」
刹那「ロックオンは…!」
〔味方ユニット出現〕
刹那「デュナメス…」
クロウ「遅いぞ。刹那はとっくに金ピカを片付けちまったぜ」
ハロ「ロックオン! ロックオン! ロックオン!」
フェルト「どうしたの、ハロ?」
ハロ「ロックオン! ロックオン! ロックオン!」
刹那「!!」
スメラギ「まさか…!」
ハロ「ロックオン! ロックオン! ロックオン!」
アレルヤ「そんな…」
ティエリア「嘘だ…!」
ハロ「ロックオン! ロックオン! ロックオン!」
クロウ「生体反応はねえ…」
カミーユ「あの人は…」
キラ「………」
アムロ「………」
クロウ「最期まで貧乏クジかよ…! 馬鹿野郎が!!」
刹那「うううわあああああああああっ!!」「ロックオォォォォン!!
〔敵ユニット出現〕
オズマ「国連軍か…!?」
トレーズ「こちらはOZ総帥、トレーズ・クシュリナーダ。君達を迎えに来た」
クワトロ「トレーズ…」
アムロ「何故、あなたがここに…?」
トレーズ「詳しい話は私ではなく、この方から聞いた方がいいだろう」
エルガン「諸君、ご苦労だった」
刹那「エルガン・ローディック…」
スメラギ「この状況を作り出したのは、あなただったの…」
エルガン「………」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アザディスタン王国

  ~アザディスタン王宮内~
刹那「…マリナ・イスマイール。戦いが終結に向かう中で、あなたにこれを送る」
マリナ「………」
刹那「武力による戦争の根絶…。ソレスタルビーイングが戦う事しか出来ない俺に戦う意味を教えてくれた」「あの時に…俺が幼い頃にクルジスで見たあのガンダムのように」「俺は知りたかった」「何故世界はこうも歪んでいるのか…。その歪みはどこから来ているのか…。何故人には無意識の悪意というものがあるのか…」「何故人は支配し、支配されるのか…。何故傷つけ合うのか…。なのに何故、人はこうも生きようとするのか…」「俺は求めていた。あなたに会えば、答てくれると考えた」「俺と違う道で同じものを求めるあなたなら、人と人がわかり合える道を、その答えを…」「俺は求め続けていたんだ。ガンダムと共に…」
マリナ「………」
リリーナ「マリナ様…」
マリナ「これは刹那から私に届いたボイスメールです」
リリーナ「ソレスタルビーイングの彼ですね」
マリナ「彼は平和を求めて戦いました。私とは別の道を進んでいますが…」
リリーナ「わかります、マリナ様。私の知る少年も、きっと彼と同じ想いだと思います」
マリナ「国家の枠を越えて国連軍が組織され、世界は統一への道を歩んでいます」
リリーナ「私も父から話を聞きました」「そして、ZEXISの手によって人類の脅威が掃われている事も」
マリナ「人類の敵が去り、世界が統一された時、そこに平和は生まれるのでしょうか…」
リリーナ「…私にはわかりません…」
マリナ「リリーナさん…」
リリーナ「ですが、戦いの中で犠牲になった人達のためにも私達はその道を探さなければなりません」「彼と…ヒイロ・ユイと出会い、私はそう考えるようになりました」
マリナ「ヒイロ・ユイ…。刹那と一緒にいた少年ですね」
リリーナ「彼と出会う事で私の中でも何かが生まれ、育っていったのです」
〔ドアノブを回す音〕
シーリン「マリナ様…新たな国連の大使がご案内しました」
リリーナ「では、マリナ様…私は失礼させていただきます」
マリナ「待って、リリーナさん。あなたにも同席をお願いしたいのです」
リリーナ「しかし…」
マリナ「あなたが、このアザディスタンと無関係なのは承知しています」「ですが、国家の枠組みを取り払われようとしている今、あなたの目と心で私を助けていただけないでしょうか?」
リリーナ「…わかりました。私に出来る事でしたら」
シーリン「では、大使をお通しします」
〔歩み寄る足音〕
ディアナ「初めまして」
マリナ「あなたが新しい大使の…」
ディアナ「この度、特別大使として働く事となりましたディアナ・ソレルと申します」

宇宙空間

  ~プトレマイオス 格納庫~
ハロ「………」
フェルト「嘘…ロックオンが…ロックオンが…」
アレルヤ「彼は…最期まで…」
ティエリア「マイスターとしての…務めを果たして…。だが、こんな…!」
キラ「…あの人は…全てが終わった後…罰を受けると言っていた…」
シン「だけど…! まだ終わっちゃいない…! 世界は、これからなのに…なのに…!」
ロラン「未来を…願いを刹那に託して…」
デュオ「未来を託して…」
カトル「でも…」
クロウ「…その日が、いつか来るのはわかっていた…」「だけどよ…せめて、後少し…もう少しだけ後でもよかったじゃねえか…。後少しで世界は変わるってのによ…」
刹那「ロックオン…俺は…俺達は…」
スメラギ(みんな…)
エルガン「………」
スメラギ「状況を説明してもらいます、エルガン代表」
エルガン「…君達も既に知ったと思うが、ソレスタルビーイングからの離反者はあのアレハンドロ・コーナーだ」「彼は国連大使という立場を利用し、自らの目的の下に三大国家を巧みに操り、国連軍を組織させた」
トレーズ「私とブリタニア・ユニオンのシュナイゼル・エル・ブリタニア殿下も彼の協力者の一人だった」
ゼロ「シュナイゼル第二皇子…。ブリタニア・ユニオンの皇帝付政務官にして、国政の実質的トップ…」

トレーズ「我々は様々な脅威に対して、国家の枠組みを越えて、人類が統一される道を模索していた」「それは皮肉にもソレスタルビーイング…そして、インペリウムという強大な敵の出現によって現実味を帯びる事となった」
スメラギ「あのアレハンドロ・コーナーも当初はイオリア・シュヘンベルグのプラン通りに計画を進めていたのでしょうね…」
ゼロ「やはり、ソレスタルビーイングの目的は自らが人類の敵となる事で人類の統一を促す事であったか…」
トレーズ「だが、アレハンドロは私利私欲のために計画を歪め、我々を出し抜く事を画策した」
エルガン「その結果が、今日の戦いだ」「そして、あの男が前線に出ている間にそれに与する者達を一掃する事が出来た」
スメラギ「エルガン代表…あなたはいつからアレハンドロの計画を知っていたのです?」
エルガン「私がトレーズ総帥とシュナイゼル政務官に協力を持ちかけられたのは、つい先日の事だ」
トレーズ「我々もかねてからエルガン代表の理念には賛同をしていたが…「アレハンドロがいる以上、下手にZEXISと手を組むのは共倒れの危険性があった」
エルガン「故に私も彼等の動きを察知しながらも手を出せずにいたのだ」
スメラギ「………」
エルガン「だが、アレハンドロが実力行使に出た今、私も新たな世界のために彼等に協力する事を約束したのだ」
スメラギ「エルガン代表…」
〔平手で叩く音〕
エルガン「………」
スメラギ「代表のお考えは理解しました。そして、その判断は正しかったと言えましょう」「ですが、間接的とはいえ、私達はそれによって大切な仲間を失いました」「これは私と残された者達の想いです」
エルガン「…今の私には詫びる事しか出来ない」
ゼロ(何故だ…? 奴の謎めいた行動は理解できたはずなのにこの拭いきれない不安は何だ…)(エルガン・ローディック…。この男の見つめる先は世界の統一ではない。もっとずっと先だ…)
エルガン「………」
ゼロ(そして、そこには何がある? 世界平和以上の何かなのか…)
〔走り寄る足音〕
ラッセ「スメラギさん! すぐにブリッジに上がってくれ!」
スメラギ「どうしたの、ラッセ?」
ラッセ「クォーターから連絡が入った! 南極にイマージュが大量に出現したそうだ!」
スメラギ「何ですって!?」
エルガン「始まったか…」
ゼロ「何?」
エルガン「気をつけろ、ZEXIS…。イマージュに呼応して、奴等も仕掛けてくる」「インペリウムが動き出すぞ」
【シナリオエンドデモ終了】


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