No.41
恐怖!日本制圧作戦!!-前編-
【シナリオデモ開始】
WORLD AREA
UNKNOWN
ミケーネ帝国本拠地
〔闇の炎の燃え上がる音〕
闇の帝王「アルゴル長官、戦況はどうなっている?」
アルゴス「は…ご命令による電撃作戦は大成功を収めました」「世界中に派遣した7大将軍と戦闘獣軍団により、人類の命運はもはや風前の灯火です」
闇の帝王「うむ…よくやった。だが、勝利の美酒にひたるのは地上を完全に手中に収めてからだ」
アルゴス「ですが、混乱の極みにある人間共など、もはや我らの敵ではございません」「お望みとあらば宇宙へ逃げた人間共も皆殺しにしてご覧にいれましょう」
闇の帝王「隕石を落とした人間共か…。馬鹿な奴らよ…自らの手でこの地球を傷つけるとは…」
アルゴス「その通りでございます。地上の正統なる所有者は我らをおいて他にありません」
闇の帝王「…時に暗黒大将軍はどうしている?」
アルゴス「あやつでしたら日本制圧作戦の最後の詰めの指揮を執っております」
闇の帝王「フフフ…、最後は自分の手で決着をつけるか。あいつらしいわ」「日本にはワシの切り札となる者を送ったが、余計な心配だったようだな」
アルゴス「切り札とおっしゃいますと?」
闇の帝王「フフフ…まあよい。まずは暗黒大将軍からの吉報を待つとしよう…フハハハハハハ!」
JAPANESE AREA
科学要塞研究所
剣造「大利所長、ご無事でしたか!」
大利「兜博士…残念ながらビルドベースもミケーネの手に落ちました」
剣造「では、司馬博士は?」
大利「マシンファーザーの機能は仮死状態にしてあります。当分の間は敵の目をごまかすことは出来るでしょう」
剣造「御前崎の大空魔竜基地、新早乙女研究所、光子力研究所…そして、ビルドベース…」
大利「これで日本の西半分はミケーネ帝国に制圧されたと言っても過言ではありませんな…」
剣造「ええ…指揮系統の混乱した連邦軍ではミケーネに対抗することは出来ないでしょう」
大利「さらに早乙女博士と弓教授は行方不明と聞きますが…」
剣造「ええ…。各研究所の所員達は科学要塞研究所に避難したのですがお二人は…」
シロー「お父さん…、僕達、どうなっちゃうの?」
剣造「シロー…」
シロー「宇宙から隕石が落ちて、世界中でミケーネが大暴れして…。地球はもう終わりなの…?」
大利「………」
菊江「………」
まゆみ「大丈夫よ、シロー兄ちゃん! きっと鋼鉄ジーグやαナンバーズが助けに来てくれるわ!」
シロー「でも、アニキも鉄也さんもみんな行方不明だって言うし…」
菊江(宙…美和さん…あなた達は無事なのでしょうか…)
剣造「シロー、最後まで希望を捨ててはいけない。甲児も鉄也もきっと生きている」
シロー「でも…」
剣造「悪に屈してはいけない。彼らがいないのなら、我々が戦おう」「平和は一人一人の力で勝ち取ることに意味があるのだ」
シロー「………」「…わかったよ、お父さん。こんなとこで泣きべそかいてたらアニキや鉄也さんに笑われちゃうや」
剣造「その意気だ、シロー。一人一人があきらめなければ必ず活路は開ける…」
〔基地のサイレン〕
大利「兜博士! 戦闘獣軍団がこちらに接近しています!」
シロー「お父さん…!」
剣造「…シロー、まゆみちゃん達と一緒に地下に避難していなさい」
シロー「嫌だ! 僕もお父さんと一緒に戦うよ!」
剣造「お前が戦うべき時はまだずっと先だ。ここは我々に任せておくんだ」
シロー「お父さん…」
剣造「菊江さん、私と大利所長は戦闘指揮を執ります。子供達をお願いします」
菊江「わ…わかりました!」
剣造(甲児、鉄也…。私はお前達が生きていることを信じている…)(だから、お前達が戻るまでミケーネとの戦いは私が引き受けるぞ)
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「恐怖!日本制圧作戦!!-前編-」
【戦闘マップ開始】
〔基地のサイレン〕
剣造「敵戦闘獣軍団、研究所に接近! 各員は所定の位置につき、迎撃の準備を!」「科学要塞研究所が突破されれば次はビッグファルコンが敵の攻撃に直接さらされることになる」「我々は何としてもここで敵を食い止めねばならない!」
大利「兜博士! 来ますぞ!」
〔敵ユニット出現〕
大利「ハ…ハニワ幻人やメカザウルスもいますぞ!」
剣造「ミケーネ帝国め…邪魔大王国と恐竜帝国の残党を併合していたか…!」
暗黒大将軍「聞こえるか、兜剣造!」「我こそは暗黒大将軍! 闇の帝王の臣下にして、ミケーネ帝国の7つの軍団を率いる者だ!」
剣造「闇の帝王だと…! それがミケーネ帝国の支配者か…!」
暗黒大将軍「これまでにも貴様と剣鉄也のグレートマジンガーには我々の野望を邪魔されてきた」「だが、αナンバーズ亡き今、抵抗する力は人間に残されていない。大人しく降伏するがいい!」
剣造「暗黒大将軍! 我々は決して悪の力に屈しない!」「αナンバーズがいなくとも正義と平和を愛する心がある限り、お前達に降伏する気はない!」
暗黒大将軍「…よく言った! それでこそ俺自らが出向いた甲斐があるというものだ!」「兜剣造よ! 貴様の覚悟は受け取った。その誇りと共に地獄に落ちるがよい!」
剣造「科学要塞研究所、迎撃開始! 光子力ミサイル発射!」
〔味方ユニット出現〕
〔光子力ミサイル、前進〕
〔味方ユニット撃破〕
ユリシーザー「甘いわ!」
大利「ああっ! ミサイルが!」
ユリシーザー「我こそは超人将軍ユリシーザー! 超人型戦闘獣軍団の長だ!」「この戦いの先陣、私が切らせてもらう!」
ゴーゴン「イキマよ、貴様達を拾ってやった恩、ここで返してみせよ」
イキマ「わかっておる。ヒミカ様の仇…存分に人間共にぶつけさせてもらうぞ!」
〔科学要塞研究所に爆発〕
〔画面、振動〕
大利「ど…どうします、兜博士!?」
剣造「…残念ながら、サンダービームロケット砲が未完成の今、打つ手はありません…」
大利「で、では…!」
剣造「大利所長…避難したシロー達と所員達を集めて脱出の準備を…」
大利「か、兜博士はどうするのです?」
剣造「説明している時間はありません! 急いで下さい!」
大利「は…はい…!」
ゴーゴン「どうした、兜剣造! もう抵抗は終わりか!」
ユリシーザー「抵抗はそこまでだ! 兜剣増、覚悟!」
剣造(甲児、シロー、鉄也、ジュン…またお前達を孤児にしてしまうな…)(今度はもう助かりはしまい。お前達は互いに力を合わせてしっかり生き抜いていくんだ…)「科学要塞研究所…コントロールタワー分離!」
〔科学要塞研究所のコントロールタワー、浮上〕
暗黒大将軍「何をするつもりだ、兜剣造!」
シロー「お父さん!」
剣造「私も平和を守る戦士の一人だ! この生命に懸けてもお前達を倒してみせる!」
大利「か…兜博士! まさか、体当たりを!」
剣造「さらばだ、我が子供達…」
???「待ってくれ!!」
〔科学要塞研究所のコントロールタワー、振動〕
〈母艦出撃選択〉
〈出撃準備〉
ゴーゴン「あ…あれは…!?」
ユリシーザー「αナンバーズ!」
シロー「アニキ! 本当にアニキ達なんだよね!」
剣造「生きて…生きていてくれたか!」
甲児「お父さん、シロー! 俺達は無事です!」
鉄也「俺達が来たからにはこれ以上ミケーネ帝国の好きにはさせないぜ!」
鋼鉄ジーグ「そういうこと! 後は安心して見ていてくれ!」
大利「おお! 宙君も卯月君も!」
剣造「よく戻ってきてくれた、甲児、鉄也」
鉄也「当然です、所長。俺達は平和を取り戻す前に倒れるつもりはありませんよ」
ジュン「所長も早く避難して下さい。あとは私達が戦います」
甲児「だから、お父さん! 無茶はやめて下さいよ!」
大利「兜博士…!」
剣造「すまない…。あとは頼むぞ、αナンバーズ!」
〔科学要塞研究所のコントロールタワー、収納〕
暗黒大将軍「やはり、生きていたか。剣鉄也、兜甲児!」
鉄也「暗黒大将軍…!」
トビア「あれは…?」
竜馬「あの男は暗黒大将軍。ミケーネ帝国の将軍であり、前線の最高司令官でもある」
隼人「その力は強大、その魂は豪胆…。バルマー戦役の時から最強の敵の一人に数えられるほどだ」
鉄也「暗黒大将軍! 俺達のいない間に随分と派手にやってくれたようだな!」
甲児「だが、俺達が来たからにはてめえらの日本制圧作戦もここでストップだぜ!」
暗黒大将軍「相変わらずの勇猛ぶりよ。それでこそ、この俺が好敵手と認めた相手だ」
鉄也「ここまでやったからには生きて帰れると思うなよ! お前とはここで決着をつけてやる!」
暗黒大将軍「望むところだ! 俺も貴様達を倒さずして日本制圧は成ったとは思ってはおらん!」「貴様達の首を土産に我らの盟主、闇の帝王に勝利を報告させてもらうわ!」
健一「この10日間、俺達は地獄と絶望を見てきた…」
豹馬「そこから這い上がってきた覚悟を甘く見るなよ!」
竜馬「暗黒大将軍! この地上をお前達、地底からよみがえった悪魔に渡すわけにはいかない!」
万丈「日輪は正しき者のためにあり! そして、我にありだ!」
暗黒大将軍「αナンバーズ! 貴様達と我々のどちらが太陽をつかむに相応しいか勝負だ!」
鉄也「行くぞ、ミケーネ帝国! 人間の底力を見せてやる!」
<戦闘開始>
<ユリシーザー撃破orゴーゴンが戦闘or敵5小隊以下or5EP・敵増援1出現>
暗黒大将軍「さすがだ、αナンバーズ。こうなれば、この俺が直々に相手をするしかあるまい」
ゴーゴン「待たれい、暗黒大将軍! 戦いはこれからであるぞ」
暗黒大将軍「ゴーゴンよ…俺の中の武人の血のたぎりはもう止めることは出来ぬ…!」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「出てきたな、暗黒大将軍!」
暗黒大将軍「人間共よ…! この俺を戦場に立たせたことは誉めてやろう」「だが、ここに宣言する! 将軍の名とこの剣に懸けて貴様達を倒すと!」
京四郎「さすがは大将軍…この威圧感…只者じゃねえぜ」
甲児「どのみち、この時代でもあいつと戦うことになるのはわかってたんだ…! 覚悟は出来てるぜ!」
鉄也「ああ! ここできっちりとケリをつけてやる!」
暗黒大将軍「思い上がるな、人間共め! この暗黒大将軍、勝つために戦場に立ったのだ!」「奮い立て、ミケーネの戦士よ! 闇の帝王とミケーネの民の悲願のため人間共を叩き潰すのだ!」
〔全敵機、気力上昇〕
鉄也「行くぞ、暗黒大将軍! お前の誇りと俺達の覚悟、どちらが上か勝負だ!」
暗黒大将軍「来い、剣鉄也! 地上は我らミケーネのものだ!」
<ボスが小屋近くへ移動>
ムチャ「ボス! この一大事に何やってんだ!?」
ヌケ「そ…そうでしゅよ! こんなところにいたら敵にすぐに狙われちゃいますよ!」
ボス「俺様特製のボロットのパワーアップパーツがまだ作りかけなんだよ!」「このまま、置いておいたらミケーネに奪われちまうじゃねえか!」
ムチャ「そんなもの、誰も欲しがらねえって!」
ボス「うるせえ! …っと、あったあった!」「このお宝は誰にも渡しゃしねえぜ!」
<甲児vsゴーゴン>
甲児「やいやい、ゴーゴン! 俺達がいない間に光子力研究所を襲ったらしいじゃねえか!」
ゴーゴン「手を下したのは俺ではない。だが、いい機会だ…ここで貴様を倒し、地獄で弓の奴に会わせてやろう!」
甲児「黙れ、火事場泥棒! 先生も俺もてめえ達みたいな卑怯者にやられてたまるかよ!」
<甲児vs暗黒大将軍>
甲児「暗黒大将軍! やっと、お前に借りが返せるぜ!」
暗黒大将軍「フ…いつぞやの光子力研究所攻略作戦の事か。執念深い男よ」
甲児「うるせえ! あの時の借りは利子付で返してやるぜ!」
<鉄也vsゴーゴン>
鉄也「相変わらずだな、ゴーゴン! 邪魔大王国と恐竜帝国の残党を集めてお山の大将気取りか!」
ゴーゴン「ほざけ、剣鉄也! 勝者が敗者を飲み込むのは世の理よ!」「人間もいずれは我らミケーネに服従する事になるのだ!」
鉄也「そうはさせるか! 俺達がいる限り、お前達の野望は必ず砕いてみせるぞ!」
<鉄也vs暗黒大将軍>
暗黒大将軍「剣鉄也よ! 貴様との因縁も今日で終わりよ!」
鉄也「俺はミケーネを倒すために幼い頃から鍛えられてきたんだ…! この戦いは俺の宿命だぜ!」
暗黒大将軍「なるほど宿命の戦いか…! だが、勝者は常に一人…そして、それはこの俺、暗黒大将軍だ!」
鉄也「そうはいくか! 平和が戻る日まで俺の生命はくれてやるわけにはいかないぜ!」
<鉄也vsユリシーザー>
ユリシーザー「暗黒大将軍の手をわずらわせる事もない! お前の相手は私がする!」
鉄也「超人将軍ユリシーザーか! 相手にとって不足無しだぜ!」
<竜馬vs暗黒大将軍>
暗黒大将軍「ゲッターロボか! 帝王ゴールと恐竜帝国の悲願はミケーネ帝国が果たしてみせよう!」
竜馬「そうはさせるか! 地球の大半がお前達の手に落ちても俺達は戦い続ける…!」「決してあきらめない闘志こそ俺達に残された希望だ!」
<鋼鉄ジーグvsイキマ>
イキマ「おのれ、鋼鉄ジーグ! 貴様さえいなければヒミカ様は…!」
鋼鉄ジーグ「ヒミカの仇討ちってわけかよ! あいにくだが、こっちも簡単にやられるわけにはいかないぜ!」「俺達には地上を取り戻すっていう大仕事が残っているからな!」
<ゴーゴン撃破>
ゴーゴン「いまいましい奴らめ! 覚えておれよ!」
<ユリシーザー撃破>
ユリシーザー「おのれ、人間共め…!」
暗黒大将軍「ユリシーザー、ここは退くのだ!」
ユリシーザー「しかし、暗黒大将軍…」
暗黒大将軍「お前にはやるべきことが残っている! ここは俺に任せておくのだ!」
ユリシーザー「申し訳ございません…!」
〔敵ユニット離脱〕
<イキマ撃破>
イキマ「いかん! ここは後退だ!」
<暗黒大将軍撃破・勝利条件達成>
暗黒大将軍「ぐふっ…! αナンバーズよ…、これで勝ったと思うなよ…」
鉄也「何っ!?」
暗黒大将軍「俺が死のうとミケーネは滅びぬ…。必ずや次に続く者が7つの軍団を率いて地上を取り戻す…」
鉄也「暗黒大将軍…」
暗黒大将軍「今の俺に必要なのは地獄の責め苦にも耐える勇者の歌だ!!」「ははははははは…ぐわっ!」
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「暗黒大将軍…歩む道を誤ってしまったがお前は勇敢な将軍だった…」
ゴーゴン「ば…馬鹿な…! 暗黒大将軍がやられるとは…。退け! ここは退くのだ!」
甲児「ヘ! 一昨日来やがれってんだ!」
???「待てい、ゴーゴン! 退却の必要はないぞ!」
サンシロー「誰だ!?」
さやか「こ…この声…!?」
ボス「何だ…? どこかで聞いた事があるぞ…!」
甲児「この声、まさか…!」
〔敵ユニット出現〕
ゴーゴン「あれは無敵要塞デモニカ!? 誰が乗っているのだ!?」
???(※地獄大元帥)「久しぶりだな、ゴーゴン。そして、兜甲児…」
甲児「間違いねえ…この声…!」「てめえ、ドクターヘルか!?」
???(※地獄大元帥)「そのとおりだ、兜甲児。だが、ヘルの名はすでに過去の物…」
地獄大元帥「今のワシは地獄大元帥。ミケーネ帝国の支配者、闇の帝王の忠実なる下僕よ」
甲児「あの野郎、地獄からよみがえりやがったのか!?」
地獄大元帥「その通り…。確かにワシはあの時の戦いでお前達に敗れた…」「しかし、ワシは闇の帝王により新たな生命と鋼の身体を授かったのだ!」
ゴーゴン(た…確かに奴の死体を回収したのは我が諜報軍の者だが…)(まさか、このような戦闘獣に改造していようとは…!)
地獄大元帥「我が名は地獄大元帥! お前達への復讐のために地獄から舞い戻った破壊の化身よ!」
ボス「な…何て執念だわさ…」
カミーユ「すさまじいプレッシャーだ…。それも怒りと憎しみの…」
ジュドー「あいつ…肉体と一緒に人間らしい心まで捨ててきたみたいだぜ…!」
甲児「黙れ、ドクターヘル! いや、地獄大元帥!」「ミケーネの仲間になったんなら好都合だ! 連中と一緒にこの俺がまとめて退治してやるぜ!」
隼人「フ…大層な名乗りだったがたった一機で来たのは自殺行為だな」
竜馬「行くぞ、みんな! あの戦艦を一気に叩くぞ!」
甲児「覚悟しろ、地獄大元帥! 今度こそ浮かんでこられねえように重し付きで地獄に沈めてやるぜ!」
地獄大元帥「フフフ…、このワシが何の準備もなく来たと思ったか?」「出でよ、魔神よ!」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「真・ゲッター!?」
甲児「マジンカイザーだと!」
地獄大元帥「フフフ…その二体は光子力研究所と神重工業ゲッター線研究所から我々が奪ったものだ」
隼人(親父の会社の研究所から…!?)
地獄大元帥「最強の魔神と言われるその二体を相手に勝てるかな、αナンバーズよ?」
甲児「ヘッ! 考えが甘いんだよ、地獄大元帥!」
地獄大元帥「何…?」
鉄也「地獄大元帥…! お前は昔から進歩をしていないようだな」
竜馬「俺達のマシンは俺達が乗ってこそ力を発揮する…!」
甲児「そうだ! てめえは肝心要のもんを忘れてんだよ!!」
地獄大元帥「フフフ…フハハハハハ…、ハハハハハハハ!」
サンシロー「な…何だ、あいつ…!?」
甲児「てめえ、何がおかしい!?」
地獄大元帥「なるほど…。お前達の言っていることは正しい」
甲児「だったら、カイザーと真・ゲッターを返して、とっとと降参しやがれってんだ!」
地獄大元帥「そう急ぐな、兜甲児。お前には劣るが、ワシも魔神のためのパイロットを用意したのだ」「コックピットを見るがいい!」
甲児「何っ…!」
弓教授「う…うう…さやか…」
さやか「お父様!?」
早乙女「逃げるんだ…ミチル…」
ミチル「お父様! どうしてお父様が真・ゲッターに!?」
竜馬「早乙女博士と弓教授…! ミケーネにさらわれていたのか!?」
地獄大元帥「フハハハハハ! どうだ? 能力はともかく、素晴らしいパイロットだろう!?」「もっとも、パイロットとは言っても、機体を操縦することは出来ん。奴らの手足を拘束してあるからな…」
甲児「地獄大元帥…てめえ…!」
隼人「チッ! これじゃ攻撃できねえぜ!」
弓教授「逃げるんだ、甲児君!」
早乙女「一度、後退して態勢を立て直すんだ! あきらめなければ、勝機は必ず来る!」
地獄大元帥「さあαナンバーズよ、弓と早乙女が乗る魔神共に勝てるかな?」「もっとも、お前達の勝利は二人の死を意味するがな!」
竜馬「何て汚い真似を…!」
地獄大元帥「フハハハハ! 嘆くがいい! 怒るがいい! 憎むがいい! それこそワシの望んでいたものだ!」
鉄也「くそ…!」
地獄大元帥「行け、魔神共よ! その力で奴らを蹴散らすのだ!!」
〔マジンカイザー&真・ゲッター1、前進〕
剣造「…諸君、ここは後退するんだ」
鉄也「所長…!」
剣造「…冷静になるんだ。ここで闇雲に戦っても勝利をつかむことは出来ない」「それどころか、二人の博士を救うことも不可能だ」
ジュン「しかし、私達が後退したら科学要塞研究所が…!」
剣造「研究所は破壊されても立て直すことが出来る! しかし、人の生命はそうはいかない!」
甲児「お父さん…」
竜馬「それしか…ないのか…」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕
地獄大元帥「フフフ…後退したか…。まあいいだろう」「簡単に奴らを始末しては面白くない。奴らにはたっぷりと地獄を味合わせてやらねばな…」「フハハハハ! フハハハハハハ!」
ゴーゴン(地獄大元帥…味方ながら恐ろしい男だ…)
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
WORLD AREA
UNNKOWN
ミケーネ帝国本拠地
〔闇の炎の燃え上がる音〕
ハーディアス「報告が信じられずヨーロッパ戦線より戻ってきたが…」
バーダラー「ユリシーザー! 何かの間違いではないのか!?」
ハーディアス「暗黒大将軍は我ら7大将軍を束ねる御方だ…。それが…それが倒れるなど…!」
ユリシーザー「済まん…ハーディアス、バーダラー…。この私がついていながら暗黒大将軍を失うとは…」
アルゴス「………」
闇の帝王「…ユリシーザーよ…。暗黒大将軍は最後まで戦って散っていったか…?」
ユリシーザー「…はい…。最期は武人としての誇りに満ちておりました…」
闇の帝王「ならばよい…。戦場で倒れたのならば奴も本望であろう…」「だが、暗黒大将軍よ…。貴様の死、決して無駄にはせんぞ…」
バーダラー「闇の帝王! 是非、この怪鳥将軍バーダラーに暗黒大将軍の仇討ちを!」
ハーディアス「いえ、その任務、この悪霊将軍ハーディアスに!」
〔機体の歩行音〕
地獄大元帥「将軍達よ。その役目はワシに任せてもらおう」
ハーディアス「貴様、何者だ?」
地獄大元帥「我が名は地獄大元帥。闇の帝王のお力によりよみがえった復習鬼よ」
バーダラー「地獄大元帥だと!?」
アルゴス「もしや、この男が帝王がおっしゃっていた切り札なのか…」
闇の帝王「その通りだ、アルゴス長官。そして、ユリシーザー、ハーディアス、バーダラーよ…」「暗黒大将軍の後任にはこの地獄大元帥を据える」
地獄大元帥「7大将軍達よ、闇の帝王より命は下った。以後はワシの指示に従ってもらうぞ」
ユリシーザー「…わかりました。闇の帝王のご決定でしたら、我らに異論はございません」
闇の帝王「地獄大元帥…。暗黒大将軍の仇討ち、貴様に任せるぞ」
地獄大元帥「光栄でございます。帝王にいただいた力で人間共を血祭りにしてみせましょう」
ゴーゴン「………」
闇の帝王「ゴーゴンよ、ワシの決定に不服があるのか?」
ゴーゴン「い…いえ…」
地獄大元帥「闇の帝王…ゴーゴン大公と私は旧知の仲でございます。出来れば彼を我が副官に希望します」
闇の帝王「アルゴス長官、ゴーゴンの上官である貴様はどうだ?」
アルゴス「私に異論はございません。暗黒大将軍の仇討ちの役に立てるのならゴーゴンも本望でしょう」
地獄大元帥「では頼むぞ、ゴーゴン大公。今度もまたワシを助けてもらう」
ゴーゴン「…わかりました」
地獄大元帥「闇の帝王…αナンバーズは日本を守る最後の砦ビッグファルコンへ後退しました」「あの地を攻め落とせば日本制圧作戦は完了したも同然です」
闇の帝王「うむ…ならば、二体の魔神を使い、αナンバーズを完全に葬り去るのだ」「そして、奴らの首を暗黒大将軍の墓に捧げ、我らの悲願達成への礎とせよ」
地獄大元帥「は…! この地獄大元帥、必ずや帝王のご期待に応えてみせましょう…!」
【シナリオエンドデモ終了】
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