No.14B
招かれざる客
【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
洸「コウさん…あれ、どうやら街みたいだぜ。かなり古くさい感じだけど…」
〔カーソル、街を指定〕
コウ「確かに街灯が見えるな。モンシア中尉、街を発見しました」
モンシア「ふう~、ようやく人が住んでいそうな所に出てきたか…キース、ナビシステムの方はどうだ?」
キース「相変わらず地図のデータと現在位置が一致しません。もちろん、あの街もナビシステムのデータには入ってないです…」
マリ「ここ、いったいどこなのかしら…?」
コウ「少なくとも、北アフリカのダカールじゃないってことは確実だよ」
マリ「あの街に、はぐれちゃった他の人達がいればいいんだけど…」
モンシア「………」「洸! 猿丸って奴が造ったジャミング装置はちゃんと作動してるんだろうな?」
洸「問題はありませんよ。敵からは俺達の位置はわからないはずです」
モンシア「…敵ってのがいればの話だがな」
コウ「! モンシア中尉、人がいます」
モンシア「こんな山の中に? 各機、動くんじゃないぞ。通信も封鎖だ。ウラキはそいつをモニターしろ」
コウ(了解…)
ロラン「………」「ふう…ようやく頭が見えてきた」
コウ(女の子…? いや、男か。何かを掘っているみたいだが…)
ロラン「よし…」
コウ(! 金属反応? しかも、これは……)
ロラン(…どうやら、2年前に僕達が乗ってきたフラットは無事みたいだ…)(………)(明日は成人式…)(宵越しの祭り…ムーンレィスの僕がこのビシニティの人間になるんだ…)「フ、フフ…」「フフフ…フフ…」「みんな…地球って、とってもいい所だぞ」「早く戻ってこい!」「地球はとてもいい所だ…みんな、早く戻って来ーーーい!!」
【戦闘マップ1終了】
【シナリオデモ開始】
モンシア「おい、ウラキ。どうなんだ?」
コウ「間違いありません。土の中にモビルスーツが埋まっています。今は頭頂部しか見えませんが」
洸(………)
コウ「さっきの少年はこれを掘っていたみたいですね」
洸「どうしてモビルスーツがこんな山の中に…?」
コウ(………)
モンシア「形式番号と機種は?」
コウ「機体表面のマーキングはFLAT-L06D…フラットとなっています」
キース「フラット!? そんな機種、聞いたことがないよ…」
モンシア(………)
「もちろん、自分達の時代のデータベースからもフラットという名は検索できません」「さらに装甲材質も不明です。少なくとも新西暦の時代に造られたモビルスーツではありませんね…」
キース「し、新西暦じゃないって…じゃあ、いつの時代の機体だよ?」
モンシア「ライディーンならともかく、モビルスーツってのは俺達にとっちゃ7、8年前に開発されたばかりのもんだ」「…てえことは、やはり…」
マリ「ここは未来の地球…?」
キース(………)
洸「でも…それにしちゃ、街並みがだいぶ古い感じだよな」
マリ「ホントね…」
コウ「見た目は20世紀初頭…望遠カメラで内燃機関の車やレシプロ機も確認できた」
キース「案外、テキサスコロニーとかだったりして…」
モンシア「茶化すな、キース。それより、月に向かって叫んでたさっきのガキ…ありゃ何者だ?」
キース「さ、さあ…」
マリ「みんな地球に戻って来いとか言ってたわね…」
モンシア(………)「キース、他に街はねえのか?」
キース「海側に大きな街があるみたいです」
モンシア「よし…ウラキ、洸。朝になったらライディーンの腹ン中に入ってるバイクでその街に行って来い」
洸「スパーカーで?」
モンシア「ああ、そこで情報を集めろ。その間、俺達はこの周辺を調べておく」
コウ「了解です」
現在位置 ノックス
フラン「はい、お兄さん達にも号外よ」
コウ「あ、ありがとう…」(いまどき、紙の号外だなんて…)
フラン「見慣れない格好ね。どこから来たの?」
洸「ちょ、ちょっと、遠くの方から観光で…」
フラン「じゃ、ミリシャのパレードを見に来たのね」
コウ「ま、まあ…そういうこと…かな」
フラン「ミリシャやパレードについての詳しいことは号外に載ってるわ。じゃあね」
洸「パレードって…何だろ?」
コウ「街のあちこちで装甲車や高射砲を見かけたから…それで行進するんじゃないのか?」
洸「でも、あんなの骨董品だぜ?」
コウ「いや、そうとは言い切れないよ。この号外を見てみろ」
洸「?」
コウ「…ガリア大陸からの侵攻に対抗するため、ミリシャという民間軍事組織が結成されたって書いてある」
洸「ガリア大陸…? 聞いたことがないなあ」
コウ「多分…街の中にある兵器は骨董品じゃなく現役だな」
洸「あれで何と戦うっていうんだ? 化石獣や機械獣だって倒せやしないよ」
コウ(………)「かたや土の中のモビルスーツ…かたや前時代的な兵器類…少なくともここは俺達がいた新西暦の時代じゃない」
洸「何だか…未来より過去の世界に来たって感じもするな」
コウ(………)「よし、他の所を調べに行こう」
〔ブレーキ音〕
ロラン「…キエルお嬢様、着きました」
〔車のドアが開く音〕
キエル「ご苦労さま、ロラン。私とソシエは今からミリシャのパレードを見に行くからね」
ロラン「はい」
キエル「その後、私はグエン様の所へ行くけど…ソシエは宵越しの祭りがあるから、迎えに来てやってちょうだいね」
ロラン「わかりました、お嬢様」
ソシエ「ロランは一緒に行かないの?」
ロラン「貴賓席に運転手は入れませんから」
ソシエ「だったら、黙って入っちゃえばいいのよ」
ロラン「そ、そんな…お嬢様にご迷惑をかけてしまいます」
ソシエ「あたしは構わないわよ。何なら無理矢理にでも観覧席に入る?」
キエル「ソシエ、あなたも今日で成人式を迎えるんだから…もう少し大人しくなさい」
ソシエ(………)
キエル「お母様も嘆いてらしたわよ。女だてらに飛行機に乗ってるんですって?」
ソシエ「何よ! お姉様こそ女も実社会に出る時代だって言って、就職するつもりなんでしょ?」「そのためにグエン様に会いに行くの、わかってるんだから」
キエル「ミリシャに入りたがっているあなたよりはマシよ」
ソシエ「大学に行かないで就職するのと同じでしょ」
キエル「何言ってるの…もし、ガリア大陸の人達がこの北アメリア大陸に攻めて来たら戦争になるのよ?」
ソシエ「だから、あたしもミリシャに入隊して戦うの! メシェーだけに任せておけないんだから!」
キエル「もう、いいわ。行きましょう、パレードに遅れるわよ」
ロラン「では、後ほど…」
キエル「ロランも成人式…ちゃんとやるのよ」
ロラン「はい。お気遣いありがとうございます、キエルお嬢様」
グエン「…わかった。引き続き観測を続けてくれたまえ」
〔通信を切る音〕
ミハエル「御曹司…」
グエン(………)「大佐…パレードは急ぐことになった。ついに招かれざる客が来る…」
現在位置 ビシニティ
〔祭りの声〕
ソシエ「では選ばれた一組が代表として、ホワイトドールの前で聖痕を授け合います! 私と共に行くのは、どなた!?」
ロラン(………)(ここでソシエお嬢さんの気を引いた人がパートナーに選ばれる…)
〔ざわめき〕
ソシエ(………)
ロラン(ソシエお嬢さんはもしかして僕を…)「…地球はいいぞぉ! みんな! 早く来ーーーい!!」
ソシエ「ロラン=セアック! あなたを宵越しの祭りのパートナーに選びます! 私と共にホワイトドールの前へ!」
ジョゼフ「どう思う、シド? 飛行機が空を飛ぶ時代にまだこんな儀式をやっている…」
シド「理屈だけで世の中が動くわけじゃないし、別にいいじゃろう」「おかげで山には人気がなくなって調査にはもってこいじゃろうが…」
ジョゼフ(………)
シド「さ、急ぐぞ。他のマウンテンサイクルからは続々と黒歴史のお宝が発掘されているというし…」「海を渡って来たガリア大陸の連中もそのお宝を持っておるという噂じゃからな」
ジョゼフ「おまけに月に住んでるっていう宇宙人も来る…」
シド「ああ。この辺りでも巨大な足跡が見つかったというし、これからワシらのような山師は忙しくなるぞ…」
ソシエ「…いいわね、ロラン?」
ロラン「わかりません…どうやるんですか…?」
ソシエ(………)
ロラン「! お、お嬢さん…ふ、服を脱いで何を…!?」
ソシエ「背中を向けて!」
ロラン「は、はい…」
ソシエ「…我に6つの聖痕を授けたまえ…」
ロラン「聖痕か…」
ソシエ「さっき渡したでしょ?」
ロラン「こ、これ…何です!?」
ソシエ「ヒルでしょ。それで背中に聖なるアザをつけるの」
ロラン「で、でも…これしないと大人になれないの…?」
ソシエ「2年遅れなのよ、あなたは」
ロラン(………)
ソシエ「何やってるの? ホワイトドールが見ているわ」「あなたが宵越しの祭りを男らしく終えられるかどうか…成人として認められるかどうか…」
ロラン(………)
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「招かれざる客」
【戦闘マップ2開始】
ロラン(…そうだ…僕はこの儀式を終えれば、ビシニティの人間になれる…)(それは…2年前、ここへ来た時からの願いなんだ…)
マリ「ねえ、洸…あの男の子って昨日の夜の子だよね?」
洸「そうだな…」
マリ「それに…祭壇の後ろにある石像みたいなの、何となくライディーンの神面岩に似てると思わない?」
洸「言われてみれば…ほっぺたの横にツノみたいなのもついてるしな」
マリ「ひょっとして、中にロボットが入ってたりして」
洸「そんな馬鹿なことがあるもんか」
マリ「………」
洸「?」
マリ「ね、ね、洸…月がキレイね」
洸「月? それがどうかしたのかよ?」
マリ「………」「…モンシアさんがあたし達2人に見張り番をさせてるの、ひょっとして気を利かせてくれたのかな…?」
洸「何いってんだ。考え過ぎだよ、考え過ぎ」
マリ(もう、洸ったら…ムードないんだから)
〔爆発音〕
ロラン「何だ…? 爆発の音…?
ソシエ「ノックスの方が明るいわ…街中が燃えている感じよね…」
ロラン「サーチライト…爆撃を受けているのか…?」
〔上空からの攻撃〕
ソシエ「きゃああっ!!」
洸「マリ、みんなとの所へ戻るぞ!!」
マリ「わ、わかったわ!」
ロラン(…長距離用のビームだ…艦隊戦レベルの…ディアナ・カウンターの訓練で見たことがある…!)(しかも…上空から撃って来た…もしかして、ディアナ・カウンターの地球帰還作戦が始まったのか…!?)
ソシエ「ロラン!」
ロラン(だったら…何で攻撃なんか…? 帰還作戦はディアナ様が指揮を執っておられるっていう話だし…」
ソシエ「ロランってば!」
ロラン(ディアナ=ソレル様は…武力で地球の人達を脅すような真似なんてしないはずなのに…!)
〔敵ユニット出現〕
ポゥ「何て不愉快な連中だ!」「ベンジャム! ミリシャの戦闘機はどこへ行った!?」
ムーンレィス兵「我々に攻撃を仕掛けた後、この空域より離脱したようです」
ポゥ「…あんなおもちゃの飛行機で我々に攻撃を仕掛けて来るなんて…あいつら、正気なのか?」「ベンジャムはノックスへ戻れ。自分はこの辺りの警戒に当たる」
ムーンレィス兵「しかし、ミリシャが上がって来ますが?」
ポゥ「ミリシャの戦力など相手にならない! 我々が戦うのは民間戦力などではなく、あくまでも地球を支配するイノセントだ!」
ムーンレィス兵「申し訳ありません!」
ポゥ「わかったなら、戻れ」
ムーンレィス兵「はっ!」
〔敵ユニット離脱〕
〔岩が崩れる音〕
〔画面、振動〕
ソシエ「きゃあっ!」
ロラン「ホ、ホワイトドールの像が崩れる!」
〔ロランたちのいる地点へ噴煙〕
〔岩の崩れる音〕
〔機体の稼働音〕
〔味方ユニット出現〕
ロラン(あれは…モビルスーツ!? な、何でホワイトドールの中なんかに…!)
ソシエ「何あれ!?」
〔カーソル、∀ガンダムを指定〕
ロラン「コクピットが…動いている…何かが光っています」
ソシエ「何なの、あれ!?」
ロラン「コクピットだ…」
ソシエ「コクピットって?」
ロラン「運転席じゃないんですか? あれ、座席ですよ」
ソシエ「どこに行くの!?」
ロラン「あれ…すごく光って…動くように見えませんか?」
ソシエ「こんなものが動くというの? ホワイトドールよ!?」
ロラン「絶対に運転席ですよ、これ」
ソシエ「………」
ロラン「ソシエお嬢さん、ここの方が安全です!」「何で動くんでしょうね、これ?」
ソシエ「知らないわよ!」
ロラン(メットもあるんだ…パネルはだいぶ違うけど…これ、いつの時代のモビルスーツなんだ…?)
〔ハッチが閉じる音〕
〔システムの起動音〕
ソシエ「腕みたいなのが動いてる!」
ロラン(ビームライフル…!?)
ソシエ「ホワイトドールに機械人形が入っていたの!?」
ロラン「入っていたんですよね…!?」(これはモビルスーツだ…何でモビルスーツが遺跡みたいになっているんだ…?)
〔通信のコール音〕
ポゥ「モビルスーツの反応…!? 地球にモビルスーツなどないはずだぞ!」(まさか…イノセントがこんな所に隠していたとでもいうのか!?)
ロラン「勝手に動いている…止められない!」
ソシエ「止めて!」
ロラン「どうやって!?」
[イベント戦闘「ロランvsポゥ」]
ソシエ「きゃあっ!」
ロラン「う、撃った!? じ、自動で敵に反応したのか!?」
ポゥ「やられただと!? 我がディアナ・カウンターの情報はどうなっているんだ!」「あのヒゲのモビルスーツはいったい何なんだ!?」「光の昇天なんかじゃない…なら、イノセントの新しい秘密兵器だとでもいうのか!?」
ソシエ「な、何なの、ロラン!? あの大きなカカシは!?」
ロラン(…間違いない、あれはディアナ・カウンターのウォドムだ…! 戦艦のビーム砲を持っているっていう…)
ポゥ「…イノセントの兵器なら、こちらには攻撃をする理由がある!」
ソシエ「ロラン! カカシがこっちに向かって来るわ! ホワイトドールを止めてよ!!」
ロラン「だから、止まらないんですよ!」
ソシエ「それを何とかしなさいよ! あんた機械の扱いとか上手なんでしょ!!」
ロラン「で、でも…モビルスーツの操縦は降下前にレクチャー程度しか…」
ソシエ「え、何!?」
ロラン「い、いえ、何でもありません!」(くっ…このままじゃ、地球の人とディアナ・カウンターで戦争が始まってしまう…!!)
<戦闘開始>
<3PP・味方援軍1出現>
モンシア「いったい、何がどうやってやがる!? あのカカシみてえなデカいモビルアーマーは何なんだ!?」
コウ「あの白いモビルスーツ…もしかしてガンダムじゃ…!?」
モンシア「馬鹿言え! ガンダムにあんなヒゲがあるかよ! 仮にあれがアンテナだとしてもふつうは額についてるもんなんだよ!」
キース「そ、そうだよ、コウ…あんなガンダム、見たことがない…しかも石像の中から出て来たんだ…」
コウ「けど、あのトリコロールカラーはガンダム系のデモンストレーション用のものだ」
モンシア「んな所でデモもストライキもあるか!」
コウ「しかし!」
モンシア「しかしもカカシもねえんだよ!」
洸「………」「あのままじゃ、黒いカカシの方が一方的だ! 俺は白い方を助けに行くぜ!」
モンシア「な、何だと!?」
洸「攻撃を仕掛けているのは空からやって来た奴の方なんだ! このままじゃ街の人が死ぬ!」
〔味方ユニット出現〕
モンシア「あ、あの馬鹿! まだどういう状況かわからねえってのに!」
コウ「自分達も行きます!」
モンシア「あ、おい!」
〔味方ユニット出現〕
モンシア「ったく…しょうがねえな。いいか、お前ら! さっさとカカシをやっつけて、ここからズラかるぞ!」
コウ「了解です、中尉!」
ポゥ「何っ…!? またモビルスーツが現れた!?」
〔カーソル、洸を指定〕
ポゥ「し、しかも…あの大きなモビルスーツは何なんだ!?」「イノセントはこの地域にはいないという情報なのに…どういうことなんだ!?」
ソシエ「ロラン! 何なんのよ、あの機械人形は!?」
ロラン「し、知りませんよ!」(他の降下者か…!? で、でも、あんな機体は知らないぞ…)
〔カーソル、洸を指定〕
ソシエ「あ、あの一番大きな機械人形…ホワイトドールの石像に似てる…」
ロラン(あれ…モビルスーツじゃない…それにこっちを助けてくれるのか…?)
<ポゥ撃破or3EP・敵増援1出現>
※※ポゥ撃破の場合、セリフ追加※※
ポゥ「わ、私が落とされるなんて…!」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット出現〕
モンシア「また空から現れやがった! 奴らエアロゲイターとでもいうのかよ!?」
キース「そ、そんな馬鹿な…! 相手は同じ人間…しかもスペースノイドでしょ、多分…」
※※まだポゥ健在の場合、セリフ追加※※
ポゥ「自分はイノセントの秘密兵器らしき連中と戦闘中だ! 奴らを破壊しろ!!」「これはフィル少佐の命令に対する違反行為ではない!
<ポゥ撃破>
ポゥ「わ、私が落とされるなんて…!」
<敵全滅or5EP・勝利条件達成>
ポゥ「くっ…情報があまりにも少なすぎる! 一時撤退するぞ!」
〔敵ユニット離脱〕
ロラン「逃げていった…」
ソシエ「この機械人形も止まったわ…」
モンシア「よし…面倒なことにならねえ内に、こっちもズラかるぞ!」
〔味方ユニット離脱〕
ソシエ「あっちも逃げてったわ…」
ロラン(僕達を…助けてくれたのか…)(でも…いったい何者なんだろう…? ディアナ・カウンターの人達じゃないみたいだけど…)
ソシエ「!」「ロラン、大変よ!! ビシニティのあちこちが火事よ!!」
ロラン「!!」
【戦闘マップ2終了】
【シナリオエンドデモ開始】
現在位置 ノックス
〔ノイズ〕
グエン「これでは侵略ではないか!」
声「期限は一ヶ月も前に切れている。その場合、我々は地球へ帰還すると伝えてあるはずだ」
グエン「帰ってくるのにその土地の街を破壊するのですか!?」
声「先程の攻撃は警告だ。これ以上の抵抗を行うのなら、こちらにも考えがある。通信は以上だ」
グエン「くっ…!」
〔電話のベル〕
ミハエル「何っ!? イングレッサ・ミリシャの2個大隊が全滅しただと!?」「相手はカカシの姿をした機械人形!?」「御曹司…!」
グエン(………)
キエル(………)
グエン「すまないな…こんなことにあなたを巻き込んでしまって」
キエル「い、いえ…」
グエン「…信じられるかね? あんな巨大な機械人形が降りて来たなどと…」
キエル(………)
グエン「まったく人知を超えた物だよ。しかし、ノックスを襲って来た者がこの2年間交渉を続けて来た相手ならば…」「話が通じぬはずはないのだ。ディアナ=ソレルにはな…」
キエル「ディアナ=ソレル…?」
〔電話のベル〕
グエン「私だ。……シドか?」「何…!? ビシニティのホワイトドールから機械人形が出てきた?」
キエル「!」
グエン「それにローラが乗ってディアナ・カウンターの機械人形を撃退しただと…!」
キエル「ローラ…? ロランが!?」
グエン「あ? ヒゲのある機械人形なのか?」
キエル「おヒゲのあるホワイトドール…」
グエン「他にも機械人形が出てきた…?」「よし、シド。ホワイトドールが出てきた辺りを掘り返せ。ミリシャを使ってもよい」
キエル(ホワイトドールの前では…宵越しの祭りが行われていた…)(ロラン…ソシエ…無事なの…?)
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕
ミハエル「御曹司! ムーンレィスの機械人形が上空を通過します!」
グエン「……!」「そんな物が戦うための乗り物か! それが火を吹くロケットか! ただ、浮いているだけではないか!」「我が方は黒の歴史が語る機械人形を発掘したのだ!」
【シナリオエンドデモ終了】
● No13「罪なき者の聖域」 へ戻る
● No15B「ディアナ降臨」 へ進む
◆ 「スーパーロボット大戦α外伝」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。