No.41B
黒歴史の終焉
【シナリオデモ開始】
現在位置 アースクレイドル
メイガス「…ゼンガーよ…何故、私の命令を拒否したのだ?」
ゼンガー(………)
メイガス「何故、スレードゲルミルもろとも自爆してイレギュラーを消去しなかった?」
ゼンガー(………)
ウルズ(………)
メイガス(………)
ゼンガー「私は…メイガスの守護者です。あそこで自爆していれば…あなたを守ることが出来ない…」
メイガス「私の守護者はお前だけではない」
ウルズ「そう。メイガスの傍には僕達がいる」
ゼンガー(………)
メイガス「いいか、ゼンガー…お前は私の剣だ。剣は敵を討たねばならぬ」「だからこそ、お前にはスレードゲルミルを与えている。それを忘れたのか?」
ゼンガー(………)
メイガス「…我々アンセスターの使命はこの地球を守ること…よって、環境を汚染するヒトは全て滅ぼさねばならぬ」「そのためお前がしなければならないことは何だ?」
〔脳波が乱れる音〕
ゼンガー「…く……う……」「…私は……ソ…フィア…を…」
メイガス「!!」「…ソ・フィ・ア……?」
〔脳波が乱れる音〕
メイガス「…あ…う……!」
ウルズ「メイガス…!」
ゼンガー(………)
メイガス「くうっ……!」
ウルズ「大丈夫ですか、メイガス…」
メイガス「…問題ない。古い記憶が一時的に再生され、ノイズとなったようだ……」
ウルズ(………)
ゼンガー(………)
メイガス「…ゼンガーよ、お前の使命は私の剣となり、盾となって死ぬことだ。それを忘れるな…」
ゼンガー「わ…かりまし…た……」
ウルズ(………)
スリサズ「それで…メイガスの具合はどうなんだ?」
ウルズ「あの後、特に変わった様子はない」
アンサズ「…ゼンガーはともかく、メイガスまで過去の記憶をリロードするとはねえ」
スリサズ「前回の地下勢力との戦いでこのようなことはなかった」
アンサズ「やはり、同時代の人間と接触したのがまずかったか…」
スリサズ「まさか、メイガスまで以前の人格を取り戻しはしないだろうな?」
ウルズ(………)「…それはあり得ない」
アンサズ「となると、ゼンガーの方が危険だねえ」
スリサズ「前回の時のように奴が反逆するかも知れないというのか…?」
アンサズ「そう。僕達の生みの親を殺したのはあの男だからね…」「地下勢力と戦う前にゼンガーの制御を完全にしておかないと面倒なことになるかも知れないよ」
ウルズ(………)
現在位置 恐竜帝国マシーンランド
〔機体の歩行音〕
ゴーゴン「暗黒大将軍…どこへ行かれます?」
暗黒大将軍「…まもなく、大気改造計画が始まる。その前に俺は俺なりのケジメをつけようと思っている」
ゴーゴン「ケジメですと…?」
暗黒大将軍「我々、ミケーネ帝国は盟主たる闇の帝王が行方不明な今、帝王ゴールの客分となっている…」「恐竜帝国の最終計画発動が近い今、我らに出来ることは何か…?」
ゴーゴン(………)
暗黒大将軍「そう…計画遂行の邪魔者を排除することだ」
ゴーゴン「しかし、それは恐竜帝国の部隊との共同作戦によって…」
暗黒大将軍「アンセスターが行動を開始した今、恐竜帝国の本隊をマシーンランドから動かすわけにはいくまい…」
ゴーゴン(………)
暗黒大将軍「ゴーゴンよ…。俺には将軍として、そして武人としての意地と誇りがある…」「ミケーネの将として過去の汚名をそそぐためには、この手で人間共を叩き潰さねばならんのだ…!」
ゴーゴン「暗黒大将軍…」
暗黒大将軍「それに、この俺が人間共を倒せば、帝王ゴールも生き残ったミケーネの民を厚く遇してくれよう」
ゴーゴン「暗黒大将軍…そこまで考えて…」
暗黒大将軍「ゴーゴン大公…。もし俺が帰らぬ時は…」「…その時は、お前が、恐竜帝国の地上奪回のその日まで、生き延びたミケーネの民を率いるのだ」
ゴーゴン(………)「その命令、聞くわけには参りません」
暗黒大将軍「何だと…?」
ゴーゴン「このゴーゴンも、アルゴス長官と7大将軍亡き後のミケーネを率いてきた武人であります」「人間共をこの手で倒すのは前線を任されたこの私の任です」
暗黒大将軍(………)
ゴーゴン(………)
暗黒大将軍「行くか…?」
ゴーゴン「はっ!」
暗黒大将軍「よし…残るミケーネの戦士を集めよ! 次の戦い、我らの誇りとミケーネの存亡を賭けて望むぞ!」
現在位置 Xポイント
アムロ「今からガリア大陸へ向かう?」
ブライト「ああ。新西暦時代、アースクレイドルはアフリカ大陸の地下にあったと推測されている」
アムロ「そう言えば…ダカールへ行く前、地下に謎の反応があるという話をしていたな…」
ブライト「ならば、この時代のアースクレイドルもアフリカ大陸…すなわちガリアにある可能性が高い」
フォッカー(………)
隼人「アンセスターの連中が動き出す前に本拠地を叩くわけか…」
ブライト「おそらく、彼らは人が住む地帯にマシンセルを散布し、人類を抹殺するつもりだろう」「その前に我々は何としてもアースクレイドルを発見しなければならない」
竜馬「ですが…恐竜帝国への対処はどうするんです?」
フォッカー「そうだ。奴らは人が住む地帯どころか、地上そのものを滅ぼすつもりかも知れん」
ブライト「しかし、マシーンランドの所在地は未だに判明していない」「現状では本拠地の位置に絞り込めるアンセスターに対応するべきだと判断している」
竜馬(………)
隼人(………)
〔レーダー反応〕
トーレス「ブライト艦長! 本艦へ急速で接近してくる物体を感知しました!」
ブライト「所属と機種の識別は!?」
トーレス「これは…モビルスーツです! しかも、ディアナ・カウンターやミリシャのものではありません!」
フォッカー「何だと…!?」
アムロ「まさか…!」
トーレス「こちらへ攻撃を仕掛けてくるようです!」
ブライト「総員、第一種戦闘配置! 各機は緊急出撃せよ!!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「黒歴史の終焉」
【戦闘マップ開始】
〈出撃ユニット選択〉
フォッカー「来るぞ! 各機、油断するな!」
ガロード「この反応…まさか!?」
〔敵ユニット出現〕
ロラン「あれは…!?」
ガロード「フロスト兄弟…生きていたのか!?」
シャギア「もちろんだ、ガロード=ラン」
オルバ「僕達は僕達の目的を達するまでステージを降りるつもりはない」
ウィッツ「どうやら、この間のお仕置きじゃ物足りなかったらしいな!」
忍「おう! その人を馬鹿にした口が二度と利けないように、今日こそきっちり決着をつけてやるぜ!」
シャギア「フ…」「相変わらずの威勢の良さだ。だが、我々が勝算も無しにここに来たと思わないで欲しい」
オルバ「そう…君達に相応しいゲストも招待してあるんだ」
〔カーソル、グエンを指定〕
フォウ「あれは…!?」
カミーユ「サイコガンダム…! あれにもニュータイプが乗っているのか!?」
グエン「久しぶりだね、ローラ。それにイレギュラーの諸君…」
ロラン「グ…グエン様…!」
ディアナ「グエン=ラインフォード…」
リリ「生きていらしたのですね…」
グエン「リリ=ボルジャーノ嬢…。あなたもご存知の通り、私はあきらめの悪い人間でしてね」
メリーベル「アハハハハ! グエン卿はあの後、ロストマウンテンからブラックドールを見つけたのさ!」
ロラン「ブ…ブラックドール…!?」
グエン「そう。黒歴史で禁忌のガンダムと呼ばれていたという機械人形だよ。私はこれにブラックドールという名前を付けた」
カミーユ「馬鹿な…! サイコガンダムはニュータイプでなければ扱えないはず…!」
アムロ「もしかして…カプルのように本来の機体とは別物としてマウンテンサイクルで作られたものなのか…!?」
カミーユ「ということは…攻撃力のみを昇華させたガンダム型の巨大モビルスーツ…!?」
フォウ「……!」
ディアナ「グエン=ラインフォード! あなたはまだ黒歴史の愚かさがお判りにならないのですか!?」
グエン「ディアナ=ソレル…。あなたとイレギュラーは私に失われた人の英知を見せてくれた」「それらを手に入れようと考えるのは人類の発展を願う者として当然のことでありましょう」
ディアナ「その考えこそが黒歴史を作り出すことになるのです! あなたは同じ過ちを繰り返すおつもりですか!?」
グエン「過ちではない…進歩です」
ロラン「目を覚まして下さい、グエン様! もう黒歴史は終わったんです!」「ギム=ギンガナムもカシム=キングも倒れ、月と地球の戦いの歴史は終わったんです!」
グエン「そうではないよ、ローラ…」
シャギア「黒歴史は終わってはいない…。我々がいる限りはな」
オルバ「そう…。飽くことのない闘争の歴史をまた始めるのさ」
ティファ「!」
ガロード「何っ!?」
ジャミル「それがお前達の本当の目的か…!」
シャギア「お前はかつての戦争で銃爪を引いて心に深い傷を負った」
ジャミル「……!」
オルバ「ギム=ギンガナムは銃爪を引くことを焦り過ぎ…アグリッパ=メンテナーはその存在すら認めなかった」「そして、ガロード=ランとイレギュラー達は銃爪を引こうともしなかった」「けれど、僕らは違う…! ためらいも後悔もない」
ロラン「あ…あなた達は…!」
シャギア「勝利者はムーンレィスでもイノセントでもシビリアンでもない…。我々なのだ!」
ガロード「黒歴史とか、勝利とかにこだわってる場合か!!」「俺達が戦ってる間に恐竜帝国とアンセスターが動き出したらどういうことになるかわかってんのか!?」
シャギア「無論だ。私達はお前達を倒した後、月へ帰還し…彼らとの戦いの準備を行うつもりだ」
オルバ「そう。戦争をする相手は別に人間でなくても構わないからね…」
ガロード「ふざけるな! 自分達だけが助かればそれでいいのか!?」
シャギア「当然だ…。我ら兄弟を否定した者は全て抹殺する」
オルバ「前にもそう言っただろう、ガロード…」
シャギア「新しい世界と人類の未来は我々がこの手で作り上げる。だから、安心して死ぬがいい…」
ガロード「くっ…! こいつら…!!」
忍「ちょっと待ちな。てめえらがそうやって自分の出した結論に酔いしれるのは結構だがな…」「あいにく、俺はそういうのが死ぬほど嫌いなんだよ!」
シャギア「フッ…お前に私達の理想の理解など求めてはいない」
忍「いや、てめえらの本当の目的なんざ見え見えだぜ…」「てめえらは色々とゴタクを並べちゃいるが、結局はこの世界の連中を見返してやりたいだけだ…!」
シャギア「………」
忍「そんな奴らの理屈が俺達に通用すると思うんじゃねえ!!」
ガロード「そうだ…! 自分勝手な理屈で世界を滅ぼされたてたまるか!!」
ティファ「ガロード!」
ガロード「ああ、わかっている! 過ちは繰り返させない!」
シャギア「ならば、来るがいい…イレギュラーよ」「新しい時代を創るのが誰なのか、我らの力で教えてやろう!」
<戦闘開始>
<2EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
アムロ「伏兵か!?」
クワトロ「やってくれるな…」
グエン「私はギンガナムのように…戦いそのものに意味を見出すことはしないのでね」「君達から学んだ戦術で早々に決着をつけさせてもらうよ」
ロラン「グエン様…やっぱり、本気なんですね…!?」
グエン「そうだ、ローラ…。もはや私は以前のグエンではない」
ロラン「僕が知っているグエン様は誰よりも地球と月のことを考えていらっしゃったはずです!」
グエン「…………」「だが、私の出した結論をローラ…お前は認めようとしなかった」「だから、私は…私は…!」「私は地球も月もローラも全てが欲しいのだ!」
ロラン「!!」
グエン「今からでも遅くはない。ローラ…私の下へ来るのだ。そして、共に人類の未来を…」
ロラン「………」「ご恩は忘れません…でも…」「僕はロランなんです!」
<ガロードvsフロスト兄弟>
ガロード「決着をつけるぞ、フロスト兄弟!」
シャギア「ガロード=ラン! 貴様の存在は目障りだ!」
オルバ「そう! 君のような愚かな人間は僕達の創り出す未来には不要なのだ!」
ガロード「黙れ! 俺は今ここに生きている! それを止める権利は誰にもない!」「お前達は世界に存在を否定されたと言っていたな!」「だが、それに押し潰されて他人を否定しようとするお前達は最低の弱虫だ!」
シャギア「我々が弱者だと…!」
ガロード「そうだ! もう一度言ってやる! ティファは力に負ける事なく自分の生き方を見つけた…」「だが、他人に痛みを返すことでしか自分の存在理由を見つけられないお前達は甘ったれの弱虫野郎だ!」
オルバ「ガロード=ラン…! 僕達兄弟にそこまでのことを言った罪、その命で償ってもらう!」
ティファ「ガロード!」
ガロード「やれるもんならやってみろ! ティファやみんなの未来を俺はこの手で、守ってみせる!」
<ジャミルvsフロスト兄弟>
シャギア「ジャミル=ニート! 新しい黒歴史の為に、今度は我々が銃爪を引くのだ!」
オルバ「そう…僕達はあなたのようにつまらない後悔はしない」
ジャミル「そんなことはさせない…! お前達と共に黒い歴史は、ここで終わらせてみせる…」「それがあの時銃爪を引いてしまった私の役目だ!」
<ロランvsグエン>
グエン「ローラ! 何故私の言葉を理解しないのだ!?」
ロラン「グエン様…僕は…」
グエン「君が∀と共に私のところに来れば、全てが終わる…。全てが理想通りになるんだ!」
ロラン「グエン様…グエン様はお生まれになる時代を間違えられたんです!!」
<ディアナvsグエン>
グエン「ディアナ=ソレル…あなたがいなければローラを失わずにすんだ!」
ディアナ「………」
グエン「あなたのその自分こそが全て正しいと思っている姿勢が全ての不幸を招いたのだ!」
ディアナ「わかっております…」「そして、歴史を振り返れば正しいことなぞ存在していないのかも知れません…」
グエン「では、陛下は何の根拠を以って、私の夢を阻もうとする!?」
ディアナ「グエン卿…あなたはどうして私の願いを潰えさせようとするのです…」
グエン「………」
ディアナ「………」「全てを犠牲にしても己の理想に進む姿…。もしかすると私達はとても似ているのかも知れません…」
グエン「………」
ディアナ「…ですから、あなたが私を討とうとするのなら、私もあなたを討ちます…!」
グエン「ディアナ=ソレル!」
ディアナ「グエン=ラインフォード! 黒歴史の呪縛から解き放たれるのです!」
<シャギアHP50%以下>
シャギア「さすがにやってくれる…。だが…!」
〔シャギア、精神コマンド「ド根性」「気合」「熱血」使用〕
ロアビィ「どうやら、今日は本気で決着をつける気みたいじゃない!」
シャギア「世界は我々にひざまずき、未来は我々の意のままになるのだ! それを邪魔する者には死あるのみ!」
<オルバHP50%以下>
オルバ「く…さすがは僕達がライバルと認めた相手だ!」
〔オルバ、精神コマンド「ド根性」「必中」「覚醒」使用〕
オルバ「だが、最後に勝利するのは僕達だ! そうでなくてはならないのだ!」
ウィッツ「へ…そっちがその気ならこっちもとことんまで付き合ってやるぜ!」
<シャギア撃破>
シャギア「こんなことで我々の理想が…我々の未来が…!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだオルバ健在の場合、セリフ追加※※
オルバ「に、兄さん!!」「………」「よくも兄さんを…!!」
〔オルバ、精神コマンド「ド根性」「必中」「鉄壁」「熱血」使用〕
<オルバ撃破>
オルバ「ば、馬鹿な…世界は最後まで僕達を否定するのか…!?」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだシャギア健在の場合、セリフ追加※※
シャギア「オ、オルバ…!!」「………」「おのれ…よくも私の弟を!!」
〔シャギア、精神コマンド「ド根性」「集中」「覚醒」「熱血」使用〕
<グエン撃破>
ロラン「グエン様…!」
グエン「こ、ここまでか…ローラ…!」
〔敵ユニット撃破〕
ロラン「………」「………グエン様……」
※※まだメリーベル健在の場合、セリフ追加※※
メリーベル「チッ…あのボンボン、本当に世話が焼けるね!」
〔敵ユニット撃破〕
≪まだグエン健在≫
<メリーベル撃破・敵増援2出現>
メリーベル「きゃああっ! こ、こんな所で…! 脱出するよ!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだグエン健在の場合、セリフ追加※※
グエン「メリーベル…!」「さすがは黒歴史の元凶であるイレギュラーだ…。こちらも全戦力を投入させてもらおう!」
〔敵ユニット出現〕
メシェー「また増援!?」
ソシエ「ちょ…ちょっと! どれだけの戦力を持っているのよ!」
ロラン「お嬢さん、あきらめないで下さい! ここであの機械人形達を倒さなければ、黒歴史は終わらないんです!」
ソシエ「わかってる! それをグエン様にも教えるんでしょ!?」
ロラン「はい! 出来れば、あの方がもっと大きな過ちを犯してしまう前に!!」
グエン「黒歴史を始めた君達と新たな黒歴史を作る私、どちらが正しいか決着をつけよう!」
<敵全滅・敵増援3出現>
クワトロ「これで終わったか…」
カトル「しかし、こちらにもかなりの被害が出てしまっています…」
アムロ「ああ…。すぐに戦力を立て直してアースクレイドルへ向かわなければ…」
〔敵ユニット出現〕
コウ「な…! 地下勢力か!!」
豹馬「な、何てタイミングで現れやがるんだ、あいつら!!」
暗黒大将軍「人間共よ、聞けい!」
鉄也「!!」
暗黒大将軍「我が名は暗黒大将軍! ミケーネ帝国の7つの軍団を統べる勇者だ!!」「その俺とミケーネの精鋭が出向いたからには貴様達の命と人類の命運はここに尽きたと思え!」
竜馬(恐竜帝国の軍勢がいない…! もしかして、暗黒大将軍は彼らの計画実行の時間を稼ぐために…!?)
デュオ「…何てこった! こっちはだいぶ消耗してるってのに…!」
ジロン「だけどよ…ここまで来たらやるしかないよ! こんな所で俺達が死んだらアーサー様に申し訳が立たないからね!」
暗黒大将軍「いい度胸だ。それでこそ、この俺が出向いた意味があるというものだ」
甲児「…鉄也さん、あいつらは…」
鉄也「ああ、わかっている。おそらく、命をかけて俺達の足を止めに来たんだ」
竜馬「なら、奴らを倒さなければ恐竜帝国の侵略を食い止めることは出来ないのか…!」
カトル「このまま総力戦を続けていけば、いずれ僕達は……!」
ヒイロ「………」「カトル、前回の戦争も、今までの戦いも似たようなものだった」「だからこそ、俺達は最大限の戦力を発揮し…勝利を手にしてきた」
イサム「そうそう。こんなもんで弱気になってちゃ、これからの戦いにゃ勝てないぜ」
万丈「ああ…。もう僕達に引くことは許されない」
鉄也「暗黒大将軍…どうやら俺達の戦いは、ここで決着を迎えるようだな」
暗黒大将軍「…その通りだ、剣鉄也。そして、この一戦にミケーネ帝国存亡の全てを賭けさせてもらう!」
鉄也「ならば、俺達はその野望をくじくために命をかけるぜ!」
<甲児vs暗黒大将軍>
甲児「待たせたな、暗黒大将軍! 俺のマジンガーをぼろぼろにしてくれたいつかの借り、やっと返せるぜ!」
暗黒大将軍「覚えていたとは律儀な奴よ! だがこの暗黒大将軍、怒りや意地で倒されるほど安くはないぞ!」
甲児「抜かせ! やれるかやれないかはてめえの目で確かめてみやがれ!」
<甲児vsゴーゴン>
ゴーゴン「兜甲児よ! 思えばお前とも長い付き合いだったな!」
甲児「まさか俺も何千年経った未来でてめえと再会するとは思ってもみなかったぜ!」
ゴーゴン「だが、その縁も今日ここまでだ! ワシは地上、お前は地獄にその住処を移すのよ!」
甲児「やれるもんならやってみやがれ! 地獄におちるのはてめえの方だぜ!」
<鉄也vs暗黒大将軍>
暗黒大将軍「剣鉄也、遂に決着の時だ! 貴様のような勇者との巡り合わせを俺は時の神に感謝するぞ!」
鉄也「俺もだぜ、暗黒大将軍! お前だけは俺のこの手で倒すと出会った時から決めていたからな!」
暗黒大将軍「フフフ…どうやら貴様とは敵味方ではあるが似た者同士のようだな」
鉄也「そうかもしれない…。だがな、生き残るのは俺とお前、どちらか1人だ!」
暗黒大将軍「来い、剣鉄也! 最後に笑うのはこの俺、暗黒大将軍だ!」
<鉄也vsゴーゴン>
鉄也「ゴーゴン大公! 今日は逃がさんぞ!」
ゴーゴン「ほざけ、剣鉄也! ワシは今日という日の為に、今まで生き抜いてきたのだ!」「貴様達を倒して、我らの悲願地上奪回を達成させてもらうぞ!」
<竜馬vs暗黒大将軍>
暗黒大将軍「ゲッターロボめ! 帝王ゴールには悪いが、貴様も俺の獲物にしてやるわ!」
竜馬「お前達が悲願のために戦っているのなら、俺達は人々の平和と幸福のために戦っている!」「だから、ここで負けるわけにはいかないんだ!」
≪熟練度32以上≫
<暗黒大将軍HP60%以下>
暗黒大将軍「これしきの攻撃でこの暗黒大将軍を倒せると思うな!」
鉄也「何っ!?」
〔暗黒大将軍、精神コマンド「ド根性」「必中」「熱血」使用〕
暗黒大将軍「この俺の剣にかかって死にたい奴から来い! 一撃で地獄に送ってやるわ!」
<暗黒大将軍撃破>
暗黒大将軍「ぐふっ…! 剣鉄也よ…これで勝ったと思うなよ…」
鉄也「何っ!?」
暗黒大将軍「俺が死のうとミケーネは滅びぬ…。必ずや次に続く者が7つの軍団を率いて地上を取り戻す…」
鉄也「暗黒大将軍…」
暗黒大将軍「今の俺に必要なのは地獄の責め苦にも耐える勇者の歌だ!!」
鉄也「暗黒大将軍!」
暗黒大将軍「ははははははは…ぐわっ!」
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「暗黒大将軍…歩む道を誤ってしまったがお前は勇敢な将軍だった…」
<ゴーゴン撃破>
ゴーゴン「ば、馬鹿な…俺が…この俺が負けるというのか!」
甲児「当たり前だ! 俺達がいる限り…いや、俺達がいなくてもお前達のような悪党に勝利はねえんだよ!」
ゴーゴン「む、無念…!」
<ダンテ撃破>
ダンテ「………」
<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
鉄也「…何とか暗黒大将軍を倒すことが出来たが…」「やはり、ラー・カイラムはこのままガリアへ向かうつもりだな」
竜馬「ああ…」
隼人「納得がいっていない顔だな、リョウ」
竜馬「そういうわけじゃない。アンセスターが危険なことぐらいわかってるよ」「だが、俺は…今回の恐竜帝国は彼ら以上に危険だと思っているんだ」
隼人「ああ。新西暦の戦いの時と違って、奴らは水面下で何か大きな作戦を…」「人類抹殺のための計画を進めている」
鉄也「今までの攻撃はそのための時間稼ぎだったのかも知れんな…」
洸(………)「奴らはその計画で一体何をするつもりなんだろう?」
隼人(………)「…おそらく、地球そのものの改造だ」
鉄也「!」
弁慶「な、何だってぇ!?」
洸「地球の…改造?」
竜馬「どうしてそうだと言えるんだ?」
隼人「この時代で奴らと初めて出くわした場所のことを思い出してみろよ」
洸「確か…宿物が突然成長していて、大気も中生代に似たものに変わっていたんだっけ…」
隼人「そうだ。その状態はかつて恐竜帝国が地上を支配していた時の地球と同じだ」
竜馬「! まさか、奴らは…」
隼人「ああ。地球の環境をハ虫人類にとって都合がいい状態に作りかえる気だ」
竜馬「それじゃ、最悪の場合は…」
隼人「人間が地球に住めなくなるかも知れんな」
弁慶「な、何てこった…。それじゃ、奴らのマシーンランドを早く見つけねえと…」
鉄也(………)
現在位置 ガリア大陸 マシーンランド
ゴール(………)「そうか…。暗黒大将軍は討ち死にしたか……」
ガレリィ「は…立派な最期だったと…」
ゴール(………)
ガレリィ「ゴール様、暗黒大将軍のおかげで全ての準備は整いました」
ゴール(………)
ガレリィ「…いかがなされました?」
ゴール「…長かった…。ゲッター線のため、光をなくした地の底であえいで幾世紀…本当に長かった…」「…想像を絶するようなマグマ層の中での生活…苦しみの連続だった」「そして…ゲッターロボやアンセスター共との戦いで多くの仲間が、多くの勇者が死んでいった…」
ガレリィ(………)
ゴール「叫び、吠え、呪い、のたうち…過去の栄光と地上の生活を求め、夢見て死んでいった同胞達…」「しかし、地上はもうすぐ我々の手に戻る。地球はハ虫人類の天下となる…」「大気改造計画で人類を抹殺し…このマシーンランドでアースクレイドルを破壊することによってな」
ガレリィ「はっ。我らの勝利はもはや目前でございます」
恐竜兵士「ゴール様、ご報告致します」
ゴール「何だ?」
恐竜兵士「人間共の戦艦が移動を開始したようです」
ゴール「移動だと…? どこへ向かっておるのだ?」
恐竜兵士「ガリア大陸東部です」
ゴール「ガリアだと…? 今さら、何をしにあの地へ戻るのだ?」
ガレリィ「現在、人間共にとっての敵はアンセスターしかおらぬはず…」「もしや、奴らはアースクレイドルの位置の割り出しに成功したのでは?」
ゴール(………)「よし…マシーンランドで人間共の戦艦を追撃せよ」
恐竜兵士「はっ。マシーンランド、マグマ層内移動を開始します」
ガレリィ「ゴール様、いかがなさるおつもりで?」
ゴール「フフフフ…」「アンセスターと接触する前に奴らへ奇襲攻撃を仕掛けるか…」「アンセスターが戦い、消耗したところへ恐竜大隊を送り込み…一気に滅ぼしてくれる」
ガレリィ「なるほど…」
ゴール「その後、大気改造計画を発動させ…」「奴らが死に行く間際に地球が変貌していく様を見せつけてやるのだ! グハハハ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
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