No.27
暗躍する影
【シナリオデモ開始】
ブラッドロイ「航路の設定は完了したな?」
ホーリー「はい」
ブラッドロイ「では、オーパ基地に向かう。発進!」
シャリアン「ゼフェンバー大尉、現地に着くまで2時間ほどあります。少し艦内を見学されてはどうですか?」
ライコウ「そうですね……では、お言葉に甘えて」
ミオ「じゃ、あたしがあんないしてあげる」
ライコウ「では、よろしく頼みます、サスガさん」
ミオ「ミオでいいよ、ライコウさん。敬語も要らないって」
ライコウ「わかった。ではお願いしよう、ミオ」
ミオ「うんうん、それでOK。それじゃまず休憩室に行こっか」
ミオ「ここが休憩室だよ。他にもいくつかあるけど、ここが一番よく使われてるみたい」
デメクサ「おや、こんにちは。ライコウさん、でしたね」
ライコウ「こんにちは。えーと……」
デメクサ「デメクサ・シーエといいます。魔装機ファルクの操者です」
ライコウ「よろしくお願いします、シーエさん」
デメクサ「ああ、デメクサと呼んでください。シーエは父親の名前になりますので」
ライコウ「ああ、メディーナ国と同じ文化ですね。了解しました、デメクサさん」
デメクサ「ところでお茶はいかがですか? いいお茶が手に入ったんですよ」
ミオ「また日本茶? デメクサさんって日本茶好きなんだね」
デメクサ「お茶に限らず、和食はおしなべて好きですよ。ちょっと待っててくださいね」
ライコウ「ニホンチャ? 地上のお茶なのか?」
ミオ「うん、あたしやマサキの祖国、日本のお茶だよ。和食っていうのも日本の料理の事」
ライコウ「日本……聞いた事はあるぞ。確か、ラングランで昔ブームになってたな」
ミオ「地上じゃ、ラ・ギアスなんてこの前まで誰も知らなかったのに、こっちは地上の事、色々知ってるんだね」
ライコウ「こちらでは地上に干渉するのはタブーになっているがな」
デメクサ「お待たせしました。粗茶ですが、どうぞ」
ライコウ「これはどうも。では頂きます。ふう、ふう……んっ! これは……うまいっ!」
デメクサ「それは何よりです」
ライコウ「思ったより温めだったが、うまみと渋みが調和されていて、なおかつ後味と鼻に抜ける香りが爽やかだ。これほどうまいお茶は初めて飲んだ」
ミオ「どれどれ、あたしも……あ、ホントだ。この前よりおいしい」
デメクサ「ミオさんにそう言って頂けると嬉しいです、ハイ」
ライコウ「ごちそうになりました」
デメクサ「いえいえい。それで、ライコウさんは艦内見学ですか?」
ライコウ「ええ、オーパ基地に着くまで時間がありますので」
ミオ「ここに来たらみんないるかなって思ってたけど、今日はデメクサさんだけだったね」
デメクサ「そうですね。多分みんな、第一道場にいると思いますよ。何だか、ツレインさんとガエンさんが仕合するって話でしたから」
ミオ「えっ? あの二人が?」
ライコウ「ほう、同情もあるのか。それは興味深い。案内してもらえんか?」
ミオ「いいけど……あー、どうだろ。今はタイミング悪いかな」
ライコウ「そうなのか?」
ミオ「ま、いいか。あの二人がどうしてるか気になるし……行ってみよ」
ガエン「……どうした。それで終わりか?」
ツレイン「くっ……まだまだ!」
ガエン「まだわからんか? その根性は認めるが、根性だけで何とかなるものではない事が」
ツレイン「うるさいっ! 俺は……お前に負けないっ!!」
ミオ「ああ、やってるやってる。ちょっと雰囲気は悪いけど……思ったより悪い事態にはなってないみたいね」
ライコウ「む……あやつの構え……神祇無窮流か?」
ミオ「じんぎ……むきゅうりゅう? あやつって、ガエンの事?」
ライコウ「なんだ? 知らんのか? マサキは、かの剣皇ゼオルートの養子なんだろう?」
ミオ「ゼオルートさんって……ああ、聞いた事ある。その人が使ってた剣術の流派って事?」
ライコウ「そうだ。ラ・ギアスの剣術は、神祇無窮流と不易久遠流の二大流派が存在する」
ミオ「あ、不易久遠流なら知ってる。シュメルさんが使ってた」
ライコウ「剣聖シュメルか……素晴らしい使い手だったが……惜しい事をした」
ミオ「うん……でも、今はジノさんやロザリーさんが頑張ってるみたいだし」
ライコウ「ジノ・バレンシア氏の事は知っている。会った事はないが、なかなかの使い手らしいな」
ミオ「みたいね。……ちょっと変わってるけど」
ライコウ「ん? 何か言ったか?」
ミオ「ああ、気にしないで。それより、神祇無窮流ってすごいの?」
ライコウ「強い。だが、神祇無窮流は人を選ぶ流派でな。使いこなせる人間はさほど多くない」
ミオ「へぇ、そうなんだ。じゃ、ガエンってすごいのかな」
ライコウ「ああ、なかなか面白い太刀筋だ。かくいう俺も、神祇無窮流を修行中でな」
ミオ「……ちょっと自慢入ってる?」
ライコウ「これでも少しは腕に覚えがある。しかし、あのガエンの太刀筋……気になるな」
ツレイン「うあっ!?」
ガエン「……そろそろ諦めろ。お前の腕では、俺には勝てん」
ツレイン「くっ……」
ライコウ「では、俺が相手になろう」
ミオ「えっ? ちょっと、ライコウさん!」
ガエン「……面白い。さっきから妙なプラーナを出してくると思っていたが……お前も神祇無窮流の使い手か?」
ライコウ「そういう事だ。一つ、お手合わせを願いたい」
ガエン「……よかろう。多少はできる様だな」
ライコウ「なに、たしなむ程度だ」
ツレイン「ちょっと待ってください! まだ俺は……」
ライコウ「無理はするな。神祇無窮流同士の太刀筋を観察するのも修行になるぞ」
ツレイン「え? じゃあ、あなたも……」
ライコウ「模擬剣、借りるぞ」
ツレイン「あ……はい」
ガエン「……参る!」
〔空を舞う音〕
〔打撃音〕
ライコウ「くっ……迅いな! だがっ!」
〔分身音〕
ガエン「むっ!?」
ミオ「うわ……何あれ。残像が見える……あたし、動体視力には自信あったのに」
ツレイン「これが……神祇無窮流同士の撃ち合い……」
ガエン「……貴様、何者だ?」
ライコウ「すでに自己紹介済みのはずだが?」
ガエン「ライコウ……だったか」
ライコウ「そうだ。ガエン、お前はその太刀、どこで習った?」
ガエン「さあな……覚えていない」
ライコウ「そうか。俺の師、ヒョウゴ・バクスカイと似ている気がしたんだが……」
ガエン「ヒョウゴ……?」
ライコウ「知っているのか?」
ガエン「いや、知らんな」
ライコウ「そうか……」
ガエン「それで、続けるのか?」
ライコウ「いや、この辺りでやめとこう。あまり、手の内はさらしたくない」
ガエン「なるほどな……いいだろう」
ツレイン「ライコウさん! すごいですね!」
ライコウ「いや、俺もまだまだだ」
ツレイン「神祇無窮流剣術……俺も習ってみたいです」
ライコウ「なら、マサキに頼んでみたらどうだ?」
ツレイン「えっ? マサキさんに……ですか?」
ミオ「そりゃ無理ってもんよ、ライコウさん。マサキが剣握ってるトコなんて見た事ないもん」
ライコウ「何? そうなのか?」
ミオ「少なくともあたしはないよ。ツレインは?」
ツレイン「俺も……見た事はないです」
ライコウ「妙だな……それにしてはあの太刀筋、堂に入りすぎてる」
ミオ「どういう事?」
ライコウ「マサキは天賦の才があるという事だ」
ミオ「剣術の? そんなのどうしてわかるの?」
ライコウ「魔装機の操縦を見ていればな。それはともかく、少し汗をかいた。シャワーを借りたいんだが」
ミオ「え? ああ、だったらあっちにシャワー室があるから、使っていいよ」
ライコウ「そうか、すまんな。では借りてくる」
ミオ「マサキに剣術の才能ねぇ……」
〔画面、震動〕
????(※画面オフ)「きゃあぁぁぁぁっ!!」
ライコウ「うわっ!? す、すまんっ!!」
ミオ「何っ!? どうしたの!?」
ライコウ「し、シャワー室に入ったら先客が……」
[イベント「シャワー室に入ったら先客が……」]
メフィル「もう~、いきなり開けないでくださいよぉ」
ミオ「ちょっと、ライコウさん! 女子用に入っちゃダメでしょ!」
ライコウ「い、いや、俺はちゃんと男子用に……」
メフィル「……あ」
ミオ「『あ』って、何よ。『あ』って」
メフィル「……すみません~。私が間違えて入ってましたぁ」
ミオ「……そりゃ、あんたが悪いわ。それよりメフィル。いつまでそのカッコしてるつもり?」
メフィル「えっ? 〔画面、震動〕あ~やぁぁ~!」
ミオ「メフィルって、サービスキャラだったんだ」
メフィル「そんなキャラ付けいりません~」
ミオ「……で、ツレインとガエンさん。お二人の感想は?」
ツレイン「えっ? えっ? あー、いや、成長したなぁ……と」
ガエン「…………」
ミオ「おや、ガエンさんはむっつりスケベだったんだ」
ガエン「言っておくが、見たくて見たのではないぞ」
ミオ「はいはい」
〔フリングホルニ、スンガ港→オーパ基地方面へ移動〕
ライコウ「もう間もなく見えてくるはずです」
〔通信のコール音〕
コレット「!! オーパ基地より通信!」
ブラッドロイ「何があった!?」
コレット「改獣が暴走、基地内の研究所施設を襲っているそうです!」
ライコウ「何っ!?」
ツレイン「また暴走……あの改獣っての、欠陥品じゃないのか?」
ワグネル「救援依頼がありましたので、アンティラス隊の活動を発令します」
ブラッドロイ「総員戦闘配置! 各魔装機、発進準備!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「暗躍する影」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
マサキ「改獣か……なんつーか、特撮物に出てきそうだな」
ミオ「うんうん、なんて言うか味のあるデザインだよねぇ。昭和テイストって言うか」
ハッカイ「着ぐるみっぽさが、いい味出してますなぁ」
ミオ「それにしても、あんなデカいサイズで、どうしてあんな風に動けるんだろ?」
メフィル「それはですねぇ、質量低減と慣性制御を使ってるからなんですよ~」
ミオ「じゃ、ああ見えてハイテクの塊なんだ?」
〔ドーゼル、前進〕
ライコウ「あいつら……研究所を狙ってるな!?」
〈出撃準備〉
〔味方戦艦離脱〕
<戦闘開始>
<4PP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
デミン「おやおや、面白いところに出くわしたもんですなぁ」
マサキ「デミン!? てめぇ……これはてめぇの仕業か!?」
デミン「さあ、何の事やら? あっしは面白そう事が起きてるんでちょっかい掛けに来ただけですぜ」
ディーゴ「そういう事。さて、楽しませてもらおうか!」
<5PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
セニア「お待たせ!」
マサキ「セニア、もう戻ってきたのか?」
セニア「まーね。フォルシュはユノーさんと一緒で、もう少し後で来るわ」
マサキ「無理すんなよ」
セニア「わかってるって」
<セニアvsディーゴ>
ディーゴ「何だ? あんた、ラングランの姫さんじゃねぇかよ」
セニア「だったら何よ?」
ディーゴ「ちょうどいいや。前からあんたが気に食わなくてね!」
セニア「……あたしも今、あんたの事嫌いになったわ!」
<研究所or格納庫がダメージ>
ライコウ「まずいっ! 研究所が!」
<研究所or格納庫が撃破される>
ライコウ「しまった! 何て事だ……研究所が」
マサキ「くっ……作戦失敗か……」
<敵全滅or4PP・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ライコウ「さすが、アンティラス隊だな。助かった、礼を言う」
マサキ「ま、こういうのは慣れてんだよ」
ライコウ「しかし……また暴走事故か」
ツレイン「ラングランでも同じ事故がありましたよ」
ライコウ「妙だな……改獣は開発されて5年になるが、こんな事故は起きた事がなかった」
セニア「……わざわざ自分達の研究所を襲わせる、なんて芝居じゃなさそうね」
ライコウ「芝居? どういう意味だ?」
セニア「改獣の基本情動抑制プログラムに問題があるのよ」
ライコウ「基本情動抑制プログラム……それは確か、3年前に一度、全更新したはずだ」
セニア「そのプログラムを担当した人間、わかる?」
ライコウ「書類を調べればわかるはずだが……なぜそんな事を?」
セニア「こういう事をやりそうな人間に心当たりがあるのよ。研究所のコンピュータにアクセスさせてもらえたら、もっとはっきりすると思うんだけど……」
ライコウ「それは……俺一人では判断できん。上に問い合わせてみよう」
セニア「うん、お願い」
セニア「……というワケで、秘匿口座への入金記録は偽物だったの」
フォルシュ「とんだムダ足でした」
メフィル「やっぱり~」
マサキ「何だよ、それが落ちか?」
セニア「このあたしの裏をかいてくれるなんて……渾沌、覚えてらっしゃい!」
ライコウ「では、我が国に対する疑惑は晴れたのだな?」
セニア「……ええ、ごめんなさい」
ワグネル「私からも、隊を代表して謝罪させて頂きます。申し訳ありませんでした」
ライコウ「いや、わかってもらえたのなら構わない。それに、君達には色々と世話になったしな」
セニア「それで、研究所のコンピュータとのリンクの件なんだけど……」
ライコウ「ああ、それなら許可が下りた。ただし、立会人監視の下でだが」
セニア「やたっ! これでうまくいけば、渾沌の裏をかけるかも!」
ユノー「立会人は私が務めます。リンクシステム構築のため、研究所までご足労願います」
セニア「了解」
セニア「へぇ、これがここのメインコンピュータかぁ」
ユノー「ここのメインコンピュータは、スタンドアローン。ウィルスを仕込んでもムダです」
セニア「そんな事しないって。疑り深いなぁ」
ユノー「セニアさんは優秀なハッカーと聞いています」
セニア「え? エリアル王国でも有名なの? あたし。照れるなぁ」
ユノー「セニアさんがアクセスした後は、あらゆるデータが盗まれていると思え、と教えられました」
マサキ「……有名は有名でも悪名の方だな」
セニア「うるさいわね。それで、スタンドアローンのくせに、改獣のデータを改竄された理由は?」
ユノー「元のデータ事態に時限式ウィルスが混入していたと考えるのが妥当かと」
セニア「やっぱりそれね」
メフィル「元データを調べれば、改竄の痕跡から、混沌の居場所を追跡できるかも……」
セニア「できるかも、じゃないの。それをやるのよ。デュカキスとリンクして、フリングホルニの電算室で作業開始」
≪ミオ撃破数10機以上&研究所or格納庫が全機無事≫
ゴシン「お、いたいた。ザムジードの操者、ミオ・サスガだな?」
ミオ「え? おじさんは確か……ゴシンさん、だっけ? 勝手に入っちゃダメだよ」
ゴシン「ああ、ちゃんと許可はもらってる。な、ウェンディさんよ」
ウェンディ「ええ、ワグネル代表に許可はもらったわ」
ミオ「あ、ウェンディさん。どういう組み合わせ?」
ウェンディ「実は、エリアル王国から、ちょっとしたプレゼントがあったの」
ミオ「プレゼント?」
ゴシン「ウチで開発した武器なんだがな、話を聞いたところ、どうやらザムジードに装備できそうなんでな」
ミオ「新しい武器をくれるって事?」
ゴシン「色々世話になったお礼だとさ」
ミオ「へぇ……気前がいいんだ」
ウェンディ「チェックしてみたけど、ザムジードとは相性がよさそうよ。ほとんど改造しないで取り付けできそうなの」
ミオ「おいしい話だけど……信じていいの?」
ウェンディ「ええ、設計にも回路にも問題はなし。折角の申し出だし、受け取っていいと思うわ」
ミオ「ウェンディさんが保証してくれるんなら、問題ないか。じゃ、ありがたくもらっちゃうね」
ゴシン「おう、こいつを使って、存分に活躍してくれ」
ミオ「そういえば聞き忘れてたけど、その武器ってなんて名前?」
ゴシン「あー、まだ量産化されてないから、名前はないなぁ」
ウェンディ「形式番号はキー28となってたけど」
ミオ「それじゃ、味気ないよ」
ゴシン「なら、お嬢ちゃんが好きに名前つけりゃいいんじゃね?」
ミオ「んー……じゃ、ツインフラクチャー。うん、これでいこう」
ゴシン「お、いい名前じゃないの。ネーミングセンスあるね、お嬢ちゃん」
ウェンディ「ツインフラクチャーね。じゃ、早速とりつけにかかるわ」
ミオ「あ、手伝うよ、ウェンディさん」
ゴシン「さすがに、魔装機神の内部をのぞき見るワケにゃいかねぇからな。俺はここで失礼するぜ」
ミオ「あ、うん。ありがとう、ゴシンさん」
ゴシン「おう。上の人に伝えとくわ。じゃーな」
≪ツレイン撃破数10機以上&研究所or格納庫が全機無事≫
ツレイン「…………」
ライコウ「どうした? 何か悩み事か?」
ツレイン「あ、ライコウさん。ええ、ちょっと……」
ライコウ「さっきのガエンとの仕合だな?」
ツレイン「はい……自分の力不足をまざまざと見せつけられました」
ライコウ「それが、修行に費やしてきた時間の差だ」
ツレイン「それだけだといいんですが……」
ライコウ「才能の差だと言いたいのか?」
ツレイン「…………」
ライコウ「人に才能の違いがあるのは確かだ。だが、才能は一つとは限らない。お前には、お前にしかない才能がある」
ツレイン「俺にしかない、才能……」
ライコウ「物怖じせず、ひるまぬ強い精神力というのも、立派な才能だ」
ツレイン「……無謀だって事ですよね」
ライコウ「短所と調書は紙一重だ。卑下する必要はない」
ツレイン「そう……でしょうか?」
ライコウ「ああ、俺も昔はそうだったからな。スメラに言わせると、今でも俺は猪武者だそうだ。そういうスメラだって、人の事は言えないだろうに」
ツレイン「ライコウさんも……そうだったんですか」
ライコウ「短所を短所だと思うな。それによって得られる力もある」
ツレイン「短所を短所だと思わない……ああ、そうか……そうう事か」
ライコウ「ほう、何かつかんだか?」
ツレイン「はい! ライコウさんのアドバイスのお蔭です! ありがとうございました!」
ライコウ「そうか、役に立てたのなら何よりだ。今後も精進しろよ」
ツレイン「わかりました!」
【シナリオエンドデモ終了】
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