No.７
闘将ダイモス
【シナリオデモ開始】
ファ「コーウェン中将からの通信です」
コーウェン「ブライト大佐、限定期間つきではあるが、ロンド＝ベルの自由行動が認められた。今、こちらの司令部も手いっぱいでな、それが幸いしたようだ」「現在の状況をそちらに送る。しばらくは君達の判断で戦ってくれたまえ。補給等の便宜はできるだけ、はからせてもらう」
ブライト「コンバトラー隊の復帰は不可能ですか？」
コーウェン「・・・うむ、ティターンズの管轄だけにな、今はまだムリだ。何とか手はまわしてみるつもりだが」
ブライト「わかりました。では、以後ロンド＝ベルは独立部隊として行動します」
コーウェン「うむ。頼んだぞ」
四谷「よかったですな、これで少しはやりやすくなる」
ブライト「ええ。それでは、我々は次の任務がありますので、これで・・・またお会いできる事を祈ってますよ」
四谷「こちらこそ、がんばってくだされ」
ブライト「さて、現状はこういったところだ。これまでの情報から、バーム星は、地球の主な軍事基地を攻撃しているようだ」
リョウ「ＤＣがそれにあわせて動いているように見えるのが気になるところだな」
ファ「チバシティのダイモビック基地より、緊急通信です！」
和泉「おお、つながったか！ こちらダイモビック基地！ バーム星人の攻撃を受けている！ 至急救援をお願いします！」
三輪「私は連邦軍環太平洋第２師団長官、三輪准将だ！ 急いでくれ！」
忍「げげっ！？ 三輪長官がいるのかよ！？」
沙羅「・・・サイテー！」
ブライト「知っている人か？」
忍「いやってほどね。あのおっさんには何度なぐられたか・・・」
雅人「あ〜あ、あんなのがいるんじゃ、助けにいく気がおきないよ」
リョウ「そんな事を言ってる時じゃないぞ。すぐに救援に向かおう」
ブライト「たしか、ダイモビック基地には宇宙開発用のロボット、ダイモスがあったな。ダイモビックは民間財団だから、うまくいけば、我々の力になってくれるだろう」
甲児「宇宙開発用ロボが役に立つのかよ？」
〔カーソル、ダイモビックへ移動〕
エマ「ところで、ダバ君の言っていた、ポセイダル軍の取り引き相手というのは、やはりインスペクターだったんでしょうか？」
ブライト「もっと情報を集めねば、確定はできんな。第一、インスペクターに関しては、いまだにわからない事が多い」
※※主人公が「理論家だけど異性好き」の場合、セリフ追加※※
＜＜イルム＞＞
イルム「一つ気になる事があるんですけど」
ブライト「なんだね、イルム？」
イルム「確かインスペクターの目的は、地球人の宇宙進出を阻止する事・・・でしたよね。今回の異星人も、似たような事が目的のように思えるんです」
＜＜グレース＞＞
グレース「でもぉ、今回の異星人とぉ、インスペクターの目的とはぁ、同じような気がするんですけどぉ」
ブライト「フム、確かにそうだ。だが、それだけでは証拠としては弱いな」
＜＜イルム＞＞
イルム「はい。まだ実際にその異星人と遭遇したわけでもありませんからね。でも、その可能性は高いんじゃないでしょうか？」「もし、本当にインスペクターだったとしたら、彼らに何か弱点はなかったんですか？ そこをうまく利用できれば・・・」
ハヤト「マンガじゃないんだ。弱点なんて、簡単に出てきたりするものじゃない」
イルム「そうか・・・そうですね」
＜＜グレース＞＞
グレース「そっかぁ・・・もしそうだとしたらぁ、何か方法があるんじゃないかってぇ、思ったんですぅ」
アムロ「今、やつらがインスペクターだと、判断するのは早すぎるな。不確かすぎる推測は、命取りになる」
グレース「そうですよねぇ・・・出すぎたこと言ってぇ、すいませんでしたぁ」
アムロ「いや、だが、今の意見はもっともだよ。気をつけるようにしよう」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「闘将ダイモス」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
リヒテル「愚かなる地球人どもよ、わがバーム星の信義を裏切り、父を謀殺したむくいを受けるがいい！！ 行け、バルバス将軍！！」
バルバス「おまかせを！」
京四郎「来やがったな、バーム星人！ ナナ、出撃するぞ！」
ナナ「ワン！」
一矢「和泉博士、ダイモスの改修はまだ終わりませんか！？」
和泉「もうすぐじゃ！」
三輪「何をぐずぐずしとるのだ！ 早くせんか！」
和泉「わかっております！」
〔味方ユニット出現〕
一矢「京四郎、ナナ、無理はするなよ！」
京四郎「わかっている！ 故人いわく、君子あやうきに近寄らずってね。ナナ、うまく時間を稼げ！」
ナナ「はぁーい！」
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ・味方援軍１出現＞
和泉「よし、一矢！ ダイモスの改修が終了したぞ！ ただちに出撃したまえ！」
一矢「了解！！ 行くぞ！！」「ジャスティィィィィン！」「ダイモス、バトルタァァァァァン！！」
〔味方ユニット出現〕
一矢「うぉぉぉぉぉっ！！ はあっ！！ んんんんん！ ダイモォォォォス！！」
リヒテル「何だアレは！？」
ライザ「地球の戦闘用ロボの様です。今の叫び声はダイモスと聞こえましたが・・・」
リヒテル「うぬ、ダイモスだと！？ こしゃくな！ バルバス、たたきつぶせ！！」
バルバス「はっ！」
＜３ＰＰ・味方援軍２出現＞
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
和泉「おお！ あれはロンド＝ベル！」
一矢「助けに来てくれたのか！」
リョウ「あれがダイモス？」
甲児「うへっ、なんてカラーリングだよ！」
ブライト「聞こえますか、ダイモビック基地！ こちらはロンド＝ベル隊司令、ブライト＝ノア大佐です！ 救援に来ました！」
和泉「助かりました！ お願いします！」
リヒテル「くっ、地球人の増援か！？」
＜３ＥＰ・敵増援１出現＞
ライザ「リヒテル様、数が多すぎます！ ここはいったん兵を退きましょう！」
リヒテル「うぬぅ・・・やむをえんか・・・」
ライザ「リヒテル様、コロスと名乗る人物から通信が入っておりますが・・・いかがいたしましょう」
リヒテル「コロスだと・・・つなげ」
コロス「苦戦していらっしゃるようですね、リヒテル提督」
リヒテル「・・・何の用だ、コロス。貴公には確かに助けていただいたが、今は戦闘中だ。手短に願おう」
コロス「我々と取り引きをする気はないですか？」
リヒテル「ふん、地球人とか？ バカにするな！」
コロス「今でこそ、あなたがたは先制攻撃で有利になっていますが、連邦軍の本格的な攻撃が始まれば、じりじりと戦力を消耗するだけです」「我々と同盟を結んでいただければ、テラフォーミングがすみしだい、火星への移民を了承しましょう。これでいかがです？」
リヒテル「フン、貴公らにそんな権利があるのか？」
コロス「すでに火星は、われらＤＣの完全な支配下にあります。地球連邦などより、われらの方がよほど力になりますよ」
ライザ「・・・リヒテル様、これは悪くない取り引きだと思うのですが・・・」
リヒテル「・・・よかろう。オルバン大元帥閣下に具申して見よう」
コロス「それは何より。では、さっそく同盟成立の前祝いとして、われらの部隊を増援として送りましょう」
ライザ「！？ 未確認機、多数接近！ 速い！？」
〔敵ユニット出現〕
リヒテル「むう・・・コロスめ。すでに用意を整えていたというわけか・・・まあいい、ここはヤツラにまかせて、我々は撤退する！」
バルバス「大変です、リヒテル様！ エリカ様が・・・エリカ様が戦闘に巻きこまれ、行方不明に！」
リヒテル「なにっ！？ エリカが・・・」
バルバス「すぐにでも捜索を・・・」
リヒテル「待てっ！ バルバス、無用だ！」
バルバス「はっ！？ し、しかし！！」
リヒテル「エリカ一人のために、我らの大事な部下を犠牲にするわけにはいかん。エリカの事は追って指示する。今は退却せよ！」
ライザ「はっ！」
〔敵ユニット離脱〕
あしゅら「何とか間に合ったな・・・コロスめ、人使いの荒い・・・」
ブロッケン「まったくだ」
あしゅら「ほう、めずしく意見が合ったな。もっともそのおかげでこうやってロンド＝ベルに復讐戦を挑めるのだ。少しは感謝してやるか」
一矢「くっ、増援か！？」
アムロ「ＤＣ！？ まさか、ＤＣとバーム星人が手を組んだのか！？」
＜あしゅら撃破＞
あしゅら「おのれぇぇぇっ！ 覚えておれ！！」
＜ブロッケン撃破＞
ブロッケン「やりおったなっ！！ この借りは返すぞ！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
一矢「？ あれは・・・人か！？」「君！ しっかりするんだ！！」
エリカ「ん・・・あ？ ひっ！？」
一矢「だいじょうぶ、オレは君を助けに来たんだ。わかるかい？」
エリカ「え・・・ええ」
一矢「オレは竜崎一矢。君は？」
エリカ「エ・・・リ・・・カ」
一矢「エリカか・・・すてきな名前だ。見たところ大したケガじゃないみたいだけど・・・立てるかい？」
エリカ「・・・あっ！？」
一矢「おっと！ 医者に見せたほうがいいな。さ、つかまって」
エリカ「はい・・・」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
和泉「いやあ、まったく危ないところでしたよ。おかげで助かりました。ダイモスと言えど、あれだけの数の敵と戦うのは無理ですからな」「ところでさっきの事件ですが・・・ＤＣとバーム星人が手を組んだようですな」
ブライト「そのようですね・・・それ以外にもポセイダル軍とかいう異星人の部隊も各地で連邦軍の拠点を攻撃しているようです」
和泉「大変な事になりましたな・・・」
ブライト「どうでしょう、あのダイモスを我がロンド＝ベルに編入させていただけませんか？ これから我々は各地の敵を迎え撃たねばなりません」
和泉「おお、それは願ってもない事です。ぜひ地球の平和のために役立ててください」
三輪「待ちたまえ、和泉博士！ 私に一言の相談もなしかね？」
和泉「おや、三輪長官は反対ですかな？」
三輪「おほん・・・むろん賛成だ」
和泉「・・・ところで一矢はどこへいった？」
ナナ「お兄ちゃんなら医務室だよ」
京四郎「助けた女に目がくらんだらしい」
ナナ「そういう言い方ってないでしょ！」
一矢「どうだい、エリカ？ 何か思い出せそうか？」
エリカ「・・・ううん、ダメ、どうしても思い出せない」
一矢「先生、どうなんです！？」
医師「うむ、やはりショックによる一時的な記憶喪失のようだ。頭部のＣＴスキャンにも問題はなかったから、あせらず、ゆっくり時間をかけることだな」
エリカ「私・・・私、大切な事を忘れてしまったような気がするの」
一矢「エリカ、オレがついてる。心配しないでいいよ」
【シナリオエンドデモ終了】
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