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No.1
シュウ、目覚める

【シナリオデモ開始】
ルオゾール「お目覚めになりましたかな、シュウ様」
シュウ「・・・ル・・・ルオゾール?」
ルオゾール「さよう、わたくしめにございます。おお、そのままそのまま、まだ体力が完全ではございませぬ。無理はなさいませぬよう」
シュウ「私は・・・私の名はシュウ。シュウ=シラカワ。そして、あなたがルオゾール・・・ルオゾール=ゾラン=ロイエル・・・」「だが・・・なぜ私はここに? ここはどこです?」
ルオゾール「無理もございませぬ。あなた様は一度死んでおられるのですからな。我が蘇生術と言えど、完全にもとには戻せませぬ」「ここは、ラ・ギアスの我等が祭殿の中。ご心配にはおよびませぬ」
シュウ「祭殿・・・ヴォルクルス様の祭殿ですか」
ルオゾール「さようで」
シュウ「しかし・・・思いだせません・・・何か重大な事があったのですが・・・」
ルオゾール「時がたてば、自然に思いだされるでしょう。今はごゆっくりお休みください」
・・・・・・

ルオゾール「ご加減はいかがですかな、シュウ様」
シュウ「悪くありませんね。おとろえていた体力ももとにもどったようですし」
ルオゾール「それは何より。では、そろそろ例の計画を実行に移すべきかと思いますが」
シュウ「例の・・・計画? すみませんが少し説明していただけませんか? また記憶が完全ではないようですので」
ルオゾール「おお、これは気がつきませんで、失礼いたしました」「ラ・ギアス各地に眠っておられるヴォルクルス様の分身を実体化させる計画でございます」「この計画が成功すれば。世界は破壊と混乱にいろどられ、ヴォルクルス様の真の復活もたやすくなります」
シュウ「そうですか、ヴォルクルス様が復活されるのですか・・・それはまったくもって楽しみな事です・・・ククク」
ルオゾール「わたくしはソラティス神殿におもむき、計画の障害となる大神官イブンを始末してまいります」「シュウ様はモニカ王女を手に入れてくださいませ。復活の儀には王族のいけにえが必要不可欠かと・・・」
シュウ「モニカ?」
ルオゾール「くわしい事は、それ、そのあなた様の使い魔(チカ)にお聞きください。あなた様の記憶の書けた部分を補ってくれるはずです」
チカ「ご主人様、あたしの事も忘れちゃったんですか? そりゃないですよ! ただでさえ、ご主人様が地上に行かれる時に、おいてきぼりにされたってのに」「あ、そうだ、ご主人様、この間おかしした1000クレジット、返していただけませんか?」
ルオゾール「チカ! いいかげんにせんか!」
チカ「はあい、それじゃ、ご主人様、参りましょう」
〔カーソル、王都方面へ移動〕
シュウ「これは・・・グランゾン・・・ですね」
チカ「何だ、ご主人様、ちゃんと覚えてるじゃないですか。そうですよ、これがご主人様の愛機、グランゾンです」
シュウ「さて、ではモニカ王女の居場所を教えてください」
チカ「モニカ王女は現在シュテドニアスに占領されている王都ラングランにいらっしゃいます。まずは王都にしのびこむのが一番ですね」「知ってました? モニカ王女、どうもご主人様に気があるみたいなんですよね。モニカ王女ってほら、昔からメンクイでしたからね・・・」
シュウ「おしゃべりはそこまでにしましょう。何か近付いて来ています」
チカ「え!? あ、あ、す、すいません!! 気づきませんでした! 敵ですか!?」
シュウ「ええ。敵意をむき出しにしていますよ。もっとも、私達の味方など、ほとんどいないのですから近づくものはすべて敵・・・なのですがね」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「シュウ、目覚める」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

兵士「クワイヤー大佐!? あれは、もしや!?」
ザレス「・・・グランゾン・・・クリストフめ・・・生きていたのか・・・」
兵士「いかがしますか、大佐?」
ザレス「かまわん、敵は1体だ! 破壊せよ!(あの悪魔をこれ以上のさばらせるわけにはいかん・・・)」
チカ「シュテドニアスの偵察部隊ですね。こっちを見て、びびってますよ」
シュウ「いいでしょう、少しお相手をして差し上げましょう」
<戦闘開始>

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

チカ「ラングランに着くまでに、あーゆーのがいっぱいでるんでしょーね。うっとーしーったらありゃしませんね、ご主人様」「でも、ホント、ご主人様が亡くなられたと聞いた時は心臓がとまりましたよ。いえ、たとえじゃなくてホントにです」「だって、ご主人様が亡くなられてしまったら、その意識でできているあたしも死んじゃう事になりますからねーっ。生きた心地がしませんでしたよ」「でも、こーやってご主人様が無事蘇ってくれたんで、あたし、ホントにうれしーんですよ」
シュウ「・・・チカ、通信が入ってますよ。つないでください」
チカ「えっ!? あ、す、すみません気がつかなくて! ただいまつなぎます!」
サフィーネ「シュウ様、無事のご帰還おめでとうございます。お待ち申しておりましたのよ」
シュウ「・・・? すみませんが、記憶が欠けているもので、どなたか思い出せないのですが・・・」
サフィーネ「あら、そうでしたわね。そう言えば、ルオゾールがそんな事を・・・」「でも、私の事まで忘れられてしまうなんて、あんまりですわ。あなたと二人ですごしたあのあまい夜の事もお忘れですの?」
チカ「サフィーネ様っ! いいかげんな事言わないでくださいっ!」
サフィーネ「あら、チカ、いたの? でもあなたに人の事が言えて? どうせあなたの事だから、貸しもしていないお金を返してくれ、なんて言ったんじゃない?」
チカ「そ、そ、そそそそんなことないですっ!!」
サフィーネ「それでは、改めて自己紹介させていただきます。私はサフィーネ=ヴォルクルス。シュウ様の忠実な部下ですわ♥」
シュウ「サフィーネ・・・紅蓮のサフィーネ?」
サフィーネ「思い出していただけましたの!?」
シュウ「いえ・・・思い出せたのはその通り名だけです」
サフィーネ「そうですか・・・でも、思い出なんてこれから作ればいいんですもの、気にしませんわ」
チカ(なーに言ってんだか)
サフィーネ「では、参りましょうか、シュウ様」
チカ「サフィーネ様っ!? ままま、まさかついてこられるんですか!?」
サフィーネ「文句あるの、チカ?」
チカ「ととと、とんでもありませんっ! 大歓迎ですっ! うれしいなっ!! ・・・」
サフィール「今、王都にしのびこむの難しゅうございますわ、シュウ様。私がいれば少しはお力になれると思います」
【シナリオエンドデモ終了】


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