No.13
封印
【シナリオデモ開始】
シュウ「これが封印を破るための咒文記憶素子です。これをひたいにはりつけておけば、一定以上の魔力のある者なら、誰でも咒文が使えます」「とはいえ、一回きりの使いすてですがね」
テリウス「へえ、こんな便利なものが開発されてたなんて知らなかった。アカデミーの連中っていつも秘密主義だからなあ」
シュウ「これはアカデミーで開発されたものではありませんよ。私が地上の技術を利用して作ったものです」
モニカ「さすがはシュウ様！ 魔術以外でも何でもおできにならせられますのね」
チカ「モ、モニカ様、その変な文法、何とかなりませんか？」
シュウ「では、準備もできたようですし、参りましょうか」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「封印」
【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
シュウ「ここがもっとも封印の力が強いようですね」
テリウス「こ、こここ、この下にヴォルクルスが眠ってるのかい？」
モニカ「声が震えてるわよ、テリウス」
テリウス「そそそそりゃそうさ。姉さんは恐くないのかい？」
モニカ「シュウ様のそばにいる限り、恐いものなんてないわ」
サフィーネ「ちょっと、モニカ、あなたシュウ様にくっつきすぎよ！ もっと離れなさい！」
モニカ「いやです！」
シュウ「遊んでいないで、用意をしてください。テリウス、モニカ、咒文記憶素子をつけて」
モニカ「あ、はい！」
サフィーネ「私に何かお手伝いできる事は？」
シュウ「今はまだけっこうですよ」
テリウス「こう・・・かな・・・？ ？ 別に何もおこんないよ」
シュウ「『煉獄変断章』第６段、レギウスが、マナクの親子になげかけた言葉は？」
テリウス「そんなもの、知るわけ・・・『光強ければ、また闇も深く、あまねく光てらさば、あまねく闇におおわれん・・・』え！？ 何でこんな事！？」
シュウ「これが記憶素子の力です。さて、それでははじめましょう。『煉獄変断章』第２段を」
モニカ「『我が神にくらぶるものなし、我、唯一にして、すべてなり・・・』」
テリウス「『その名をたたえよ、我が神の名を。おそれよ、その名を・・・』」
サフィーネ「すごいわねえ・・・こんな高度な咒文がすらすらと・・・え？ この咒文は！？」「シュウ様、違います！ これは第２段ではなくて、第１２・・・！！？」
〔画面、振動〕
〔轟音〕
〔敵ユニット出現〕
サフィーネ「シュウ様！！ 今の咒文は・・・」
シュウ「・・・すみません、私のミスです。これは、ヴォルクルス様の封印を解いた上に、分身まで召喚してしまったようです」
サフィーネ「こ・・・これでは地上にもどれませんわ」
シュウ「・・・しかたありませんね・・・」
サフィーネ「え！？ シュウ様、まさか、ヴォルクルス様を！？」
シュウ「ここで死ぬわけにはいきませんからね。ヴォルクルス様と言っても、これは知性のないただの分身・・・」
サフィーネ「し、しかし！ ヴォルクルス様に手をかけるなんて！」
シュウ「できませんか？ 私の頼みでも・・・」
モニカ「サフィーネなんてアテにしちゃダメですわよ、私達だけでやりましょう！」
テリウス「ああ、ぼくもやるよ。こんなとこで死にたくない」
サフィーネ「・・・」
シュウ「サフィーネ、無理はしないでもいいですよ。戦いたくなければ・・・」
サフィーネ「私は・・・ヴォルクルス様のしもべである以上に、シュウ様、あなたの部下です！ 私も戦います！」
シュウ「ありがとう・・・あなたは部下ではありませんよ。私の・・・仲間です」
サフィーネ「！！ ・・・今のお言葉・・・決して忘れません！ 私は・・・シュウ様のためならば・・・」
シュウ「では、この分身どもをかたづけましょう」
※※アハマドが味方にいる場合、セリフ追加※※
アハマド「フフ・・・こいつは手応えがありそうだな。アッラーのほかに神はなく、ムハンマドは神の使徒なり！」
＜戦闘開始＞
＜ヴォルクルス撃破＞
ヴォルクルス「グアオオオオオオオオッ！！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
シュウ「サフィーネ、今回の事はルオゾールには秘密にしておいてください。彼の性格は知っているでしょう？ また、お説教されるはめになりますからね」
サフィーネ「・・・ええ、わかっています」
シュウ「チカ、あなたもですよ」
チカ「う〜・・・ストレスたまるなあ・・・王様の耳はロバの耳〜っ！！ は〜すっきりした」
モニカ「変なストレス解消法ね」
サフィーネ「シュウ様・・・」
【シナリオエンドデモ終了】
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