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No.08
沖縄の一番暑い日

【シナリオデモ開始】
極東エリア
ユーラシア連邦/某所
???
???(ガルシア)「…それでターゲット捕獲の目処は立ったんだろうな?」
???(ガウルン)「この一ヶ月の身辺調査で準備はばっちりですよ。丁度、彼女は沖縄へバカンスに行きます…」「そこを狙わせてもらいましょう」
???(ガルシア)「さすがだな。こういう事はやはりプロに任せるに限る」
???(ガウルン)「お褒めに預かって光栄です、大佐殿」
???(ガルシア)「しかし、なぜ沖縄で仕掛ける? 彼女の住居の近くでは問題があるのか?」
???(ガウルン)「ちょいとサイドビジネスの事情がありましてね…」「つきましては大佐殿…。少々お耳に入れたいお話があるのですが…」
???(ガルシア)「何だ?」
???(ガウルン)「悪い話ではないですよ」「これがうまくいけば、ユーラシア連邦が大西洋連邦を出し抜く事も可能でしょうな」
???(ガルシア)「聞かせてもらおう、ミスター・ガウルン…」
ガウルン「では…」

関東エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.8.1、航海日誌…」「…ついに8月になってしまった。Gアイランドに滞在してもう一ヶ月になる」「その間、お使い程度の小さな依頼はこなしたが、これではGGGに飼い殺されてるようなものだ」「宇宙に戻らないのは例のプロジェクトWとやらへの義理立てだと親父は言っている」「戦闘はしないまでもそれ以外の仕事は手伝ってもいいと考えているようだ」「どこかの組織のお抱えになるとは親父もヤキが回ったようだ」「確かにトレイラーの仕事は義理と人情、コネと信用がモノを言う世界だ」「だけど、どうせ依頼してくるなら地球圏に戻ったって話のナデシコの捜索でも言いつけてくれればいいのに…」「とりあえず、ヒマでヒマで仕方ない。おまけに日本の夏は暑くてたまらない…と」
〔扉の開閉音〕
バルザック「…邪魔するぜ、トレイラー君」
カズマ「バルザックさんか…。あんたもここに来て、随分と経つよな…」「で、お目当ての記事は書けそうなのかい?」
バルザック「まあな。とりあえず取材も大詰めってところだ」
カズマ「で、俺に何の用? トレイラーの記事でも書くつもりかい?」
バルザック「トレイラーは世間には宇宙海賊といっしょにされてるからな。その真の姿を書くのも悪くはない」「だが、まずは目の前の仕事からだ。…GGGの次の出撃の時、俺も連れて行ってくれないか?」
カズマ「…俺はあの連中といっしょに戦う気はないぜ」
バルザック「違う、違う。戦闘の様子を記録したいんでね。その運転手をやってほしいんだ」
カズマ「なるほどね…ヴァルホークの機動性なら」「迫力のアングルが狙えるな。俺はOKだよ。契約の話は親父にしてくれ」
バルザック「ありがとよ。…で、お前さんは沖縄に行かないのかい?」「妹ちゃんとボーイッシュなお姉ちゃんはウォーターポリスとかいう遊園地に行くってはしゃいでたが…」
カズマ「あんなのはガキの行くところさ。俺は興味はないね」
バルザック「やれやれ…ガキのうちはガキらしい遊びをしとかないとヒネた大人になっちまうぜ…」「俺やあのDボゥイみたいにな」
カズマ「バルザックさん…」

GGG/メインオーダールーム
ミヒロ「…それでね、氷竜。そのウォーターポリスにはウッポくんがいるの」
氷竜「ウッポくんですか…? 私のデータバンクには記録されていない名前ですが…」
アカネ「そこの遊園地のマスコットだよ。…あんまり人気はないんだけどね」
炎竜「へえ…そのわりにはよく知ってるね、アカネは」
アカネ「へへへ…ミヒロのお守りのためにちょいと下調べしたからね」
ホリス「おや…アカネさん…去年の『地球ウォーカー』の遊園地特集にはさんであるこのシオリは何です?」「さらに昨日はシホミさんとおニューの水着まで買いに行ってましたよね」「似合ってましたよ、青いビキニ」
アカネ「ホ、ホリス! 何でそんなこと知ってるのよ!?」
凱「何だ…アカネも行く気満々なんだな」
ホリス「そりゃそうですよ。アカネさんは以前からウッポくんの大ファンで…」「部屋にはウッポくんの抱きマクラまであるんですから」
アカネ「だから、ホリス! どうして、あんたがそんなこと知ってるのよ!?」
バーナード「嬢ちゃん達は沖縄へバカンスか。いいもんだねえ」
ミヒロ「バーナードさん、まだGGGにいたんですか?」
バーナード「そう連れないこと言うなよ。これでもフリーマンの旦那の頼みでラダムの生態研究に協力してたんだぜ」「それにここは居心地がよくてよ。メシはうまいし、いい飲み友達が出来たしな」「なあ、ペガス?」
ペガス「ハイ…」
レビン「もう! ヘンな歌だけじゃなくお酒までペガスに教えるつもり!?」
バーナード「固いこと言うなよ、オカマちゃん。…もうすぐ俺はお別れだしな」
凱「どういうことだ、軍曹?」
バーナード「そろそろ連合軍に戻る時が来たってことさ」「忘れてたろ、お前ら? 俺が軍人だってことをよ」
レビン「ふん…! こんな大酒のみでデリカシーのないおとkゴアいる軍なんてロクなもんじゃないわよ!」
氷竜「そうですか、軍曹…。寂しくなります」
バーナード「ありがとよ。お前さん達はロボットとは思えねえほど気持ちのいい奴らだったぜ」「向こうの坊やはお前らの身体のけずりカスでも煎じて飲むべきだな」
Dボゥイ「………」
ミリー「ほら、Dボゥイ…バーナードさんにはお世話になったんでしょ」
ミヒロ「ちゃんとお別れを言わないといけないと思います」
Dボゥイ「俺は…」
バーナード「っと…無理すんなよ、坊や。坊やの感謝の言葉なんざ聞いたらこの真夏に冷汗が出るってもんだ」「それよりも記念だ…。おい! 記者さん、ちょっといいか?」
バルザック「呼んだかい、大将?」
バーナード「あんたのカメラで記念撮影といこう。そうだな、タイトルは…」「『英雄と兵士の邂逅』ってのはどうだ?」
ホリス「さすがは軍曹! 粗野な言動の中に時折見せるセンスが光りますね」
バーナード「おだてても出るのはゲップだけだ。さ、嬢ちゃんもオカマちゃんも着な。氷竜、炎竜、ペガスもだ」
ペガス「ラーサ」
炎竜「喜んで参加させてもらうさ!」
レビン「ちょ、ちょっと待って! ルージュ、引きなおすから!」
ミリー「もう、レビン! 少しぐらい取り繕っても変わらないわよ!」
Dボゥイ「………」
アカネ「どうしたの、Dボゥイ? 笑顔とは言わないけど、その仏頂面はやめなよ」
Dボゥイ「俺は…英雄なんかじゃない…」
ミヒロ「Dボゥイさん…そんなことないと思います…」
アカネ「そりゃ、あたし達だって英雄なんて言われるほど立派じゃないけどさ…」
ミリー「Dボゥイだって地球のため、みんなのために戦ってるじゃない!」
Dボゥイ「…俺は…みんなとは違う…」
凱「Dボゥイ…」
バルザック「さあ、カメラの方を向いてくれ。炎竜、氷竜、お前達は寝転がれ! ファイダーに収まらないぞ!」
炎竜「アカネ、僕も肩に乗りなよ」
アカネ「う~ん…夏だからね、氷竜の方にさせてもらうよ」
レビン「炎竜には燃える夏が似合うあたしが乗ったげるわ!」
炎竜「…超AIが過熱気味…。ここは喜ぶべきなのか、嫌がるべきなのか…」
バルザック「…どうにも撮影しづらい被写体だが、こりゃ…」
バーナード「…記者さんよ…。あんた、あんまり写真慣れしてねえようだな」
バルザック「…冗談はよしてくれ、大将。俺はこの道何年のプロだぜ。…さあ、いくぜ…1+1は…?」
氷竜「計算の結果…2です」
ミリー「もう、氷竜! それじゃ意味ないでしょ!」
〔シャッター音〕
〔画面、発光〕

ミリー「あ~! あたし、ヘンな顔で写った~!」
レビン「あら? それなら普段通りじゃないの」
ミリー「もう、レビン! さっきのお返しのつもり!?」
Dボゥイ「………」
凱「Dボゥイ…この後、少しいいか?」
Dボゥイ「…俺にはお前と話すことはない」
アカネ「…そう言って一ヶ月近く凱の誘いを断ってるよね…」「一匹狼を気取るのもいいけど…そんなんで疲れない?」
Dボゥイ「………」
凱「一度、お前とはゆっくり話をしたいと思っているんだ。俺達の身体のことで…」
Dボゥイ「ならば、なおさら話すことはない…」
〔扉の開閉音〕
ミリー「Dボゥイ…」
ホリス「ふむ…サイボーグの身体とテッカマンの身体を持つ二人ですか…」
凱「ああ…彼の受けた傷を少しでもやわらげようと思ったんだが余計なおせっかいだったようだ…」
ミリー「ううん、そんなことないです! 凱さんの心、いつかきっとDボゥイに届くと思います!」「だから…だから…」
ミヒロ「ミリーさん…」
ミリー「ミヒロちゃん、あたしね…Dボゥイは本当は優しい人だと思うの」「あたしに妹さんのこと、話してくれたこともあるし…」
ミヒロ「私も聞いたことがあります。ミユキさんって名前だって…」「とっても仲のよかった兄妹みたいです…」
ミリー「うん。妹さんのこと…あんなに大事にしているんだもの。本当はきっと…」
凱「Dボゥイ…」

極東エリア
ウォーターポリス
恭子「カナちゃん、いいの~?」
かなめ「何がよ…?」
恭子「…この沖縄旅行も先生に相良君の面倒見るように頼まれてるんでしょ」「それなのに…あんなこと言うなんて…」
かなめ「…キョーコ…あんた、あいつといっしょに行動したい?」「あいつといっしょにいたら周囲からあわれみの視線の集中砲火よ!」
恭子「で、でも…沖縄に着くまでは大人しかったよね、相良君…」「空港のボディチェックでも意外にも何にもひっかからなかったし…」「でも、そういえば沖縄の空港の周り…何だか随分と物々しかったね…」
かなめ「ドーリアン外務次官が沖縄に来てるせいじゃない? オーブとの交渉のことで…」
恭子「ステキねえ、ドーリアン外務次官って…。あたし達とほとんど変わらない歳で立派に外務次官、やってるなんて」「あたし、やっぱり時間って言うよりリリーナ様って呼びたいなぁ」
かなめ「元サンクキングダムの女王、時代のヒロインだもんね…」
恭子「断然、憧れちゃうよね!」
かなめ「同じティーンエージャーでも女王様もいれば、オタクもいる…」「で、見事にチェックを通り抜けた相良君…何て言ったと思う?」「チェックがあるとわかっているのに武装を持ち込む馬鹿はいないって言ったのよ!」
恭子「学校でのこと…反省してたわけじゃないんだ…」
かなめ「その後のセリフがさらにひどい。…心配しなくていい、別ルートで装備品は送ってある…だって!」
恭子「はあ…そこまでしてモデルガンを持ち歩きたいんだ…」
かなめ「あいつが転入してきてからの一ヶ月…心休まるヒマはなかったわよ!」「毎日々々、騒動の連続でおかげであたし、2キロも太ったのよ!」
恭子「…それはカナちゃんがやけ食いした結果だよ…」「…でも、ひどすぎない? この旅行でもクラスのゴミ係に勝手に任命しちゃったし…」
かなめ「あ、あれはクラス委員の特権で誰もなりたがらない係だから転入生のあいつを任命したわけで…」「…でも、あたしも今は後悔してる、あいつを『ゴミ』係にしたこと…」
恭子「まさか、相良君…このウォーターポリスに着いたら全てのゴミ箱をひっくり返すなんて…」
かなめ「ゴミ係として全てのゴミを確認し、爆発物の有無を調べるって…」「ただのゴミあさりか飲み屋街の酔っ払いにしか見えないっての!!」
恭子「…相良君、園内スタッフにつれていかれちゃったね…」
かなめ「自業自得よ、今回も!」
恭子「でも、カナちゃん…必死で言い訳する相良君にあれは言い過ぎだよ…」「顔も見たくない! なんて…」
かなめ「う…うん…」
恭子「ねえ…相良君、迎えにいこうよ。そうしようよ、ね?」
かなめ「そんな必要ない! あたし達はあたし達ででせっかくの旅行を楽しもう!」
〔殴打音〕
???(勇)「うわっと!」
かなめ「イヤな予感…。最近、人にぶつかってロクなことがない…」
勇「ごめん、ごめん…! ケガはなかったかい、君?」
恭子「大丈夫だよ、カナちゃん。普通のオジさんだよ」
かなめ「で、でも…こういう人が怪物に化けて…」
勇「え…? どうしたんだい、君達?」
護「あれ!? かなめさん!」
かなめ「護君…天海護君!? どうして、沖縄に?」
護「お父さんとお母さんと華ちゃんと旅行に来たんです。商店街の福引に当たって」
華「こんにちは、かなめさん、恭子さん。あの時はありがとうございました」
恭子「あは、華ちゃんも元気みたいね。今日は親公認のお泊りデート?」
かなめ「教育に悪いわよ、キョーコ…」
勇「あなたが千鳥かなめさんですね。護から話は聞いています」
かなめ「あ…もしかして、護君のお父さんですか? はじめまして」
勇「天海勇です。先日は護がお世話になったそうで…」
恭子(あんまり護君と似てないね…)
かなめ(きっとお母さん似なのよ…)
護「あれ? 今日は宗介さんはいないんですか?」
かなめ「あ、あいつはちょっとね…。ところで、護君のお母さんは?」
護「ええと…あれ…?」

極東エリア
ウォーターポリス
愛「…あらあら、困りましたわ。私、パパと護ちゃんが待っているのに…」
クルツ「まさか旦那さんのみならずお子さんまでいるとは…」「僕はてっきり女子大生とばかり思っていましたよ」
愛「あらあら…ありがとうございます」
クルツ「では、マダム…あらためて…。どうです、僕とひと夏のアバンチュールなどは…」
護「何してるの、お母さん?」
愛「あ…紹介しますね、クルツさん。これが私とパパの子供の護ちゃん、かわいいでしょ?」
クルツ「は…はあ…」
愛「どうでしょう、クルツさん? お茶が飲みたいとおしゃってましたがみんなでいかが?」「せっかくですから、パパや華ちゃんとも仲良くなってもらいたいですし」
クルツ「い、いえ…自分は任務の休憩中ですので…」
愛「あらそう? 残念ですわね…」
恭子「…あの人が護君のお母さん…」
かなめ「あっちの金髪のナンパ男…完全に毒気を抜かれちゃったよ…」
恭子「でも、すごいハンサムだよ…あ…こっち来るよ!」
クルツ「やあ、君達! …もしかして、陣代高校の生徒さん?」
かなめ「あたし達の学校、知ってるんですか?」
クルツ「俺の知り合いも通ってるんでね。俺はクルツ・ウェーバー…よろしくな、千鳥かなめちゃん」
かなめ「…どうして、あたしの名前を…?」
クルツ「陣代高校に通ってる知り合いから聞いたのさ」
恭子「その知り合いって何ていう人です?」
クルツ「…ヒント。何考えているかわからない世界一不愛想な男子高校生だよ」
かなめ「も、もしかして…」
ウッポくん「やあ、こんにちは! 僕はウッポくんだよ!!」
かなめ「うわ! 何なの、いきなり!?」
恭子「…これが噂のウッポくんね…」
ウッポくん「おや? みんなは僕のことを知っているのかな?」
恭子「うん…。ウツボをモデルにしたマスコットで来場者に気味悪がられているって…」「その証拠にほら…」
華「いやーっ! こ、来ないでーっ!!」
護「大丈夫だよ、華ちゃん。ただのぬいぐるみだから」
華「で、でも…」
ウッポくん「そ、そんな…僕、そんなに人気がないんだ…」
かなめ「あの…そんなに気を落とさないで…」
アカネ「うおおっ! ウッポくん! 本物のウッポくんだあああああっ!!」
ウッポくん「な、何だあっ!?」
アカネ「ミヒロ、写真! 写真だよ! ウッポくんとあたしの写真!」「ほら、ウッポくんも! 笑って、笑って!!」
ミヒロ「チイ姉ちゃん…恥ずかしいよ…」
アカネ「何言ってんのよ! ウッポくんだよ、あのウッポくん!」「く~っ! これだけでも地球に降りた意味があったってもんよ!!」
かなめ「マニアの人みたいね…」
恭子「で、でも…わざわざ…コロニーからウッポくんに会いに来たんだ…」
アカネ「ウッポくん、あたしと握手! ついでにサインもいてよ、ちゃんとアカネちゃんへ…って!」
ウッポくん「お、俺のファン…! こんな俺のことを応援してくれる人がいるなんて!」「うおおおおっ! 燃えてきた!」
かなめ「ちょ…ちょっと! 元気になったのはいいけど抱きついてこないでよ!!」

極東エリア
ウォーターポリス
ボン太くん「ふもっふ!」
護「ボン太くんだ! どうして、こんなところにボン太くんが!?」
恭子「ボン太くんって…Gアイランドのふもふもラントのマスコットの…」
かなめ「それがどうして沖縄に!?」
ウッポくん「な、何だよ、こいつ!?」
ボン太くん「ふもっ!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

ウッポくん「うわああああっ!!」
恭子「ボン太くんがウッポくんを一本背負いで投げた…」
かなめ「3メートルは飛んだわ…! すごいパワーよ!!」
アカネ「お、お前! あたしのウッポくんに何するのよ!?」
ミヒロ「危ないよ、チイ姉ちゃん! その着ぐるみ…かわいいけど何かおかしいよ!」
アカネ「ミヒロのバカッ! ウッポくんの方がかわいいよ!」
ボン太くん「ふも…」
ウッポくん「な、何だよ、お前…!? 俺に恨みでも…」
ボン太くん「ふも! ふもも、ふもっふ!」
〔銃を構える音〕
ウッポくん「じゅ、銃なんて出して…それ…お前、おもちゃじゃ…」
ボン太くん「ふも!」
〔銃声〕
ウッポくん「こ、殺さないで お母ちゃぁあーーーんっ!!」
アカネ「ああ! ウッポくんが…あたしのウッポくんが逃げてった!」
護(あのボン太くん…ゾンダーじゃないけれど…ヘンだよ…!)

極東エリア
ウォーターポリス
愛「あらあら? 派手なアトラクションね。ねえ、クルツさん?」「…あら? クルツさんがいらっしゃらないようだけど…」
恭子「あれ? いつの間にかボン太くんも消えてる…」
かなめ「あの銃…あの行動…。もしかしてボン太くんって…」
???(マイク)「ハロー、エブリバディ!」
華「きゃあっ! ロ、ロボット!」
マイク「マイ・ネーム・イズ・マイク・サウンダーズ・サーティーン!」
ミヒロ「ボン太くんの次はロボット!? チイ姉ちゃん、ロボットだよ!!」
アカネ「…どうでもいいよ…。それより、あたしのウッポくん…カムバック…」
恭子「こっちは重傷みたいね…」
護「マ、マイク・サウンダース…?」
マイク「YES! マイクって呼んで、マイフレンド!」
護「マイフレンドって…」
ミヒロ「お友達になりたいのかな…?」

極東エリア
ウォーターポリス/倉庫
ボン太くん「ふも…ふもも…」
クルツ「バカ野郎、ソースケ! その着ぐるみ、とっとと脱ぎやがれ!」
宗介「何だ…わかっていたのか、クルツ。それに着ぐるみではない。都市型の戦闘用パワードスーツだ」「これまでの経験を活かしあらゆる環境で千鳥かなめを警護するために開発したのだ」
クルツ「…そのズレたセンスが何よりてめえの仕業だってのを物語ってるぜ…」
宗介「スペースナイツのテッカマンブレードと似たようなものだ」
クルツ「あっちは着ぐるみじゃねえよ! 少なくともイヌじゃねえ!」
宗介「イヌではない…ボン太くんだ」
クルツ「そういう問題じゃねえんだよ…まったく…」
宗介「千鳥に顔も見たくないと言われたので着用したのだが、偶然とはいえ危機を未然に防ぐことができた」「それに、さっきは使用しなかったが戦闘モードで起動させれば小型AS並の戦闘能力が…」
クルツ「んな、ことはどうでもいい! 警告無しに一般市民に発砲するとはどういうつもりだ!?」
宗介「警告はした…つもりだ」
クルツ「もしかして、あの『ふもふも…』ってやつか」
宗介「肯定だ。元々はこのスーツのベース機体に装備されていた機能だが…」「こちらの言葉が全てあのように変換されてしまうのだ」「もしかすると、高度な隠密用会話装置かも知れん」
クルツ「ボイスチェンジャーの故障に決まってるだろうが…」「遊園地のマスコットに隠密用の装備が必要になるかよ…」
宗介「安易な判断は危険だ、クルツ。現に俺はこの機体を一流の戦闘マシンに仕立て上げた…」「先程のトカゲの着ぐるみも同様のコンセプトで造られたものかも知れん…」「つまり、お前がさっき言った一般市民という認識自体が既に誤りだという可能性もある」
クルツ「あんなに目立つ格好のテロリストがいるか、バカ! それにあれはトカゲじゃなくウツボだ!」
宗介「しかし、クルツ…。お前はM9を離れて何をしている?」
クルツ「今は休憩中だ。ECSに電力をとられるおかげでエアコンが効かねえんだよ」「おかげでM9の中は蒸し風呂同然だぜ」
宗介「怠慢だぞ、クルツ。敵はいかなる状況で千鳥かなめを襲うかわからない」
クルツ「そのことだけどよ…。本当にあの子…何者かに狙われてるのか…?」
宗介「………」
クルツ「一ヶ月以上、張り付いてるがその気配はまるで無しだ…」「だいた、いくらきれいな子だからってテロ組織が誘拐しても身代金の要求しか使い道がないしよ…」「なのにミスリルが動くなんてこりゃどういうことだ?」
宗介「一兵士が疑問をはさむことは時として作戦全体の失敗の原因となる」「俺達は任務をこなすだけだ」
クルツ「だからってよ…ここは遊園地…衆人環視の環境だぜ。そう簡単に手出しはできねえだろ」
宗介「シュージンカンシュ? 罪人とその牢の番人か!」
クルツ「突っ込む気もねえ…」
宗介「…よくわからんが、少なくともここは安全とは言えない。あれを見ろ…!」
クルツ「!」
宗介「指示を与える怪しげな男と先程の着ぐるみ…」「やはり、あのトカゲ…テロを目的としたパワードスーツだったか…!」
クルツ「トカゲじゃなくてウツボだ!」
ウッポくん「…さっきは酷い目にあったなぁ。ったく…やってられないっての、安い自給でよ…」「あ~あ…ウォータージェット、乗りてえなあ」
ポロネズ「そうですか…あれに乗りたいですか」
ウッポくん「え!? な、何だよ…あんた!?」
〔光の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

ポロネズ「望みをかなえてさしあげましょう。存分にお乗りなさい。フフフ…フハハハハハ!」
ウッポくん「う、うわああああぁぁぁーーっ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「沖縄の一番暑い日」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
護「へえ…じゃあ、マイクはアメリカから来たロボットなんだ」
マイク「YES! マイク、日本でフレンド、いっぱいいっぱい作りたいもんね~!」
護「あはは…僕と華ちゃんはもうマイクの友達だよ!」
マイク「サンキューだもんね、護! 今日はいっしょにたっぷり遊ぶもんね!」
護「うん! 遊ぼう、遊ぼう!」
かなめ「何だか次から次へとおかしなのが出てくるわね…」
恭子「え~と…元気出して、アカネさん…。ウッポくんはアカネさんの胸の中で生きていると思います」
アカネ「…ウッポくんが死んじゃったみたいに言わないでよね…」
ミヒロ「チ、チイ姉ちゃん、あれ見て! ジェットコースターの上!!」
ウッポくん「えへ…えへへ…」
アカネ「ウッポくん! あたしのために戻ってきてくれたんだ!」
恭子「…違うと思いますけど…」
ミヒロ「で、でも…様子がおかしいよ…コースターの上にいるし…」
〔Gストーンの輝き〕
護「この感じ…! あれは!!」
ウッポくん「えへ…えへへ…!」
〔光の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

ゾンダー「ゾンダァァァァァァッ!!」
恭子「な、何あれ!? ウッポくんがオバケになっちゃった!」
かなめ「このゾンダーって叫び声…前に現れた奴の仲間!?」
〔敵ユニット出現〕
クルツ「ちいっ! ゾンダーの野郎、近くの連合軍基地の機体を取り込みやがったぜ!」
宗介(顔グラは真っ黒)「クルツ、お前はM9を回せ」
クルツ「お前はどうする気だ、ソースケ!?」
宗介(顔グラは真っ黒)「問題ない。そのための装備だ」
〔味方ユニット出現〕
ミヒロ「見て、さっきのボン太くんだよ!」
ボン太くん「ふもも…ふも!」
華「ボン太くん…あっちのロボットたちと戦うのかな…」
護「そんな! 危ないよ、ボン太くん!!」
マイク「OH! あのファニーな動物は護達のフレンド!?」
華「ボン太くんはみんなの友達だよ!」
マイク「みんなのフレンドってことはマイクのフレンドでもあるもんね!」
護「あ…マイク!!」
〔マイク、ボン太くんへ接近〕
マイク「マイクも頑張るもんね! マイフレンズのためにゾンダーと戦うもんね!!」
ボン太くん「ふも?」
マイク「ハロー、ボン太くん! マイ・ネーム・イズ・マイク・サウンダーズ…よろしくだもんね!」
ボン太くん「ふも、ふもも、ふもっ!」
マイク「OK! 二人で頑張るもんね!!」
ボン太くん「ふも!」
恭子「…会話、通じてるのかな…」
かなめ「天海さん! あたし達も避難しましょう!」
愛「待って、千鳥さん! 護ちゃんが…護ちゃんがいないの!」
かなめ「そ、それは…」(言えない…。護君もゾンダーと戦うために行っちゃったなんて…)(護君がGGGの特別隊員なのはご両親にも秘密って約束だもの…)
勇「護! 護ーっ!」
かなめ「天海さん、護君ならきっと大丈夫です! あたし達も避難を!」
愛「護ちゃん…」
華「護君…」
<戦闘開始>

<敵1機以下or2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
護「来てくれたんだね、ボルフォッグ!」
ビッグボルフォッグ「私の任務は護隊員の警護ですから。ここは我々に任せて避難してください」
護「うん、わかったよ!」
クルツ「よう! また会ったな、ニンジャさん! 今回もよろしく頼むぜ!」
ビッグボルフォッグ「ウルズ2、ウルズ6…ご協力に感謝します」
マオ「礼なんて要らないよ。こっちも任務でやってるんだから」
ボン太くん「ふも!」
ビッグボルフォッグ「ところで、かわいらしい奇妙な物体がこちらに通信を送ってきていますが…」
マオ「気にしないでいいよ。とりあえず、あれは味方だから」
クルツ「で、姐さん? あっちのイカした野郎は?」
マイク「OH! 助けが来たもんね! これで一安心だもんね!」
マオ「まあ、よくわからないけど害は無さそうだしね。放っておいていいよ」
クルツ「それじゃいきますか…! ひさびさのSRTの連携で!」
ボン太くん「ふもっふ!」

<ボン太くんが戦闘>
ボン太くん「ふも…ふもも、ふも!」「ふもも…ふも、もふ、ふもっふ!」
恭子「ボン太くん、頑張ってるみたい…」
かなめ「何言ってるか、わからないけどね…」

<敵全滅・味方援軍2&敵増援1出現>
護(ウッポくんはどこに行ったんだ…。ゾンダーメタルをウッポくんから引き離さないと、また…)
ゾンダー「ゾンダァァァァァッ!!」
〔敵ユニット出現〕
護「うわあああああっ!!」
ビッグボルフォッグ「護隊員!」
マイク「護! 危ないもんね!!」
〔マイク、EI-13へ隣接〕
〔EI-13に爆発〕

マイク「護! 今のうちに逃げるもんね!」
護「ありがとう、マイク!」
マイク「さあ、ゾンダー! このマイクが相手だもんね!!」
ゾンダー「ゾンダァァァァァッ!!」
〔叩く音〕
マイク「あれ~~~~~~~~!!」
〔マイク、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

クルツ「おいおい…勇ましく突っ込んだのはいいがそんなオチかぁ…?」
マオ「あのガッツは買いだけどね…」
ビッグボルフォッグ「ですが、時間稼ぎになりました」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
シホミ「アカネちゃん、ミヒロちゃん! 返事をして!」
アカネ「こっちだよ、お姉ちゃん!!」
〔ブレス、アカネがいる地点へ移動〕
〔味方ユニット出現〕

カズマ「無事だったか、ミヒロ!」
ミヒロ「うん…ボン太くんとマイクが守ってくれたから」
カズマ「ボン太くん? マイク? …熱射病にでもなかったのか…」
バルザック「頼むぜ、カズマ。撮影しやすいように適当に戦闘の周辺を飛び回ってくれ」
カズマ「いや…そうもいかなくなったぜ、バルザックさんよ…」「ミヒロとチイ姉が世話になったんだ! きちんとゾンダー野郎に落とし前をつけてやるぜ!!」
バルザック「ま…お手柔らかに頼むぜ」
カズマ「そうはいかねえな…! 真夏の海で俺のテンションもハリケーンだぜ!!」
バルザック「…どうでもいいが、センスのないコピーだな…」
アカネ「こら、カズマ! あのゾンダーは元はウッポくんなんだ! ケガさせたら承知しないよ!」
カズマ「心配するなって! 核の引っこ抜きは凱さんに任せるからよ!」
凱「………」
ノアル「どうした、凱? ガオガイガーにトラブルか」
凱「…いや、何でもない。心配は要らない」
デュオ「頼むぜ、キング。ヘルアンドヘヴンでゾンダー核を引っこ抜いてくれ!」
ゾンダー「ゾンダァァァァァ!!」
〔敵ユニット出現〕
クルツ「やっぱり、数を出してきやがった!」
マオ「聞こえる、ソースケ? ダナンも来ているからあんたもM9に乗り換えな!」
ボン太くん「ふも!」
マオ「了解…って言ってんだよね…」
〔ボン太くん、前進〕
カリーニン「どうやら、あの奇妙なクマ…相良軍曹のようです」
マデューカス「いや、少佐…あれはネズミの亜種と思われる」
カリーニン「クマです。これは断言してもかまいません」
マデューカス「いや、違う。あの耳の形状はげっ歯類の特徴を…」
テッサ「かわいい…」
マデューカス「艦長…?」
テッサ「マ、マデューカスさん! 進路このままで、相良軍曹のM9の準備を!」
マデューカス「イエス、マム」
〔テッサ、ボン太くんへ接近〕
ボン太くん「ふも!!」
〔ボン太くん、テッサへ接近〕
かなめ「ボン太くんが飛んだ!」
アキ「さらに泳いだ!」
ノイン「かわいい…」
カトル「ノ、ノインさん…?」
〔テッサ、ボン太くんへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

クルツ(すげえ…。本当に場所を選ばずに戦えるようだぜ…!)
〔味方ユニット出現〕
〔宗介、マオへ隣接〕

マオ「どうだい、ソースケ? 久ビアのM9の乗り心地は」
宗介「問題ない。フォーメーションの指示を頼む」
クルツ「へ…今度は純正のSRTの揃い踏みだ。パーティーの始まりといこうぜ!」
かなめ(ボン太くんがあいつで…ボン太くんが引っ込んでASが出てきて…)(それであいつは銃を持っていてあたしを守って…。あ~! よくわかんない!!)
テッサ「本艦もGGGに協力してゾンダーを迎撃します。各員の健闘を期待します」
マデューカス「イエス、マム。このトゥアハー・デ・ダナンの力、見せつけてやりましょう」

<EI-13撃破or敵増援1出現の次PP・第3軍増援1出現>
〔第3軍ユニット出現〕
恭子「また来たよ、カナちゃん!」
かなめ「大丈夫! こっちにはガオガイガーもいるんだし!」
〔サベージ隊、かなめのいる地点へ接近〕
華「こっちに来たよ!」
かなめ「え…あのAS…あたし達を狙っている…!?」
カリーニン「テスタロッサ大佐…!」
テッサ「…ついに来たようですね。ウルズ2、6、7の各機はターゲットの安全確保を最優先!」「ゾンダーはGGGに任せます!」
マオ「ウルズ2、了解! 各機、続きな!!」
〔宗介&マオ&クルツ、かなめのいる地点へ接近〕
クルツ「サベージにミストラルIIか…。こりゃどう見ても自衛隊の機体を食ったゾンダーじゃねえな」
宗介「では、千鳥かなめを狙ってか」
マオ「そのようだね。どうやらあたし達尾本来の任務になりそうだよ」
クルツ「ちっ…ドサクサ紛れに誘拐を狙うとはセコいやり口だぜ!」
ビッグボルフォッグ「ウルズ2、これは?」
マオ「あのテロリストはミスリルが迎撃するよ。状況次第じゃ支援を要請するけどね」
ブレス「了解した。そちらの健闘を祈る
ノイン「各機、聞いての通りだ。我々はゾンダーのせん滅を優先する!」
カトル「凱さん、頼みます!」
凱「あ、ああ…」
ブレード(まさか、獅子王凱…。お前は…)

<カズマが戦闘>
バルザック「っと…こいつは中々キツいGだぜ!」
ミヒロ「大丈夫ですか、バルザックさん? お兄ちゃんの操縦…荒っぽくてごめんなさい」
バルザック「ありがとよ、ミヒロちゃん。おかげでいい写真が撮れそうだぜ」(ついでにこの機体のデータも集めることが出来るしな…)

<宗介が戦闘>
宗介「ASのコックピットも久しぶりだな…」
クルツ「どうした、ソースケ! そんなにASが恋しいんなら任務、代わってやるぜ!」
宗介「問題ない。あれはあれで俺に向いた任務だ」
マオ「言うようになったね、ソースケ! バックアップは任せて、好きにやりなよ!」
宗介「了解だ」

<凱vsEI-13>
凱(長引けば俺の身体がもたない…。短時間で決着をつけなくては…!)

<第3軍全滅>
???(ガウルン)「ったく…使えない連中だぜ。火事場ドロボウの一つも出来ないとはよ…」「しかし、あのクソムカつくミスリルが他の組織とつるんでいるとはな…。こりゃちょいと厄介だぜ」

<EI-13撃破・勝利条件達成>
※※「ヘルアンドヘヴン」以外で撃破の場合、セリフ追加※※
ゾンダー「ゾンダァァァァァッ!!」
〔EI-13、回復〕
ホリス「ゾンダーロボ、体組織の再生を開始!」
ノイン「やはり、核を引き抜く以外の方法では倒せないか…!」
デュオ「いつものやつを頼むぜ、キング!」
凱「あ、ああ…」
アキ「凱…! あなたまさか身体が…!」
カトル「下がってください、凱さん! 後は僕達で何とかします!」
凱「そうはいかない…。ゾンダーと戦うのは俺の使命…そして、俺は…」
〔凱、EI-13へ隣接〕
凱「勇者だ!!」
〔凱、EI-13へ攻撃〕
[イベント戦闘「凱vsEI-13」]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット撃破〕
※※まだ第3軍健在の場合、セリフ追加※※
〔第3ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

凱「ゾンダーの核は…確保した…」
アカネ「ありがとう、凱! これでウッポくんにまた会える!」
カリーニン「大佐、こちらの敵組織も後退した模様です」
テッサ「深追いはしないというわけですか…。逆に言えば、また仕掛けてくるということでしょうね」
カリーニン「おそらくは…」
テッサ「『ウィスパード』…。必ず守らねばなりません…」「各機に後退指示を。本艦もこの海域を離脱します」
※※「ヘルアンドヘヴン」で撃破の場合のセリフ※※
ノアル「帰るぜ、凱。核の浄解は離脱してからだ」
※※「ヘルアンドヘヴン」以外で撃破の場合のセリフ※※
ノアル「お疲れさん、凱。核の浄解は離脱してからだ」

凱「あ、ああ…」
※※「ヘルアンドヘヴン」で撃破の場合のセリフ※※
カトル「どうしたんです、凱さん? 具合が悪いんですか?」
凱「大丈夫だ、カトル…。護にGストーンをアジャストしてもらえばすぐに治まる…」
※※「ヘルアンドヘヴン」以外で撃破の場合のセリフ※※
カトル「大丈夫ですか、凱さん?」
凱「心配は要らないさ、カトル…。護にGストーンをアジャストしてもらえばすぐに治まる…」

ブレス「よし…各機、後退だ」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

???(ガウルン)「中々の見世物だったぜ、ミスリル…。コミカルな着ぐるみショーの後はムカつく組織勢ぞろいのラインダンス…」「だが、おかげでこっちも策が浮かんだぜ。面倒な依頼の幾つかを一気に片付けるいいアイデアがな…」「楽しみにしてな…。まだ、始まったばかりだからな…焼け付くような熱い夏は…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

関東エリア
GGG/メインオーダールーム
命「沖縄に現れたゾンダーの核、ガオガイガーに回収されました。護君の浄解も問題なかったそうです」
牛山「機動部隊はミスリルのトゥアハー・デ・ダナンと」「ヴァルストークで帰還します」
大河「ご苦労だった。現時刻を以って、作戦の終了を確認する」
雷牙「で、ボクちゃんのマイクは?」
スワン「無事です。海中からダナンが回収し、そのままこちらへ向かうそうデス」
雷牙「おお…よかった! マイクはボクちゃんの最高傑作だからな」
麗雄「あれが兄ちゃんの自信作とはな…。ついにボケが始まったようだな」
雷牙「黙れ、麗雄! ボクちゃんはまだまだ現役だ! …なあ、レディ君?」
レディ「は…はあ…」
麗雄「美人を見ればすぐに色目を使う…。そんなんだからルネ君に愛想をつかされるんだよ!」
雷牙「何-っ!? ケンカ売る気か!」
麗雄「面白い! やってやろうじゃないか!」
大河「両博士とも抑えてください 雷牙博士もせっかくアメリカから来ていただいたのですから…」
火麻「毎度のこととはいえ、仲の悪い兄弟だぜ。ちっとは歳を考えればいいのによ」
雷牙「何~っ!? ボクちゃん達を年寄り扱いする気か!」
麗雄「けしからん! まことにけしからんぞ!」
フリーマン「どうやら、似た者同士のようだな…」
スワン「…でも、スタリー…マイクは本当に大丈夫ナノ?」
スタリオン「心配することはないさ、スワン。マイクはまだうまれたばかりの赤ん坊のようなものだからね」「成長すれば、いずれは地球を守る立派な勇者になってくれるさ」
命「こちらの兄妹は仲がいいのにね…」
レディ「スワン君の兄上が雷牙博士の助手をしているとはな…」
スタリオン「雷牙博士は多少、問題もありますが麗雄博士と並ぶ素晴らしい科学者ですから」
雷牙「さすがはスタリー君! ボクちゃんのことをよくわかってる!」
麗雄「その問題の部分が大き過ぎるんだよ、兄ちゃんの場合は」
雷牙「覚えてろよ、麗雄! マイクの力を借りたくなった時に吠え面かかせてやる!」
麗雄「用が済んだらアメリカに帰れ! これであと10年は顔を見る必要もないわ!」
火麻「やれやれ…この調子じゃ凱たちが帰ってくるまでケンカが続くかも知れないな…」

極東エリア
沖縄/海岸
〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕

ウッポくん「ありがとう…ありがとう!」
護「お仕事たいへんでしょうけど頑張ってくださいね。ボン太くんに負けないように」
ウッポくん「君はあのアカネさんって人の知り合いなのかい?」「よかったら、彼女にこれを渡してくれないか」
護「これ…ウッポくんのサイン…」
ウッポくん「俺…つらくなったらあの人の事を思い出して頑張るから…だから…」
護「はい! 必ず渡します!」

極東エリア
ウォーターポリス/倉庫
クルツ「…で、お前は旅行に戻る…と」
宗介「クラスの中でも任務がある。それを怠るわけにはいかん」
マオ「例のゴミ係ね…。まあ、せいぜい頑張りなさいよ」
宗介「それでだ、クルツ…。お前に頼みがある」
クルツ「珍しいな、お前がお願いとは…」
宗介「これの修理を頼む。それとこの図面をベルギーに送ってくれ」
クルツ「これって設計図かよ…!? まさか、お前…」
宗介「今日の戦闘で実戦データも取れた。後は量産するだけだ」
クルツ「量産ねえ…。性能はともかく、この外観は色んな意味で問題ありだろう…」
マオ「まあいいじゃないのさ。使えないなら、遊園地でショーをやればいいしね」
宗介「では、頼んだぞ」
マオ「家に帰るまでが遠足よ。気をつけてね、ソースケ」
宗介「了解だ」
クルツ「姐さん…」
マオ「わかってる…。今まではあの子が狙われてるって話も半信半疑だったけど…」「今日の件ではっきりしたよ。どこの誰だか知らないけど向こうさんも本気だってことがね」
クルツ「でもよ…やっぱりわからないぜ。あの子が狙われる理由ってのがよ…」
マオ「…そんなことは二の次だよ。今はまずあの子を守ることだけを考えるんだ…」
クルツ「ああ…了解だ。…気をつけろよ、ソースケ…」

極東エリア
沖縄/那覇空港
かなめ「…相良君、昨日は遅くまでどこに行ってたのよ?」
宗介「…黙秘する」
風間「でも、大丈夫? 全身、傷だらけみたいだけど…」
恭子「もしかして、ゴミ箱の事でウォーターポリスの警備員さんに怒られて…」
宗介「否定だ。あの場からはフラッシュグレネードですぐに脱出した」
風間「じゃあ、昨日のロボット騒動でケガしたの?」
宗介「問題ない。これは転んだだけだ」
恭子「騒動の間はいなくて、帰ってきたら傷だらけだなんて変身ヒーローみたいね」
かなめ(まさか…ね)
恭子「どうしたの、カナちゃん?」
かなめ「何でもない、何でも! …しかし、空港の警備…来た時よりもすごくない…?」
恭子「そういえばそうね…」
神楽坂「…はい、みんな…聞いて」「これから私達が乗る飛行機にはあのリリーナ・ドーリアン外務次官も搭乗されるそうです」
恭子「うそぉ! あのリリーナ様が!」
風間「でも、そういう人って普通、専用機に乗るんじゃないんですか?」
神楽坂「その専用機にエンジントラブルが見つかりこのような措置になったそうです」「飛行機の中では陣代高校の品位を落とすようなマネはくれぐれも慎むようにね」「特に相良君…あなたは大人しくしていてね」
宗介「…了解した」
華「こんにちは、かなめさん。また会いましたね」
かなめ「もしかして、華ちゃん達もあたし達と同じ飛行機?」
華「はい! 皆さんといっしょの次の飛行機です」
護「………」
恭子「あれ? 護君、元気ないみたいだけど…」
華「その…護君、昨日の騒ぎの時に一人でどこかに行っちゃったんでお父さんにしかられて…」
かなめ「護君…」
護「大丈夫ですよ、かなめさん。僕…元気ですから」
かなめ「護君…あたしと相良君はいつでも君の味方だからね」
護「ありがとう、かなめさん! じゃあ、また後で…」
恭子「ふうん…あたしと相良君か…。いつの間にそんな風に…」
かなめ「違う、違う! …さあ、あたし達も搭乗手続きをしなくちゃ…!」「相良君も行こうよ」
宗介「………」
かなめ「相良君?」
宗介「…先に行ってくれ。少し気になることがある…」
かなめ「う、うん…」
???(ヒイロ)「………」
宗介(何者だ、あの男…)
【シナリオエンドデモ終了】


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