No.42
暁の閃光
【シナリオデモ１開始】
オセアニアエリア
オーブ某所
？？？（※ミナ）「そうか…。ザフトのオペレーション・スピットブレイクは失敗したか」
ヒイロ「だが、これより連合とザフトの戦いはさらに激化の一途をたどる事になる」
？？？（※ミナ）「だろうな。プラントではタカ派のザラ国防委員長が次の最高評議会議長になるだろう」「そうなれば、地球とプラントの戦いはさらに激しさを増す」「国連事務局はマルキオを仲介役にシーゲル・クラインとの接触を図ったが結局、無駄に終わるな」
ヒイロ「お前はそれでいいのか？」
？？？（※ミナ）「世界の生まれ変わりに痛みはつき物だ。そして、この機会にウミは徹底的に出さねばならない」
ヒイロ「世界か…。だが、それは一人一人の人間が造っている事を忘れるな」
？？？（※ミナ）「どういう意味だ？」
ヒイロ「どんなやり方をしようとも人の心までは支配できない」「信念を持つ者がいる限り、この世界はお前とお前の弟の思うようなものにはならないだろう」
？？？（※ミナ）「信念を持つ者か…。それはウズミの事を言うのか？」
ヒイロ「…だが、俺はあの男のやり方も認めるわけにはいかない」「そのためにリリーナと俺は今日までお前達の下にいた」
？？？（※ミナ）「行くのか、ヒイロ・ユイ…。コロニーの自由のために戦った男と同じ名を持つ戦士よ…」
ヒイロ「ロンド・ミナ・サハク。また会う事もあるだろう…。リリーナを頼むぞ」
〔モニターの閉じる音〕
五飛「ヒイロ…」
ヒイロ「連合はおそらくオーブを狙ってくる」
五飛「やらせておけばいい。ウズミのやり方の過ちを見せるいい機会となる」
セイナ「…人がまた死ぬだろうね」
五飛「だが、世界の混沌は続く。その中で人は生きていけばいい」
ヒイロ「………」
セイナ「あなたは一人の人間としてそれが許せないようね、ヒイロ」「どうやらお別れみたいね。あなたはサハクのステーションにいるクイーンをおいて一人で行くのかしら」
ヒイロ「リリーナも答えを出すだろう。俺は先に行くだけだ」
セイナ「じゃあ、私はここでアスハとサハクの選択の結果を見させてもらうわ」
ヒイロ「お前達にそれができるならな」
五飛「どういう意味だ、ヒイロ」
ヒイロ「五飛…お前ならわかるはずだ。世界が生まれ変わる時に傷つくのが誰なのかを」「お前はそれを見過ごす事はできない」
五飛「………」
オセアニアエリア
ヴァルストーク／カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴１００．１２．１、航海日誌…」「大河長官は今後の事を検討するためにオービットベースへ戻っていき…」「アークエンジェルと俺達はバルザックさんの案内でオーブへ入国した」「バルザックさんは軍を離れてＤボゥイさんをバックアップしてたそうだ」「そのＤボゥイさんは突然倒れ、今も生死の境をさまよっている」「アキさんの話ではＤボゥイさんを救うための装置がもうすぐオーブへ届くそうだ」「しかし、この数日の間に連合とプラントの戦いはさらに激しいものとなった」「改めてパナマに降下したザフトの部隊はアラスカのサイクロプスのお返しとばかりに…」「『グングニール』とかいう新兵器を使ったそうだ」「こいつの発する強力な電磁パルスで無力化した連合軍はザフトに完膚なきまでに叩きのめされたらしい」「その様は虐殺そのものだったそうだ」「人類同士の泥沼の戦いの中でラダムやソール１１遊星主等の敵とも戦わなくてはならないというのに…」「このままでは連中と戦う前に本当に人類は自分達の手で滅んでいくのかも知れない…と」
オセアニアエリア
モルゲンレーテ社／ドッグ
バルザック「急げよ、雷龍。もうすぐお客様の到着だ。それまでにスペースを空けておけ」
雷龍「ちぇ…今でも隊長気取りかよ、あの人は…！」
風龍「だが、随分と雰囲気が変わったな、バルザック隊長は」
雷龍「無精ヒゲだからか？」
風龍「そうではない。何と言えばいいんだろう…前のトゲトゲした感じが消えている」
バルザック「ほらほら、おしゃべりの暇があったら手を動かせ。超ＡＩを有効に使えよ」
雷龍「どこが変わったってんだ…！ 人使いの荒さは相変わらずだぜ！」
ユミ「バルザックさん…その人達が来れば、本当にＤさんを助ける事ができるんですか？」
バルザック「まあな…雷牙博士の話じゃトカゲ戦争の頃からやってた研究が一応の形になったって話だからな」
アカネ「でも、バルザック…あんた、今まで何やってたのさ？」
バルザック「…バルザック隊敗北の責任を取らされた俺にはエリート街道から最前線送りになったのさ」
カズマ「俺達を裏切った罰だぜ、そんなのは」
バルザック「まあ、そう言うなって。…それに前線の生活も悪くなかったぜ。常に生命の危険はあったがな」「そして、そこで俺は戦友やかけがえのない人とも出会う事ができた」
ホリス「その目…ずばり、相手は女性ですかね」
バルザック「…彼女は俺の部隊の駐屯地の近くで牧場をやっていた女性だ」「だが、ある日、俺達の部隊はラダムの奇襲で壊滅しちまったのさ…」
カズマ「バルザックさん…」
バルザック「俺は彼女だけは守ろうと必死で牧場に走ったが、多勢に無勢でやられちまいそうになった」「そこに現れたのがＤボゥイだったのさ」
ナターシャ「じゃあ、あんたは放浪中のＤボゥイに会ったのね」
バルザック「で、俺は彼女を救ってくれたあいつに恩返しのつもりで色々と便宜を図ってやったってわけさ」「昔のつてでそれなりのルートは持っていたからな」
アカネ「じゃあ、Ｄボゥイがあたし達と合流してからは？」
バルザック「それからは使いっ走りさ。…さて、俺の雇い主が来たようだぜ」
〔扉の開閉音〕
ノアル「久しぶりだな、アキ」
ミリー「対ラダム研究班、ただいまオーブへ到着しました」
アキ「よく来てくれたわね、ノアル。それにミリーも」
フリーマン「挨拶は後だ、アキ。すぐにＤボゥイの所へ案内してくれ」
アキ「フリーマンチーフ、よろしくお願いします」
フリーマン「君からのレポートは読んだ。事態は一刻を争うだろう」「急ごう、アキ。このままではＤボゥイは確実に死に至る」
オセアニアエリア
アスハ邸
シホミ「落ち着きましたか、ラミアス艦長？」
マリュー「ええ…何とか…」
ルリ「ミスマル提督の根回しでアークエンジェルはノイ・ヴェルターの所属となりました」「もう何の心配もありませんよ」
マリュー「………」
ルリ「どうなさったんですか？」
マリュー「…今までに自分のやってきた事が何だったんだろうな…と思うと…」
シホミ「ラミアス艦長…」
ムウ「まあ、無理もないさ」「俺達は軍人として戦ってきたがいきなりあんな仕打ちを食らわされりゃ目の前が真っ暗になるぜ」
ウズミ「それが今の地球連合軍だ」
マリュー「ウズミ様…」
ウズミ「革命戦争の後に発足した新・国連はアプロヴァール事務総長の下…」「それぞれの国家や民族を尊重し今日までやってきた」
ルリ「最後の世界連合国家元首、トレーズ・クシュリナーダの理念ですね」
ウズミ「だが、それは自国と自身の利益を求め、エゴによる他者の排斥を唱える者達の台頭を許す事になった」「その者達の名はブルーコスモス…！」
シホミ「反コーディネイターを標榜する政治団体ですね」
ウズミ「国連事務局直属の君達なら奴らが世界を裏から操作しようとしている事は知っていよう」
ウズミ「そして、このオーブにもやがては奴らの魔手が伸びるだろう」
ルリ「ウズミ・ナラ・アスハ元代表…、連合軍はおそらくオーブに自軍への参加を要請するでしょう」「あなたはどうされるつもりですか？」
ウズミ「中立というオーブの理念は守らねばならない。たとえ、血が流れようともだ」
ルリ「………」
ウズミ「私の事は民を顧みぬ為政者と思うのも当然だろう」「だが、理念を失えばオーブは滅ぶ。たとえ国という形を失っても理念があればオーブは生き続けよう」
ルリ「…私から申し上げる事はありません。ただ、ノイ・ヴェルターとしての務めを果たすだけです」
ウズミ「すまないな。おそらく諸君らには負け戦に付き合ってもらう事になる」
ルリ「ラミアス艦長…私とシホミ艦長はウズミ前代表とオーブ防衛のプランを検討します」
マリュー「では、私も…」
ウズミ「ラミアス艦長、気持ちは嬉しいがまず貴官に必要なのはその意志を固める事だ」
マリュー「ウズミ様…」
ウズミ「時間は多くは残されていない。だが、こればかりは貴官が自ら成さねばならん」「健闘を祈るぞ」
〔扉の開閉音〕
ムウ「みんな、行っちまったな…」
マリュー「…少佐は何で戻ってらしたんですか？」
ムウ「え…？ はあ…いまさら聞かれるとは思わなかったぜ…」
マリュー「あ…！ ん…～…」
ムウ「これで答えになった？」
マリュー「…わ、私はモビルアーマー乗りは嫌いです…！」
ムウ「あれ？ 聞いてなかった？ キラがフリーダムに乗るんで修理済みのストライクは俺が乗るんだ」「要するに俺、今はモビルスーツのパイロットってわけ。というわけで、もう一度…」
マリュー「あん…」
〔扉の開閉音〕
ルリ「………」
マリュー「ホ、ホシノ艦長！」
ルリ「…どうぞお構いなく忘れ物を取りに来ただけですから」
ムウ「って言われてもな…」
ルリ「すいません。その辺の空気、読めなくて」
オセアニアエリア
モルゲンレーテ社
キラ「そっか…カガリもアスランにあったんだ…」
カガリ「アークエンジェルが戦闘したって聞いてそれでお前が死んだと思って周囲を色々探して…」「結局、見つけたのはあいつだったんだ」
キラ「そうなんだ…」
カガリ「めちゃくちゃ落ち込んでたぞ、あいつ。お前を殺したって泣いてた…」
キラ「あの時…僕は彼の仲間を殺した…。そして、アスランは僕の友達のトールを殺した…」「どうしようもなかった…。僕も…きっとアスランも…」
カガリ「小さい頃からの友達だったんだろ？」
キラ「でも、戦うしかなかった…。僕の大事な人達を守るために…」
カガリ「キラ…」
キラ「そして、これからも戦うよ。僕が守りたいもののために…」「出来ることと望むことをするよ、あのフリーダムで…」
エリカ「キラ・ヤマト君…そのフリーダムだけどどうしても私達に見せてくれないのね」
キラ「すいません…。でも、それはあれを僕にくれた人との約束ですから…」
カガリ「それってザフトの人間か？」
キラ「うん…。あれをくれたのはラクスなんだ」
カガリ「ラクスってあのラクス・クラインか！？」
キラ「彼女もこの戦争を終わらせるために戦っている一人なんだ…」
エリカ「仕方ないわね。個人の持ち物を勝手にいじるわけにはいかないし…」「その間、私はバスターの修理をやってしまうわ」
カガリ「バスターってザフトに奪われたＧの一機か」
エリカ「そうです。以前の戦いでアークエンジェルが撃墜して奪い返したとの事です」「そのパイロットも捕虜としてアークエンジェルにいるそうですよ」
カガリ「ザフトのパイロットって事はコーディネイターか…」
エリカ「さあ、カガリ様はルージュの最終調整をお願いしますね」
キラ「ルージュ？」
カガリ「私用のモビルスーツだ。お前も見たら驚くぞ」
ロウ（あのキラって奴…元気になったみたいだな。とりあえずは安心だ）（…何か俺、兄貴か親父になった気分だぜ…）
劾「何をしている、ロウ？」
ロウ「劾！ サーペントテールの劾じゃねえか！ お前もオーブに来てたのかよ！」
劾「丁度いい、ロウ。お前に渡すものがある」
ロウ「お前が俺にか？」
劾「そうではない。マルキオ導師からお前に礼としての贈り物だそうだ」
ロウ「律儀な人なんだな、あの人」
劾「ついでだ、ロウ。俺からお前に依頼があるのだが…」
ロウ「へえ…傭兵がジャンク屋にか？ 珍しい事もあるな」
劾「お前のメカニックセンスを見込んでの話だ」「俺はここの設備を使ってブルーフレームを改修する。それに手を貸してくれ」
ロウ「そいつは面白そうだな！ 頼まれなくてもやらせてもらうぜ！」
オセアニアエリア
モルゲンレーテ社／研究所
フリーマン「プロフェッサー神先…Ｄボゥイの血圧と心拍数のデータをこちらにまわしてくれ」
未知「了解です。ミスター・フリーマン」
ユミ「チーフ…Ｄさんの身体、どうなっているんですか…！？」
アキ「Ｄボゥイはラダムのテックシステムで調整を受けたテッカマン…」「だけど、精神支配の前にテックシステムから切り離された…。その後遺症が出ているのよ」
アカネ「それってＤボゥイの妹のミユキと同じって事！？」
アキ「そうよ…。おそらくＤボゥイの身体は組織崩壊が始まっているわ…」
ダービット「デッドに負けたのは、それが原因だったのか…！」
ユミ「そんな…！ Ｄさんなはそんな身体であたしと特訓したの！？」
ミヒロ「Ｄボゥイさん…また、無茶して…」
カズマ「Ｄボゥイさんはラダムと戦う事に生命を懸けている…」「たとえどんな無茶でもあの人は戦うためなら何だってやるんだ…」
Ｄボゥイ「チーフ…」
フリーマン「気がついたか、Ｄボゥイ。既に治療は始まっている、もう心配は要らない」
Ｄボゥイ「…これで俺の身体は…治るのか…」
フリーマン「テッカマンになりさえしなければな」
Ｄボゥイ「何…！？」
フリーマン「今、我々のしているのは君の身体の組織崩壊を食い止める治療法だ」「だが、テックセットをすれば組織崩壊はさらに進行し、それは君に確実に死をもたらす」
Ｄボゥイ「何か方法はないのか！？ テッカマンとして戦う方法は！」
フリーマン「………」
ダービット「ゆっくり休めよ、Ｄボゥイ…。あんたはもう充分に戦ったさ」
ナターシャ「後の事はあたし達に任せて。きっとラダムをこの手で倒してみせるから」
Ｄボゥイ「お前達…」
ユミ「Ｄさん…！ あたし達、頑張るから！ だから…だから…！」
Ｄボゥイ「…それでは駄目なんだ…。シンヤやケンゴ兄さんは他の誰にも殺させはしない…！」
ユミ「兄さんって…！？」
ノアル「アキは話さなかったようだな。…ラダムのテッカマンはＤボゥイの兄弟や昔の仲間なのさ」
ナターシャ「そんな…！」
ダービット「じゃあ、あんたは自分の肉親をその手で殺すっていうのか！？」
Ｄボゥイ「…肉親だからだ…。それが俺があいつらにしてやれる最後の事だ…」
ユミ「Ｄさん…。Ｄさんはそんな重い物を背負って…ずっと戦ってたんですね…」
トモル「それがこの人の戦う理由…」
Ｄボゥイ「君は…オーガンに選ばれた男か…」
トモル「あなたがテッカマンブレードなら教えてください…！」「俺の夢にはあなたとオーガンが何度も出てきた！ あなたは俺に戦えと言うんですか！？」
ノアル「やめろよ、お前…！ Ｄボゥイは今、それどころかないんだ！」
Ｄボゥイ「いいんだ、ノアル…。オーガンがこいつを選んだのなら俺からも伝える事がある」
トモル「え…」
Ｄボゥイ「オーガンが長い旅路の果てにこの地球に来た理由を知っているか？」
トモル「よく…わかりません…」
Ｄボゥイ「この星にはイバリューダーが失い、オーガンが求めたものがあるからだ」「そして、オーガンはそれを見つけ、そのために俺達と共に戦った」
トモル「でも、彼は『聖バレンタインの光』であなた達を守って消滅したと聞いています」
Ｄボゥイ「だから、トモル…お前はオーガンの代わりに戦え。オーガンの求めたものを守るために」
トモル「そんな理由でですか！？ 勝手に押し付けられた理由で俺に戦えと言うんですか！？」
Ｄボゥイ「オーガンがお前を選んだのはきっと何か理由があるからだ」「俺はオーガンが守りたかったものはお前にとっても大事なものだと思う」
トモル「そんな…そんな勝手な理屈で戦えるものか！！」
〔扉の開閉音〕
未知「真道さん！」
カズマ「待てよ、おい！」
ノアル「放っておけよ、カズマ。今はナーバス君にきあまってる暇はねえ」
カズマ「でもよ、ノアルさん…！ あいつ…Ｄボゥイさんに聞くだけ聞いといて逃げ出す気かも知れねえぜ！」
ノアル「事情はよく知らねえが、あのオーガンが選んだ男だぜ。その時がきたら、きっとやってくれるさ」
カズマ「随分と自信たっぷりだな…」
バルザック「さすがだな、ノアル。Ｄボゥイのお守り歴が長いせいかあの手の奴の扱い方を心得てるぜ」
ノアル「うるせえよ、バルザック。てめえこそＤボゥイのおっかけ、ご苦労さんだぜ」
バルザック「フ…何だかんだ行っても俺達はあいつから離れられそうにないようだな」
ノアル「ああ…。だから、あいつが戦えないのなら今度は俺達であいつを守ろうぜ」
〔ＷＡＲＮＩＮＧ〕
ミリー「オーブ全島に警戒警報が発令されました！」
アカネ「何物画家が、このオーブに攻め込もうとしている…！？」
フリーマン「我々は治療を続行する 敵の迎撃はノイ・ヴェルターに任せよう」
アキ「ユミ、ナターシャ、ダービット、出撃よ！」
ユミ「ラーサ！」
ノアル「俺達も行くぜ、バルザック！ ソルテッカマンのコンビネーションを新人達に見せてやるとするか！」
バルザック「やれやれ…お前とのコンビプレイとは色気のない事だ」
〔扉の開閉音〕
Ｄボゥイ「くそっ…くそおおおっ！！」
ミリー「ゆっくり休んで、Ｄボゥイ…。後はノアルさん達に任せましょう」
Ｄボゥイ「俺の生命は明日燃え尽きてもいい…。だが、あいつらだけは…テッカマンだけは俺のこの手で倒させてくれ！」
フリーマン「絶望の果ての希望…。Ｄボゥイ…君が戦うためにはそれをつかむしかない…」
Ｄボゥイ「方法があるのか、チーフ！？」
フリーマン「これまでのテックシステムの研究でテッカマンの外的要因…」「例えば戦う環境に応じて進化するシステムを備えている事が判明している」
Ｄボゥイ「進化…」
フリーマン「おそらくゾンダーの機界化への対抗システムも、その一例なのだろう」「そして、時期と要因が揃った時テッカマンは新たな段階を迎える」「爆発的進化…そう、ブラスター化だ」
Ｄボゥイ「ブラスター化…」
フリーマン「自らの肉体をより高度なものへと進化させた時、テッカマンはブラスターテッカマンとなる」
Ｄボゥイ「環境に適応すれば組織崩壊も止まるんだな…！」「だったら、チーフ！ そのブラスター化のやり方を教えてくれ！」
フリーマン「だが、Ｄボゥイ…。ブラスター化は君にとって取り返しのつかない事態を招く事になる」
Ｄボゥイ「何…」
フリーマン「Ｄボゥイ…ブラスター化は君にとって地獄への招待状と同じなのだ…」
【シナリオデモ１終了】
サブタイトル
「暁の閃光」
【戦闘マップ１開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
ルリ「ノイ・ヴェルターの一部とオーブ軍は島の反対側の防衛に回ってもらっています」
サブロウタ「さて…何が来るかはお楽しみだな」
イーベル（トモル君…ブリーフィングもいなかった…。やっぱりオーガンになるの嫌なのかな…）
ミリアリア「カズイがいないみたいだけど…」
サイ「あいつはアークエンジェルを降りたよ。これ以上は戦えないって」
ミリアリア「サイ…カズイを責めないでね」
サイ「そんなつもりはない…。ただ、寂しいだけだ…」
マリュー（艦を去る者もいる…。だけど、私は戦おう…）（この世界の混乱が正される日を信じて…）
ムウ「あんまり力むなよ、艦長。こういう時はリラックスだ」
マリュー「ありがとう、ムウ。頼りにさせてもらうわ」
ホリス「向こうの美人艦長さん、少し雰囲気変わりましたね…」
シホミ「決意が固まったみたいね。…それに、絆も固まったみたい」
キラ「カガリ…それが君の機体なんだね」
カガリ「お前の使っていたストライクの予備パーツで組み上げたルージュだ」「アサギ、マユラ、ジュリ！ サポートは頼むぞ！」
ジュリ「任せてください！ ロウ達の出撃が遅れている分、あたし達が頑張りまぁす！」
カズマ「何やってんだよ、ロウさんと劾は…。もうすぐ敵が来るってのによ」
アキ（ゆっくり休んでいてね、Ｄボゥイ…。あなたの分まで私達、戦うから…）
〔レーダー反応〕
ハーリー「来ました！ 連合軍の部隊です！」
〔敵ユニット出現〕
デュオ「やっぱり地球連合軍か…！」
カトル「そんな…！ 中立のオーブへ軍を派遣するなんて明らかに武力干渉だ！」
連合士官「オーブ連合首長国の代表者へ。以下を以って最後通告とする」
ウズミ「最後通告だと？」
連合士官「現在の世界情勢を顧みず新・国連加盟の一自治体としての責務を放棄し…」「あまつさえ再三の協力要請に拒否の姿勢を崩さぬ貴国に対し…」「地球連合軍は、新・国連を代表して以下の要求を通告する」
クルツ「何が新・国連を代表としてだ…！ 安全保障理事会のゴリ押しで強行採決を通したくせによ！」
マオ「連合軍は本気で世界を自分達の手で動かす気らしいね…！」
連合士官「我々の要求は以下の二つだ。一、オーブ連合首長国現政権の即時退陣」「二、武装解除、ならびに解体、だ。この要求が実行されない場合、地球連合軍はオーブ連合首長国を」「敵性国家とみなし武力を以って対峙するものである」
ファーラ姫「そんな…こんな理屈で攻めてくるなんて、これではガルラといっしょだわ！」
黄金「くそっ！ 俺達の地球はここまで腐っていたのか！」
鉄也「これが現実だ。だが、絶望している暇はないぞ…！」
ウズミ「どうあっても世界を二分したいか、連中は！ 敵か、味方かと！」
キサカ「ウズミ様…市民達の避難は既に開始されています」
ウズミ「地球とプラント、そのどちらについてもどのみち戦火は免れん…！」
ルリ「こちらは新・国連事務局直属のノイ・ヴェルターです」「我々は本件を連合軍の武力干渉とみなし、即刻の後退を勧告します」「この韓国が承認されない場合は我々も武力を以って対処する事になります」
連合士官「ほう…事務局は安全保障理事会との全面対決を望むか」「新・国連が内部で争ったとなれば市民に混乱と同様が走るぞ！」
ルリ「事なかれ主義で大事な何かを失うのは許されません」「市民の皆さんには自分の目で事実を確かめてもらうつもりだと事務総長は言っています」
宗介「ロゼ・アプロヴァール事務総長か…」
デュオ「あの肝っ玉婆さんの言いそうな事だぜ！」
連合士官「ならば、こちらは攻撃を開始する！ 地球の安全と平和のために！」
ルリ「いいんですよ。青き清浄なる世界のために、って言っても」
連合士官「な…」
甲児「こっちはとっくにてめえらがブルーコスモスの手先だってのは知ってんだよ！」
竜馬「トカゲ戦争の頃から裏で世界を動かそうとしてきたお前達を俺達は許さない！」
エド「って言ってるぜ、モーガン大尉。俺達、完全に悪役になっちまったようだ」
モーガン「言うな……。俺達は軍人だ…命令に従うしかない」
エド「捨て駒にされた次は汚れ役とはね。俺も落ちたもんだぜ…」
連合士官「攻撃開始だ！ オーブとノイ・ヴェルターを叩け！」
カズマ「やるってんならやってやるぜ、バッキャロー！！」
シホミ「熱くなっては駄目よ、カズマ。この戦い…本来はあってはならないものなのだから」
カズマ「くっそおおおおおおっ！！ この怒り、どこにぶつけりゃいいんだよ！！」
＜戦闘開始＞
＜敵１３機以下or２ＰＰ・第３軍増援１出現＞
〔レーダー反応〕
キャレット「大気圏外カラ ノコエリアニ 接近スル機体ガ アリマス！」
アカネ「敵の増援！？」
キャレット「識別信号ハ ザフトデス！」
〔第３軍ユニット出現〕
弁慶「あの赤いモビルスーツ、ガンダムかよ！？」
隼人「あれはザフトの機体だ！ 気をつけろ！」
アスラン「こちらはザフト特務部隊、アスラン・ザラだ」
キラ「アスラン！」
カガリ「あいつ…どういうつもりだ！ この戦闘にザフトが介入する気か！？」
アスラン「軍からは、この戦闘に関して何の命令も受けていない…」「俺が受けた命礼はキラ…お前の抹殺とそのモビルスーツの破壊だ」
キラ「アスラン…！」
カガリ「お前…またキラと戦う気か！」
アスラン「…俺は全てを確かめに来た。キラ…相手をしてもらうぞ！！」
〔アスラン、気力上昇〕
〔気力、精神コマンド「ひらめき」「集中」使用〕
アスラン（ラクス…俺は全てを自分の目で確かめる。君に言われたからではなく、俺は自分の意志で自分の戦いを決めたい…！）
キラ「アスラン…僕は…僕は…！！」
〔キラ、気力上昇〕
カガリ「キラ！！」
ムウ「手を出すな、お姫さん！ これはあいつら二人の問題のようだぜ！」
アスラン「キラ…行くぞ！！」
キラ「アスラン…！！」
＜アスランと戦闘（戦闘後）・味方援軍１出現＞
アスラン「キラ…俺は…！」
キラ「アスラン…！」
イーベル「何だか悲しいね、あの二人…」
カズマ「キラ！ お前、それでいいのかよ！ そいつは俺の友達なんだろ！」
キラ「でも…でも、僕は…」
ヒイロ「その迷いを肯定しろ」
〔味方ユニット出現〕
宗介「ウイングガンダム…！ ヒイロか！」
デュオ「あの野郎、今までどこをほっつき歩いてやがった！」
キラ「君は…」
ヒイロ「この戦争を創っているのは一人一人の人間だ」「組織も国も人権も立場も関係ない。お前が望む事をしろ」
キラ「僕は…僕は…」
カズマ「はっきりしやがれ！ そうしねえと、あの赤いガンダムと戦うしかねえんだぞ！」
キラ「僕は…アスランと戦いたくない！」
カガリ「キラ…」
ムウ「じゃあ、決まりだ！ 自分で決めたんだから後は自分で何とかしろよ、キラ！」
キラ「はい…！」
マリュー「各機はキラ君を援護！ キラ君はあの赤いモビルスーツの相手に集中して！」
キラ「了解です！」
甲児「キラって言ったよな！ 俺達がお膳立てしてやるから絶対にあきらめるんじゃねえぞ！」
凱「君の心を彼にぶつけろ！ その想いはきっと届くはずだ！」
キラ「ありがとうございます、皆さん！」
＜キラvsアスラン＞
アスラン「このジャスティスはお前のフリーダムを倒すために与えられた機体だ！」
キラ「アスラン…！」
アスラン「キラ！ お前のフリーダムはラクスから与えられたと聞いた！」「彼女は俺に言った…。何のために戦うのかと！」
キラ「君もラクスに会ったんだね、アスラン！」
アスラン「だから、俺は確かめる！ お前と戦う事で自分の戦いの意味を！」
＜キラがアスランを説得orアスラン撃破・味方援軍２＆敵増援１出現＞
※※キラがアスランを説得の場合、セリフ追加※※
キラ「アスラン！ 僕の話を聞いて！」
アスラン「キラ…」
キラ「…僕は君の仲間、友達を殺した…」
アスラン「………」
キラ「でも、僕は彼を知らない…。殺したかったわけでもない…。…そして、君もトールを殺した…」
アスラン「！」
キラ「でも、君もトールの事を知らない。殺したかったわけでもないだろ？」
アスラン「…俺はお前を殺そうとした…」
キラ「僕もさ…アスラン…」
アスラン「キラ…」
キラ「戦わないで済む世界ならいい…。そんな世界でずっといられたんなら…」「でも、戦争はどんどん広がろうとするばかりで…」「でも、きっと僕だって何かができる…！ だから、僕は…」
アスラン「…ラクスの言った通りだな。お前はお前の戦いを見つけたんだな…」
キラ「アスラン…
アスラン「だが、俺は…」
ニコル「あきらめないでください、アスラン！」
アスラン「ニコル…ニコルなのか！？」
トール「心配するな！ お前はキラの友達を殺しちゃいねえよ！」
ミリアリア「トール！」
キラ「生きていたんだね、トール！」
トール「まあな…まだ怪我ひどいが、とりあえずは大丈夫だ！」
キラ「見たよね、アスラン…。僕の友達のトールが君の友達といっしょにいる…」「僕が見つけた戦う意味はあれなんだよ」
アスラン「………」
キラ「君だって見つける事ができるよ。だって、アスラン…。君は昔と変わっていないから…」
アスラン「お前もだ、キラ…。あの頃と何も変わっちゃいない…」「そんなお前なら信じられる。俺もお前と行こう…」「このジャスティスと共にお前と俺の信じるもののために戦おう」
カガリ「あいつ、わかってくれたのか！」
キラ「ありがとう、アスラン…」
〔アスラン、第３軍から味方へ〕
※※アスラン撃破の場合のセリフ※※
アスラン「くっ！ キラ！！」
キラ「アスラン…！ 僕は君と戦いたくない！！」「地球もプラントも関係ない！ だって、君は僕の友達だから！！」
アスラン「キラ…どうやら間違っていたのは俺の方らしいな」
キラ「アスラン…」
アスラン「目が覚めたよ…。俺もお前と共に戦おう…」
〔敵ユニット撃破〕
キラ「アスランーッ！！」
ミヒロ「大丈夫です、キラさん！ あの人、脱出しています！」
キラ「アスラン…僕の想いは君に届いたんだね…」「この戦いが終わったら迎えに行くよ…。そうしたら、また友達に戻ろう…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔レーダー反応〕
ハーリー「１２時の方向から接近する部隊があります！ 連合軍の援軍です！」
〔敵ユニット出現〕
ゾマー「またガンダムかよ！ もう飽き飽きだぜ！」
トロワ「どうやらヘリオポリスで造られた５機のＧの後継機のようだ」
？？？（※アズラエル）「さあ、君達…」
オルガ「ああ？」
シャニ「へ？」
クロト「何だよ？」
？？？（※アズラエル）「今日が君達のデビュー戦だ。頑張って働いてもらうよ」「何しろ君達の意地にはそれなりの費用がかかってるんでね」
クロト「要するに好きなように暴れればいいんだろ？」
シャニ「それなら簡単だ」
オルガ「へ…面白くなってきたぜ…！」
〔オルガ、マリューへ隣接〕
〔オルガ、マリューへ攻撃〕
〔マリューに爆発〕
ノイマン「新たなＧからの攻撃です！ 回避できません！」
マリュー「あの機体…何て火力なの！」
オルガ「大天使さんよ！ その翼をもいでやるぜ！！」
ディアッカ「そうはいくかよ！」
〔味方ユニット出現〕
〔ディアッカ、オルガへ攻撃〕
[イベント戦闘「ディアッカvsオルガ」]
オルガ「ぐっ！ あの野郎、どこから撃ってきやがった！」
ディアッカ「聞こえるか、アークエンジェル！ 今の内に体勢を立て直せ！」
ミリアリア「あいつ…捕虜から解放してあげたのにいつの間にバスターに！！」
ディアッカ「俺だって死にたくないからな！ 戦ってやるぜ！」
[イベントデモ「キラ、ＳＥＥＤ覚醒」]
[イベントデモ「アスラン、ＳＥＥＤ覚醒」]
キラ「今だ、アスラン！！」
アスラン「わかった、キラ！！」
〔キラ＆アスラン、オルガへ隣接〕
〔アスラン、オルガへ攻撃〕
[イベント戦闘「アスランvsオルガ」]
〔オルガに爆発〕
オルガ「こいつら！！」
クロト「どいてろよ、オルガ！ あいつらは僕が仕留める！」
〔クロト、マリューへ隣接〕
劾「お前の相手は俺だ」
〔味方ユニット出現〕
キラ「あの青いモビルスーツ、僕を倒してくれた人か…！」
〔劾、クロトへ隣接〕
〔劾、クロトへ攻撃〕
[イベント戦闘「劾vsクロト」]
〔クロトに爆発〕
クロト「やりやがったな、お前ーっ！！」
劾「タクティカル・アームズ…いい仕上がりだ」
シャニ「うざい、お前ら…」
〔シャニ、マリューへ隣接〕
カズマ「二度ある事は三度ある…。次は…」
ロウ「俺の番だ！」
〔味方ユニット出現〕
カズマ「レッドフレーム！ 待ってたぜ、ロウさん！」
ミヒロ「な、何なの、ロウさん！ そのすっごい大きな剣は！？」
ロウ「こいつは１５０ガーベラ・ストレート！ マルキオ導師にもらったレアメタル全てをつぎ込んで造ったんだ！」
エリカ「…信じられないわ…。あの貴重な金属を全て使ってしまうなんて…」
甲児「やってくれるぜ！ あの人らしい大バカだ！！」
シャニ「うざい…。そんな馬鹿みたいな剣、モビルスーツが振れるもんか」
ロウ「樹里、風花！ パワーローダーＡパーツ、Ｂパーツ、射出だ！！」
樹里「了解！」
風花「行きます、ロウさん！」
〔ロウ、合体〕
シャニ「な…！」
ロウ「行くぜ！ こいつならパワー負けはしねえ！」
〔ロウ、シャニへ隣接〕
〔ロウ、シャニへ攻撃〕
[イベント戦闘「ロウvsシャニ」]
〔シャニに爆発〕
シャニ「う、うざい…！」
〔オルガ＆クロト＆シャニ、後退〕
ガイ「ちょっと待て、ジャンク屋！ 何だよ、そりゃ！？」
ロウ「こいつはパワーローダー！ １５０ガーベラ・ストレート用に開発したメカだ！」
〔味方ユニット出現〕
〔イライジャ、劾へ隣接〕
イライジャ「完成したんだな、劾。ブルーフレームの新装備も」
劾「ロウの助けあってのものだ。思った通りのものができた」
イライジャ「さすがだな、ロウ」
ロウ「いいって事よ。その代わりにお前達も戦闘を手伝ってくれよな」
劾「いいだろう。ミッション…了解した」
イライジャ「劾…！」
劾「お前は下がっていろ、イライジャ…。これは俺の個人の問題だ」
〔カーソル、オルガを指定〕
〔カーソル、クロトを指定〕
〔カーソル、シャニを指定〕
劾（俺の推測が正しければ奴らは…）
イライジャ「わかったよ、劾。…それにこの状況じゃ戦う以外の選択肢はないからな」
シホミ「各機、攻撃を新たに来た３機のガンダムに集中してください」「敵の切り札である以上、あれを倒せば連合軍の士気も低下するでしょう」
ロウ「やろうぜ、キラ！ せっかく拾った生命だ！ 粗末にするなよ！」
劾「ロウの言う通りだ。お前は死ぬ事は許されないぞ」
キラ「は、はい…！」
＜ディアッカが戦闘＞
ディアッカ「ちっ…どさくさにまぎれてバスターを奪って逃げるつもりがこんな事になるとはな…」「俺とした事がどうかしてるぜ…！」「捕虜の俺を殺そうとした女…それもナチュラルの女の事がこうも気になるなんてよ！」
＜ロウ（アストレイＲフレームＰ搭乗）が戦闘＞
ロウ「ありがとうよ、マルキオさん！ あんたにもらったレアメタル、ありがたく使わせてもらったぜ！！」「行くぜ、パワーローダー！ １５０ガーベラ・ストレートをぶん回せ！！」
＜劾が戦闘＞
劾「このブルーフレーム・セカンドは俺に合わせて改修された世界でたった一つの機体だ」「この機体に乗っている限り、俺に敗北は無い…！」
＜キラvsオルガorクロトorシャニ＞
キラ「この機体がストライク達の後継機だとしたら負けるわけにはいかない…！」「人を殺すためだけの機械は存在しちゃいけないんだ！」
＜ロウがエドを説得＞
ロウ「おい！ あんた、アラスカにいた切り裂きエドだろ！」
エド「そういうお前はジャンク屋のロウ・ギュールか！」
ロウ「あんた、あんな目に合わされてもまだ連合軍にいるのかよ！」
エド「俺だって好きで戦ってるんじゃねえよ！」
ロウ「だったら、やめりゃいいじゃねえか！ 戦うのもやめるのもあんたの自由のはずだろ！」
エド「自由…すっかり忘れていた言葉だ…」
ロウ「何言ってんだよ！ そんな当たり前の事を忘れてちゃ人生、楽しくないぜ！」
エド「ふ…そうだな…。覚えておくぜ、お前の言葉！」
＜オルガ撃破＞
オルガ「くそっ！ もうパワーが落ち始めてやがる！ 馬鹿モビルスーツめ！」「ここは後退するぞ！」
〔敵ユニット離脱〕
＜クロト撃破＞
クロト「くそっ！ お前ら…絶対に許さないっ！！」「覚えていろよ！ 次はお前ら、叩き潰してやる！！」
〔敵ユニット離脱〕
＜シャニ撃破＞
シャニ「はあ…はあ…はあっ！ うざいんだよ、お前らは！！」「今度あったら消してやるぞ！ うざい奴ら！」
〔敵ユニット離脱〕
＜エド撃破＞
〔敵ユニット離脱〕
＜モーガン撃破＞
〔敵ユニット離脱〕
＜オルガ＆クロト＆シャニ撃破・敵増援２＆第３軍増援２出現＞
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
宗介「連合軍が後退していく…？」
クルツ「虎の子のガンダム三羽烏がやられちまったんで降参かよ
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
オセアニアエリア
オーブ市内
トモル「連合軍が退いていく…。オーブは助かったのか…」
未知「真道さん…！」
トモル「神先さん…あのＤボゥイって人についていなくていいのか？」
未知「彼にはフリーマン司令達がいるわ。それに、もう私達が手の出せない所にいるから…」
トモル「それで俺を…モルモットを追ってきたってわけか」
未知「そんな言い方はやめて。私は真実が知りたいの、それだけよ」
トモル「みんな、勝手なんだよ！ 君も、あの凱って人も、ルネって奴も、そして、あのＤボゥイも！」「俺は怖いんだよ！ もう奴とは…オーガンとはリンクしたくない！」「もう放っておいてくれよ！ 俺は被害者なんだ！」
未知「………」
トモル「君はすごいよな…。この世の中に知らない事なんて何も無いって感じだ」「君みたいな人を天才って言うんだろうな」
未知「そう、私は普通じゃない…」
トモル「え…」
未知「私のこの能力は人工的に作られたものよ…」「ファースト・コーディネイター、ジョージ・グレンに始まる人類の遺伝子改造の歴史…」「その一つの結晶がホシン艦長やキラ・ヤマト君であり、そして、私なのよ」
トモル「じゃあ、君は…」
未知「…私の父も科学者だった。尊敬に値する能力を持っていながら彼は遺伝子改造の計画に」「生涯を捧げた…兵器として完璧な人類を創り出すために」
トモル「………」
未知「こんな能力を無理やり与えた父を恨みもしたわ…。でも、その内こう思えるようになったの…」「もし、私に本当に他の人よりも優れた能力があるのなら、それでいったい何ができるのか…」「私は試してみたいのよ」
トモル「…君はすごいな…。かなえられない事なんて何もないだろう…」「俺は違う…。力を与えられても何もできないんだ…」
未知「違うわ…！ 本当に大切なのは何かをしたい、そして、それを成そうとする心よ！」「凱さんもＤボゥイさんもユミさんもルネさんも…」「みんな、望まない力を与えられてもそれに負けなかった！ ううん、彼らだけじゃない！」「ノイ・ヴェルターの人達はみんな、与えられた力を自分の意志で使っている！」「あなただってできるわ！ そして、あなたはオーガンの求めているものがあるはずよ！」
トモル「いい加減にしてくれよ！ 結局はオーガンか！」「君は俺の事なんて研究材料としか思えないんだろ！」
未知「待って、真道さん！」
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔戦闘マップ１から継続〕
クルーゾー「…どうやら、連合軍は危険を察知して退いたようだぞ」
甲児「どういう事だよ、そりゃ！？」
〔レーダー反応〕
鉄也「上だ！ 来るぞ！！」
〔敵ユニット出現〕
〔第３軍ユニット出現〕
陽子「ラダムにイバリューダーだと！」
黄金「連合軍はこいつらを察知して引き揚げたのか！」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
ノアル「あいつら、このオーブでドンパチを始める気かよ！！」
カガリ「くそっ！ 人の国を何だと思っている！」
アキ「何を言っても無駄よ。奴らに私達の理屈は通じないわ！」
ラング「ラダムの大部隊を追っていたら地球人同士の戦いの場に遭遇するとはな」
リーブ「いかがします、ヘッド・デトネイター？」
ラング「決まっている…破壊だ！ ラダムも地球人も徹底的に破壊する！ それが我らの戦いだ！」
ランス「フ…イバリューダーよ。今はお前にかまっている暇はないのだ」「私の標的はブレード、ただ一人だ！」
アキ「あのテッカマン…Ｄボゥイを狙っている…！？」
ランス「出て来い、ブレード！ …それとも出て来られない理由があるのかな？」
ゾマー「あいつ…どうやらＤボゥイがもう戦えないを知ってるようだぜ」
ベスナー「ちっ…陰険な野郎だ…！」
バルザック「残念だったな、あんた！ ブレードは休暇中だ！ 代わりに俺達が相手をしてやるぜ！」
ランス「やはりな…。では、この島を焼け野原にして奴の墓標にしてやろう！」
キラ「こ、これだけの大部隊がぶつかりあえば、本当にオーブは滅んでしまうかも知れない…！」
ヒイロ「では、俺達にできる事は何だ？」
キラ「この国を…そこに住む人達を守って戦う…！ それが今、できる事…！」
マリュー「各機はラダムとイバリューダーの双方を迎撃！ 街への被害を最小限で食い止めて！」
ランス「さあ…宴の始まりだ」
＜ランスorラングorリーブと戦闘（戦闘後）・味方援軍３出現＞
ウズミ「キサカ…後は任せるぞ。カガリの事を頼む」
キサカ「ウズミ様…！」
ウズミ「オーブの理念を守れ。それができれば国を失おうとオーブは死する事はない」
キサカ「ウズミ様はどちらへ！？」
ウズミ「私の最後の務めを果たす…。あの侵略者から希望を守らねばならん…！」
ランス「フフフフフ…エビルの拾ってきたまがい物も役に立ってくれたようだな」「ブレードの生命の灯火の最後は私が消してやろう」
〔ランス、モルゲンレーテへ移動〕
〔モルゲンレーテ社に爆発〕
〔画面、振動〕
リーブ「あそこにラダムの支配を脱したテッカマン…ブレードがいる…！？」
〔リーブ、モルゲンレーテへ接近〕
【戦闘マップ２終了】
【シナリオデモ３開始】
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
カズイ「うわっ…うわあっ！！」
未知「どうして、民間人がここに！？ あなた早く避難を！」
カズイ「お、俺は…」
未知「あなた…もしかしてアークエンジェルの乗組員だった方…？」
カズイ「でも、俺は艦を降りたんだ…だって、俺…戦えないよ…」
未知「では、なぜここに…？」
カズイ「今も怖くてたまらない…。でも…戦ってるサイやミリィや…キラが…心配になって…」「でも、駄目だ…！ 俺には何も…できないんだ…！」
ウズミ「ここに来ただけで充分だ。お前もオーブの子だ」
カズイ「あなたは…！？」
未知「ウズミ様…どうしてここへ！？」
ウズミ「私は最後の務めを果たす…！ お前達は逃げるんだ！」
カズイ「でも、ウズミ様…」
ウズミ「生き残ってくれ、オーブの子よ。…この国を焼いた私を恨んでもいい。だが、生き残ってくれ」「それがこれからのお前の戦いだ」
カズイ「…わかりました」
〔機体の飛行音〕
ランス「そうはいかないな。この地にいる者は皆殺しにする事が決まっている」
未知「テッカマン！」
ランス「まずは女…君から死んでもらおう！」
トモル「危ないっ！！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
未知「真道さん！」
ランス「ほう…自らの危険を顧みず女を救うとはな…。楽しませてくれるな、人間！」
トモル「逃げるんだ、神先さん！ 早く！」
未知「どうして…どうして戻ってきたんです、真道さん！？」
トモル「わからない…わからないけど…俺は…！」
ランス「わざわざ死にに来たか！ ならば、望み通りにしてやろう！」
トモル「駄目だ…やられる！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
リーブ「そうはさせない…！」
ランス「ちいっ！ イバリューダーか！」
トモル「な、なぜイバリューダーが俺を助けるんだ…」
〔データのロード音〕
リーブ「オーガンのライフデータを検出…。あなたがオーガンなのね…」
トモル「え…」
ランス「どけ、イバリューダー！ 私の邪魔をするものは全て消してやる！」
トモル「こいつ…自分の目的のために他人の生命を奪うのか…！」「許さない…許さないぞ、悪魔め！！」
未知「真道さん！」
トモル「オーガーンッ！！」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕
【シナリオデモ３終了】
【戦闘マップ３開始】
〔戦闘マップ２から継続〕
〔味方ユニット出現〕
ランス「なぜ、地球人がイバリューダーのソリッドアーマーを！」
オーガン「うおおおおっ！！」
〔オーガン、前進〕
〔ランスに爆発〕
ランス「ぐっ！！」
〔ランス、前進〕
ラング「リーブ！ 奴がオーガンか！！」
〔ラング、オーガンへ接近〕
アキ「ヘッド・デトネイターが！！」
オーガン「こいつがイバリューダーの指揮官か！」
ラング「オーガン、その変わり果てた姿は…」「そうか…！ いつか自分が倒れる事を予見し、この星の技術で新たなソリッドアーマーを用意したか！」
オーガン「ラング…イバリューダーでオーガンの上だった男…。やはり、来たか…！」
ラング「オーガン、なぜだ！ なぜ勇者とまで言われたお前が！ この星に何があるというのだ！」
オーガン「地球にはイバリューダーが失ってしまったものがあるんだ！」
ラング「我々に必要なものは力だ！ 始祖アイバもそれを願い、我らにこの力を与えてくれた！」
アキ「まただ…！ なぜイバリューダーはＤボゥイのお父さんを始祖と呼ぶの…！？」
ノアル「あいつの親父さんとイバリューダーの間に何があったんだ！」
ラング「ミーク様がご到着された時、この星はラダムとの決戦の地となり全ては破壊される！」「オーガン！ その前に我が手でお前に引導を渡してやる！」
オーガン「うっ！」
〔ラング＆リーブ、オーガンへ隣接〕
〔ラング、オーガンへ攻撃〕
[イベント戦闘「オーガンvsラング」]
〔ラング、後退〕
ラング「リーブ！ 貴様、なぜオーガンをかばう！」
オーガン「リーブ…イバリューダーでのオーガンの僚友…。だが、どうして俺を…」
リーブ「オーガン…あなたが求めたものを私もこの星で見つけられたような気がする…」
オーガン「リーブ！！」
リーブ「オーガン…私も自分のための戦いをしてみたかった。あなたのように…」
〔精神感応音〕
未知「え…」
〔敵ユニット撃破〕
オーガン「リーブ！！」
ラング「リーブめ…！ 他人をかばって死ぬなど血迷ったか！」
オーガン「黙れ、ラング！！」
〔オーガン、気力上昇〕
オーガン「血も涙も心もない貴様達は悪魔だ！ イバリューダー、そして、ラダム！ 俺は貴様達を絶対に許さない！！」
ランス「ちいっ！ やはり、奴は人間に味方するか！」
ラング「来い、オーガン！ 貴様とラダム、まとめて消去してやろう！！」
＜ランス撃破orＨＰ３０％以下orラング撃破orＨＰ４０％以下・味方援軍４出現＞
オーガン「くっ！ このままではいずれはやられる…！」
ランス「フフフ…イバリューダーのヘッド・デトネイターよ。少しは使えるようだな」
ラング「黙れ、ラダムのテッカマン！ オーガンを始末した後は貴様を八つ裂きにしてくれる！」
ランス「では、オーガンとやらは貴様に任せよう。私は目的を果たさせてもらうぞ！」
〔ランス、モルゲンレーテへ移動〕
ウズミ「そうはさせん！！」
〔モルゲンレーテの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕
カガリ「モルゲンレーテが！！」
ランス「馬鹿な！ こやつ、施設を自爆させたのか！」
ウズミ「この国は誰にも利用させん！ そのための準備はできている！！」
ウズミ「ノイ・ヴェルターよ！ 君達の仲間は無事だ！ 彼は私が守る！」
カガリ「お父様！ なぜ、そこまでするのです！？」
ウズミ「聞け、カガリ！ この混沌の世界を救う希望は彼らノイ・ヴェルターにある！」「何物にも与せず、また何者にも屈せず…それだけが世界を救う力となるのだ！」
マリュー「ウズミ様…」
ウズミ「私は為政者としては失格だ…。だが、最後に父としてお前にそれだけは伝えたい！」
カガリ「嫌だ！ お父様、死んでは駄目だ！！」
ランス「自らを犠牲にするか！ 人間ごときが小ざかしい真似を！！」
〔ウズミがいる地点に爆発〕
ウズミ「ぐわあっ！！」
カガリ「お父様っ！！」
？？？（※Ｄボゥイ）「うおおおおおおおっ！！」
〔味方ユニット出現〕
アキ「Ｄボゥイ！！」
ノアル「馬鹿野郎！ なぜテックセットしやがった！ お前、死ぬ気かよ！！」
ブレード「俺は死なん…！ その男が娘に何かを託そうとしたように俺の生命も父さんに託されたものだ！」
ランス「死に損ないが！ 組織崩壊の始まった貴様の力でこの私に勝てると思うか！！」
〔ランス、ブレードへ隣接〕
ミリー「Ｄボゥイ！」
？？？（※デッド）「ブレードはやらせないよ！」
〔デッド、ブレードへ接近〕
〔デッドに爆発〕
デッド「ぐっ！！」
ゾマー「デッド！ なぜ、ここに！？」
デッド「決まっているさ…ブレードを倒しに来たんだよ」
ブレード「お前は…」
デッド「だから、あんたは負けちゃいけない！ あんたは強くなくちゃいけないんだ！」
〔味方ユニット撃破〕
ゾマー「デッドオオオオオオオッ！！」
イーベル「Ｄさん！ 見せてください、その力を！！」
ベスナー「あたし達が憧れた白き魔人の力を！」
アキ「Ｄボゥイ！！」
フリーマン「今こそ進化した力を！！」
ブレード「うおおおおおおおおおっ！！」
[イベントデモ「ブラスター化」]
〔ブレード、変化〕
ブレード「うおおおおおおおっ！！」
〔ブレード＆ランス、後退〕
〔ブレード、ランスへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsランス」]
〔ランスに爆発〕
ランス「ぐわああああっ！！」
アキ「あ、あれが…！」
フリーマン「進化したテッカマン…ブラスターテッカマンの姿だ！」
ランス「ブラスターテッカマンだと！ ば、馬鹿な！ 我ら以上の完全体など存在しない！！」
オーガン「わかる…わかるぞ！ 意志の力…心の力だ！！」「テッカマンブレードは心の力で自らを進化させたんだ！！」
ラング「馬鹿な！ そんな事は我らとラダムの戦いの歴史の中でも前代未聞だぞ！」
オーガン「オーガン…あなたがテッカマンブレードに魅せられたのはこの力だったんだな…」
ランス「認めん！ 認めんぞ！ このような事は！ 最強のテッカマンはこの私だ！」
〔ランス、回復〕
ブレード「ランス！ ならば、その目で確かめろ！ これが俺の新たな力だーっ！！」
＜ブレードvsランス＞
ランス「ブレード！ 貴様を倒し、私の力をエビルより上だと証明してやる！」
ブレード「そんなもののためにお前は戦うのか、ランス！」「俺は全てのテッカマンを倒す！ この生命が燃え尽きる前に！！」
＜オーガンvsラング＞
ラング「無様だな、オーガン！ 勇者と言われたお前がこの程度の戦いしかできんとは！」
オーガン「黙れ、ラング！ 俺はこの星で見つけたものを守るために戦っている！」「破壊の使徒であるイバリューダーに負けるわけにはいかないんだ！」
ラング「力こそがイバリューダーの教義！ この力で我々はラダムを銀河から消滅させねばならないのだ！」「それが始祖アイバの願いだ！」
＜ランス撃破＞
ランス「わ、私が敗れるだと…！？ 馬鹿な…馬鹿なあああああっ！！」
〔敵ユニット撃破〕
ブレード「モロトフ…この力はお前達を倒すためのものだ…」「だが、安心しろ…。俺も遠からずお前達と同じ所へ逝く…」
＜ラング撃破＞
ラング「オーガンよ！ 生まれ変わったお前の力、見せてもらったぞ！！」
オーガン「ラング！」
ラング「だが、もう我らを止める事はできん！ この星の時間で２ヶ月後にはミーク様が太陽系に到着する！」「お前一人が戦おうとこの星の破滅は決まっている！ また会おう、オーガン！」
〔第３軍ユニット離脱〕
オーガン「あと２ヶ月…。それが人類に残された時間か…」
＜ランス＆ラング撃破・勝利条件達成＞
サイ「ラダム、イバリューダー共撤退しました」
マリュー「恐ろしい敵だった…。人類同士が戦っていてはあの脅威に打ち勝つのは無理だわ…」
カガリ「お父様！ 返事をしてくれ、お父様！」
ウズミ「カガリよ…。モルゲンレーテからの避難も完了した…」「私は最後の務めを果たそう…」
カガリ「何を言うんだ！？ オーブは救われたんだ！ そんな必要はない！」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「連合軍か！」
ルネ「連中、ラダムとイバリューダーが退いたんで戻ってきたのか！」
リョーコ「くそおっ！ やる事がセコ過ぎるぜ！！」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
カズマ「あいつら…！ ここぞとばかりに攻撃しやがって！」
ミヒロ「で、でも…こっちはもうボロボロだよ！ 戦うなんて無理だよ！」
ウズミ「ノイ・ヴェルターの諸君！ 脱出するんだ！」
シホミ「しかし、それではオーブが…」
ウズミ「オーブは不滅だ…！ その理念ある限り！」
カガリ「お父様…！」
ウズミ「連合軍の背後にはブルーコスモスの盟主、ムルタ・アズラエルがいる…」
劾「ムルタ・アズラエル…」
ウズミ「そして、プラントも今やパトリック・ザラにより地球との泥沼の戦いの道を進みつつある」
アスラン「父上が…」
ウズミ「未曾有の危機によりこのままでは人類は滅びる！ 未来は闇に閉ざされる！」
キラ「………」
ウズミ「別の未来を知るものなら今ここにある小さな灯を抱いてそこへ向かえ」「またも過酷な道だが、わかってもらえような…」
ルリ「はい…」
マリュー「…小さくとも強い灯は消えぬと私達は信じております」
カガリ「お父様ーっ！」
ウズミ「カガリ…父と別れるがお前は独りではない…。それを忘れるな…」
キラ「行こう、カガリ…。全ての人の未来のために…」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕
ウズミ「頼むぞ、ノイ・ヴェルター…」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔第３軍ユニット出現〕
五飛「やめろ、貴様ら！ もう勝負はついた！ これ以上は戦いではない…虐殺だ！！」
セイナ「言っても無駄だよ、五飛！ 今は一人でも多くの人達を避難させるんだ！！」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔セイナに爆発〕
セイナ「ぐうっ！」
五飛「セイナ！！」
セイナ「…五飛…戦いってのは銃をもってするだけじゃないよ…」「生きる事が戦いなんだ…。それは兵士も民間人も関係ない…。世界は今日も戦っているんだよ…」
五飛「セイナ…」
セイナ「だから、五飛…。戦いは続くんだよ…あんたの望む形とはちょっと違うけど…」「人の生命がある限り…」
五飛「もういい、しゃべるな！」
セイナ「お別れだよ…。…これであの子の所にあたしも行ける…」
〔第３軍ユニット撃破〕
五飛「セイナーッ！！」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
五飛「うおおおおおおおおっ！！」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
ウズミ「種は飛んだ…これでよい。オーブも世界も奴らのいいようにはさせん…」「さらばだ、カガリ…。この星と人類の明日を頼む…」
〔爆発音〕
〔画面、赤く発光〕
【戦闘マップ３終了】
【シナリオエンドデモ開始】
地球圏エリア
アメノミハシラ
ギナ「我が祖国オーブは陥落し地上はいよいよ連合のものとなったか」
ミナ「ウズミめ…。大きな口を叩いて結果はこれか」
リリーナ「………」
ミナ「見ただろう、ドーリアン外務次官。あれがオーブの理念とやらが招いた結果だ」
ギナ「あなたの騎士は去っていったがこれで世界の行く末を握るのは誰であるか理解できたろう？」
リリーナ「…私にはまだ答えを出す事はできません」
ギナ「いいだろう。納得のいく答えを見つけたら国連へ帰るがいい」「そのためにあなたはオーブへと派遣されたのだからな」
リリーナ「………」
ギナ「ウズミはオーブと共に古い体制も共に葬り去ってくれたのだ。それには礼を言おう」
ミナ「だが、オーブの首長となるにはアスハ家の娘が邪魔になるぞ」
ギナ「奴とノイ・ヴェルターはどうした？」
ミナ「宇宙へ上がったようだ。おそらくオービットベースへ向かうのだろう」
ギナ「フ…障害は早い内に摘むに限る。奴の始末は私がしよう」「そして、私達の手で真のオーブを再建し、いずれは世界を統べよう」
ミナ「世界は人間が作る…か…」
ギナ「なんだ、その言葉は？」
ミナ「いや…忘れてくれ…」
ぎな「未来に対して大志があれば今はどんなに卑怯に振舞おうと問題ではない」「この世界で踊れ、愚か者達よ…。全てはこのロンド・ギナ・サハクとミナ・サハクの手の中だ」
リリーナ（ヒイロ…お兄様…。世界はどこに向かっていくのでしょう…）（私はいまだ光を見つける事ができません…）
【シナリオエンドデモ終了】
● No41「想いと力、その向かう先」 へ戻る
● No43「記憶の底から」 へ進む
◆ 「第２部」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦Ｗ」 へ戻る
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