No.43
記憶の底から
【シナリオデモ１開始】
地球圏エリア
ガルラ艦隊旗艦／ブリッジ
シンクライン「父上、いつまで我々はあの遊星主なるものと知の記録者に従わねばならないのです…！？」
ダイ・バザール「全てはゴライオンを倒すまでだ。奴らをどうするかはその上で考えればよい」
シンクライン「しかし、あの知の記録者はガルラに伝わる古代文献でも危険な敵として書かれており…」「遊星主の目的である三重連太陽系の復元は、下手をすれば我々の星系まで被害を受けるのですぞ！」
ダイ・バザール「三重連太陽系の復元は確かに我々の星系にも影響が出るだろう。だが、それは一部の話だ」「それぞれの使命が共存できる以上、奴らと正面から戦う必要はない」
シンクライン「ガルラ大帝国の大帝王ともあろうものが情けない…！ いつからそのような腰抜けになったのです！」
ダイ・バザール「口を慎め、シンクライン！ いいか…そなたはゴライオンを倒せ。全てはその後の話だ」
シンクライン「ダイ・バザール大帝王の威光も地に落ちたものよ！」「あそこまで腑抜けるとは父上も老いたようだな！！」
ホネルバ「ヒッヒッヒ…荒れておるな、シンクラインよ」
シンクライン「来ていたか、ホネルバ。どうせ父上から俺を監視するために送られてきたのだろう」
ホネルバ「そう腐るな、シンクライン。確かに奴らの力は侮りがたいものがある。今は気を待つのじゃ」
シンクライン「しかし、その遊星主がなぜゴラインを恐れる…？」「ほねるば…お前は銀河中の古代文明を調べていたな…。俺に知る限りの事を話せ」
ホネルバ「いまさらお勉強かえ、シンクライン？」
シンクライン「ゴライオン…」「奴らの力を使えば、もしかすると遊星主を出し抜く事ができるかも知れん…」
地球圏エリア
ヴァルストーク／カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴１００．１２．１０、航海日誌…」「オーブを脱出した俺達は補給や修理も不十分なまま宇宙へ出た」「主要施設をウズミ前代表の手により爆破されたオーブは事実上、崩壊したと言ってもいいだろう」「連合軍のやり方はメチャクチャだが安全保障理事会が幅を利かせている今」「ロゼ婆さんも手が出せない状況にある」「婆さんの頼みの綱だったプラントとの和平も当のシーゲル・クラインの失脚によりパーになったそうだ」「そして、新たに俺達の仲間になったアスラン・ザラってのはプラントの新たな最高評議会議長の息子だそうだ」「オーブで俺達は多くのものを失ったがアスラン以外にも新たな仲間達を得た」「バスターガンダムのディアッカ、プリッツガンダムのニコル、オーブの姫様のカガリとそのお付き」「そして、テッカマンデッド…Ｄボゥイさんはブラスター化に成功しトモルもオーガンとして戦う事を決意した」「俺達はボロボロだが、まだ死んじゃいない。この世界のためにそれぞれができる事をするだけだ…と」
地球圏エリア
ヴァルストーク／食堂
ダービット「しかし、驚いたぜ、デッド…、お前がオーブに現れた時はよ」
デッド「ふふふ…お前を追ってきたのさ、ダービット」
ダービット「フ…嬉しい事、言ってくれるぜ」
リョーコ「なあ、あれって…」
ミヒロ「男同士…なんですよね…」
クルツ「んだよ、ダービットの奴、アキを諦めたショックで男に走ったのかよ」
ノアル「友情と愛情は紙一重だ。それを越えちまったのかも知れないぜ」
リョーコ「とりあえず、この場にヒカルがいなくてよかったぜ」
ミヒロ「どうしてですか？」
マオ「ミヒロがもう少し大きくなったら教えてあげるよ」
ミヒロ「もう、マオさん！ また子供扱いして！」
マオ「じゃあ、先にこれだけ教えてあげる。世の中には知らない方がいい世界ってのもあるんだよ」
ミヒロ「ふうん…」
リョーコ（こりゃヒカルが合流したらミヒロを近づけないようにしねえとな…）
ユミ「友情と愛情は紙一重か…。じゃあ、あたしとＤさんの師弟愛も一歩間違えば…」
マオ「そこは紙一重って言うより地球～火星間ぐらいの開きがあるわね」
ユミ「えーっ！ それじゃボソンジャンプでもしなきゃ無理じゃないですか！」
Ｄボゥイ「………」
アキ「身体の調子はどう、Ｄボゥイ？ あのブラスター化は、かなり体力を消耗するようだけど」
Ｄボゥイ「…大丈夫だ。心配するほどの事じゃない」
カズマ「でも、すごいよな…あのブラスターテッカマンってのは」「俺なんて最初の頃はスピードが速過ぎて、前のテッカマンとどこが変わったかわからなかったぜ」
甲児「俺もだぜ！ まさに閃光って感じだな！」
Ｄボゥイ「………」
フリーマン「Ｄボゥイ、少し休んだ方がいい。まだ、君の身体はブラスター化に慣れていないようだ」
Ｄボゥイ「…そうさせてもらう。それと、チーフ…」
フリーマン「わかっている。私は約束は守る男だ」
Ｄボゥイ「すまない…」
〔扉の開閉音〕
トモル「Ｄボゥイさん、大丈夫なのか…」
カズマ「本人がＯＫだって言ってんだから心配要らねえよ。何たって、あの人は不死身の男だからな」
凱「不死身の男か…。だが、あいつの場合、不屈の男と呼んだ方が相応しいかもな」
トモル「でも…」
ノアル「お前、若いのに随分と心配性だな。そんなんじゃ将来は頭髪関係で苦労するぜ」
バルザック「そうそう…もっと気楽にいこうぜ、オーガンの大将」
アキ「あなた達が気楽過ぎるのよ。…ごめんね、トモル。ノアル達の事は気にしないでね」
トモル「いえ、いいんです…。ただ、どうしても俺…Ｄボゥイさんの事が気になって…」
デッド「それって恋かもね」
ユミ「えーっ！ 新たなライバルの出現！？」
マイ「だから、ユミ…あんたはそれ以前の問題だって」
トモル「………」
フリーマン「随分と呆気にとられているがこれがノイ・ヴェルターの戦士達の素顔だよ」
トモル「驚きました。みんな、重い宿命や使命を以って戦っていると聞いてましたから…」
フリーマン「それも真実だ。確かに彼らの背負っているものは他人からは計り知れないものがある…」「だが、彼らは同時に人間でもある。笑い、歌い、楽しみ…そうやって生きているからこそ戦う事ができるんだ」
トモル「わかります…。そういう人間の在り方…心を求めてオーガンは地球に来たのですから」
ミリー「だったら、トモルさんももっと明るく楽しみましょうよ」
ノアル「まあ、ミリーみたいに能天気なのは困り者だがな」
ミリー「ひっど～い、ノアルさん！ あたしだってブルーアース号のサブパイロットなんだから！」
ノアル「わかった、わかった。俺がブルーアース号に乗り換えた時はしっかりサポートを頼むぜ」
トモル「あの…フリーマンさん…神先さんはどこにいるんですか？」
フリーマン「格納庫でソリッドアーマーのチェックをしているよ。何でも気になる事があるそうだ」
トモル「そうですか…。ありがとうございます」
フリーマン（イバリューダーのオーガンと同じライフデータを持つと言われる真道トモル…）（彼は本能的にＤボゥイの抱える爆弾を感じ取ったのかも知れない…）
地球圏エリア
アークエンジェル／格納庫
ロウ「行くのか、劾？」
劾「ああ…」
ムウ「お前さんには随分助けられたからな。正直、いなくなるのは惜しいぜ」
劾「俺は傭兵だ。依頼ではない戦いを続ける気はない」「それに少し気がかりな事もある…」
ロウ「わかったよ。自由を愛するお前を縛るなんて誰にもできねえだろうからな」
劾「俺に用がある時はサーペントテールを呼んでくれ」「お前にはブルーフレームの改修を手伝ってもらった借りもあるからな」
ロウ「そんな事、気にするなよ。俺としちゃメカがいじれただけで大満足だからよ」
風花「ロウさんって本当にメカが好きなんですね」
イライジャ「じゃあな、ロウ。カズマにもよろしく伝えてくれ」
樹里「イライジャさんと風花ちゃんもまた会おうね」
風花「樹里さんもあのメガネのお姉さんに負けないように頑張ってくださいね」
ロウ「何の話だ？」
樹里「こ、こっちの話よ！」
風花（この調子じゃロウさんに想いを伝えるのは当分、無理そうですね…）
ニコル「劾さん…あなたは僕とトールの生命の恩人です」
劾「礼など不要だ。俺はスペースマンとしてお前達を救助したまでだ」
トール「でも、劾さんが救助してくれなかったら俺もニコルも戦場であのまま死ぬのを待つだけだったよ」
キラ「僕の地球行きも助けてもらって…。あなたには感謝しています」
劾「そちらはマルキオ導師からの依頼を果たしたまでだ」
キラ「また会えますよね…」
劾「どうだろうな…。俺は俺の戦いをするだけだ」
キラ「それでも信じています。また、あなたとも会えるって…」
劾「その言葉、覚えておこう、キラ・ヤマト」
アスラン「ニコル、よく生きていてくれたな…」
ニコル「ええ…僕とトールはあの戦いで瀕死の重傷を負った状態で戦場に取り残されました」
トール「そこをあの劾さんに助けられてマルキオって人の所で治療を受けていたんだ」
キラ「二人はその時に仲良くなったの？」
トール「ベッドが隣同士だったからな。さすがに一ヶ月以上も動けない状態じゃお互いに口を利くしかなかったさ」
ニコル「色々な話をしましたよ。地球の事、プラントの事、そして、僕達の友達の事も…」
トール「話してみたら、こいついい奴でよ。俺…何だかザフトと戦うのがバカらしくなっちまったんだ」
ニコル「それは僕も同じです。その事をマルキオ導師に話したら僕達にオーブ行きを勧めてくれたんです」
アスラン「そうだったのか…」
ニコル「アスラン…僕はもう地球とプラントの戦争に加担する事はできません…」
アスラン「俺も同じだ、ニコル。今の俺達の居場所はこのノイ・ヴェルターだ」
キラ「よろしく、ニコル。僕と…友達になってくれる？」
ニコル「喜んで、キラ…」
ミリアリア「お帰りなさい、トール」
トール「心配かけてすまなかったな、ミリィ」
ミリアリア「ううん…。こうして、また会えた事だけで私、幸せよ」
ディアッカ「………」
デュオ「で、お前は影から何をこそこそ見てんだよ」
ディアッカ「べ、別に関係ねえよ！」
カトル「事情はフラガ少佐から聞いたよ。君…あのミリアリアのために僕達に協力してくれたんだよね」
ディアッカ「あのおっさん、何て事をいいやがる！」
デュオ「泣かせるねえ…。好きな女の子のために祖国を裏切ったってのによ…」「死んだと思っていた彼女の恋人が戻ってきたってわけか。こりゃキツいわ」
トロワ「どうする？ ザフトへ帰るか？」
ディアッカ「ニコルやアスランじゃねえけど、そんな気にはなれねえよ…」「戦争してるのがバカらしくなっちまったからな」
カトル「じゃあ、僕達といっしょに戦ってくれるんだね？」
ディアッカ「まあな。だが、言っておくがよ。これは俺が自分で決めた事だ！ 他に理由はねえからな！」
デュオ「わかった、わかった。よろしく頼むぜ、ディアッカ」
ムウ「じゃあな、サーペントテール。お前達の無事を祈ってるぜ」
劾「フラガ少佐…一つ聞かせてもらいたい。あなたの父親の名前は何という？」
ムウ「アル・ダ・フラガだが、それが何か？」
劾「気にしないでくれ…。昔の知り合いかと思っただけだ…」
ヒイロ「キラ・ヤマト…カガリ・ユラ・アスハの様子はどうだ？」
キラ「まだショックがひどくて部屋に閉じこもっているけど…」
ヒイロ「あの女を狙う者がいる。気をつけろ」
キラ「え…」
デュオ「ヒイロ…そいつはお前と五飛にレッドフレームを狙わせた奴と関係があるのか？」
ヒイロ「それは言えない」
カトル「なぜなの？ ヒイロはその人と決別して僕達の所に来たのに…」
ヒイロ「奴らのやり方にも一片の理はある。だから、リリーナはまだ奴らの所にいる」
キラ「リリーナって国連のドーリアン外務次官の事だよね」
ルネ「姿を見せないと思ったら外務次官殿、そんな所にいたとは…」
命「彼女は誘拐されたわけじゃないのね？」
ヒイロ「リリーナは自分の意志で行動している。心配は不要だ」
デュオ「あのお嬢さんがそこまで悩んでいるとは余程の人間って事なんだろうな」
キラ「そして、そんな人がカガリを狙っているなんて…」
ヒイロ（リリーナ…残された時間は少ない。お前の選択を俺は信じるぞ…）
地球圏エリア
ナデシコＢ／ブリッジ
ファーラ姫「私宛ての通信？」
ハーリー「はい…相手はアルテアのファーラ姫を名指しで通信を送ってきています」
黄金「アルテア星に残してきたライブルからか？」
錫石「もしかして、サブロウタさんみたいなファーラ姫のファンかもよ」
サブロウタ「考えられなくはないぜ。旧木連の人間にとってファーラ姫はまさにアイドルだからな」
ファーラ姫「ありがとうございます、サブロウタさん」
サブロウタ「いえいえ、姫…。姫のためなら、このタカスギ…身命を賭す覚悟ができております」
ハーリー「あの…そろそろ通信回線を開いていいですか？」
ルリ「かまわないからやっちゃってください」
〔モニターの開く音〕
シンクライン「久しぶりだな、ファーラ姫。俺の呼びかけに応えてくれて嬉しいぞ」
黄金「シンクライン！」
ファーラ姫「わざわざ宣戦布告？ それとも何か恫喝でもする気…！？」
シンクライン「そうではない、ファーラ姫。俺はお前達と和平を結ぶつもりだ」
ファーラ姫「和平…？ あなたが私達との戦いをやめると言うの？」
シンクライン「その通りだ。全ては宇宙の平和と繁栄のためだ」
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕
シンクライン「よく来てくれたな、ファーラ姫。俺の申し出に応えてくれた事にまずは感謝しよう」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「シンクライン…ソール１１遊星主とザ・データベースについて知っている事を我々に教えるという話…」「本当でしょうね？」
シンクライン「無論だ。奴らは我々にとって共通の敵なのだからな」「これ以上の話は我が艦にて話そう。さあ、ゴライオン…こちらへ」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「わかったわ…」
〔黄金、シンクラインへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
ハーリー「ワナですよね…どう見ても」
ルウリ「ええ、あまりにも露骨過ぎます。でも、今回は『虎穴に入らずんば虎子を得ず』です」
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
地球圏エリア
ガルラ艦隊旗艦／ブリッジ
シンクライン「よく来てくれたな、ファーラ姫。こうして間近で顔を合わせるのは初めてになるな」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「え…ええ…」
シンクライン「フフフ…通信機を通さぬと声の感じもまた違って聞こえるな」「さあ、面を上げてその美しい顔を見せてくれ」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「そんなはしたないマネはできませんわ」
シンクライン「フフフ…その奥ゆかしさもまた魅力だ」
錫石「やいやい、シンクライン！ お前、和平の話をするのか、姫を口説くのか、はっきりしやがれ！」
ホネルバ「ヒッヒッヒ…気の短い奴らじゃ」
黒鋼「妖婆ホネルバ…！ ダンマリのアニキのカタキ…」
青銅「お前だけは…お前だけは絶対に許せん…！」
ホネルバ「おお、怖い、怖い…。地球の人間は和平の席でそのように相手をにらむものかの」
黒鋼「くそっ…」
黄金（耐えるんだ、みんな…）
シンクライン「フフフ、まあいい。まずはお前達にソール１１遊星主と知の記録者について話そう」
黄金「知の記録者についてはゴライオンも警告していた…」
黄金「奴らはゴライオンを造った文明と何か関係があるのか？」
シンクライン「中々察しがいいな」「ホネルバの調べでは、この銀河には大きく分けて３つの超古代文明が存在するらしい」「その一つがアルテアやガルラ、そして、三重連太陽系を含む文明圏…」「通称、獅子座文明だ」
黒鋼「その言葉…レプリジンの守るも言っていたぜ！」
黄金「ゴライオンとギャレオンがライオンの姿をしているのは偶然の一致じゃなかったのか…！」
シンクライン「その通りだ。名が示すように獅子座文明は獅子の姿をシンボルとする」
錫石「姫が言っていたけど護の奴、眠っていたブルーライオンを目覚めさせた事もあるんだってさ」「それも獅子座文明に関係しているかも知れないね」
黄金「ソール１１遊星主がアルテアと俺達を襲ったのもそれが理由なのだろう」
シンクライン「ほう…」
黄金「同じ文明圏で造られたゴライオンにはソール１１遊星主を倒すための何かがあるのかも知れない…」
青銅「待てよ！ アルテアやガルラ本星の周りに三重連太陽系なんてのはなかったぜ！」
黒鋼「そうだぜ！ それなのに同じ文明圏だって言うのはおかしくねえか？」
ホネルバ「それについては現在も調査中じゃ」
シンクライン「だが、遊星主と我らの古代文明の間に見られる数多くの共通点は両者の源流が同じである事を示している」
黄金「シンクライン、では、残り二つの超古代文明とは何だ？」
シンクライン「一つはお前達がザ・データベースと呼ぶ知の記録者を造り上げた文明だ」
黄金「あいつらも古代から続く文明の産物なのか…！」
シンクライン「ガルラに残された文献では少なくとも１万年前には奴らの活動は記録されている」「奴らは規模こそ小さいもののその活動範囲は銀河全域に及び数千年単位で出現が確認されているのだ」
黄金「じゃあ、奴らは１万年に渡って知識を記録し続けているのか！？」
錫石「いったい何のためにそんな事をしてるんだよ！？」
シンクライン「それが奴らの使命であり、奴らはそれしか知らないからだ」
黒鋼「どういう意味だ、そりゃ？」
シンクライン「それは…」
〔ＷＡＲＮＩＮＧ〕
ガルラ兵「シンクライン様、敵襲です！ ラダムが仕掛けてきました！」
黄金「みんな、行くぞ！ 俺達も出撃だ！」
シンクライン「その必要はない」
黄金「何っ！？」
シンクライン「フフフ…ゴライオン、その力、俺がソール１１遊星主を打倒するために使わせてもらうぞ」
【シナリオデモ２終了】
サブタイトル
「記憶の底から」
【戦闘マップ２開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
キャレット「ガルラ艦、撤退シマシタ」
アカネ「あいつら、ラダムとの戦いをあたし達に任せっきりにする気！？」
ホリス「やはり、今回の同盟はゴライオンを捕らえるためのワナだったようですね」
カズマ「くっそおおおっ！ 何て汚い真似をしやがるんだ！ 許せねえぜ、ガルラの野郎！」
カトル「落ち着いて、カズマ。ワナだって事は承知の上で動いているんだから」
カズマ「何だってーっ！？」
デュオ「…馬鹿だ！ 本物の馬鹿がここにいるぜ！」
カズマ「じゃ、じゃあ…！ みんな、気づいてたのかよ…！？」
デュオ「当然だろ。あまりに見え見えだったからな」
アカネ「えーっ！？」
イーベル「本当に！？」
カガリ「くっ…それならなぜ、あいつらを行かせたんだ！？」
ミヒロ「お兄ちゃん以外にも気づいてない人、いたんだ…」
キサカ「カガリ…情けない…」
ハヤト「ユ、ユミちゃん…君って…」
ホリス「まあ、バカな子ほど、かわいいと言いますから…」
ルリ「そちらの方はファーラ姫にお任せしましょう。こちらはラダムを迎撃します」
ハーリー「１２時の方向、来ます！」
〔敵ユニット出現〕
ノアル「この程度の数なら楽勝だな。頼むぜ、Ｄボゥイ！」
ブレード「あ、ああ…」
オーガン「Ｄボゥイさん…」
アキ「みんな、気をつけてね。どこから増援が来るかわからないわよ！」
デッド「ラーサ！ …でいいんだよね、ダービット？」
ゾマー「上出来だ！ 行こうぜ、デッド！」
ブレード（俺に残された時間は後わずか…。果たして、それまでに全てのテッカマンを倒す事ができるのか…）
＜戦闘開始＞
＜敵５機以下・味方援軍１＆敵増援１＆第３軍増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
ブレード「エビル！」
エビル「久しぶりだな、ブレード。新しい力を手に入れたという話、本当のようだな」
デッド「シンヤさん、ついに自ら出てきたんだね」
エビル「…誰だ、お前は？ 俺はまがい物の負け犬に知り合いなどいないぞ」
デッド「！」
ゾマー「てめえ…デッドを利用しておいてその言い草はどういうつもりだ！」
ブレード「やめろ、ダービット。奴との決着は俺がつける…！」
エビル「そうだよ、タカヤ兄さん！ より強くなった兄さんを倒すのが俺にとって最上の喜びだからね！！」
カズマ「くそっ！ こいつの精神、どこまで歪んでやがる！」
シホミ「彼の根底にある屈折した愛情がラダムによっていびつに増大された結果よ…」
エビル「行くぞ、ブレード！ そろそろ決着をつけてやる！」
シンクライン「その勝負…手伝わせてもらうぞ！」
〔第３軍ユニット出現〕
凱「ガルラか！」
甲児「てめえ、黄金達を返しやがれ！！」
シンクライン「ハハハ！ ゴライオンとファーラ姫は俺の手の中にある！ 後はお前達を始末するだけだ！」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオデモ３開始】
地球圏エリア
ガルラ艦隊旗艦／ブリッジ
黄金「シンクライン！ やはり、和平は俺達を捕らえるためのワナだったか！」
シンクライン「俺がソール１１遊星主と知の記録者を倒そうと思っているのは事実よ」「ゴライオンはそのために使わせてもらうぞ！」
黒鋼「やり方が汚い野郎だぜ！ 知っていたけどな！」
シンクライン「何とでも言うがいい！ 負け犬…いや、負け獅子の遠吠えなど痛くもかゆくもないわ！」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「………」
シンクライン「さあ、ファーラ姫。勝者の権利だ…その唇をもらうぞ」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「いや！ おやめになって、王子様！」
シンクライン「フフフ…美しい金髪だ。その全てが今、我が物に！！」
ファーラ姫（※顔グラは影あり）「あんた…ハーレムを持ってるくせに女を見る目がねえな…！」
シンクライン「な、何っ！？」
サブロウタ「残念だったな！ ここにはファーラ姫はいねえよ！」
ホネルバ「男だと！？ 貴様、ファーラ姫に化けていたのか！」
サブロウタ「麗しのファーラ姫を悪の皇太子に渡すわけにはいかねえからな！」
錫石「やったぁ、サブロウタさん！ 伊達に金髪にはしてないぜ！」
黒鋼「それに気づかないシンクラインもマヌケだがな！」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
ガルラ兵「ホネルバ様！ 各右脳個でブルーライオンが暴れ出したそうです！」
ホネルバ「ええい、シンクライン！ 早く指示を出すのだ！」
シンクライン「あ…ああ…」
サブロウタ「男にキスしそうになったのがよほどショックだったようだな！」「…もっとも俺も同じだがよ！」
黄金「行くぞ、みんな！ 姫が暴れている間に俺達が脱出だ！」
ホネルバ「ま、待て！ 黄金！！」
黄金「ホネルバ！ 銀のカタキは必ずとる！ その日が来るのを覚悟していろ！」「そして、シンクライン！ ゴライオンはアルテアの…銀河の守護神だ！」「お前達の隙になどさせるものか！」
【シナリオデモ３終了】
【戦闘マップ３開始】
〔戦闘マップ２から継続〕
〔味方ユニット出現〕
竜馬「ゴライオン！ 無事か、黄金！？」
黄金「ああ！ 俺達もサブロウタさんも怪我一つない！」
サブロウタ「ハーリー！ 俺のエステバリスを射出してくれ！」
ハーリー「了解です！ 行きますよ、サブロウタさん！」
〔味方ユニット出現〕
〔スーパーエステバリスサブロウタ、黄金へ隣接〕
〔スーパーエステバリスサブロウタのパイロット、無人→サブロウタへ変更〕
サブロウタ「いこうぜ、黄金！ まずはここから離脱だ！」
黄金「はい！」
〔サブロウタ＆黄金、前進〕
シンクライン「逃がさんぞ、ゴライオン！」
〔黄金に爆発〕
〔サブロウタ、ルリへ隣接〕
黄金「うわああああっ！！」
凱「黄金！！」
シンクライン「ハハハハ！ 動けまい、ゴライオン！」「この重力アンカーは宇宙ウルフ以上の超重力を発生させる！ 脱出は不可能だ！！」
ファーラ姫「黙りなさい、シンクライン！ ゴライオンも私達も負けません！」
黄金「みんな、気力を振り絞れ！ ライモン王の言葉を思い出すんだ！」
黒鋼「ゴライオンの力を引き出すのは俺達５人の力…！」
青銅「ゴライオンの中に眠る力を引き出す事ができれば必ず勝てる！！」
錫石「やるよ、ゴライオン！ オイラ達、力の限りに！」
ファーラ姫「お父様！ 今ここにゴライオンの真の力を！」
黄金「吼えろ、ゴライオン！！ この宇宙を守るために！！」
〔獅子の咆哮〕
[イベントデモ「宇宙の女神」]
シンクライン「あの女神！ 宇宙ウルフを破った時にも現れたものか！」
ファーラ姫「黄金！ モニターに新たな武器の表示が！！」
黄金「行くぞ、みんな！ １００トンパンチだ！！」
〔黄金、シンクラインへ攻撃〕
[イベント戦闘「黄金vsシンクライン」]
〔シンクラインに爆発〕
シンクライン「な、何っ！？」
ガイ「くーっ！ 燃えるぜ！ 新必殺武器かよ！！」「さすがだぜ、ゴライオン！ わかってやがるぜ、燃え所がよ！」
ライモン王「見事だ、５人の勇者よ」
ファーラ姫「お父様！」
ライモン王「ゴライオンの力はお前達の決意によって引き出された」「戦え、勇者達よ。知の記録者と遊星主と我らの時空を越えた戦いに終止符を打つために」
黄金「わかりました、ライモン王。ゴライオンの力、この銀河のために使います！」
シンクライン「ええい、ノイ・ヴェルターを攻撃しろ！ ラダムは無視してかまわん！！」
黄金「行くぞ、シンクライン！ 獅子の怒りを受けてみろ！」
＜サブロウタvsシンクライン＞
シンクライン「貴様だけは絶対に許さん！ この俺をたばかった罪をその身で償わせてくれる！！」
サブロウタ「つれないぜ、皇太子様！ 俺達、キスしそうになった仲じゃないかよ！」
シンクライン「ええい、言うな！ 思い出したくもない！」
サブロウタ「俺も自分で言っててイヤになっちまったぜ！」
＜凱vsシンクライン＞
シンクライン「緑の星の遺産を使う者よ！ 獅子を持たぬお前が俺に勝てると思うなよ！」
凱「ギャレオンは無くともあいつの魂は俺の中に生きている！」「それがある限り、お前達などに屈してたまるか！」
＜ブレードvsエビル＞
エビル「嬉しいよ、タカヤ兄さん！ 俺のために新たな力を身につけてくれたなんてね！」
ブレード「その通りだ、エビル！ ブラスター化はお前達ラダムを倒すための力だ！」「俺の生命が燃え尽きるかお前達が滅びるか、どちらが先か勝負だ！」
＜アキvsエビル＞
エビル「気に入らんな、その色は！ 赤いテッカマンは俺だけでいい！」
アキ「テッカマンであることは私の誇り…！ お前達のように悪魔ではなく私は愛する者のために戦う修羅よ！」
＜バルザックvsエビル＞
バルザック「エビル！ お前には散々世話になったな！」「だが、お前のおかげで転落したエリート人生も悪くないもんだ！ そいつには感謝してるぜ！」
＜イーベルvsエビル＞
イーベル「あなたがＤさんの弟でも容赦しないんだから！」
エビル「フン…小娘め…！ 意気込みだけで勝てると思うなよ！」「お前の憧れのブレードの前で八つ裂きにしてくれる！」
＜デッドvsエビル＞
デッド「残念だよ、シンヤさん。俺…あんたの事、ちょっとだけ好きだったんだよ」
エビル「誰に向かって口を利いている？醜いまがい物風情が、この俺と対等だと思うなよ！」
デッド「今でも最高だよ、あんたは…！ そう、殺したいほどにね！」
＜黄金vsシンクライン＞
黄金「シンクライン！ お前には超古代文明の事を全て話してもらうぞ！」
シンクライン「黙れ、ゴライオン！ 俺はお前を手に入れ、その力で邪魔者共を全て消す！」「俺こそがダイ・バザールを越え、銀河の全てを握る男だ！！」
＜エビルorシンクライン撃破・敵増援２出現＞
※※エビル撃破の場合のセリフ※※
※※ブレード以外が撃破の場合、セリフ追加※※
エビル「まだだ！ 俺はブレードを倒すためにここにいるんだ！」
ブレード「エビル！！」
エビル「見せてもらうぞ！ ブラスターの力を！！」
ブレード「エビルーッ！！」
〔ブレード、エビルへ隣接〕
〔ブレード、エビルへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsエビル」]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔エビルに爆発〕
エビル「こ、これが…タカヤ兄さんの新たな力なのか…！」「勝てん…！ このままでは俺は…俺は！！」
〔敵ユニット離脱〕
バルザック「やったぜ！ あのエビルが一撃だ！！」
※※「撃龍神」の場合のセリフ※※
撃龍神（バルザック隊長、テッカマンエビルに何度も痛い目にあってるからな…）
※※「風龍」＆「雷龍」の場合のセリフ※※
雷龍（バルザック隊長、テッカマンエビルに何度も痛い目にあってるからな…）
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ホネルバ「シンクライン、ラダムが撤退した今、奴らと正面から戦うのは危険じゃ！」「ここは退くのじゃ！」
※※シンクライン撃破の場合のセリフ※※
ホネルバ「シンクライン、ここは退くのじゃ！」
シンクライン「覚えているがいい、ゴライオン！ この屈辱、必ず貴様を倒す事で晴らしてみせるぞ！」
〔第３軍ユニット離脱〕
ガイ「ガルラの奴ら、毎度の捨て台詞で帰っていきやがったぜ！」
※※シンクライン撃破の場合、セリフ追加※※
バルザック「残るはラダムか！」
エビル「邪魔者は消えた！ ブレード、ここからは俺達の勝負だ！」
ブレード「エビル！！」
エビル「見せてもらうぞ、ブラスターの力を！！」
ブレード「うおおおおおおおっ！！」
〔第３軍ユニット離脱〕
〔ブレード、エビルへ隣接〕
〔ブレード、エビルへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsエビル」]
エビル「こ、これが…タカヤ兄さんの新たな力なのか…！」「勝てん…！ このままでは俺は…俺は！！」
〔敵ユニット離脱〕
バルザック「やったぜ！ あのエビルが一撃だ！！」
※※「撃龍神」の場合のセリフ※※
撃龍神（バルザック隊長、テッカマンエビルに何度も痛い目にあってるからな…）
※※「風龍」＆「雷龍」の場合のセリフ※※
雷龍（バルザック隊長、テッカマンエビルに何度も痛い目にあってるからな…）
ホリス「ふう…何とかこちらの思惑通りザ・データベースと遊星主に関する情報を得る事ができましたね」
シホミ「ええ…これらの情報をオービットベースに持ち帰り分析を開始しましょう」
〔レーダー反応〕
ホリス「どうしたんです、キャレット！？」
キャレット「来マス！」
アカネ「来るって何が！？」
〔敵ユニット出現〕
ロウ「ザ・データベースか！」
鉄也「この間の戦艦だけじゃなく見た事のない兵器までいやがるぜ！」
アプリカント「………」
カズマ「あいつ…アリアが言っていたアプリカントって奴か…！」
アリア「見たか、馬鹿カズマ！ アプリカント様が来たら、お前なんか一撃なんだから！！」
ルリ「こちらは地球人類の意志統一機関である」「新・国連連合事務局直属の特殊部隊、ノイ・ヴェルターです」「あなた方の所属、ならびに目的を教えてください」
アプリカント「こちらは銀河系オメガ星団第１３太陽系第５惑星人の自立型機動記録プラント…」「お前達の言うザ・データベースだ。目的は銀河系のあらゆる文明の記録にある」
ホリス「律儀なお答え、ありがとうございます。どうやら、あなたとは話が通じるようです」
アプリカント「コミュニケーションの基本としてお前達の流儀に従ったまでだ。こちらから話す事はない」
カズマ「仕掛けてくる気かよ！」
アプリカント「文明の記録はお前達の戦力を奪ってからでもできる」「この太陽系が滅びる前に記録を収集しなければならないゆえに少々急がせてもらう」
アカネ「やっぱり、ザ・データベースは遊星主と組んで、太陽系を滅ぼす気なんだ！」
シホミ「あなた方が何のたっめに文明を記録するかはわかりませんが…」「地球に害を成す以上、こちらは迎撃させてもらいます」
アリア「やめてよ、お姉ちゃん！ あたしとアプリカント様といっしょに行こうよ！」
カズマ「てめえ、いい加減にしやがれ！ どうして俺の家族にちょっかいを出してきやがる！」
ホリス「私とカズマは除外されているようですが…」
アリア「うるさい、馬鹿カズマ！ お前がいるから、あたしの居場所がないんだ！」「お前を倒して、あたしはアプリカント様とお姉ちゃん達といっしょに暮らすんだ！！」
甲児「訳のわかんねえ理屈はいい加減にしやがれ！！」「てめえの妄想のためだけに俺達に仕掛けてくるってんなら相手になってやるぜ！！」
イーベル「そっちがその気ならあたし達だって本気になるんだから！」
カズマ「行くぜ、艦長さんよ！ あんたには確かめたい事があるんだ！」
アプリカント「お前にできるかな？ カズマ・アーディガン…」
＜カズマvsアリア＞
アリア「馬鹿カズマ！ アプリカント様の目の前でお前を倒してやる！」「そして、あたしはアプリカント様の本当の娘になるんだ！」
カズマ「訳のわかんねえ事をごちゃごちゃと！ 親子に本物も偽者もあるかよ！」
＜カズマvsアプリカント＞
カズマ「対艦戦ならガキの頃からヴァルストーク相手にみっちり練習してきたんだ！」
アプリカント「少しは腕を上げたようだな。だが、まだまだだ」
ミヒロ「お、お兄ちゃん！ こっちの動き、完全に相手に読まれちゃってるよ！」
カズマ「この野郎！俺の行動パターンまで既に収集済みだってのかよ！」
アプリカント「フ…お前の事はよく知っている。カズマ・アーディガン…」
＜ヒイロvsアプリカント＞
アプリカント「お前の使用する未来予測システム、研究対象に値する」
ヒイロ「こいつ…ゼロシステムの事を知っているのか？」
＜キラvsアプリカント＞
アプリカント「どうやら、この少年が研究対象４２１４４８２００３１６０２２９の技術の結晶らしいな」
キラ「え…」
アプリカント「お前をサンプルとして捕獲し，その技術を記録させてもらうぞ」
＜ロウvsアプリカント＞
アプリカント「ほう…その刀剣、中々に素晴らしい。研究対象に値するかも知れんな」
ロウ「ガーベラ・ストレートは俺の魂みてえなもんだ！」「いくら誉めてもくれてやるわけにはいかねえぜ！」
＜甲児vsアプリカント＞
甲児「艦長さんって事は敵の指揮官かよ！ じゃあ、あんたを倒してその目的と正体を吐いてもらうぜ！」
アプリカント「お前にできるかな？ 突っ込むだけでは、この私には勝てんぞ」
甲児「て、てめえ！ 人の事を知ったような口、利くんじゃねえよ！」
＜竜馬or隼人or弁慶vsアプリカント＞
アプリカント「なるほど報告通りだ。この星系の研究対象２８１１０４は微妙な変化を見せている」「その本質をまだお前達が気づいていないという事か？」
竜馬「お前達は既にゲッター線を知っていると言うのか！？」
アプリカント「無知は時に幸福である。お前達はまさにその典型だな」
＜凱vsアプリカント＞
アプリカント「緑の星の遺産を使う者よ。獅子亡き今、お前の力は既にソール１１遊星主の敵ではない」
凱「黙れ、ザ・データベース！ 遊星主に力を貸す以上、お前達は俺の敵だ！」「俺と融合したＧストーンの力がお前達と遊星主を必ず倒す！」
＜ブレードvsアプリカント＞
アプリカント「新たな力を手に入れたようだな、ラダムの支配を逃れたテッカマンよ」「ブラスター化の成功例としても極めて稀なケースだ。研究対象として認めよう」
ブレード「俺の力はラダムを倒すためのものだ！ お前達のコレクションに付き合っている時間は俺にはない！」
＜イーベルvsアプリカント＞
アプリカント「ラダム以外の知的生命体によるテックシステムの完成は中々に興味深いな」「サンプルとしてお前を捕獲する」
イーベル「エッチ！ 女の子を捕まえて何をする気よ！」
＜宗介vsアプリカント＞
アプリカント「お前の使用するラムダ・ドライバ…」「類似のシステムは他にも見られるが今回は使用者ごとサンプルとして捕獲する」
宗介「断る。兵士も兵器も戦場でこそ価値があるものだ 博物館に陳列するものではない！」
＜オーガンvsアプリカント＞
アプリカント「地球製のソリッドアーマーか」「相羽孝三もまさかイバリューダーに与えた力が、このような形で母星に帰ってくるとは思わなかっただろう」
オーガン「お前はイバリューダーとＤボゥイさんの父親の関係を知っているのか！？」
アプリカント「我らは知の記録者。この銀河のあらゆる事象を記録しているものだ」
＜黄金vsアプリカント＞
アプリカント「研究対象５０３６５３２４８１２２０３２４…」「文明のデータはコンプリートしているが、その機体はまだまだ秘密があるようだ」
黄金「やはり、ゴライオンにはソール１１遊星主を倒すための鍵が隠されているのか！」
＜アリアorアプリカント撃破・勝利条件達成＞
※※アリア撃破の場合のセリフ※※
アリア「助けて、パパーッ！！」
※※アプリカント撃破の場合のセリフ※※
アリア「逃げて、パパーッ！！」
ミヒロ「パパってあのアプリカントって人の事！？」
※※アリア撃破の場合のセリフ※※
カズマ「アリア、全てを話してもらうぞ！」
〔カズマ、アリアへ隣接〕
〔アプリカント、カズマへ隣接〕
ミヒロ「お兄ちゃん、戦艦が来たよ！」
※※アプリカント撃破の場合のセリフ※※
カズマ「あいつを倒せば、全てはっきりする！ 行くぞ、ミヒロ！」
〔カズマ、アプリカントへ隣接〕
アプリカント「かかったな」」
〔アプリカント、回復〕
ミヒロ「お兄ちゃん！ あの戦艦、まだ動けるよ！」
カズマ「デカブツの攻撃に当たってたまるかよ！！」
アプリカント「甘いな」
〔アプリカント、カズマへ攻撃〕
[イベント戦闘「カズマvsアプリカント」]
〔カズマに爆発〕
ミヒロ「きゃあああっ！」
カズマ「そんなバカな！ 回避マニューバは完璧だったはずだ！」
アプリカント「相変わらず、追い込まれると上方に逃げるクセがあるようだな」
カズマ「何っ！？」
アプリカント「とどめだ。その機体は潰させてもらう」
デュオ「逃げろ、カズマ！！」
カズマ「だ、駄目だ！ こいつには俺の攻撃は通用しねえ！」
〔モニターの開く音〕
？？？（※ジョージ）「あきらめては駄目だ！ その艦は船体下部に死角がある！ そこをつけ！」
アプリカント「食らえ」
カズマ「くそっ！ 一か八かだ！！」
〔カズマ、前進〕
〔カズマがいた地点に爆発〕
カズマ「やった…！ 何とかかわせた…！」
アプリカント「邪魔が入ったか…。アリア、後退するぞ」
アリア「は、はい！ アプリカント様！」
〔敵ユニット離脱〕
カズマ「何とか…助かったか…」
ミヒロ「でも…私達を助けてくれた人…誰だったんだろう」
カトル「どうやら、その人達が来たようだよ」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
ゼクス「ノイ・ヴェルター、大河長官の命で迎えに来たぞ」
撃龍神「トールギスIIIとトーラス！ ウインド隊長とノインさんか！」
バルザック「おいおい…お前達の隊長は俺じゃないのかよ」
プロフェッサー「ロウ、樹里…元気だった？」
ロウ「プロフェッサーもいるのか！」
樹里「じゃあ、その艦が！」
リーアム「そうです。私達の新たな艦…その名もリ・ホームです」
プロフェッサー「うちのキャプテンが皆さんにもご挨拶したいそうですので、是非、こちらへいらしてください」
アカネ「キャプテン？ その人がカズマにアドバイスを送ってくれたんだね」
カズマ「………」
ミヒロ「どうしたの、お兄ちゃん？」
ホリス「あなたも気づいたようですね、カズマ…」
カズマ「この間の砲撃…今日の戦い…。あの艦を指揮しているのはブレスフィールド・アーディガン…」「俺達の親父だ…」
【戦闘マップ３終了】
【シナリオエンドデモ開始】
地球圏エリア
リ・ホーム／ブリッジ
樹里「キャーッ！！」
？？？（※ジョージ）「………」
命「どうしたの、樹里！？」
ロウ「何だよ、でけえ声出して。ゴキブリでも出たのかよ」
樹里「だ、だって…あの人…」
？？？（※ジョージ）「リ・ホームへようこそ…。私が艦長の…」
ジョージ「キャプテン・ジョージ・グレンだ！」
凱「ジョージ・グレン…！ あのファーストコーディネイターか！」
デュオ「冗談はよせよ。ジョージ・グレンは何十年も前にブルーコスモスに暗殺されてるぜ」
ハーリー「じゃあ、こちらはそっくりさん？」
サブロウタ「しかし、本当によく似てるぜ。木連の教科書に出てくるジョージ・グレンに瓜二つだ」
ジョージ「本物だよ。ただし、身体はニセモノだがね」
ルネ「どういう事だい？ 違法サイボーグの類なら放っておくわけにはいかないよ」
ゼクス「待ちたまえ。まずはプロフェッサー女史の話を聞くんだ」
プロフェッサー「ふふふ…彼こそが木連が求めていた全人類の英知の結晶よ」
樹里「それってロウがグレイブヤードでもらったＧＧユニットの事じゃない…」
カトル「ＧＧ…まさか…！」
リーアム「そのまさかですよ。ＧＧはジョージ・グレンの事だったんです」
プロフェッサー「ＧＧユニットを蘊・奥に託したのは『ジョージ・グレン友の会』の幹部だったらしいわ」
樹里「聞いた事がある！ その人達ってグレン様の大ファンなのよね」
プロフェッサー「どういう経緯かはわからないけど…」「その彼の持っていたユニットンにはジョージ・グレンの脳が保管されていたのよ」
リーアム「プロフェッサーは彼の脳を眠りから覚ませて立体映像の身体を与えたんですよ」
ジョージ「はっはっは！ そう言う事だ！ このリ・ホームの操艦は私が担当する事になった！」「大船に乗ったつもりでいてくれたまえ！」
サブロウタ「驚いたねえ…。俺の聞いているジョージ・グレンは堅物の人格者だったんだが…」
ジョージ「ん？ 君はもしかして木星育ちの人間かな？」「木星で地球を追放された人達と出会った時には、私も随分と緊張していてねえ…」「気が動転して、彼らに間違えて『ガキ・ゲンガ』とかいうアニメのディスクを渡してしまったよ」
ハーリー「そ、そんな…美談として語られていた『伝道師』ジョージ・グレンの逸話の真相がそんな事だなんて…」
甲児「白鳥さんが聞いたら、きっと卒倒しちまうぜ…」
ガイ「ちょっと待った、ジョージ・グレン！ 『ガキ・ゲンガ』じゃねえ！ 『ゲキ・ガンガー』だ！！」
ジョージ「そう！ その『ダキ・パンダ』だ！」
カトル「もしかして、わざと間違えてません？」
ジョージ「あ、わかる？ どうだい、面白いだろ？」
カトル「は、はは…」
トロワ「………」
ヒイロ「………」
ノイン（この二人に愛想笑いを求めるのは無理か…）
ジョージ「生前の私に唯一欠けていたもの…それが『笑い』のセンスだ」「せっかく甦ったのだから今度はそれをマスターしようと思っているんだ」
樹里「………」
ジョージ「そうそう、樹里。君は私のファンなんだってね」「これからいっしょに旅をするんだ。楽しくやろうぜ、ベイビー！」
樹里「こ、こんな…」「こんな奴、私のグレン様じゃない～！！」
〔扉の開閉音〕
甲児「あれ？ そう言えばカズマはどうした？」「あいつ…ジョージ・グレンに助けられたってのに挨拶にも来ねえのかよ…」
デュオ「よくわかんねえけど、さっきホリスと難しい顔で何か話していたぜ」
カトル「彼のあんな真剣な顔…もしかしたら見るのは初めてかも知れない…」
甲児「あのアプリカントってのにやられたのがよっぽどショックだったようだな…」
地球圏エリア
ヴァルストーク／格納庫
ノアル「やったな、Ｄボゥイ！ あのエビルを蹴散らしちまうとは大したもんだぜ！」
Ｄボゥイ「………」
ユミ「すごいですね、Ｄさん！ ブラスターテッカマンって向かう所、敵なしですね！」「あたしもフリーマン司令に頼んでブラスター化させてもらおうかな！」
Ｄボゥイ「…君は誰だ？」
ユミ「え…」
アキ「どうしたの、Ｄボゥイ…！？」
Ｄボゥイ「さっきからおかしいぞ、アキもノアルも。俺は相羽タカヤだ…Ｄボゥイってのは誰の事なんだよ？」
アキ「Ｄボゥイ…あなた…」
本田「タカヤ…みな、疲れているんだよ。お前ももう休めよ」
レビン「そ、そうよ、Ｄ…タカヤ！ あたし、部屋まで送ってあげるから！」
Ｄボゥイ「いらないよ、見送りなんて。じゃ…俺は先に休ませてもらうぜ」
〔扉の開閉音〕
バルザック「どうしたんだよ、Ｄボゥイは…？ まるで別人みたいだぜ」
アキ「明るく、気さくな性格…。そして、Ｄボゥイという名前を忘れてしまったかのような行動…」「まるでテッカマンになる前の相羽タカヤに戻ってしまったみたい…」
フリーマン「恐れていた事が起きたか…」
ノアル「どういう事なんだよ、チーフ！？」
フリーマン「不完全なテッカマンであったＤボゥイは身体の組織崩壊を止めるためにブラスター化を行った…」
ユミ「で、でも！ それは成功して、組織崩壊は止まったんですよね！？」
フリーマン「だが、ブラスター化によってＤボゥイの肉体的な負担は爆発的に増加する事となった…」「彼の生命はもって後２ヶ月だ…」
アキ「そんな…！」
ノアル「チーフ！ あんた、それを知っていてＤボゥイをブラスター化したのかよ！」
ミリー「やめて、ノアルさん！ 全ては…Ｄボゥイが望んだ事なのよ…」
ノアル「Ｄボゥイが…？」
バルザック「戦わない事で組織崩壊と止めるより２ヶ月の生命でラダムと戦う事を選んだのか…」
フリーマン「そうだ…。彼の決意を聞いて、それを止める事は私にはできなかった…」
ユミ「じゃあ、Ｄさんは自分の生命をブラスター化で燃やし尽くしちゃうんですか！？」
フリーマン「彼の生命の灯火は刻一刻と弱まっていく…」「おそらく先程の記憶障害もその症状の一つなのだろう」
ノアル「チーフ！ あいつを救う方法はないのか！？」「あいつは死んじゃいけねえ！ あいつは生きなくちゃいけねえんだ！」
フリーマン「残念ながら無い…」「雷牙博士の協力によってテッカマンの生態の研究は進んだが我々にできたのは、ここまでだ…」
ノアル「く、くそおおおおっ！！ 結局、俺達はあいつのために何もしてやる事はできないのかよ！！」
レビン「ノアル…」
本田「その気持ちはわかる…。だがな…Ｄボゥイの気持ちも理解してやれ…」
ミリー「…Ｄボゥイ…自分の身体の事をみんなに黙っていてくれって言ってた…」「きっと、みんなに心配を…かけたくないんだよ…」
アキ「Ｄボゥイ…あなたって人は…」
バルザック「ノアル…俺達できる事はまだあるぜ…」
ノアル「え…」
バルザック「あいつがラダムを倒すためにその生命を燃やすって言うんなら俺達はそれを手伝うまでだ」
ノアル「バルザック…」
バルザック「俺はあいつに教えられた…。戦う事、生きる事を…」「だから、それをあいつに返すぜ。俺も命懸けでな」
アキ「わかったわ、バルザック…。私もあなたと同じ気持ちよ」
ユミ「あたしも！ あたしもです！」
ノアル「…俺達にできる事はそれだけだな。だったら、俺もやるぜ！」
フリーマン（Ｄボゥイ…確かに君は多くのものを失ってここまで来た…）（だが、忘れないでほしい。戦いの中で君が得たもの達を…）（私も戦おう。君と共に最後まで…）
【シナリオエンドデモ終了】
● No42「暁の閃光」 へ戻る
● 火星ルート／月・地球間ルート へ進む
◆ 「第２部」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦Ｗ」 へ戻る
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